2024.3.26

『自治医科大学合格』

「佐藤先生、

 自治医科大学合格しました」

「おめでとう。すごいね」

 

いつも、にこにこ笑顔の子が

最高の笑顔で伝えてくれた。

 

この子が中学生の時、

東京大学へ進学したOくんと

この子ががリーダー的存在で

クラスを盛り上げてくれた。

 

とても楽しいクラスだった。

 

この子は入塾した時、

算数があまり出来なかった。

保護者様もそれを心配していた。

 

しかし、この子は

私が言う事、全て実行した。

 

「ノートのマスに数字を揃えて」

「はい、わかりました」

 

その瞬間、マスにそろえて書いた。

 

「数字を大きく濃く書いて」

「はい、わかりました」

 

すぐに、数字を大きく濃く書いた。

 

「間違った問題は三回反復して」

「はい、わかりました」

 

次から必ず、三回反復してきた。

 

一年後、算数、数学が出来始めた。

模試も学校のテストも結果が出た。

 

中二の時、

「やったー!

 先生、五教科、一番取った」

 

最高に嬉しそうな顔を

していたことを覚えている。

 

とても、素直な子であった。

前向きで負けず嫌いであった。

 

中学校では、

厳しい部活動に所属していた。

 

どんなにしんどくても、

学校も部活も塾も休まなかった。

 

しんどさを

顔に表すことはなかった。

 

いつもニコニコ笑顔で、

涼しい顔をして勉強していた。

 

今日も元気いっぱいであった。

 

「先生、佐藤進学塾、

 やっぱり最高、もう一回

 勉強しに来てもいいですか」

 

「もう、いいわ。それより、

 今の生徒たちに教えに来て。

 生徒たち、きっと、喜ぶわ」

 

「えー、できるかな」

 

「塾長の授業よりも、

 生徒たちは絶対大喜びするよ」

 

と話して、お互い笑いあった。

本当に素晴らしい子である。

どんな苦労も、苦労と思わない。

 

どんなことが起きても、

冷静に対処、笑顔で吹き飛ばす。

此方が、元気をもらうくらいだ。

 

益々、活躍してほしいと願う。

 

さて、実は、

男の子が一緒に来ていた。

この子もかつての塾生だ。

 

立命館の理工学部は合格。

大阪公立大の発表待ちと言う。

二日後に連絡があるらしい。

 

この子には

パイロットになる夢がある。

実は、この子も面白い子だ。

 

しかし、授業中よく寝ていた。

「起きなさい」

「寝ていません」

 

「寝てたやないか」

「起きています」

 

このやり取りを何回もした。

この子の飛行機には乗らない。

 

それを言うと、

その子は笑いながら言った。

友人にも言われました。

 

ぼくは、

パイロットを目指しています。

 

親友は、

医者を目指しています。

 

親友「お前の飛行機には乗らん」

僕「お前の医者には見て貰わん」

 

と互いに言い合っています。

似た者どうしの様である。

みんな、揃って、爆笑した。

 

今日は発表待ちの為、

少しおとなしくしていた。

みんなで吉報を願い別れた。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.25

『春期講習』

新年度、

春期講習が始まった。

 

新小六の生徒は

『新小六予習』に取り組む。

計算、図形、関数を演習する。

同時にプリントで総復習を行う。

 

新中一の生徒は

『新中一予習』の終盤である。

数学は平面図形を演習している。

空間図形を行い一通り終了する。

 

新中二の生徒は

『新中二予習』である。

数学は連立方程式の計算を終えた。

方程式の利用を行い、仕上げる。

 

新中三の生徒は

『新中三予習』である。

数学は平方根に入った。

平方根の計算を全て完成させる。

 

さて、中学生は

三学期通知表評価が出揃った。

高松高校入試の内申点となる。

 

学年末テストに向けて、

皆、全力で取り組んだ。

 

納得出来る結果が出ている。

オール5前後の子も多くいる。

 

『4』の子は

『5』にする手立てを

しっかり生徒と話し合った。

 

『5』の子は

『5』を維持する手立てを

徹底して生徒と話し合った。

 

話をしていると生徒の目が

キラリと一瞬、輝く時がある。

心が通い合った瞬間である。

 

本当に良く頑張ったと思う。

安心して勉強を続けられる。

新年度がとても楽しみである。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.24

『慶應大学合格』

卒業生が挨拶に来てくれた。

 

「先生、お久しぶりです。

塾の雰囲気、矢張りいいですね。

この度、お陰様で

慶應大学商学部に合格しました」

「おめでとう。良く頑張ったね」

 

「実を言うと、

高二まで少し伸び悩みました」

「それは大変だったね」

 

「演習中心に変えたんです。

すると、伸びが鈍化しました」

「そうなんだ」

 

「高二の後半、原点に戻り

原則的学習を丁寧に行いました。

教科書を写し、演習し、再び、

教科書に戻り、本質を理解する。

そうやって、丁寧に勉強すると、

理解が深まり、勉強が楽しく

感じられる様になり、模試結果

もぐんぐん伸びて言ったんです。

感謝の気持ちしかありません」

「本当に頑張ったんだね」

 

「第一志望の慶應へ合格した時は

本当にうれしかったです」

「本当におめでとう」

 

「将来、商社マン、教師、公務員、

何になるかまだ分かりませんが、

自分の可能性を信じて、様々な

ことに挑戦したいと思います」

「ぜひ、がんばってね」

 

しばらく、いろいろと話をした。

 

高松高校へ進み、

謙虚さをなくす子がいる。

 

この子は謙虚さを持ち続けた。

感謝の気持ちも忘れていない。

 

この様な子は大学進学後、

社会に出てからも周りの

人に支えられ大切にされる。

 

謙虚さを失い、傲慢になると

多くの応援団が去っていく。

 

独りよがりになり、

すべての行動が裏目に出る。

 

謙虚さを持ち、人を思い遣る子は

大きな試練を乗り越える時、多く

の人が手を差し伸べてくれる。

 

みんなの力が結集して、

何をやっても上手くいく。

 

勉強は大切である。

しかし、勉強以上に

大切なことがたくさんある。

 

聡明な親子はそれに気づく。

頭でなく心で考えているからだ。

 

勿論、私たちも応援する。

私達の凄い数の応援団も

間接的に応援してくれる。

 

世の中には、

常識では考えられない

不思議なことがたくさんある。

 

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.23

『保護者様の気持ち』

小六生徒さんの

保護者様から手紙を頂いた。

 

「塾生全員の高松高校合格おめでとうございます。合格発表のニュースでキラキラ輝く笑顔でインタビューに応じる姿に明るい未来を想像しました。

わが子も無事小学校を卒業致しました。佐藤先生には数えきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。生徒へ向けた言葉掛け、心温まる贈り物、毎月いただくお手紙など大切に育てていただきました。

これからも先生の言葉に耳を傾け、実践し、親子共々より良く成長していきたいと思います。」

 

この様なお手紙を頂くと

本当に本当にうれしい。

 

今まで以上、

授業指導に熱が入る。

 

今年、塾生全員が、

高松高校を受験、

無事、全員、合格した。

 

実は、入試直前の三か月間

例年行う入試演習の形式を

思い切って新たに変えてみた。

 

「全員合格するにはどうするか」

 

考えに、考え抜いた。

脳が汗をかく位に考えた。

 

「数学をこうすればいい」

 

天の啓示を受けた。

気のせいかもしれない…。

 

その通りにやってみた。

少し、アレンジしながら。

 

生徒たちの反応は良かった。

 

公立入試、数学の問題は難しい。

数学がかなり得意な子でも

なかなか高得点を取得出来ない。

 

英語、理科、社会は平易だから

みんな、結構、余裕がある。

国語も十分に攻略できている。

 

毎年のことだが、

入試数学、生徒たちは

最後まで気掛かりな様子だ。

 

新たな形式に変えて

生徒の表情は明るくなった。

みんな、心に余裕が出て来た。

 

そして、全員、合格を手にした。

 

生徒たちに発破を掛ける。

保護者様にご協力を願う。

 

自分自身も限界まで挑む。

「すずしい顔をして」

 

成功してホッとした。

これからも、お子様の為に

変化を厭わず進化を続ける。

 

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.22

『記憶の定着』

記憶は曖昧である。

 

繰り返し覚えた事を

間違う事はまずない。

 

ところが、

意識していない事は

意外と覚えていない。

 

毎日、目にしている事も…。

 

「庭が綺麗になりましたね」

「あっ、気づいたんだね」

 

「はい、明るくなりました」

「そうだね、すっきりしたね」

 

この会話を聞いて、

初めて気が付いた子もいる。

 

「うわっ、ほんとだ」

 

この会話を聞いても、

まだ気付いていない子もいる。

 

「えっ、どこどこ」

 

正面の木、六本を植え替えた。

庭師さんに植え替えて頂いた。

塾庭の風景はガラリと変わった。

 

コニファースカイロケットから

トキワマンサクに樹種を変えた。

 

コニファーは近年の猛暑に

少し耐えられなかった様子だ。

申し訳ないが交代して頂いた。

 

記憶とはそんなものである。

記憶を定着させる為には

繰り返し覚える必要がある。

 

脳は睡眠中、その日に

起こった出来事を整理する。

 

繰り返し行った事は覚える側へ、

一回だけ行った事は忘れる側へ、

それぞれ振り分けると言う。

 

大切な勉強も、何気ない出来事も

一回しか行わないと全て忘れる。

拠って、復習しないと…である。

 

運動も、芸術も、勉強も、

四、五回練習した事は重要と

して深い記憶と成るそうだ。

 

 

さて、新たに

白花マンサクを植えて頂いた。

 

春になると、

真っ白な花が咲き誇る。

 

以前植えた紅花マンサクと

白花マンサクが交互に並ぶ。

紅白、おめでたい光景と成る。

 

花言葉は「幸福の再来」。

花言葉は「閃き」でもある。

佐藤進学塾にふさわしい。

 

少しだが、咲き始めている。

満開の光景がとても楽しみだ。

 

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.21

『申し訳ない気持ち』

今日、合格体験記を

渡してくれた子がいる。

 

張り切って読み始めると

段々、顔が青ざめて来た。

 

「『やる気がないなら帰れ』

と言われた時は辛かった。」

 と前半、書いてある。

 

まったく言った覚えがない。

こんな事を言うはずがない。

 

しかし、この子が書いている。

間違いようのない事実である。

 

心から申し訳なく思った。

 

 

「言った方は覚えていないが、

言われた方は必ず覚えている。

言葉選びは気をつけた方がよい」

 という様な事をよく聞く。

 

まさに、このことではないか。

本当に申し訳ないことをした。

 

「先生は僕を見放さなかった。

先生の言う通りに努力をして

結果が出た時はうれしかった。

佐藤進学塾へ行くことがその

頃からとても楽しみになった。」

 

と、後半書いてあるのを見て、

少し、ホッとした。

 

普段、

「否定語は禁止、

 肯定的な言葉を使う様に」

と言っている私の大失敗だ。

 

本人には次に会った時、

「本当に申し訳なかった」と

心よりお詫びしたいと思う。

 

反省しきりの一日であった。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.20

『神社への御礼参り』

昨日、塾生全員より

合格の報告を受けた。

 

その後、すぐに

石清尾八幡宮へ向かった。

御礼参りに向かう為である。

 

厳かな気持ちで、

仁礼二拍手一礼を行う。

 

受験に合格したこと、

無事に終えたことをお伝えする。

そして、感謝の気持ちを伝える。

 

平日の石清尾さんは

静寂な空気に包まれていた。

 

お参りして、

境内を散策すると、

清々しい気持ちになった。

 

 

帰りに、宮脇町、

参道沿いのおいしい

小さなパン屋さんへ寄る。

 

『ココモンド』

此処のパンのレベルは高い。

神戸、大阪、京都レベルだ。

 

私「こんにちは」

店主「少なくて、すみません」

 

「あるだけ、ありがたいです」

「ありがとうございます」

 

たくさんのパンを選んだ。

 

「ここのパンは本当においしいです」

「嬉しい言葉ありがとうございます」

 

店主の方は、なぜか、

頼んでないパンを袋に入れている。

 

店主「お褒め戴いたお礼です」

私「ありがとうございます」

 

 

家へ帰って珈琲と一緒に戴く。

 

珈琲はご近所、松縄町、

『クラフトマンズファクトリー』

のコーヒーである。

 

「おいしい」

思わず声が出た。

 

ゆっくりした後は、

熊野神社へ御礼参りに向かう。

 

石清尾さんは高松の氏神様、

熊神さんは松縄町の氏神様だ。

 

あと、日供をお願いしている

京都紫野、今宮神社さんへも

近日、御礼参りに向かう予定だ。

 

感謝の気持ちを込めて

神社にお礼を伝えに行く。

 

誰かに何かをしてもらった時、

感謝の気持ちを伝えることと

同じ感覚で行う様心掛けている。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.19

『「高松高校」全員合格!』

九時半から電話が鳴る。

「先生、合格しました」

 

次々と合格報告が届く。

 

高松高校受験専科として、

早くも十三年目を迎えた。

 

2023年度、

高松高校受験者八名、

全員が合格を勝ち取った。

 

佐藤進学塾生全員合格だ!

 

高松高校合格者が

『109名』と成った。

 

佐藤進学塾は

少人数定員制の進学塾である。

各学年一クラス設定としている。

 

一人ひとりに対して、

親切丁寧に指導できる。

 

同時に、小さな

集団の中で良い競争が起きる。

 

少人数制ながら、

集団授業を貫いている。

 

生徒同士の関係性を

大切にしているからだ。

 

「すごく算数が出来る子がいる」

「みんなと高松高校へ行きたい」

「気持ちが優しい子ばかりだね」

 

友人の長所を身近に感じる事で、

真剣に勉強と向き合う事が出来る。

 

さて、七名の子は

電話を掛けてくれた。

 

うち、二名の子は

十時を過ぎた為、ヒヤッとした。

 

最後の一人は、

直接、塾へやってきた。

 

「ぼく、人混みが苦手なんです。

ネットで合格を確認してきました」

 

その子らしいなと思った。

しばらく、塾で話をした。

 

最後に、

「ぼくにエールをください」

と言う。

 

最後まで、少々

あつかましい子である。

 

「出会う人を大切にしなさい。

自分の好きなことをする事は

大切だけれど、それを認めて

もらう為に、最後の最後は

人間関係が大切になるから」

と言う感じのことを伝えた。

 

此方の真意が伝わっただろうか。

少しだけ伝わった様な気がする。

ほんの少しでも伝われば十分だ。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.18

『プレゼント』

先週、中一、中二、

診断テストと学年末テスト、

成績優秀者の表彰を行った。

 

皆、全力で頑張った。

生徒一人ひとりが、

最高の結果を出している。

 

生徒の努力を褒め称え、

副賞を進呈していった。

改善点も同時に伝えた。

 

今日から、塾生全員に

プレゼントを渡していく。

 

「一年間頑張った事を褒め称えて」

 

小六生は特別に卒業祝いを贈る。

メッセージカードを添えて渡す。

 

皆、嬉しそうに受け取っていた。

新年度、一人ひとりが益々

頑張ってくれることは間違いない。

 

ハクモクレンの花が満開だ。

真っ白い花が辺りを明るくする。

生徒たちの成長を祝うかの様に!

 

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.17

『一通の手紙』

受験を終えた生徒の

保護者様から手紙を頂いた。

 

「高松高校を目指し先生の熱い

ご指導のもと、仲間と切磋琢磨

しながら勉学に励めたことを

大変うれしく思っております。

 

 学習習慣、人格形成となる

大切な時期、厳しいながらも

温かいお力添えを頂き本当に

ありがとうございました。

 

 他の生徒さんに少しでも

追いつこうと、もう一ページ、

あともう一ページと夜遅く迄

頑張っていた頃がとても

懐かしいです。」

 

最後に、

「皆さまが笑顔で春を迎えられ

ますように感謝の気持ちととも

に心より祈っています」

 と記されていた。

 

とても嬉しい手紙であった。

今、中三は卒業していない。

しかし、その気は残っている。

 

前向きな凄い気の積み重ねが

佐藤進学塾の伝統となっている。

 

その凄い気を受けて、

新中一、新中二、新中三の

生徒たちが一生懸命頑張っている。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.16

『全国模試』

来週は全学年、

全国模試を実施する。

模試には大切な意味がある。

 

1.入試の練習が出来ること

2.理解度を確認出来ること

3.偏差値と順位が分かること

 

入試の練習だからこそ、

本番のつもりで受けると良い。

 

間違った問題は、

徹底的に復習すると良い。

 

偏差値65を超える為に、

何をするか考えると良い。

 

偏差値65は

高松高校合格基準である。

 

偏差値68だと

合格可能性80%となる。

(※佐藤進学塾採用の模試)

 

入試は、

一回限りの真剣勝負である。

ところが、模試は何回もある。

 

小三は「28回」受験できる。

小五は「20回」受験できる。

中一は「12回」受験できる。

 

これだけあれば、

受験までに調整出来る。

 

特に、小学生は有利である。

練習の機会は多いほど良い。

 

先日も、ブログに書いた。

昨年の卒業生が、

小三の時、偏差値50台だった。

 

中三では、70を超えて、

心に大きな余裕ができた。

 

数学の問題を解くのが、

とても楽しそうだった。

 

目をキラキラ輝かせて

私の解説を聞いていた。

 

こういう子たちの成長を

見るのはこちらも楽しい。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.15

『国立大学合格報告Ⅳ』

第一号は

東京海洋大学だった。

 

第二号は

神戸大学医学部医学科だった。

 

第三号は

香川大学医学部医学科だった。

 

そして、今日も

国立大学の合格報告を受けた。

 

「こんばんは」

「あっ、久しぶりだね」

 

「先生、合格しました」

「それは、良かったね」

 

「香川大学法学部へ合格しました」

「おめでとう。頑張ったね」

 

「高二までは香大の医学部を

目指して勉強していました。

しかし、法律を学びたい気持ちが

とても強くなり、両親を説得して

法学部受験を認めてもらいました」

 

「それは大変だったね。

でも、自分の好きな事を勉強する

ことはとても素晴らしいことだよ」

 

「ありがとうございます。

大変だけど弁護士を目指します。

大学院進学を念頭に勉強して、

その時は地元以外の大学院受験を

両親に必ず認めてもらいます」

 

しばらく、昔の塾のこと、

高松高校の思いでをいっぱい

話して、元気に帰って行った。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.14

『かわいい花束』

小学生の子が、

かわいい花束を

プレゼントしてくれた。

 

「ありがとう」

 とお礼を言うと、

 

「お庭の花です」

 とこたえてくれた。

 

「家に花が咲いているんだね」

「今、たくさん咲いています」

 

「すごく、綺麗だろうね」

「はい、とても綺麗です」

 

「とても素敵なお家だね。

 塾の花ももうすぐ咲くよ」

「何の花ですか」

 

「桜、つつじ、まんさく、サツキ、…、たくさん咲くよ」

「楽しみにしています」

 

花や木など自然に

興味を示す子は心優しい。

 

佐藤進学塾では

心の在り方を大切にしている。

 

この様な心優しい子が

育っていることは心底嬉しい。

 

塾のテラスに花を飾ると、

教室がパッと明るくなった。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.13

『吉兆』

庭の樹々、花が満開である。

梅が桃色の花をつけている。

椿が深紅の花を咲かせている。

 

ハクモクレンも

花が咲く間際である。

 

シンボルツリーの桜も

蕾が大きく膨らんでいる。

 

平戸躑躅も

多くの蕾を付けている。

直、白と赤の花が咲く。

 

椿にはメジロが訪れる。

つがいが頻繁に飛んでくる。

 

そして、今日、

庭師さんが来てくれた。

木を植え替えていただく。

 

塾の正面は、

全てトキワマンサクにする。

赤花と白花を交互に植える。

 

霧島躑躅、

満天星躑躅も

新たに植えていただく。

 

庭が明るく、

とても賑やかである。

 

鳥のさえずりが心地良い。

吉兆であることは間違いない。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.12

『受験勉強』 

週二回、二時間、

数学授業の密度は高い。

 

新中二は、

『式の計算の利用』

の指導を完璧に終えた。

 

この単元は難しいので、

生徒が復習をしているか、

指導者側はすぐにわかる。

 

「中二で受験の勝負が決まる」

 

最初が肝心であることを

いつも、しっかり伝える。

皆、賢いので分かっている。

 

成績上位者は、

中三になると同時に

本気で受験勉強を始める。

 

拠って、そこから

頑張っても差はつかない。

 

頑張っても、出来る子と

更に差が開いていくばかりだ。

 

『42.195㎞フルマラソン』

を思い浮かべるとよく分かる。

 

前半、差はつかない。

折り返し地点辺りから

徐々に差が付き始める。

 

後半、先頭集団は

大きく他者を引き離す。

 

その後、

先頭集団はそのままゴールする。

 

先頭集団での競争はあるが、

後続集団からの逆転はない。

これが、受験とよく似ている。

 

大切なのは『今』である。

 

中三の冬、佐藤進学塾塾生は

「高松高校を受験したい」

と皆、必ず言う。

 

1.内申点200㌽

2.診断テスト210点

3.模試偏差値65㌽

 

この三点が最低限必要になる。

 

佐藤進学塾でも、診断テストの

合計が30点以上伸びる子がいる。

 

昨年、中二で

183点を218点に伸ばした子がいる。

 

しかし、驚く位に

努力して勉強した結果である。

指導力云々とは、別次元の話だ。

 

212点の子が、215点になり、

211点になり、220点と成る。

 

228点の子が、235点になり、

232点になり、238点と成る。

 

こういう推移の子が殆どだ。

 

驚く位に努力をしているが、

本人は努力と思っていない。

勉強を愉しむ余裕があるからだ。

 

受験生として、

あたりまえ位に考えている。

 

そういった前向きな子たちを

徹底して応援する進学塾である。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.11

『「医学部医学科」現役合格』

二人の卒業生が訪ねて来た。

二人とも笑顔である。

 

「先生、久しぶりです」

「二人共、合格したんだね」

 

「はい、合格しました」

「良かったね」

 

「私は、神戸大学の

医学部医学科へ合格しました」

「おめでとう」

 

「私は香川大学の

医学部医学科へ合格しました」

「おめでとう」

 

二人とも現役である。

相当、頑張ったのであろう。

 

しばらく、いろいろ話をした。

 

中学時代、二人は同じ中学だった。

その時、あまり接点はなかった。

寧ろ、二人には少し距離があった。

 

一人は、常に総合一位であった。

すごく勝気な子であった。

平常心を保つ子であった。

 

もう一人は、常に一桁だった。

マイペースな子であった。

話が面白い子であった。

 

二人の性格は正反対である。

 

その二人が、

高校で同じ部活に所属した。

理系へ進み同じクラスになった。

 

それから二人で競い合って

常に勉強する様になったという。

 

まさに切磋琢磨し合って!

 

また一人、

そしてもう一人、

 

佐藤進学塾の卒業生から

社会に貢献する

医者の卵が誕生した。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.10

『全国模試』

3/18(月)より、

全国模試週間である。

 

実力問題集を配布した。

丁寧に仕上げてほしい。

塾テキストも復習するとよい。

 

余裕がある子は

参考書を勉強しておくとよい。

 

目標は、全科90点突破だ!

 

且つて、

中学生との会話である。

 

「私、小四の時、

偏差値が50台だったんです」

「えっ、そうだったかな」

 

「その時、偏差値の

意味が分からなかったんです」

「それは、そうだろうな」

 

「でも、小五になって、

これではだめだと思いました」

「大切なことに気づいたね」

 

「それから頑張って、

偏差値60台に伸ばしたんです」

「頑張ったことを覚えてるよ」

 

「今では、偏差値70を超える

様になって本当に良かったです」

「本当に良く頑張ったね」

 

この子は受験前、

発展テキストの問題に

いつも真剣に挑戦していた。

 

それが終わると、

参考書を読み込んでいた。

 

自分で考えて、

自分のペースで勉強する。

 

自ら能動的に学習する。

これこそが、

真の受験勉強であると言える。

 

今、高松高校で頑張っている。

勿論、上位成績を取得している。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.9

『惜しい!』

「結果、どうだった」

「二位でした」

 

「そうか」

「数学をミスったんです」

 

「数学は実力十分だったね」

「不注意なミスをしました」

 

「どのような間違いかな」

「証明の時、仮定と結論を…」

 

「しかし、良く頑張った」

「ありがとうございます」

 

新中三生との会話である。

 

この子が小学生で入塾した時、

塾授業についてこれなかった。

 

他の子が、10問解く間に、

2、3問しか解けなかった。

 

悔しそうな顔をしていた。

 

「先生、どうしたらいいですか」

「気にしなくていいよ。

 復習して解けるようにしよう」

 

その子は素直に復習を続けた。

私も復習ノートの添削を続けた。

 

それでも、

他の子には追い付けない。

 

しかし、

一生懸命、諦めずに頑張った。

 

中一の時、結果が出なかった。

それでも私が言う通り復習した。

 

中二で良い結果が出始めた。

ついに、上位十位内へ入った。

 

「ぼく、一位を目指します」

「そうか、頑張れよ」

 

その日から集中力が上がった。

此方も細かい指示を出した。

それを愚直に守った。

 

塾には総合一位の子がいる。

その子も声を掛けてくれる。

 

残念だが、

総合一位はおあずけである。

 

それは、

次の楽しみへと変わった。

 

「先生、ありがとうございます」

いつも大きな声で言ってくれる。

感謝の気持ちが強い子である。

 

佐藤進学塾には

私の指示通りに正しい努力をして

素晴らしい結果を出す子がいる。

 

一人や二人ではない。

十人も、二十人もいる。

 

素直で前向きな子に

正しい努力の仕方を

一人ひとりへ的確に伝える。

 

それを素直に実行へ移して

復習する子は凄い結果を出す。

それは大きな自信へと変わる。

 

一日当たり、家庭学習の

時間は二、三時間である。

長時間、だらだらやらない。

 

それで、確実に結果を出す。

 

素直な子に真剣に向き合い

誠心誠意、熱く指導を行う。

 

親にも子にも迎合しない。

尖った個人塾であり続ける。

(登記上は法人であるが)

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.3.8

『中学「予習」授業』

新中一、数英予習が進む。

『方程式』が完成した。

来週から『関数』へ入る。

 

小学校で習った、

決まった数字が

『a』に変わるだけだ。

 

それが分かれば、

負の数に気を付けて

計算するだけである。

 

100%分からなくていい。

70~80%分かる様に

復習する努力をしてほしい。

 

10問中、8問正解すればよい。

毎日、一時間復習すればよい。

 

分からない時は、

解答解説書を読めばよい。

 

中一の子に訊いてみた。

「方程式、どうだった」

 

「とても楽しかったです」

「復習すると出来ました」

「文章題は小学校と同じです」

「もう少し復習したいです」

「方程式はおもしろいです」

 

 

新中三、数英予習が進む。

 

『因数分解』へ入った。

展開公式は習得した。

それを反対に考える。

 

因数分解はパズルの様で楽しい。

 

新受験生ゆえ、

100%分かる必要がある。

120%分かる位努力をしてほしい。

 

高松高校へ合格する為には、

その位の強い気持ちが必要だ。

此方も完璧な授業指導を行う。

 

素直に復習する子たちを

私たちは最大限に応援していく。

 

※全学年、定員まで僅かです。

(『新中一』は予約待ちです)

2024.3.7

『小三生の大きな成長』

うれしい手紙を頂いた。

 

「最近、『塾が楽しい』という

様になりました。また、忘れ物

をしないように自分でチエック

リストを作り部屋に貼っており、

良い変化が訪れたことにとても

驚いています。

 

私たちも出来る事をやっていこう

と部屋の使い方を変えてみたり、

小学生新聞を購読してみたり、

図書館で本を借りてみたり、

いろいろ試しているところです。

 

宿題がスムーズに仕上がったり、

家族で新聞の内容について話し

たり、有意義に時間を使う事の

気持ち良さを感じています。」

 

小三、小四、

平常授業は週一回である。

学習の核と為る事を願っている。

 

週一回ゆえ、

二時間の授業には熱がはいる。

 

小さい子は躾も大切である。

勉強だけ出来てもダメだ。

私は、其処は迎合しない。

 

「返事してね」

「お礼を言おうね」

「姿勢を正してね」

「椅子に深く座ってね」

「靴は並べてね」

「先生の目を見て聞こうね」

「心をこめて字を書こうね」

「ゆっくり文章を読もうね」

 等々の声を掛ける。

 

授業指導の内容だけでなく、

他にも伝えることが山程ある。

それらを丁寧に伝えていく。

 

その気持ちが伝わると嬉しい。

 

最後に、

「この一年『熱く』ご指導頂き

 ありがとうございました。」

 と書かれていた。

 

※全学年、定員まで僅かです。

(『新中一』は予約待ちです)

2024.3.6

『新中二』

新中二、

数英の予習を続ける。

 

数学は

『式の計算の利用』を終えた。

 

等式の変形は、

コツを掴めば簡単だ。

 

説明(証明)は、

型を覚えると良い。

 

(例題)

偶数と奇数の和は奇数になる。

このことを説明せよ。

(解答例)

 m、nを整数とすると、

偶数は2m 、奇数は 2n+1 と表せる。

 

和は

  2m+(2n+1)

=2m+2n+1

=2(m+n)+1

 

m+nは整数なので、2(m+n)+1 は奇数である。

よって、偶数と奇数の和は奇数になる。

 

1.ことばを文字式で表す

2.文字式の和を計算する

3.説明することを結論付ける

 

図形は概形を書いて、

公式を利用して計算する。

 

式の計算は出来て当たり前、

式の利用の単元で差がつく。

完璧に仕上げてほしい。

 

もう一回、

練成問題を演習する。

その後は連立方程式へ進む。

 

入試まで、あと二年である。

 

新中二の一年間が大切である。

中三、一年間は差がつかない。

上位受験生全員が頑張るからだ。

 

新中二を

本気で取り組む子が栄冠を掴む。

最後に逆転など99%起こらない。

 

聡明な生徒と親はわかっている。

 

※全学年、定員まで僅かです。

(『新中一』は予約待ちです)

2024.3.5

『卒業の日』

出会いは風のようで

別れは雨のようで♬

 

受験生の塾授業最終日だ。

一時間目「国語入試演習」

二時間目「数学探求問題演習」

 

土、日に入試実践演習を実施、

全カリキュラムが完成した。

 

全員、最後まで通塾してくれた。

皆、仕上がりは最高である。

自信を持ち、試験に臨むと良い。

 

出来る限りの事を行った。

やれる限りの事を行った。

 

本当に、本当にありがとう。

感謝の気持ちで溢れている。

 

 

卒業生たちが

最後にホワイトボードへ

メッセージを残してくれた。

 

塾長、副塾長の顔が

真ん中に大きく書いてある。

 

「巧い。似ている」

思わず、声が出た。

 

この子に、このような

才能があったなんて!

 

それを見て一人の子が言った。

「色々思い出して、涙が出そう」

 

少し、フレッシュな感じに

私達の絵を描いてくれている。

 

一人ひとりのメッセージを

ありがたく読ませてもらった。

風のような出会いを思い出す。

 

※全学年、定員まで僅かです。

(『新中一』は予約待ちです)

2024.3.4

『ピアノリサイタル』

市原風太(いちはらふうた)

ピアノリサイタルが行われる。

 

中央小、木太中、高松一高

出身、地元の子である。

 

2024.3.31(日)

穴吹学園ホール(旧高松テルサ)

会場13:30

開演14:00

 

全席自由席

一般2,000円

中高生以下1,000円

 

主催・お問合せ

市原風太ピアノリサイタル実行委員会

後援

ヤマハミュージックリテイリング高松店

 

(上記、告知にあたり

 本人、保護者様の許可を得ている)

 

 

かつて、高松一高音楽科へ

進学した塾の卒業生がいる。

 

現在、愛知県立芸術大学音楽部

器楽専攻ピアノコース在学中。

 

同大学院音楽研究科博士課程

鍵盤楽器領域進学を決めている。

 

第35回、第36回、

香川ジュニア音楽コンクール高校

ピアノA、B部門共に金賞受賞、

同コンクール

グランプリ大会グランプリ受賞、

他、総務大臣賞等各種賞を受賞。

 

令和元年度、高松市より

教育文化振興会表彰を受ける。

 

 

小三より、

佐藤進学塾へ通っていた。

 

高松一高を

目指して学業とピアノを両立した。

 

平日は高松で

休日は西宮まで

ピアノを習いに行っていた。

 

今本格的に器楽を学んでいる。

大学生になり、塾へ来てくれた。

楽しそうに愛知での生活を語った。

 

感受性が更に豊かになり、感性が

研ぎ澄まされていることを感じた。

 

※全学年、定員まで僅かです。

(『新中一』は予約待ちです)

2024.3.3

『入試実践模試』

入試実践模試が終わった。

中三は残すところあと一日、

塾カリキュラムは完成する。

 

佐藤進学塾の感想を訊いた。

小四、小五から通う子が多い。

 

「最初はいくらやっても、

良い結果は出ず、諦めそうに

なりました。

 

しかし、先生の言う通りに

学習を続けていくと二年を

経過したあたりから模試の

偏差値が上がり始め、同時に

勉強が面白いと感じられる

様になりました。

 

中学校で五教科総合一位を

始めて取った時はとても

嬉しかったです。」

 

一人の子が言ってくれた。

 

 

「授業の時に行うスピーチが

始めは上手く表現できません

でした。

 

友達のスピーチを聞き、

いろいろ工夫して表現を重ねて

いくと自分の気持ちが上手く

皆に伝わる様になりました。

 

その頃、友人と話をする事が

とても楽しくなりました。

また、自分の考えをうまく

まとめる事が出来るように

成った感じがします。

 

テストの記述問題にも上手に

対処できるようになった事を

覚えています。」

 

みんな、自分の思いを懸命に

伝えてくれた。

 

あと一日、

本気で授業指導を行う。

最後の最後まで応援する。

 

※全学年、定員まで僅かです。

(『新中一』は予約待ちです)

2024.3.2

『感染症対策』

佐藤進学塾では、

感染症対策を続けている。

 

1.授業時マスク着用

2.入室時の手指消毒

3.教室内の常時換気

 

以上、今でも行っている。

 

教室内で

食事は軽食でも禁止、

お菓子など論外である。

 

もちろん、

水分補給は認めている。

 

自分自身、外食時は

個室を利用している。

食事は極力静かに戴く。

 

少し、残念な感もある。

しかし、そこまで気を配る。

 

 

生徒さん、保護者様には、

様々な考えの方がおられる。

 

中でも、そういった事に

とても気を遣われている

心配りの細やかな方が多い。

 

その様な方が安心して

学習できる環境を守りぬく。

 

 

今日は、

香川県公立高校

入試実践模試を実施した。

 

今、実践演習は

午前と午後を分けている。

 

土曜日、午前の部を行う。

午前九時~午後一時まで、

三教科の入試問題を実施する。

 

日曜日に午後の部を行う。

午後一時~午後四時まで、

二教科の入試問題を実施する。

 

入試時間に合わせて行う。

入試当日の注意点を伝える。

入試を想定した総仕上げだ。

 

途中、昼食はとらない。

途中、友人と話をしない。

静謐な環境下で実施する。

 

少し無機質だが、

生徒の健康面を優先している。

 

この甲斐あって、

昨年までの三年間、

皆、体調万全で受験できた。

 

そして、輝かしい栄冠を掴んだ。

 

 

佐藤進学塾では、

感染症対策一つとっても

ここまで考えて行っている。

 

学習面に関しては、

推して知るべしである。

 

※全学年、定員まで僅かです。

(『新中一』は予約待ちです)

2024.3.1

『心温まる手紙』

「先生、母からです」

「ありがとう。あずかります」

 

保護者様より手紙を戴く。

 

「いつも心のこもった指導、

ありがとうございます。

 

診断、学年末テスト、

心身とも明るく元気に

終えることができました。

 

これまで続けてきたことを

信じて受験を過ごすことが

できればと思っています。」

 

最後に、

「中三の皆様、応援しています」

 と書かれていた。

 

お子様のこと、

佐藤進学塾のこと、

そして、受験生のことを

お考えになられている。

 

我が子のことだけではなく、

周り皆のことを慮っている。

ありがたいかぎりである。

 

さて、

生徒とテスト結果を基に、

私が一人ひとりと話している。

 

それをお子様が家の人に話し、

内容を共有している家庭も多い。

 

穏やかに、

親がお子様の話を聞いている。

 

お子様は親に、

丁寧に先生との話を伝えている。

 

『塾長⇔生徒さん⇔保護者様』

 の関係を大切にしている。

 

この関係性を築いている

ご家庭のお子様の成績は良い。

 

お子様の心が

安定しているからである。

 

さて、

来週は公立高校入試である。

 

新中三生は、

一年後に入試を

迎えるということだ。

 

ちょうど、一年後である。

 

新中二、新中三は

数英予習授業を実施している。

 

テストが終わった今こそ、

本気で勉強すべきである。

 

今、やっておけば、

テスト前は楽に仕上がる。

 

次回、中間テストは五月だ。

拠って、今の時期は気が緩む。

 

こういった時期に、

出来る子は集中して勉強する。

 

1.『テスト』の間違い直し

2.新学年『予習授業』の復習

3.『全国模試』へ向けての学習

 

この時期、時間があるから、

丁寧に学習する事が出来る。

 

テスト前に慌てて、

長時間勉強しても無駄である。

 

今の様な時期に

集中してやることが大切だ。

 

出来る子は、

三時間集中して学習している。

 

結果を出したければ

「今、やるべき」である。

 

佐藤進学塾は、

今、本気で予習を行っている。

 

それは、聡明なお子様、

保護者様には伝わっている。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.2.29

『新年度生徒募集』

佐藤進学塾は、

『高松高校受験専科』である。

 

塾長が理数系、副塾長が文系を

担当、指導レベルの高い専任の

教員が責任を持って指導を行う。

 

小中学部、全科目を指導する。

 

特に、小学部は算数と国語に、

中学部は数学と英語、理科に

力を入れて指導を行っている。

 

今年度からは

小5、小6の『英語教育』、

小6の『数学教育』を行う。

 

将来、医学部中心に理系へ

進学希望する生徒が多いからだ。

 

その為に

高松高校は最適な進学先と考える。

 

医学部進学を目指す勉強、

高松高校への上位合格を前提に

ハイレベルな指導を行っている。

 

実際、高松高校卒業後、

医学部へ多くの子が進学、

医学の勉強を行っている。

 

京都大学、大阪大学、神戸大学、

岡山大学、自治医科大学、

香川大学、島根大学、熊本大学、

高知大学、徳島大学、愛媛大学

等々へ進学している。

 

現場で医師として、

活躍し始めた子も多い。

 

国立大学の薬学部、理学部、

工学部、農学部への進学者も多い。

 

自分の目標に向かって、

一人ひとりが突き進んでいる。

 

塾に興味、関心のある方は、

是非ご連絡頂きたいと思う。

 

新中一は定員に達した。

現在、予約待ちである。

 

三月末、一旦募集を締め切る。

そして、新年度授業へ専念する。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.2.28

『肯定的な言葉』

佐藤進学塾では

否定語禁止である。

 

お子様だけでなく、

保護者様にもお願いしている。

 

否定語を発する子は、

勉強が出来る様にならない。

 

「出来ない、分からない、無理」

 など言うと、

 それを脳が真実と受け止める。

 

肯定的な言葉を発する子は

とても、表情が明るい。

 

「出来る、分かる、頑張る」

 と言う子は、

 本当に出来る様になる。

 

 

この時期、テスト結果をもとに

家庭では様々な話しが行われる。

 

どんな結果であっても、

「よく、がんばったね」

 と、まずは声を掛けてほしい。

 

皆、頑張ったのは事実である。

 

テスト結果に、良いも悪いもない。

その時点での学力が

単に数値化されただけである。

 

テスト自体、

大いに問題がある場合もある。

 

問題を精査して、

冷静に判断しなければならない。

 

「良くない結果だな」

 という教科が

 見つかった時はチャンスである。

 

問題点が見つかったわけで、

改善する機会が到来したのだ。

 

その方法を、教科書、辞書、

参考書を調べて考えるとよい。

 

いつも、全教科100点

などという子はいない。

 

最高の結果を出す子は、

そして、その保護者様は

そういう考えをしている。

 

ピンチをチャンスと捉え、

徹底的に間違いを直している。

 

 

随分と昔の話になる。

ブログで何回も伝えた。

 

附小期末テストの社会で

53点を取った子がいた。

他はすべて80点以上である。

 

数字だけを見ると「53点」

というのはショックである。

 

保護者によっては

激怒される方もおられる。

 

この親御さんは

試験を精査してから、

丁寧に連絡をくださった。

 

「どうも、歴史が弱いようです。

 本屋さんに行って、歴史まんが

 と小説を一緒に買い求めました。

 来月は『正倉院展』を訪ね、

 本物に触れてきたいと思います。

 先生、今後ともご指導の程、

 どうぞ宜しくお願い致します」

 

この親御さんのお子様は

後に東京大学へ進学された。

今は法曹界で活躍されている。

 

親御さんの肯定的な考えと

言葉がお子様を成長させる。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.2.27

『読書』

「最近、本、読んだ」

「はい、読みました」

 と話が続くとうれしい。

 

様々な話題で盛り上がる。

他の子たちも、

楽しそうに話を聞いている。

 

「佐藤進学塾は楽しい」

 と言われる所以でもある。

 

本を読む子は『読解力』が高い。

長い文章に接しているからだ。

 

本を読む子は『語彙力』が高い。

多くの活字に接しているからだ。

 

本を読む子は、心豊かである。

主人公の気持ちに寄り添い、

多くの事を想像するからだ。

 

 

本を読む子が、

学力が高いとは限らない。

 

しかし、

学力が高い子は読書家である。

 

寝食を忘れて

読書に没頭する子は、

勉強が出来るように成る。

 

そして、学力は飛躍的に伸びる。

 

時々、保護者様から

この様な相談を受ける。

 

「先生、子どもが本ばかり

 読んで勉強しないんです」

 

私は、こう答える。

「素晴らしい事です。

 好きなだけ、

 本を読ませてください」

 

この様な子は勉強し始めると、

凄い集中力で勉強をし始める。

 

その時が来るのを、

安心して待っていればいい。

 

本が好きな子は幼少の頃、

親から本や紙芝居の

読み聞かせをしてもらっている。

 

本が好きな子は

親も読書の習慣がある。

 

リビングでは家族が

いつも本を読んでいる。

 

本を多く読む子は、

様々な文章を正確に理解する。

 

拠って、短時間で多くの

内容を理解する事が出来る。

 

結果、集中力が高くなり、

密度の高い勉強が出来る。

 

二、三時間、ピシッと

集中して勉強、結果も出す。

 

それが分かっているから、

無駄な時間を過ごすことはない。

 

親も子に

「早く、寝ましょう」と声を掛け、

健康管理に気をつけておられる。

 

 

「何より、読書を愉しむ人と話をすると楽しい」

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.2.26

『最初が肝心』

全力でスタートを

切る子は勝利を掴む。

 

あとで頑張っても

追いつくことは難しい。

 

逆転に見える様な

出来事がたまに起こる。

 

珍しいので、

その様な話に人は飛びつく。

 

しかし、

聡明な人は見向きもしない。

 

さて、

小六は『方程式』である。

全ての計算手法を指導した。

 

移項は、各自

出来るようにしておこう。

 

「どうかな」

 と訊くと、

 

「答がパッと出るから楽しい」

 と答えてくれた。

 

中二は、数英ともに

中三内容の予習に入った。

リズム良く進めていく。

 

丁寧に復習していくと良い。

 

数学は計算すべてを

三月までに予習する。

 

展開、因数分解、

平方根、二次方程式である。

 

四月からは

二次方程式の利用を指導する。

 

もう一度、言っておく。

「最初が肝心である」

 全力で頑張ろう!

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.2.25

『シン「佐藤進学塾」』

これからの世の中、

頭が良いだけではAIに負ける。

 

「シンギュラリティー」

 と言う言葉をよく耳にする。

 

即ち、術的特異点は、

80年代に多くの研究者が

使う様になった言葉である。

 

人間と人工知能の

臨界点を指す言葉だ。

 

つまり、人間の脳レベルの

『AI』が誕生する時点を表す。

 

AIが人間を超える、

と考えるのは早計である。

 

AIは人間と協調する為に

活用されると考えられる。

 

AIの発展による

DXが起こることに拠り、

人間の在り方も本質的に

変わる状況が予測される。

 

 

新年度、進学塾小学部の

カリキュラムを大きく変える。

 

旧態型の進学塾に

ありがちな四科目指導から、

 

「数・算・英・国・理・社」

六科目完全指導へと変える。

 

将来、国立大学の

医学部、歯学部、薬学部、

理学部、工学部等を目指す子の

理数系センスを磨き上げる。

 

高松高校で伸びる子は

小中学校時点で理数系科目の

理論概念の根底を理解している。

 

文系科目の読解力、語彙力、

文法力を完璧に身に付けている。

 

進学塾、専任教員である

塾長が理数系、副塾長が文系、

全科目、責任を持って指導する。

 

「高松高校合格後の将来

 の事を考えて、大切な

 お子様の為に指導を行う

 格式高い静謐な進学塾」

 

であることをご理解願う。

旧態依然の進学塾から進化する。

 

佐藤進学塾設立二十年を超えた。

さらにより良い教育を提供する。

 

時代の変化はスピードを増す。

五年後にはスタンダード化する。

 

ちょうど、

お子様が高松高校進学時である。

そこまで考え、徹底指導を行う。

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.2.24

『入塾面談』

毎週、土曜日は、

新年度入塾面談日である。

 

生徒一人当たり、

「80分」を確保している。

 

1.適性検査「30分」

(保護者との二者面談)

 

2.学習相談「40分」

(保護者、生徒との三者面談)

 

3.事務連絡「10分」

 

塾の指導について、

丁寧に説明させて頂く。

 

お子様の様子を、

しっかり聞かせて頂く。

 

保護者様のお考え

について確認させて頂く。

 

土曜日、生徒さん三名

面談、心をこめて行う。

 

お待たせする事はない。

 

此方の配慮を理解戴き、

大切なお子様の三者面談に

ご参加される方が多い。

 

その様な保護者様とは、

面談で話がスムーズに進む。

 

我が子のことだけでなく、

相手の事も考えているからだ。

 

 

佐藤進学塾は

『高松高校受験専科』である。

 

合格させる為だけの

テクニックを教える塾ではない。

 

社会貢献が出来る

人間を育てる塾である。

 

人の気持ちが分かる

心と頭を育てる塾である。

 

その為の学力を最大限に

伸ばす指導を行う塾である。

 

「高松高校合格後の将来

 の事を考えて、大切な

 お子様の為に指導を行う

 格式高い静謐な進学塾」

 

であることをご理解戴きたい

 

※全学年、定員まで僅かです。

2024.2.23

『応援・第八弾』

今年は次々に

受験生の応援団がやって来る。

 

なんと、第八弾である。

 

佐藤進学塾、

伝説の○○姉妹が来てくれた。

 

「受験生の皆さんに」

と言って、袋を渡してくれた。

 

「ありがとう」

と受け取り、近況を聞く。

 

姉は香川大学医学部医学科の

三回生になるという。

 

医学の勉強とダンス部の部長を

両立、充実した日を過ごしている。

 

妹は東京文京区にある

国立お茶の水女子大学文教育学部で

舞踊の研究分野について学んでいる。

 

幼少期からやっていたバレエとは

体の使い方、作法等全くちがうが

それが新鮮でおもしろいと言う。

 

初めての一人暮らし、

東京での新たな生活、

大変であるが、楽しそうだ。

 

 

二人とも姿勢が美しい。

 

 

「いつからバレエ、やってたの」

「二人とも、三歳からです」

 

なるほど、美しいわけである。

 

 

姉は、附属中期末テストで

且つて、総合一位を取った。

 

いつも、上位成績だが、

なかなか、一位は取れなかった。

 

期末テストの日に台風が来た。

台風により、試験は延期となった。

みんな、少し間延びしてしまった。

 

「先生、何をすればいいですか」

「間違った問題を再度調べよう」

 

素直にやり切った。

そして、総合一位を始めて取った。

それから成績は驚く位に安定した。

 

 

妹は診断テストが伸び悩んだ。

肝心な時に、200点を割り込む。

緊張し過ぎるからであった。

 

ノートを見ると、

やるべきことはやっていた。

 

「よし、高松高校受けよう」

「はい、全力でやります」

 

他の塾生の応援もあり、

見事、高松高校へ合格した。

母も泣いて、喜んでおられた。

 

 

姉は今一番勉強していると言う。

受験勉強は終わりが見えたが、

医学の勉強は限りがないと言う。

 

「次は綺麗なお姉さんも一緒に」

 と言うと、

 

「はい、一緒に来ます」

 と姉妹は元気に帰って行った。

 

 

受験生に渡そうと、

神社さんの袋を開けると、

大きな木札が出てきて驚いた。

 

湯島神社の御祈祷を受けた木札で

佐藤進学塾 生徒一同 と

神職に拠る揮毫がなされている。

 

早速、教室へお祀りする。

 

中三の子が来ると驚いていた。

「どうしたんですか」

「応援第八弾が来てくれたよ」

 

入試演習前に、

姉妹のかつての話をした。

 

一人の子がぽつりと言った。

 

「今度は、私が応援できる番

 になることができるように

 受験、全力で頑張ります」

 

今年の受験生はついている。

 

※新中三は定員まで、

 あと「一名」です。

2024.2.22

『小四・算数』

小四平常授業、終盤を迎えた。

今週は『わり算』の単元である。

小数のわり算である。

 

わる数は「2けた」である。

拠って、少し時間が掛かる。

 

1.仮の商を立てる

2.わる数と商をかける

3.わられる数からひく

 

この繰り返しである。

リズムが整ってきた。

皆、正確に計算出来ている。

 

「素晴らしい」

一年間の努力の賜物である。

 

文章題は『割合』を使う。

まず、題意を関係図に表す。

もとにする量→くらべる量

 

「くらべる量÷もとにする量」

何倍になるか、求められる。

 

問題の文章を音読する。

もとにする量を見つける。

関係図に表し数値を書き込む。

 

皆、集中して解いている。

 

ノートが整ってきた。

ノートが整うと正答率は上がる。

 

ノートの状態は

脳の状態を表しているからだ。

 

ノートが整っているという事は、

頭の中も整理されて整っている。

 

右手に鉛筆を持つ。

左手にものさしを持つ。

マスに合わせて数値を書く。

 

これを守る事で、

正答率は大きく上がる。

計算するスピードも上がる。

 

小四で、

算数の「型」を身に付ける。

 

正しい型を身に付けて、

正しい努力を行うことで

算数の実力は飛躍的に伸びる。

 

※新小5は定員まで、

 あと「一名」です。

 (四月開講) 

2024.2.21

『テスト対策完成』

一月上旬から

診断テスト対策を行った。

 

二月上旬から

学年末テスト対策を行った。

 

そして、明日、

木曜日にテストが終了する。

 

二か月間、

本当に良くがんばった。

週末はゆっくり過ごすと良い。

 

来週からは

新年度予習講座と成る。

数学と英語の予習を行う。

 

テキストは準備出来た。

気持ちを切り替えて、

新しいスタートを切ろう!

 

何事も、最初が肝心である。

 

※新中二・新中三も来週より、

『新学年予習講座』に入ります。

 定員まで「一名」の募集です。

2024.2.20

『予習授業』

佐藤進学塾は

予習形態の授業である。

それを復習すれば力は付く。

 

必ず、結果も出る。

 

現在、小六の子たちは、

中学数英予習を行っている。

 

数学は正負の数、

そして、文字式を終えた。

本日、『方程式』に入った。

 

とても興味深そうに

授業を聞いている子がいる。

 

すごく楽しそうに

問題を解いている子がいる。

 

自分のペースを

大切にすると良い。

 

分からない時は、例題に戻る。

それでも分からない時は、

解答・解説書をていねいに読む。

 

そして、考えて、解き進める。

まだ、完璧に分からなくていい。

その都度、見直していけばよい。

 

一人ひとりの理解度を確認して、

私も、ていねいに説明していく。

 

大切な公式やルールを学ぶ。

それを正確に使えるようにする。

ゆっくりと、解いていけばいい。

 

「あっ、わかった」

 と言う瞬間が、やって来る。

 

「あっ、おもしろい」

 と感じられる時が、やって来る。

 

その時まで、

家で地道に復習すると良い。

 

地道に復習するには、

最初は時間と手間が掛かる。

 

その時間と手間が、

後に効率の良い勉強に繋がる。

 

効率の良い勉強をしている人は

且つて、手間暇かけて学習した

過去の経験を持つ人達ばかりだ。

 

親も子も、それを

あまり大変とは思っていない。

 

寧ろ、それを

愉しんで乗り切った感がある。

その応援を私達が全力で行う。

 

※新中二・新中三も来週より、

『新学年予習講座』に入ります。

 定員まで「一名」の募集です。

2024.2.19

『ほど良い緊張感』

緊張には、

良い緊張と悪い緊張がある。

 

良い緊張は、

心や体を引き締め、

パフォーマンスを上げる。

 

悪い緊張は、

ミスや失敗を招く原因になる。

 

その違いはどこにあるのか。

ズバリ、緊張の度合いにある。

適度な緊張と過度の緊張だ。

 

 

テストの感想を訊くと、

「すごく、緊張した」

「パニックになった」

「難しい問題が出た」

 とこたえる事が多い。

 

言い訳、ベスト3である。

結果が出ない子は必ず言う。

 

 

私自身、

テニスやゴルフでミスした時、

「緊張して、力が入った」

 と反省する。

 

生徒たちの気持ちは、

少しわかる気がする。

 

 

適度な緊張感は良い。

実力を発揮出来るからだ。

 

では、

適度な緊張感を保つには?!

 

その一、

ゆっくりと呼吸をする。

 

その二、

ゆっくりと問題を読む。

 

その三、

ゆっくりと答えを書く。

 

この三点を守ることである。

あせっている子は、

全てが速くなっている。

 

「ゆっくり=おそい」

 ではない。

 

「ゆっくり=ていねい」

 なのである。

 

結果を出す子は、ゆっくり、

リズム良く問題を解いていく。

 

呼吸が整うと自律神経が整う。

交感神経と副交感神経の

バランスがとても良くなる。

 

交感神経(アクセル)と

副交感神経(ブレーキ)が

最高の状態で機能している。

 

呼吸を意識することは難しい。

では、何を意識すれば良いか。

ゆっくり動作を行う様意識する。

 

体の動き、話すスピードなど

全て所作をゆっくりに意識する。

 

 

佐藤進学塾では、

「ゆっくり、考えよう」

「ゆっくり、字を書こう」

「ゆっくり、行動しよう」

 と生徒に声を掛けている。

 

 

来週、テストが終わった時、

「落ち着いて取り組めました」

「あまり緊張しませんでした」

「難しい問題も解けました」

 と言う言葉を期待している。

 

「『ゆっくり』を意識する」

 ことで、すべてが可能と成る。

2024.2.18

『集中力』

土曜日、佐藤進学塾で

「三時間」集中して学習する。

中三入試実践演習である。

 

数学の得点が安定してきた。

国語が40点を超えて来た。

英語は50点に近付いて来た。

 

1.入試問題演習(50分)

2.重要事項解説(30分)

3.間違い直し(10分)

 

上記を2セット実施する。

数学、英語、各90分である。

あとは、家で復習を行えばよい。

 

場を変え、気持ちを切り替える。

長時間だらだらやる必要はない。

時間を決めて、集中して行う。

 

集中して密度の高い学習を行えば、

実力は大きく伸ばすことが出来る。

 

中二の子も、参加してもらった。

試験前のテスト週間中である。

学年末テスト直前、頑張っている。

 

中三受験生を習い集中している。

佐藤進学塾の伝統の一つである。

「素晴らしい」の一語に尽きる。

2024.2.17

『公立高校競争率』

高松高校の

競争率は予想通りだった。

 

高松一高の

競争率には驚いた。

予想よりも低かった。

 

その理由は二つ考えられる。

それはまたの機会に伝える。

 

佐藤進学塾は

高松高校受験専科である。

 

今年度は全員、

高松高校を受験する。

 

昨年は高松一高を

受験した子も三名いた。

1.56倍の競争率を勝ち抜いた。

 

本人の意思を大切にしている。

 

競争率が受験年度に拠って

これだけ違うと、子も大変だ。

 

 

さて、生徒たちに

今まで頑張ってきた

原動力について訊いてみた。

 

一人の子が次の様に言った。

 

「先生の数学の教え方が的確で

 なるほどと思う事が多かった。

 家で解き直すと、自分の力で

 解けるようになる。繰り返す

 と楽しいと思える事がとても

 多くなった。得意の社会は、

 とにかく楽しかった。それが

 受験勉強へ向かう原動力です」

 

この子は素直で前向きな子だ。

小四で入塾してから、ずっと

前向きに努力を続けた。

 

流石にその時、将来、

中学校で一位を次々取るとは

とても思えなかった。

 

他の子たちも素直な子ばかりだ。

皆、正しい努力を続けて

納得いく結果を出して来た。

 

中一の時から、

教科書や学校ワークは

出来て当たり前のことである。

 

塾テキスト、中でも

発展テキストの演習を

大切にしようと伝えている。

 

今年の中三の子たちは

それを愚直に守ってきた。

 

ひとりだけなかなか

言うことを聞かない子もいた。

 

しかし、流石に、

中三では聞くようになった。

 

 

競争率について少し話をした。

みんな、冷静に数値を見ている。

 

あと一箇月、受験勉強を

楽しむ余裕があれば合格出来る。

 

合格する細かい手法は、

一人ひとりに細かく伝えた。

それを楽しんでやればいい!

2024.2.16

『診断テスト結果』

中一、中二、

診断テスト結果が出始めた。

 

高松高校を目指す生徒は

五科210点を超えていれば、

まずは、ひと安心である。

 

220点を超えた子は、

実力十分であると言える。

 

230点を超えた子は、

本質が理解出来ている。

 

「テストは終わってからが始まり」

 

間違った問題は

丁寧に復習してほしい。

 

1.教科書で出題元を調べる

2.学校ワークで類似問題を探す

3.解法の過程を書いて解き直す

 

それらを、

二、三回繰り返して定着させる。

 

この流れを大切にする子は、

中三で診断の結果が安定する。

 

230点を超えている子が、

共通してやっている事がある。

 

間違った単元について、

参考書を詳しく調べている。

 

塾テキストにおいて、

類似問題を演習している。

 

だらだらと勉強していない。

 

日々、三、四時間、

集中して学習している。

 

密度の高い学習を

行っているのである。

 

やるべきことを

必ず、早めに行っている。

 

教科書、学校ワーク程度は

普段の復習で理解している。

テスト前は完全定着させる。

 

何より、

睡眠時間を大切に確保している。

 

私はこれが中学生の

あるべき姿だと思っている。

2024.2.15

『小三算数』

① □+30=45

    □=45-30

 

② 30+□=45

    □=45-30

 

③ □-30=15

    □=15+30

 

④ 30-□=15

    □=30-15(※注意)

 

⑤ □×30=60

    □=60÷30

 

⑥ 30×□=60

    □=60÷30

 

⑦ □÷30=10

    □=10×30

 

⑧ 30÷□=10

    □=30÷10(※注意)

 

以上、□を求める計算が

瞬時に出来る様にしておこう。

「8問、10秒位で!」

2024.2.14

『実力を発揮する』

テスト前に、

いつも伝えることがある。

 

以下、三点である。

 

まず、一点目は

「問題が配られたら、

 すべての問題に目を通せ」

 

問題構成や難易度を

確認してから取り掛かる。

必ず、時間配分がうまくいく。

 

次に、二点目は

「見たことのない問題や

 難しい問題には手を出すな」

 

焦ったり、パニックに

なったりすると冷静さを失う。

 

平常心で取り組むことで

普段通り問題を解く事が出来る。

 

最後に、三点目は

「問題文を指でなぞりながら

 読んでから問題を解くこと」

 

テストの時は、

問題文を読む速度が速くなる。

 

音読する速さで丁寧に

黙読すると、正答率は上がる。

 

この三点を守ることで、

実力を確実に発揮出来る。

 

練習の時と同じ状態で

取り組むと良いのである。

 

『テスト本番≒テスト練習』

 の状態にする。

 

これが、なかなか難しいが…。

結果が出る子は、守っている。

 

運動の試合も、

音楽の発表会も同じである。

 

 

「このテストは、簡単だ」

 と思ったならば、満点を狙う。

 

「えっ、今回は難しい」

 と思ったならば、9割を狙う。

 

解けない問題は、

あとで復習すれば良い。

 

テストが終わってから、

生徒たちに声を掛ける。

 

「良くがんばったね。

 解けなかった問題は復習しよう。

 分からない問題が

 あることが分かって良かったね」

 

点数のことにはあまり触れない。

本人が、よく分かっているから。

2024.2.13

『えっ、再び、応援団6』

「明日午後、塾へお邪魔してもいいですか」

メールが入っている。

 

「大丈夫です。楽しみに待っています」

と返信する。

 

翌日、イケメンになった青年が

一年ぶりに塾を訪ねて来てくれた。

 

「午前中は野球部の練習でした。

 午後からオフなので、

 中三受験生の応援に来ました」

 後輩へのプレゼントを渡してくれる。

 

この子は中三になって伸び悩んだ。

中間・期末テストは点を取ることが出来る。

しかし、診断テスト第三回以降伸びなかった。

 

勉強をさぼっているわけではない。

部活を引退してから、本気で勉強した。

 

思うような結果が出ない時、

自分のノートを持って相談に来た。

 

「このノートの通り勉強しています。

 どこに問題点があるのでしょうか。

 

私はノートを丁寧に見ていった。

 

1.間違った問題を丁寧に直している

2.教科書、辞書を調べて確認している

3.三回以上、反復して定着させている

 

完璧な勉強が出来ている。

どこにも、問題点はない。

 

「素晴らしい勉強が出来ているよ。

 自信を持ってこれからも続けるといいよ」

 と私が伝える。

 

「ありがとうございます。

 この勉強を最後まで続けます」

 ニコリと笑い、答えてくれた。

 

第五回も総合一も思う様な結果は出なかったが、

入試当日まで入試に向けて正しい勉強を続けた。

そして、高松高校合格という栄冠を手にした。

 

今、毎日が充実しているという。

勉強も部活も各種行事もとても楽しいと言う。

 

「先生、ぜひ、塾の子たちに伝えて下さい。

 最後まで諦めることなく勉強を続けて下さい。

 諦めなければ、必ず合格を手にする事が出来ると」

 

中三後半、この子はスランプに苦しんだ。

これが半年以上続き、そのまま入試へ突入した。

本人は本当に苦しかったことであろうと思う。

 

入試当日、

スランプから抜け出た。

そうとしか、考えられない。

 

正しい努力を続ける事で、

この様な奇跡に見えることも起こる。

 

これは単なる奇跡ではない。

奇跡を起こす位に努力したのだ。

 

この子が「すごいな」と思ったことがある。

どんなに苦しい時でも、笑顔を忘れなかったことだ。

しんどい時も、周りの子たちに優しく接していた。

 

私が伝えることを最後まで、

真摯に受け止めて、誠実に実行した。

そういう姿は誰かが見ている様である。

 

今日も、終始、笑顔であったことが印象に残っている。

2024.2.12

『応援団5』

応援団1

東京大学の卒業生が来てくれた。

 

応援団2

高松高校の卒業生達が来てくれた。

 

応援団3

高松高校の卒業生が来てくれた。

 

応援団4

高松一高の卒業生達が来てくれた。

 

そして、応援団5である。

東京で活躍する卒業生が来てくれた。

連休で高松の実家に帰っているという。

 

テニスの試合後、塾へ来てくれた。

 

滝宮天満宮へお詣りして来たという。

中三受験生の合格を祈願して!

御祈祷鉛筆をプレゼントしてくれた。

 

「オリンピック選手などの体の使い方を

 データ分析して、各選手にフィードバック、

 さらに好記録を出す手伝いをしています」

 と、生き生きと語ってくれた。

 

自分が本当に好きなことをやっている。

充実している日々を過ごしている様だ。

 

それにしても、

今年は次々と受験生の応援団がやって来る。

後輩たちのことを気遣う気持ちがうれしい。

 

「自分のことだけではなく、

 人の気持ちを考えて行動しなさい」

 私が伝えている大切なことの一つだ。

 

とても大切なことが伝わっている様で心底嬉しい。

2024.2.11

『附属小直前テスト対策』

附小テスト、直前である。

午後、附小生たちが集合する。

そして、対策プリントを行う。

 

間違った問題を教科書で調べる。

そして、間違った原因を考える。

それを、ノートにまとめ上げる。

 

集中して取り組んでいる。

中学年の子が高学年を見習う。

高学年の子は中学生を見習う。

 

土曜日は、

中三生が入試演習を行っている。

集中力が隣教室より伝わって来る。

 

小学生たちが見習う。

私語などありえない。

皆が、本気で真剣に取り組む。

 

だから、短時間で成果が出る。

小学生は二時間の対策である。

 

長時間の拘束など必要ない。

だらだらやっても意味がない。

 

勿論、家で復習する必要はある。

 

場を替えること、

即ち、気落ちを切り替えて

勉強することが大切なのである。

 

後はしっかり睡眠を取ると良い。

小学生にとって睡眠は重要である。

 

『附属中合格体験記』2024年

 最新版も更新しています。

2024.2.10

『笑顔の効果』

1.ポジティブになる

2.自律神経が安定する

3.周りの人が明るくなる

 

良いことだらけである。

 

他にもたくさんあるらしい。

科学的にも証明されている。

詳しい事は別の機会に話したい。

 

さて、

小学生は学年末テスト直前、

中学生は診断テスト直前、

中三生は入試一カ月前だ。

 

この時期、緊張感が高まる。

適度の緊張は試験にプラスとなる。

 

しかし、極度の緊張はマイナスだ。

心も体もガチガチになるからだ。

 

良い緊張感を維持する為に、

私も気を付けていることがある。

 

肯定的な言葉を掛けること。

笑顔で生徒みんなに接すること。

私自身がゆっくり行動すること。

 

なかでも、笑顔は大切である。

 

「こんにちは」

 と笑顔で挨拶する。

 

「こんにちは」

 と笑顔で挨拶を返してくれる。

 

これだと、安心だ。

良い結果が必ず出る。

 

緊張で顔が強張る子もいる。

笑顔が出なくなる子もいる。

よくないサインといえる。

 

いつも言うことだが、

笑顔は意識する必要がある。

 

うっかりすると、

笑顔が消えて暗い顔になる。

 

朝起きて、

鏡に向かって「ニコリ」

 

夜寝る前、

鏡に向かって「ニコリ」

 

自分自身の笑顔を、

一日、二回は確認しよう!

笑顔だと素晴らしい結果が出る。

 

ぜひ、お子様だけでなく

保護者様も一緒に実行してほしい。

 

『附属中合格体験記』2024年

 最新版も更新しています。

2024.2.9

『正しい努力』

「正しい努力は結果に現れる」

 

努力は結果に結びつかない、

と言う人もたくさんいる。

 

これは、一理ある。

闇雲に努力しても、

空回りするだけだからだ。

 

それでも、

私は努力はした方が良いと思う。

 

理由は、

空回りしていも、少しずつ、

学習の本質に近付いていくからだ。

 

「努力しているのに結果が…」

 

この様に思った時は、

まだ、やるべきことがある。

 

「まず、学習時間が十分か」

一、二時間頑張っても結果は出ない。

まず、三時間、集中してやることだ。

 

小学生を例にとる。

「算数一時間、国語一時間、

 そして、理科、社会で一時間」

 この位、すぐに時間は経つ。

 

「次に、深く理解出来ているか」

教科書、辞書を調べ尽くしたか。

心底、納得出来ている事が重要だ。

 

「そして、解法、解答を

 暗記するまで反復しているか」

問題を音読し、解法を書写する。

そして、解答を完全に覚える。

 

目、手、口、耳、五感を

活用して学習する必要がある。

 

テストの時は、

手が答を勝手に書く位にする。

 

結果が出ない子は、

原則的学習の中に問題がある。

 

『音読』が疎かである。

『書写』が不十分である。

『反復』の練習が少ない。

 

いずれかである。

そこを強化すると、変わる。

 

上手くいかない時もある。

心理面も大きく影響するからだ。

これを改善するのが一番難しい。

 

そこは、私が声掛けしていく。

素直に、聞き入れるといい。

時間が掛かっても、結果は出る。

 

それまで諦めることなく、

正しい努力を続ける子が、

必ず、素晴らしい結果を手にする。

2024.2.8

『数学の徹底指導』

佐藤進学塾では、算数及び

数学の概念をわかりやすく指導、

解法の仕組を丁寧に解説している。

 

未知の問題を解決する能力を磨き、

理系に進んで活躍出来る様にする

 

将来、医学部医学科を

はじめ理数系に進学する子たちの

論理的思考能力を高める為である。

 

また、公立高校入試は

数学が難しいからでもある。

 

難しいと言っても、

本来の難易度の高さとは異なる。

出題意図が解り難い問題が多い。

 

解説を読んで復習すると、

「何だ、それだけのことか」

 と感じる問題ばかりだ。

 

しかし、入試当日、

制限時間で解くことは出来ない。

 

診断テストの数学は解きやすい。

50点満点を取ることも可能である。

(但し、今年度の後半は異なる)

 

しかし、入試の数学で

50点満点は取得不可能である。

 

まず、40点台に乗せる事が必須だ。

上手く仕上げると、45点を超える。

 

入試の英語、理、社は解き易い。

国語も少し解き易くなってきた。

 

中三は入試演習を続けている。

解説は問題を絞り込み行っている。

 

並行して、

数学の発展問題演習を行い、

詳しい解説を丁寧に行っている。

 

終盤は、

図形と関数の融合問題が中心だ。

この内容は高校数学でも役に立つ。

 

※『各学年の残席数』更新!

 

『附属中合格体験記』2024年

 最新版も更新しています。

2024.2.7

『学年末テスト直前対策』

来週、附属小学校にて

学年末テストが実施される。

 

佐藤進学塾小学部では、

年明けの一月、第一週より

学年末テスト対策を実施している。

 

原則的学習を行っている。

『音読』『書写』『反復』である。

 

試験に出る問題を教えるのではない。

試験に対する勉強方法を教えている。

 

1教科書の音読・書写

2.学校ワーク類の反復

3.対策プリントの復習

 

テストは教科書から出題される。

教科書を調べることが大切である。

本当にあたりまえのことである。

 

隅々まで勉強して、

読んで、書いて、調べて、

完全に理解するのである。

それから、反復して習得する。

 

これは中学生に成っても同じだ。

中間、期末、学年末テストは

同じ勉強方法を続けると良い。

 

素直にやっている子は上位成績だ!

 

ところが、

全国模試、診断、入試では

他にもやるべき学習内容がある。

 

範囲が広いからである。

試験内容も難しいからだ。

 

それらはカリキュラムに組んでいる。

授業で大切な事を丁寧に伝えていく。

 

拠って、佐藤進学塾では

テスト対策は全学年行うが、

平常授業が最も大切と考えている。

 

そこで学習の本質を本気で伝えている。

 

拠って、中学生に成ると

学習内容を具体的に指示するだけで

テスト対策は全員が集中して学習する。

 

私は静かに見守るだけである。

何かあれば、そっと声を掛ける。

一人ひとりにアドバイスをする。

 

今も、凄まじい集中力で

塾生全員がテスト勉強を行っている。

新入塾した子も一緒に頑張っている。

 

一瞬でその空気に馴染むので、

私の方が生徒の潜在能力に驚いている。

 

その位、在籍する塾生が

本気で頑張っているということだ。

 

※『各学年の残席数』更新しました。

 残席数「1名」のクラスが殆どです。

2024.2.6

 『二月第一週』

小3~小5は、

『学年末テスト対策』最終週となる。

最後は教科書の隅々まで仕上げよう。

 

小6は『文字式』の単元に入る。

正負の数のルールをそのまま使う。

式に文字がたくさん入るだけだ。

 

中学生は『学年末テスト対策』に入る。

診断から気持ちを切り替える必要がある。

今日から二週間で全教科を仕上げる。

 

中三受験生は『入試対策』中盤に入る。

繰り返し復習して完璧に仕上げるとよい。

もう、パターンは分かって来ている。

 

各学年、やるべきことをしっかり行おう!

 

 

『塾をご検討中の方へ』

県外受験を考えるならば大手進学塾、

学校の勉強を見て貰うならば補習塾、

選択肢は集団、個別、いくらでもある。

 

佐藤進学塾は、

少人数制集団指導の進学塾である。

 

北は番町、南は香川町、東は長尾、

そして、西は国分寺から通塾戴いている。

勿論、近隣から歩いて来ている子もいる。

 

将来、高松高校進学後、

国立大学理系進学を希望する子の集団だ。

 

医師、薬剤師として活躍したい。

各種研究を行う機関で働きたい。

スタートアップを起業したい。

 

こういった夢が大きい子が多い。

 

今の時点では、

本が好きなだけでもいい。

数学が好きなだけでもいい。

 

人の気持ちを思い遣る素直な子であればいい。

何事にも興味を持ちチャレンジする子はいい。

 

理系分野に進む子の為の

学力とメンタルを鍛え上げる塾である。

 

少人数制で誠心誠意指導を行う中、

常に一人ひとりと会話して長所を伸ばす。

お子様の良い部分にスポットライトをあてる。

 

きらりと光る部分を見つけて、

そこを徹底的に伸ばす指導を行う。

 

高松市松縄町の閑静な住宅街に、

広告も看板もなく、真剣に指導を行う

格式の高い少数精鋭の進学塾が存在する。

 

ご縁があって、大切なお子様の

お役に立つことが出来ると幸いである。

 

※『各学年の残席数』更新しました。

 残席数「1名」のクラスが殆どです。

2024.2.5

  『二月「生徒募集」』

「ぜひ、入塾をお願いしたいのですが

 お話を聞かせて頂けますでしょうか」

 

入塾を希望する電話がとても多い。

受付時間を二時間に限定している為、

次々掛かって来てお待ち頂く事も多い。

 

誠心誠意一人ひとりに指導する進学塾

ということが浸透してきた感がある。

 

高松高校受験専科以来の実績が

高松高校合格者が100名を超えて

大きな安心感となっている感もある。

 

佐藤進学塾の方針

「大切な塾生一人ひとりの為に

 『静謐な学習環境』を維持する」

 

これを守る為に大切なことはすべて行う。

 

最低でも、一年間受講しないと、

授業内容の大切な本質は伝わらない。

カリキュラムは一年単位で組んでいる。

 

三年受講して本質が概ね理解出来る。

五年受講して本質が深く理解出来る。

七年受講して本質が心底理解出来る。

 

学習の本質はビチアス海淵位に深い。

 

塾理念・方針をご理戴く事の出来る

保護者様とお子様にご通塾戴いている。

 

佐藤進学塾では、授業指導が

パフォーマンスに走ることはない。

 

一人ひとりの学力を伸ばす為に

最高水準の内容を指導している。

 

奇を衒うことはない。

ひたすら、地道に指導を続ける。

 

演習と講義をバランスよく行う日がある。

復習方法の指導にすべてを使う日もある。

 

 

入塾を希望する保護者様には、

それら詳しい事を伝える為に、

『1時間30分』の時間を確保する。

 

一般的に入塾面談は、15分程度だ。

「『後は体験学習で』と親は帰される」

 

「15分×6=90分=1時間30分」

拠って、六倍の時間を使う事に成る。

 

これだけ時間があれば、保護者様が

知りたい事は、全て聞く事が出来る。

 

ひとりのお子様の為だけに設ける。

そして、じっくり三者で話し合う。

 

適性検査の結果を基に

現状の問題点を明確に伝え、

今後の具体的な学習方法を伝える。

 

一人ひとりと真剣に向き合う。

私の方針であり、信念である。

 

「佐藤進学塾は、心から信頼出来る」

 と思った時点で、入塾を決定戴く。

 

「少し、気になる点があるなあ」

 と思った場合、再度よく考えて戴く。

 

「もう一度、家に帰って話し合います」

「どうぞ、ゆっくりと話してください」

 

二、三日経って、

「先生、やはり、子どもをお願いします」

「わかりました。一緒に頑張りましょう」

 と言う場面が、すべてである。

 

※『各学年の残席数』更新しました。

 残席数「1名」のクラスが殆どです。

2024.2.4

  『応援団パートⅣ』

「先生、日曜日の午後、

 塾に行ってもいいですか」

卒業生からのメールが入る。

 

「もちろん、いいよ」

と返事を送信する。

 

高松一高へ進学した子たちである。

中三の受験が近づいて来たので、

その応援にやってきたのである。

 

しばらく、学校の様子を聞いた。

「とにかく学校が綺麗なんです」

「ガラス張りでピカピカやな」

 

「みんな、優しい人ばかりです」

「それは良かったな」

 

「勉強も何とか頑張っています」

「一番、大切なことやな」

 

かつての塾のことも含めて、

いろいろと話をした。

 

「将来はどうするんや」

「薬剤師になろうと思います」

 

「自分はどうや」

「弁護士を目指しています」

 

生き生きと話をする時の目は輝いている。

その後、将来の事を詳しく話してくれた。

 

二人とも昨年、受験では大いに悩んだ。

最後は高高を受けることを断念した。

 

一人は内申点がたりなかった。

もう一人は診断の点がたりなかった。

 

二人とも一高は第一志望ではない。

しかし、今は心底納得している。

そして、充実した日を過ごしている。

 

それにしても、

今年の受験生はついている。

 

応援団Ⅰは東大生の子の応援、

応援団Ⅱは高高生の子たちの応援、

応援団Ⅲも高高生の子の応援、

 

そして、今回の応援団Ⅳ、

一高生の子たちの応援である。

 

これだけの応援があれば、

勝利することは間違いない。

来年は応援する側にまわると良い!

2024.2.3

  『附属中学校合格体験記』

今年も、附属中学校へ

受験者全員が無事合格した。

以前、ブログにて伝えた通りだ。

 

内部連絡進学と外部受験、

今年は半数ずつであった。

いずれも門戸は広くなった。

 

ありがたいことだが、

入学後の事を考えると

少し、気掛かりではある。

 

 

さて、その子たちに、

合格体験記を書いてもらった。

 

原稿用紙に書いてくれた文章を

パソコンで丁寧に打ち込んでいく。

 

「あっ、こんなことがあったんだ」

「えっ、この子、すごい進歩だな」

「おっ、こんな考えをしていたんだ」

 

一人ひとりの顔を思い浮かべつつ、

言葉を確認しながら打ち込んでいく。

 

「あの時は厳しく言いすぎたな」

 と思い出すことがある。

 

「何度も何度も伝えてよかったな」

 と思うことがある。

 

「こちらの真意が伝わっていたな」

 とうれしくなることもある。

 

ぴったり仮面を筆頭に

公立中進学の子を含めて、

全員が中学部に継続通塾する。

 

次の新たな目標に向かって

努力する新中一生を全力で応援する。

 

※『附属中合格体験記2024』更新

ぜひ、ご一読ください。

勉強のヒントがたくさんあります。

2024.2.2

  『努力は必ず報われる』

「もし報われない努力があるならば、

 それはまだ努力と呼ぶことは出来ない」

 と元野球選手の王貞治さんは言った。

 

昭和の時代、

誰もが憧れた野球選手の一人だ。

 

「努力は報われる」

 とよく言われる。

 

それは事実である。

 

しかし、報われない努力もある。

それもまた、事実である。

 

診断テスト、後半は点が伸びない。

努力しても、なかなか報われない。

 

なぜならば、

毎回、問題傾向が変わるからだ。

難易度の上下変動もかなり大きい。

 

今年など、

第五回、総合一回は例年と異なった。

悩んでいる子も多いものと思われる。

 

ところが、入試では努力が報われる。

出題傾向が大きく変わらないからだ。

努力した分だけ、点数は確実に伸びる。

 

拠って、

合格を手にする為に、

徹底して努力すれば良い。

 

高松高校を目指す子の場合、

英、理、社は40~50点取得出来る。

数、国は40点前後取得可能である。

 

これで、合格に大きく近付く。

ただ、その努力は半端ではない。

 

数学と国語はかなり難しい。

社会は近年、難しくなってきた。

理科は難しい問題の年がある。

 

それでも、入試では努力が報われる。

最後まで諦める事無く取り組むと良い。

2024.2.1

『主導権』

一時間半掛けて、入塾面談を行う。

お互いが話し合った内容に、

納得した時点で入塾手続きに入る。

 

「新年度の小三は木曜日です」

「分かりました。宜しくお願いします」

 

スムーズに話が進むと、気持ちが良い。

 

佐藤進学塾は学年によって、

曜日と時間が明確に決まっている。

テスト対策においてもそれは同じだ。

 

だから、生徒はルールを守る。

 

曜日も時間も自由だと、

生徒も親も、気楽である。

しかし、自由ゆえルーズになる。

 

勉強は、軌道に乗るまでが大変だ。

拠って、私がしっかりと主導権を握る。

そして、生徒のメンタルと学力を引っ張っていく。

 

生徒が卒業するまで私は主導権をはなさない。

 

「こうするべきです」

 明確に伝えると、親は安心する。

 

「こうしなさい」

 具体的に言うと、子は勉強しやすい。

 

そういった関係性を築くには、

ある程度のルールと決まりが必要である。

 

佐藤進学塾では、

安心して主導権を塾長へ渡すといい。

2024.1.31

『テスト対策』

塾の問い合わせで、

「テスト対策はして頂けるのですか」

 と聞かれることがある。

 

進学塾であるが、

「各種テスト対策には力を入れています」

 とていねいに答える。

 

附属小は期末・学力テストがある。

中学生は中間・期末・診断テストがある。

 

特に、中学生はそれで内申点が決まる。

従って、三週間に亘り対策を実施する。

 

平常授業に力を入れて指導しているので、

普段から皆、真剣に学習、徹底的に復習している。

テストに出る内容は、ほぼ完全に理解出来ている。

 

拠って、テスト対策時に

具体的な学習方法を指示するだけで

生徒一人ひとりが集中して試験勉強を行う。

 

結果も、素晴らしいものが出る。

その結果が、すべてを物語っている。

2024.1.30

『自習質の有無』

入塾の問い合わせで、

「こちらの塾に自習室はありますか」

 と聞かれることがある。

 

「ございません」

 ときっぱり答える

 

平常授業の指導に力を入れている。

テスト対策・入試対策も万全である。

当たり前の学習指導を全力で行っている。

 

何より、静謐な学習空間で

生徒たちは生き生きと学習している。

 

『進学塾』として、最高の指導を

一人ひとりに誠心誠意行っている。

 

実際、生徒の成績は抜群である。

お知らせの通り、合格実績は申し分ない。

 

「復習は、家でやるべき」

 と塾長である私は考える。

 

家、塾、学校、それぞれ役割がある。

塾に依存し過ぎては碌なことがない。

それぞれのバランスが大切なのである。

 

家で勉強出来ない子は、塾でも集中出来ない。

家で勉強出来る子が、塾で集中して学習出来る。

 

それは考えて見れば、当たり前の事である。

 

出来る子はバスの中でも電車の中でも勉強出来る。

風呂の中でもトイレの中でも勉強出来るのである。

 

「○○でなければ、勉強出来ない」

 などと言うのは単なる言い訳でしかない。

 

家で、三時間集中して学習学習を行うと良い。

あとは、興味ある事に時間を使えばよいのだ。

好きなだけ本を読むなどというのは素敵である。

 

私は、そう考えている。

あくまで、私個人の見方として

考えて頂けるとありがたく思う。

2024.1.29

『質問について』

塾の問い合わせで、

「塾では、質問出来るんですか」

 と言う『質問』をよく受ける。

 

質問したければ、質問すればいい。

聞きたいことがあれば、聞けばいい。

 

「分からないなら、質問してきなさい」

 と親が強要してはいけない。

 

子どもは委縮する。

そのことばかりが気になって、

他のことが手につかなくなる。

 

「質問、疑問、ドラえもん、あるかな」

 と、私は生徒によく訊く。

 

こう言えば、少し笑いが起こり、

生徒たちは気軽に聞くことが出来る。

 

色々な質問が出る。

それに、一つ一つ丁寧に答える。

佐藤進学塾とは、そんな塾である。

 

ただ、残念な質問にはこう答える。

「それは教科書に載ってるから調べてね」

2024.1.28

『入塾三者面談』

一月の入塾面談が終了した。

お陰様で、新中1は定員に達した。

新小4、新小5、新中2はあと一名だ。

 

次回は、2/5(月)より、

入塾面談の受付を再開する。

 

それ迄「お問合せフォーム」は受け付ける。

返事は、2月5日(月)以降となることをご了承願う。

 

月~金は平常授業を実施している為、

入塾面談日は「土曜日」としている。

次回は、2/10(土)に実施する。

 

佐藤進学塾では、

一人の生徒さんに対して、

『1時間20分』の面談時間を設けている。

 

誠心誠意、話をする事を

大切にしているからである。

 

適性検査を行い、

『語彙力、国文法力、物語・説明文の読解力』

について、保護者様とお子様に詳しく話をする。

 

そして、

「今後、何をするべきか」

 具体的に伝える。

 

一人ひとりを大切にしているから、

時間を掛けて指導方針を詳しく説明、

お子様がやるべきことを丁寧に伝える。

 

その後、本人さん、保護者様が心底、

納得頂いてから入塾を決定頂いている。

 

拠って、塾生はやる気が満ち溢れている。

とても小さな進学塾だが、活気がある。

何より、皆、楽しそうに勉強している。

 

塾の平常授業、小学生は「午後7時」、

中学生は「午後9時15分」に終了する。

 

子たちは早めに帰宅して、

次の日の準備をして早く寝る。

 

賢い子は集中して学習する。

睡眠をしっかり取り、健康管理が出来る。

そして、勉強以外の事も愉しんでいる。

 

塾長、副塾長は密度の高い授業を行う。

生徒たちは凄い集中力で真剣に学習を行う。

そして、一人ひとりが最高の結果を出す。

 

これからの時代は、

『時間』を最大限大切にしなければならない。

 

学習の結果を出す為に、

いくらでも時間を掛けるわけにはいかない。

 

お子様一人ひとりにとって、

適正な時間、集中して学習を行い

最大の結果を出す塾で在り続ける。

 

最高の指導を一人ひとりに行う。

静謐な学習空間と最高の指導体制を守り抜く。

 

ご賛同頂ける方に、是非、お越し頂きたいと思う。

定員に達した時点で募集は締め切り、授業指導へ専念する。

 

※1月の新年度『入塾受付』は終了しました。

次回、2/5(月)より『入塾受付』を再開します。

二月の入塾面談日、2/10,17,24の土曜日です。

2024.1.27

『新中一「数英」予習』

「一月から始まった数学と英語の先取り学習、

 『とても楽しい』、と子どもが言っています。

 わかりやすく教えて頂きありがとうございます」

 

保護者様から、うれしい手紙を頂いた。

 

今週、数学は『正負の数』が終わった。

最初、速い進度に子どもたちは驚いていた。

 

しかし、復習を重ねて出来る様に成り、

大いに自信がつくとともに笑顔が出て来た。

 

「正負の数の予習、どうだった」

 と生徒たちに訊いてみた。

 

「最初は難しかったけど、分かると楽しいです」

「算数と違って公式が多いけど、おもしろいです」

「負の数は生活に関係することが多く役に立ちます」

「復習すると、スラスラ出来るようになりうれしいです」

「次に習う新しい内容が、とても楽しみで仕方ありません」 

 

前向きな意見ばかりであった。

次の授業では、文字式、方程式に入る。

マイナスの感覚をしっかりと養っていくと良い。

2024.1.26

『完成』

中学1年生、中学2年生、

診断テスト対策が完成した。

 

目標は『238点』である。

 

「何人が達成できるか」

 今から楽しみである。

 

復習を重ねることで、

220点以上取得することが出来る。

 

生徒たちに訊いてみた。

「目標達成に向けてやるべきことは」

 

「教科書を隅々まで勉強して深く理解することです」

「間違った問題を完全に分かるまで復習することです」

「学校のワークを繰り返し勉強することです」

「塾テキストを復習して応用力を伸ばすことです」

「最後まで高い集中力を維持して学習することです」

 

みんな、よくわかっている。

素晴らしい!

 

必ず、結果を出すことが出来る。

自信を持って学習を続けると良い。

 

新中二は、定員「一名」の余裕がある。

新中三は、定員「二名」の余裕がある。

ヤル気ある中学生の参加を待っている!

 

「新小四」「新小五」は、

もうすぐ定員に達する。

入塾をお考えの方はご連絡頂きたい。

2024.1.25

『運』

ハートフォードシャー大学、

心理学者のリチャード・ワイズマンは

運の良い人と悪い人を対象に調査を行った。

 

人生に異なる成果をもたらすのは、

偶然か、必然か、本質的な違いかを検証した。

 

結果、運は単なる偶然ではなく、

その人の選択による部分が大きい事が判明した。

 

千人以上を調査したところ、

ワイズマンは、運のいい人の性質を発見した。

 

新しい経験を積極的に受けいれ、

外向的で、些細な事は気にしないと示された。

 

 

さて、今年の受験生は運がいい。

 

 

春休み、東大生の卒塾生が応援にやってきた。

後輩たちへの応援の言葉と共に、

東京大学鉛筆をプレゼントしてくれた。

 

冬休み、高松高校の卒塾生たちが応援にやってきた。

楽しそうに学校の様子を話してくれると共に、

大きな缶に入ったラスクをプレゼントしてくれた。

 

先日、高松高校の卒塾生が応援にやってきた。

英語が最高に楽しいと話してくれると共に、

綺麗な箱に入った洋菓子をプレゼントしてくれた。

 

三回も、受験生の応援に卒塾生が訪れた。

例年はたいてい、一回か、二回である。

 

無事、小学生は内部受験も外部受験も、

附属小学校へ塾の受験生、全員が合格した。

 

「算数が難しかった。でも、解けた」

 と、みんな口を揃えて言っていた。

 

併願の大手前も誠陵も全員、合格した。

大手前は殆どの子が特待生資格を戴いた。

誠陵は受験生全員、特待生資格を戴いた。

 

「先生、『愛光』、合格しました」

一人の塾生が嬉しそうに合格証書を持って来た。

 

運のいい人が持つ性質、

「些細な事を気にしない」

 が見事に当てはまっている子であった。

 

今年も、愛光高校へ併願で合格した。

三年連続、受験者全員、合格である。

 

今年の受験生は矢張り、運が良い。

公立高校受験まであと一カ月と少し、

一カ月は三十日、七百二十時間もある。

 

これだけの時間があれば出来る事はたくさんある。

優先順位を付けて、出来る事から実行していこう!

 

私達も全力で応援する!!!

大切な受験生への贈り物として、

国語と数学、入試に向けて最後の秘策を授ける。

2024.1.24

『期待の星』

中三の生徒たち

一人ひとりと面談を行った。

公立受験校の最終確認である。

 

「高松高校を受験します」

今年は、全員がそう答えた。

迷っている子はいなかった。

 

自分が決めた学校に

誇りを持って挑めば良い。

 

「今の気持ちはどうかな」

 一人ひとりに聞いてみた。

 

「少し、不安です」

「緊張しています」

「全力でやります」

 

不安心理は私が全力で取りのぞく。

心配なことは考えても仕方がない。

 

「入試当日、ミスをしそうで不安です」

「ミスしても、大丈夫だよ」

 

「ミスしたら、合格点に届かないのでは」

「安心して。合格者は全員ミスしているよ」

 

ミスをしない人間などいない。

ミスをしてもいいのである。

極力減らす注意は必要だが…。

 

また、適度な緊張感は必要だ。

緊張するから、実力を発揮出来る。

良い加減に力が入るからである。

 

合格を手にした自分をイメージしよう。

高校で活躍する自身の姿を思いうかべよう。

 

さて、肯定的な事を考えていると、

肯定的な事を考える友人が近付いて来る。

 

かつての出来事である。

診断テストが伸び悩み、不安に陥った子がいた。

 

考え抜いた末、

第一志望校の高松高校受験に

向けて、頑張ることを決めた。

 

そして、それを親友へ伝えたそうだ。

 

その瞬間、少し距離があった親友が、

「一緒に頑張ろう、絶対、高松高校へ行こう!」

 と言ってくれたという。

 

それからは、

二人で励まし合いながら

本気で勉強に取り組んだという。

 

見事、栄冠を手にする事が出来た。

 

肯定的な事を言っていると、

肯定的な考えの子が近付いて来る。

困難なことも乗り越えられる様に成る。

 

最後の最後は、気持ち次第である。

気持ちは環境まで良い方向へと変える。

2024.1.23

『看板犬「コロ」』

佐藤進学塾には、

塾を宣伝する看板の類はない。

塾は松縄町の閑静な住宅街に佇む。

 

街の雰囲気に看板は馴染まない。

風致地区ではないが、景観を守る。

 

 

また、塾が看板を出していては、

「どなたでも、どうぞ

 と商業主義的な感がある

 

 

さて、看板はないが、看板犬がいた。

こちらは閑静な住宅街にぴったりだ。

 

雑種のかわいい子犬であった。

動物好きの子には人気があった。

 

子たちが来ると、

「こんにちワン」

 

子たちが帰る時は、

「気をつけて帰れワン」

 と元気に挨拶していた。

 

授業終了後は、塾長と一緒に

ワンワンパトロールに出掛けた。

そして、生徒の帰路を見守った。

 

入塾面談に新しい人が来た時、

心の美しい親子がやって来ると、

なぜか、すやすや静かに眠っていた。

 

五年前、二十歳で天寿を全うした時、

たくさんのお花とお供えを頂いた。

心のこもった作文を書いてくれた子もいた。

 

みんな、第一志望校へ合格した。

心優しい子を応援する不思議な力がある様だ。

 

今日は命日、今年も、

塾の庭を元気に走り回っている。

雪がちらちらと降る中、楽しそうに!

 

動物の好きな優しい子には、

きっと、その姿が見える事だろう。

 

二十年間、生徒を見守ってくれた看板犬だ。

今も、天国から心優しい子たちを見守ってくれている。

2024.1.22

『優れた指導者』

中学、高校時代、

軟式テニス部に所属していた。

今は、ソフトテニスと言うらしい。

 

当時、軟式テニス部は厳しかった。

入部後は、毎日球拾いの日が続いた。

油断すると、先輩の厳しい言葉が飛んでくる。

 

「座るな、しゃべるな、水飲むな」

 

最後に十分だけラリーをさせてもらえた。

部員が多い為に、ボールは数球しか打てなかった。

 

一学年、五百人以上生徒がいた時代、

勉強の競争も厳しかったが、部活も異常に厳しかった。

 

 

さて、それから、長い年月が経った。

「久しぶりにテニスでもやってみようか」

硬式テニスクラブに入り、通い始めた。

 

軟式テニスと硬式テニスは全く違った。

バックはラケットの使う面が反対である。

体の使い方が根本的に異なる事に驚いた。

 

運良く指導力の高いコーチと出会った。

大切な技術を、様々な表現で教えて下さった。

少しずつではあるが、上達していった。

 

私にとって、そのコーチはテニスの神様であった。

指導して頂くすべてのことを実行へ移した。

全ては出来ないが、出来ることは確実に増えた。

 

五年前、テニスの神様は天国へ旅立たれた。

それから、テニスの迷走が始まった。

どんなに練習しても上手くいかない。

 

「もう、やめようかな」と思っていた時、

不思議な御縁で素晴らしいコーチに出会った。

 

小さなテニスクラブの

経営者であり、テニス協会公認コーチである。

 

コーチは、

私の問題点を、一つ一つ探り当てていく。

 

私は、

コーチの指導に従い、一つ一つ直していく。

 

勿論、簡単に修正できることではない。

一度身についた間違った打法は簡単に直らない。

 

「直った」と思ったら、すぐ元に戻る。

しかし、少しずつ直ってきていることが体感できる。

優れた指導者は生徒の心と体の使い方両方を見ている。

 

つい、先日、打感が戻った。

ガットにボールが食いついて、

ドーンと当たり、飛んでいく感覚である。

 

その瞬間、コーチも大きな声を出した。

「ナイスボール。今の体の使い方です」

 

多々ある問題点の中から、三点を修正した。

「また、がんばろう」と思えるように変わった。

 

 

『「素晴らしい指導者」との出会い』

と言うのは本当に大切なことである。

 

素晴らしい指導者は、

『知識、熱意、洞察力』の三点が揃っている。

 

諦めることなく、一生懸命に取り組んでいると、

素晴らしい指導者に出会う事が出来る様である。

 

勉強も同じであると思う。

素晴らしい指導者との出会いが、

その子の勉強面は勿論、人生まで変えてしまう。

2024.1.21

『笑顔と肯定的な言葉』

同じ位の学力の子が入塾する。

大きな差がついていく時がある。

 

一方の子は良い結果を出す。

笑顔で肯定的な言葉を発する。

「先生ありがとうございます。良い結果が出ました」

 

もう一方の子は良い結果が出ない。」

暗い表情で否定的な言葉を発する。

「先生、暗記が苦手です。わるい結果しか出ません」

 

前者は、以下三点が共通している。

 

1.私が言うことを

 素直にすぐに実行する

 

2.失敗の原因を

 考え抜いて改善していく

 

3.いつも笑顔で

 肯定的な言葉を発する

 

これらは当たり前の事である。

一、二点目は学習面、生活面に関すること、

三点目は精神面(メンタル)に関することである。

 

その当たり前の事を

当たり前に実行している子が

驚く位、抜群に出来る様に成る。

 

意外に思えるが、三点目が一番重要だ。

精神面が安定しないと、

学習面、生活面に気が回らないからだ。

 

私自身、肯定的な言葉を発する様に意識している。

生徒たちも自然と肯定的な言葉を発する様に成る。

佐藤進学塾の子たちは、みんな笑顔になっていく。

 

自分自身が変わって初めて、

周りの環境が良い方向へ変わっていく。

 

周りを変えることはとても難しい。

しかし、自分を変えることは直ぐ出来る。

 

『実行、改善、笑顔と肯定的な言葉』

これらを大切にして過ごすと結果は必ず出る。

2024.1.20

『一に復習、二に復習、…』

小学生は期末テスト対策、

中学生は診断対策を実施している。

 

徹底的に、復習を行ってほしい。

 

1.対策問題の復習

 ①間違い直し

 ②教科書調べ

 ③学校ワーク類題演習

2.教科書の書き写し

3.学校ワーク類の演習

4.塾テキストの演習と復習

5.辞書・参考書の学習

 

尚、小六は中学予習を行っている。

テキストを出来るまで復習すること。

 

1.声を出して問題文を読む

2.ひたすら手を動かして書く

3.出来るまで繰り返し問題を解き直す

 

中学進学時に大きなアドバンテージとなる、

 

さらに、中三受験生は入試演習を実施している。

入試問題と解法・解答を覚えるまで復習しよう!

授業中に伝えた得点を取得すれば必ず合格出来る。

 

復習が習慣化すると、勉強は楽しくなる。

「勉強が、少し、楽しい」

 と感じた時、結果が出る。

 

「勉強が、本当に楽しい」

 と感じた時、栄冠を手にする。

2024.1.19

『阪神淡路大震災』

「平成7年1月17日」

『阪神・淡路大震災』が起きた。

 

今年で、二十九年目となる。

 

建物の倒壊や火災などが相次ぎ、

6434人がお亡くなりになられた。

 

一昨日、一月十七日、

神戸市中央区の東遊園地では、

追悼のつどいが開かれた。

 

前々日から、神戸高校の生徒が集まり、

約三千本の竹灯籠を丁寧に並べていった。

 

2024年は

「全国各地の被災地に寄り添う」

 という思いを込めて、

「ともに」の文字が灯籠で形作られた。

 

地震が起きた午前5時46分、

人々は静かに手を合わせ、

多くの犠牲者に黙祷を捧げた。

 

東遊園地では、

能登半島地震が発生した午後4時10分

に合わせて黙とうが呼びかけられた。

 

訪れた人たちが時報とともに静かに目を閉じて、

犠牲者を追悼するとともに、被災地の復興を願った。 

2024.1.18

『診断対策』

中学生の診断対策が終盤に入った。

診断テスト実施日は二月十四日である。

 

まだ、一箇月もある。

 

しかし、佐藤進学塾は来週で対策を終える。

一月に「診断テスト」の範囲を仕上げる。

二月からは「学年末テスト」の対策に入る。

 

これで、上位成績取得が可能と成る。

皆、この体制に頑張ってついて来ている。

 

生徒たちには、

「計画など、立てる必要はない」

 と、日頃より言っている。

 

計画は、塾長である私が立てる。

それに、ついて来ればいい。

そうすれば、計画的に学習出来る。

 

勿論、原則的学習を行う必要がある。

私が言う通りに復習する必要もある。

但し、計画は私に安心して任せると良い。

2024.1.17

『国立大学合格第一報』

「『東京海洋大学』海洋生命科学部へ合格しました」

「おめでとう。良く頑張ったね」

 

この子は中学生の時、

「謎が多いウナギの生態を解明したい。そして、

 ウナギの完全養殖を行い、食料自給率を上げる」

と常々言っていた。

 

その夢に、一歩、大きく近づいた。

 

 

共通テストが終わった。

二次試験はこれから始まる。

 

少子化が進み、時代は変わった。

私たちの時代、国立大学受験は、

ほぼ100%、共通一次と二次試験で勝負した。

 

今、国立大学の総合型選抜を含む

推薦合格者が30%に近付いている。

私立大学では50%を超えて60%に近い。

 

 

さて、この子は中一の時、

真剣に勉強へ取り組まなかった。

数学と英語は塾で授業を受けるだけだった。

 

よく、喝を入れていた。

 

拠って、中一、中二の内申点は悲惨だった。

しかし、この子には強みがあった。

理科、社会がものすごく好きなのである。

 

理科、社会の塾授業は張り切って参加、

すべての答えを、いの一番に答えていく。

しかも、それが、ほぼすべて正解であった。

 

時々、テキストに載っていないことを質問する。

「アメリカの五大湖をすべて言える人いるかな」

「スペリオル、ミシガン、ヒューロン、エリー、オンタリオです」

 

中一の時点で、即答した。

高校地理レベルの内容である。

 

「なんで、こんなことまで知っているの」

「毎日、本をたくさん読んでいるからです」

 

両親は、ゲーム類は一切買ってくれなかったと言う。

しかし、本は好きなだけ買い与えて下さったと言う。

 

中二の冬期講習の時に私が言った。

「もう、本気で勉強せんと高松高校は無理やで」

「分かりました。腹をくくって本気でやります」

 

その後、日々、家庭学習へ真剣に取り組んだ。

これは、両親のご協力が大きいことは言うまでもない。

 

どうせ、長続きはしないだろうと思っていたが、

最後までやり切って、高松高校合格を手にした。

 

この子は、運も強かった。

姉がいて、副教科の勉強方法を教えてもらっていた。

数学と英語が得意な親友が塾にいて、その子と情報を共有していた。

 

親友も読書好きで、仲良く一緒に自転車で通塾していた。

二人だけの世界観があり、共通の話題で盛り上がっていた。

 

運も実力のうちである。

 

驚く位の読書量があったから最後に結果が出た。

世間ではこういう事をあたかも逆転劇の様に語る。

 

しかし、これは逆転でも何でもない。

読書と言う真の意味での学習を続けた結果である。

読書が心の底から好きな子は最後に結果を出す。

 

その子に昔、聞いたことがある。

「小学校の時、どの位、本を読んでいたの」

「毎月、大体、三十冊は最低読んでいました」

 

本当の読書好きと言うのはこれが普通の感覚である。

読書好きな子は佐藤進学塾に多く在籍する。

だから、感性の合う友人に出会う事がよくある。

 

『読書が大好きな子』は、

ぜひ、佐藤進学塾をたずねてきてほしい。

2024.1.16

『附属高松中学校合格』

外部受験の子を含めて、

受験者全員が無事に合格した。

 

ご理解、ご協力頂いた保護者様には

感謝の気持ちでいっぱいである。

 

佐藤進学塾では、

受験に向けて長時間拘束はしない。

 

平常授業を週三日間、丁寧に行う。

受験講習は四時間、四日間に限り行う。

集中して学習を行い、最大限の結果を出す。

 

小中学部ともに、

集中力を高める方法を具体的に伝えている。

最高に「密度の高い」学習指導を行っている。

 

 

その第一弾が、

新中学校一年生対象、

『究極の「中一数学・英語」予習講座』である。

 

数学と英語、中一全学習内容を

三か月間掛けてすべて丁寧に教える。

 

実力ある指導陣が最高の授業を行う。

人一倍、ヤル気ある生徒が受講する。

限られた時間の中で最高の成果を出す。

 

「難しかった、速かった」

 と感じたことと思う。

 

復習して、理解定着させるといい。

頭が良い子が出来るのではない。

努力して復習する子が出来るのだ。

 

四月からの平常授業では、

応用・発展問題の演習を中心に行う。

拠って、子たちは最高の結果が出る。

 

実際、新中二の子たちは

中学校『総合一位』取得者がクラスの半数在籍する。

 

さて、新中一クラスは定員に達した。

新小四、新小五、新中二もあと「一名」で定員となる。

やる気のある生徒さんは、早めに連絡をお願いしたい。

2024.1.15

『小正月』

氏神様である松縄熊野神社の

どんど焼きに参加する為、早く起きた。

 

どんど焼きとは、

注連縄、お守りなどを神社に持ち寄り

お焚き上げする地域行事のことである。

 

お習字を焼いてお焚き上げし、

字の上達を祈念する神社もある。

 

どんど焼きには、

正月飾を目印に来て下さった年神様を

燃やした炎と共に見送る意味もある。

 

縁起物を燃やして、

五穀豊穣、家内安全、無病息災を願う。

 

 昔から炎は穢れを清め、

生命を生み出すと考えられてきた。

 

神聖な炎で縁起物をお焚き上げする

どんど焼きには、

縁起の良い言い伝えが残っている。

 

「うっかりしていた」

熊野神社さんは来週がどんど焼きの日であった。

2024.1.14

『応援団3』

土曜日、入試演習を行う。

中三生は入試に向けて、最後の仕上げを行っている。

 

演習も二週目に入った。

一週目は、皆、極度に緊張していた。

診断テストと入試問題の相違に驚くからだ。

 

「問題形式がかなり違う」

 と、びっくりする子が多い。

 

「入試問題はここまで難しいのか」

 と驚き、冷静さを一瞬、失う子も多い。

 

二週目は少しリラックスしている。

復習して、各自が対策を立てて来たからだ。

問題を客観的に見て、冷静に取り組んでいる。

 

一週目は張り詰めた空気感であった。

二週目はいつもの穏やかな空気感に戻った。

 

塾長の詳しい解説と対策を聞いて、

冷静さを徐々に取りもどしていく。

 

やがて、復習を重ねることに拠り、

平常心で取り組む事が出来る状態に成る。

 

入試演習後、生徒と受験について面談を行う。

先々週から、一人ひとりとゆっくり話をしている。

 

話が終わり、

「出来る限りの事をやってみようね」と言って、

生徒を送り出そうとすると、卒業生の姿が見える。

 

「先生、今年の受験生の応援に来ました」

「久しぶりだね、元気か」

 

「はい、元気です。高松高校は楽しいです」

「やっぱりそうか。こないだ来た子たちも同じ事を言ってたよ」

 

ちょうど良い機会である。

中三の生徒とその子二人で、少し話をしてもらった。

直接、卒業生から聞く話は私から聞くより心に直接響く。

 

この子も、卒業生も、診断テスト後半に伸び悩んだ。

何か、とても不思議な縁を感じる。

これは、吉兆であることは間違いない。

2024.1.13

『一週間』

今週も、はや土曜日が来た。

この時期、土曜日は入試演習を行う。

午前中には入塾面談も実施している。

 

一週間が、あっという間に過ぎていく。

 

全学年、テスト対策を行っている。

いつも以上に、皆真剣である。

集中すると、時間が経つのがはやい。

 

小学生は「附属小学年末テスト対策」、

中学生は「診断テスト対策」、

中三受験生は「入試対策」である。

 

高得点を取る子は徹底的に復習している。

 

間違った問題を解き直す。

教科書、辞書、参考書を調べる。

繰り返し、解き直して理解定着させる。

 

解説をしっかりと聞く。

「あっ、わかった」

最初の感動は大切である。

 

ところが、これでテストは出来ない。

 

教科書、辞書、参考書、塾テキストを使い復習する。

「あっ、わかった」

と心の底から感動する。

 

ここまでやると、テストが出来る。

同じ「わかった」でも意味が違う。

 

前者の「わかった」は表面的なものである。

すなわち、分かったつもりということだ。

 

後者の「わかった」は本質が理解出来ている。

拠って、テストで実際に解くことが出来る。

 

結果が出る子は、正しい努力を必ず行っている。

その正しい努力の仕方は塾長である私が教える。

勉強の仕方、ノートの作り方など具体的に伝える。

 

後は、それを素直に実行へ移せばいいだけである。

2024.1.12

『附属中入試』

明日、土曜日は附属中入試である。

何時もと変わらず、問題に取り組む。

入試直前だからこそ、授業を粛々と行う。

 

特別な事は何もしない。

みんな、集中して考えている。

そして、今日も静かに授業を終える。

 

授業前に受験する子、

一人ひとりとゆっくり話をした。

 

生徒の質問に静かに答えるだけだ。

不安な事は全て取り去るようにした。

そして、安心して附属中学校受験に臨む。

 

入試を受ける子には、帰りに一言声を掛けた。

「平常心を大切に、いつも通りに取り組むこと」

 

「ありがとうございます。がんばります」

 と言って、みんな元気に帰って行った。

 

ぴったり仮面も颯爽と自転車で去っていった。

小三から今日まで本当に良く頑張ったと思う。

 

 

しかし、明日が勝負ではない。

本当の勝負は来週『中学予習講座』から始まる。

 

この講座のクラスは定員いっぱいになった。

新中一から入塾希望の方は予約待ちとなる。

 

新小四、新小五、新中二もあと一名で定員となる。

入塾をご検討の方は早めのご連絡をお待ちしている。

2024.1.11

『能動と受動』

「能動」 と 「受動」 の違いは 、

ずばり、積極性の違いであると言える。

 

様々な物事に対して自ら働きかけようという

積極性に基づいて進んで動くのが 能動である。

 

積極性が無く自ら進んで進んで動くこと無く

他からの働きかけに対して反応を示すのが受動だ。

 

 

入塾当初は受動であることは致し方ない。

全ての事を受動で受け入れざるを得ないからだ。

 

しかし、出来る子は次第に能動的に成る。

何時しか、受動から能動に変わっている。

 

 

「高校生になって思うことがあります。

 最後は自分です。自主的に勉強するしかありません。

 受け身の状態では、絶対に勉強は出来る様に成りません。

 能動的な学習習慣を付けて下さった先生には感謝しています」

 と言ってくれた卒業生がいる。

 

 

受動から能動に変わる子には共通することがある。

 

1⃣家のお手伝いを進んで行っている。

 

お手伝いの大切さを親が子に教え、

それに対して、親が子に大いに感謝している。

 

2⃣先生の話や友達の話をよく聞いている。

 

人の話を良く聞く子の親は、

お子様の話を遮る事無く全て聞いている。

 

3⃣分からなくても分かるまで粘り強く考える。

 

結果について、親が一喜一憂せず、

結果に至る過程が大切であると親が子に伝えている。

 

能動的な行動を取る子には、

親が子にしている共通することがあるという事だ。

2024.1.10

『丁寧な字』

小五・小六は冬期講習を実施した。

その課題として、テキストの復習を伝えた。

そして、年明けに提出してもらった。

 

「先生、お願いします」

積み上げると、全部で50㎝を超えた。

提出順に、一冊ずつ丁寧に見ていく。

 

完璧に出来ている子。

もう一息で完成の子。

 

内容について、隅々まで見た後は、

一人ひとりに言葉を掛けて返した。

 

「絶対に出来る様になるよ」

「勉強が楽しくなっていくよ」

「本当に良く頑張る事が出来たね」

 

義務的にやって出している子もいる。

残念だが、作業として行っている。

学習が作業化すると、成果は現れない。

 

「その差は、何処に表れるのか」

「生徒さんの『字』である」

 

作業化すると字に心がこもらない。

 

大きい、濃い、丁寧に書かれた字。

心を込めて書かれた、気持ちが伝わる字。

これらが、出来る子に共通した字である。

 

途中の計算も、考え方も丁寧に書いている。

理解しようとする気持ちが伝わって来る。

能動的に行い、自分自身の為に考えている。

 

素晴らしい限りである。

 

 

さて、小五・小六の子たちには、

抜群に出来る中学生の復習ノートを見せた。

 

塾長「この復習ノートを見てどう思う」

生徒「字がとてもきれいです」

  「スペースがたっぷり取ってあります」

  「一生懸命にやっているのがわかります」

  「ものさしを使って計算しています」

  「気持ちをこめて勉強していることが伝わってきます」

 

まずは、出来る子のやり方を真似ることが大切だ。

 

お手本の復習ノートの子も、

佐藤進学塾へ入塾した小四の時から、

中学生の素晴らしいノートを見て育っている。

 

今ではどのテストでもダントツの一位である。

 

「この様に勉強するんだよ」と私が言うと、

一生懸命に真似て、復習ノートを出していた。

その後も、工夫を重ねて、今現在の姿がある。

 

出来る子は、本当に素直である。

 

 

さて、小三、小四、小五は、

今週から『期末テスト演習』を実施している。

 

「心を込めて『字』を書くことを大切に!」

真剣に期末テストへ向けて学習を進めると良い。

2024.1.9

『レスポンス』

レスポンスとは、

反応、応答、返事のことである。

 

中一、中二は診断対策を行っている。

当該学習内容は年内に終わっている。

年始からは診断に向けて演習している。

 

中一は初めての診断テストである。

みんな、真剣そのものだ。

説明を一言一句逃す事なく聴いている。

 

「診断テストは入試に直結する。

 実力がわかる重要な試験であり、

 本気で学習へ取り組む必要がある」

 

私の言葉に素直に反応している。

即ち、レスポンスが良いのである。

 

素晴らしいことである。

 

この調子ならば半数の子は230点を超える。

何人かの子たちは240点を超えるであろう。

 

今から、とても楽しみである。

 

 

中二は、昨年、一度経験している。

経験しているだけに重要さは分かっている。

拠って、真剣そのものの子も多い。

 

レスポンスが良いのである。

 

しかし、あまく見ている子も少々居る。

残念だが、これは隠し様の無い事実だ。

 

レスポンスがよくないのである。

 

何事も、最初が肝心である。

少々、『喝』を入れる。

 

いつも思うことだが、喝を入れると、

真剣にやっている子が、更に真剣に取り組む。

 

レスポンスが良いのである。

 

そうでない子にはなかなか響かない。

矢張り、レスポンスがよくないのである。

まあ、それはそれでいいと思う。

 

学力以前、心の問題であるから…。

 

授業終了後、真剣に取り組んでいる子たちが、

私に向かって、とても大きな声で、

「ありがとうございました。さようなら」

 と言って、元気に帰って行った。

 

矢張り、レスポンスが良いのである。

 

その子たちはこのブログも間違いなく読んでいる。

今頃、これを読んでくすりと笑っていることであろう。

そういう場面でも、レスポンスが良いのである。

 

さて、『新中三』は定員に少し余裕がある。

本気で高松高校を目指す子は、

佐藤進学塾の入塾面談を受けると良い!

 

「最小の時間で最大の結果を出す」

 塾長の強い信念である。

 集中して、真剣に学習したい子を待っている。

 

レスポンスが良い子は直ぐに電話してくるだろう!

既に問合せフォームに入れているのかもしれない。

レスポンスが良い子は、凄い結果を出すのである。

2024.1.8

『テスト対策』

小学生は『学年末テスト対策』、

中学生は『診断テスト対策』を実施している。

 

塾では対策問題を行い、解説している。

二学期学習内容の総復習である。

 

理解していることと、

定着していることは異なる。

 

理解していても、

問題が解けないことはよくある。

 

問題の正しい解法が、

理解後に定着していないからだ。

 

「では、どうしたら解ける様になるか」

 

1.対策問題の間違い直しを行う

2.教科書を調べて理解不十分な所を書き出す

3.学校のワークで類似問題を探して丁寧に解く

 

上記を、三回繰り返せばよいのである。

 

今、『睡眠』についての書籍を読んでいる。

「繰り返し学習したことはレム睡眠中に深い記憶として残る。

 一回だけ学習したことは不要な事として記憶から削除される。

 さらに深い記憶として残す為には、十分な睡眠が必要である」

 と書いてあって、心底、驚いた。

 

繰り返し、反復したことは、

睡眠中に脳が重要な事と認識するそうだ。

 

私が普段言っている、

「音読・書写・反復」は矢張り重要なのだ。

 

私が常に、

「集中して学習して、早く帰って寝なさい」

 と言っていることは理にかなっている。

 

長時間、遅くまで学習して、

睡眠を削ってまで勉強する、

というのは逆効果なのである。

 

長時間学習は、

自己満足でしかないという事だ。

 

 

さて、一、二回だけの浅い学習では、

記憶に残らず、結果は出ない事がはっきりした。

 

思うような結果が出ない子は、

もう一回、繰り返し学習すると良い。

 

それでも、思うような結果が出なければ、

更に、もう一回、繰り返し学習すると良い。

 

そのうち、何回やれば結果が出るか体感できる。

 

最高の結果が出ている子と言うのは、

それが感覚的に分かっているのである。

 

そこまでやり切っているから、

その感覚が肌感覚として身に付いている。

 

さあ、テスト対策、集中して全力で取り組もう。

終わったら、早く帰って、翌日の準備をして早く寝よう!

結果を出すには、学習時間ではなく学習の密度が大切である。

2024.1.7

『応援団2』

昨日、東大へ進学した『応援団1』を書いた。

今日は、応援団2について書きたい。

 

先日のブログで書いた通り、

高松高校の子たちが後輩塾生の応援に来た。

 

そのうちの一人の子の思い出である。

以前も書いたことと重なることもある。

 

この子が、小四の時のことである。

「必ず、復習をしようね」と私が言うと、

この子は、必ず、復習を丁寧にしてきた。

 

ニコニコしながら、

「お願いします」

と言って、毎週ノートを出していた。

 

私が言っていない不思議なことをしていた。

テキストに『答え』を書く欄がある。

そこに授業中、答えを書き込んでいる。

 

その答えの欄の大きさに合わせて、

『白い紙』を切って、丁寧に張り付けている。

復習の時、答えが見えない様に工夫していた。

 

そして、答が合うまで

ノートに繰り返し、丁寧に復習していた。

 

「小四の子が、たった一人で!」

 

以前、お母様に訊いたことがある。

 

塾長「なぜ、あそこまでするのでしょうか」

母親「紙を切ったり貼ったりするのが、小さい時から好きなんですよ」

 

塾長「あっ、そうなんですか」

母親「私からはその様な事をしようなど、言っていませんよ」

 

塾長「それは、図形の感性を養うことに役立っていますね」

母親「私も、そういったことは関係していると思います」

 

問題を解くことで図形の感覚を養うと同時に、

紙を切り貼りすることで図形センスを磨いていたのだ。

 

かなり、時間は掛かったと思う。

たぶん、他の子の二倍、三倍掛かった事だろう。

 

中三受験生となった時は、

塾発展テキストの『発展問題』に毎日挑戦していた。

高校に入ってから伸び続けていく子の一つの型である。

 

先日の会話の一部である。

塾長「将来は何を目指しているの」

生徒「医師になることです」

 

塾長「中学校の時と変わってないね」

生徒「はい、変わっていません」

 

塾長「大学はどこを目標にしているの」

生徒「大阪大学の医学部です」

 

塾長「何か、理由があるの」

生徒「医学の研究が最先端だからです」

 

塾長「そこまで考えているんだ」

生徒「あと、金融系の資産運用にも興味があるんです」

 

塾長「それはまた別の世界だね」

生徒「やりたいことはたくさんあるんです」

 

この子が小学校、中学校の時分、

いつも友人のことを気に掛けてくれる子だった。

塾内でいろいろあった時も温かくまとめてくれた。

 

この子も大成することは間違いない。

 

佐藤進学塾には成功への道を突き進んでいる子が多くいる。

成功したければ、その事例を真似すればいいだけかもしれない。

成功への道を突き進んでいく子には共通することが多くある。

2024.1.6

『応援団1』

今年は受験生の応援が二回あった。

一回目は東京大学へ進んだ卒業生である。

夏休みにわざわざ塾へ来てくれた。

 

そして、後輩塾生に頑張る様、伝えてくれた。

東大鉛筆をプレゼントして贈ってくれた。

 

周りの人のことを考えて行動する子は成功する。

 

人に何をして貰うかより、人に対して何が出来るかを

考えて行動する子は、長期的に全ての事が上手くいく。

 

この子は東大へ合格したから、

自慢しに塾へ来たわけではない。

 

昔からいつも周りの事、友人の事を気遣っていた。

塾への年賀状、暑中見舞いを欠かしたことはない。

たぶん学校の先生にも同じことをしていたのだろう。

 

高松高校へ入ってからは、ことあるごとに手紙をくれた。

近況について、いつも便箋三枚にびっしりと綴っていた。

 

その時も、毎年、後輩塾生の応援に来てくれた。

高松高校では生徒会会長としても活躍していた。

部活もやっていたから、多忙を極めたと思われる。

 

この子は、『努力の天才』であった。

私が言ったことはすべて守った。

姿勢を正し、原則的学習を続けた。

 

復習方法を伝えると、その通りにやってきた。

私のアドバイスを基に最高の学習へ辿りついた。

 

「城郭考古学者になりたい」と言う夢があった。

高校に入り「哲学者になる」という夢に変わった。

今、その夢に向かって邁進している。

 

周りの人のことを考えて行動する子は大成する。

これは間違いのない事実であると確信している。

2024.1.5

『卒業生の活躍』

御正月休み、卒業生から多くの連絡を戴く。

 

「当直のため病院で年を越しました。

 充実した日々を過ごしています」

 

内科医師として活躍する子が伝えてくれた。

 

「昨年、香川大学医学部医学科に入学しました。

 先生、本当にありがとうございました」

 

夢に向かって邁進している子が伝えてくれた。

 

「先生のおひざ元の小学校の教員として、

 ヘロヘロですが、がんばっています。

 先生からご指導いただいた勉強の基礎を

 少しは子どもたちに伝えられたかもしれません」

 

小学校教師として活躍している子が伝えてくれた。

 

そして、今日、平常授業初日、

小学生の子たちを迎え入れていると、

見覚えのある青年が笑顔でやってきた。

 

「先生、お久しぶりです」

「おーっ、久しぶりやね」

 

「今、○○中学校で理科の先生やってます」

「えっ、そこの中学校か」

 

「はい、そうです」

「それにしても、立派になったな」

 

「ありがとうございます。先生もお元気そうで良かったです」

「今、何年生を担当しているの」

 

「中二の子の担任をしています」

「良く頑張ってるんだね」

 

「そろそろ先生の授業が始まるので失礼します」

「ありがとう、しっかり頑張ってくれよ」

 

中学校からの夢を叶えて頑張っている。

 

他にもたくさんの連絡を戴いた。

佐藤進学塾も設立二十年を超えた。

多くの卒業生が社会で活躍している。

 

とても、うれしく思う。

新年早々、おめでたいことだ。

2024.1.4

『卒業生の応援』

高松高校一年生の子たちが訪ねて来てくれた。

もうすぐ受験を迎える後輩の応援にやってきた。

 

ちょうど、今日、受験生の講習会は終わった。

明日、プレゼントの品は一人ひとりへ渡そうと思う。

 

随分、たくさん用意してくれたから、

他の学年の子にも、お裾分け出来そうだ。

 

久しぶりに、色々と話をした。

高松高校での生活は充実しているという。

「楽しい」と言う言葉が何回も聞かれた。

 

勉強、部活、…、学校生活全てが楽しいという。

一時間位、色々話をして、楽しい時間を過ごした。

 

とちゅう、スマホの話になった。

スマホを手にしたのは高校生になってからだという。

中学校生活に、スマホなしで支障はなかったと言う。

 

今も、スマホは部活の連絡程度にしか使ってないという。

インスタにはまっている友人もいるが高高では一部だそうだ。

 

「なるほどな」と思った。

 

中学校でも頑張り抜いたし、高高でも更に頑張っている。

集中力はいつでも高い状態を保っていた。

 

スマホを高校まで与えなかった保護者様は流石だ。

その生活を素直に受け入れた子たちも流石だと思う。

小中学生にとって、スマホは百害あって一利なしだ。

 

「みんなに受験頑張る様に伝えて下さい」

と言って、皆、いっしょに帰って行った。

2024.1.3

『冬期講習後半戦』

一月三日、

受験生の冬期講習後半戦を開始する。

 

皆、正月は少しゆっくり過ごした様だ。

しかし、授業が始まると直ぐに集中する。

いつもと変わらない佐藤進学塾の光景である。

 

あっと言う間に四時間の講習が終わる。

 

完成度は高まっている。

一人ひとりが自信を持つと良い。

 

授業を終えると、子たちが話し掛けて来る。

「先生、私の年賀状見た」

「勿論、本気が伝わってきたよ」

 

「私の年賀状に書いた内容を読んでくれた」

「思いが具体的に書かれていて良く分かったよ」

 

何人かの子が年賀状についてふれてきた。

私も一人ひとりに、それについて答える。

 

明日、四日は講習最終日だ。

五日からは平常授業を始める。

 

睡眠をしっかり取り、抵抗力を高めよう。

受験生、最後の最後は体力が勝負である。

2024.1.2

『東山魁夷』

今日は朝からとても天気が良い。

日中、気温も十五度近くまで上がる様だ。

 

坂出市の東山魁夷せとうち美術館へ向かった。

 

今回の作品展は、東山魁夷の版画を中心に

季節や画題、取材地などテーマに基づいて

作品を選び紹介する収蔵作品展であった。

 

四季折々の豊かな色彩や水墨や

単色を用いたモノトーンの表現が、

深い静寂を感じさせ、風土の趣を伝えてくれた。

 

中でも、

周山の北山杉、東山の月は本当に素晴らしい。

何回見ても、あきることはなく心がひかれる。

 

今回、初めて富士山を描いた作品を鑑賞した。

御正月、縁起の良いもので力強い作品であった。

 

作品を鑑賞した後はカフェで時を過ごす。

意外に人は少なく、とても静かである。

櫃石島、瀬戸内海、瀬戸大橋が美しい。

 

谷口吉生氏が設計した美術館内に在り、

直線の美しさに氏の美学が感じられる。

 

ガラス窓が大きな額縁となっていて、

内海と大橋と島のバランスが完璧である。

 

心静かに過ごすことが出来る事に心より感謝する。

同時に被災された方々の生活が落ち着くことを心より願う。

2024.1.1

『慶雲昌光』

床の間に、書の御軸を掛ける。

 

「御目出度い雲に美しく光る日光のこと。

 雲は吉兆を運び、 光は生活に輝きをもたらす」

 

御正月、元旦に相応しい御軸である。

 

 

本物の器や軸を扱うお店が御所の南東に在る。

年に数回訪れて、一つひとつの作品を鑑賞する。

お気に入りの器があると、お願いして譲って戴く。

 

ある日、不思議なことが起こった。

その日は、その御店に行く気は無かった。

しかし、寺町を歩く間にその店に辿り着いた。

 

 

そして、その御軸の前に立っていた。

 

 

「ご主人、これは誰の書ですか」

「これは『東福寺』の管長の書ですよ」

 

「いつ位のものですか」

「たぶん、五十年位前のものと思われます」

 

「何代前の管長の揮毫ですか」

「おそらく三代前か四代前の管長の揮毫でしょう」

 

「いい書ですね」

「そうですね」

 

「お譲り戴けますでしょうか」

「諒解しました。御準備致します」

 

 

二十数年前、大いに悩んでいた。

合併後の大きな塾に残るか、

独立して小さな塾を起ち上げるか。

 

時間がある時、良く訪れる『東福寺』へ足を運んだ。

ふだん、広大な境内に人はほとんどいない。

 

そこで、伽藍を見ながら静かに考え抜いた。

東山の空を雲がゆっくりと流れていた。

 

三時間ほど経過した頃であったと思う。

雲の間から美しい光が射しこんできた。

 

天の啓示を感じた様な気がした。

「自分でやってみなさい」

 

その瞬間、結論が出た。

「小さくても理想の進学塾を創る」

 

 

不思議な御縁を感じた。

偶然ではない、必然であると感じた。

 

御軸が来てから良いことが多く起こる様に成った。

良くないことが起こっても、それが転じて良くなる。

良いことが起こると、更に良いことが続いて起こる。

 

自分自身の見方や考え方が変わったのかもしれない。

修行僧の心を敬う気持ちの御返しなのかもしれない。

 

 

コロナ禍から日常生活は戻りつつある。

しかし、人の考え方が大きく変わってきた。

 

教育において真に大切なことは変わらない。

そこは信念をもって、真摯に授業へ取り組む。

 

子たちの為により良く指導する為に

変えるべき枝葉の細かい部分は変えていく。

 

子たちの心を磨いていく為に

変えざる幹の大きい部分は変えずに守り抜く。

 

新年も宜しくお願いしたいと心より思う。

ご理解、ご協力頂ける方に最高の教育を行う。

2023.12.31

『大晦日』

冬期講習、年内日程が終了した。

生徒皆、講習へ集中して取り組んだ。

その集中力は素晴らしいものであった。

 

その証拠に、

「『あっ』と言う間に終わった」という実感がある。

 

 

小五、小六算数は、総復習に取り組んだ。

 

「問題を解く『適正な速度』を身に付ける」

 冬期講習会、小五の目標である。

 普段「ゆっくり解こうね」と声を掛けている。

 

しかし、テストの時、それでは間に合わない。

適正な速度で解くには解法を覚える必要がある。

 

今回、正しい解法を覚えた上、

適正な速度で解く時間感覚を身に付けた。

実際、テキスト『128ページ分』の問題を解いた。

 

 

小六は適正な速度で解く習慣は身に付けている。

 

「テスト時『正答率100%』を目指す」

 冬期講習会、小六の目標である。

 普段「解法の過程を大切にしよう」と伝えている。

 

しかし、テストの時、それでは高得点を取得出来ない。

全問題、時間内で確実に正解を導き出す必要がある。

 

今回、練成問題の解法解答をすべて覚えた。

途中の計算は、暗算と工夫を駆使している。

拠って、時間内で正答率は100%に近付いた。

 

あとは、各自、家での復習次第である。

此処が、最も大切であることは言うまでもない。

 

家で復習する内容は具体的に伝えている。

冬休みを有意義に過ごしてほしい。

上のステージへ上がるチャンスである。

 

 

さて、中一・中二の冬期講習も完成した。

次回は、正月明けの平常授業である。

『診断テスト対策』から始まる。

 

講習中、数英共に発展演習を実施した。

『冬期テキスト「発展編」』である。

練成問題は全て発展問題で構成されている。

 

普段、通年テキストは応用問題主体だ。

かなり難しいが、冬期テキストは更に難しい。

 

生徒一人ひとりを見ていると、

とても楽しそうに解いている子がいる。

 

解けた瞬間、表情がパッと明るくなる。

「よしっ、出来た」

 という心の声が聞こえて来る。

 

一生懸命に取り組んでいるが、

答えが出来ずに苦戦している子もいる。

 

私が指導する解説を懸命に聴いている。

何とか理解しようと、真剣に聴いている。

 

解けなかった原因が分かった瞬間、

「なるほど、そうやると解けるんだ」

 という心の声が聞こえて来る。

 

時々、小さい声で

「わかった」と聞こえて来る時もある。

私も「がんばったね」と声を掛ける。

 

数学はセンスや閃きがある子が出来るのではない。

解説を聴いて、復習して習得する子が出来るのだ。

高校、大学と進むに連れて後者が大きく伸びていく。

 

 

さて、小六・中三受験生の講習前半も終えた。

実践テスト演習を中心に行い、その解説を行った。

皆、凄まじい集中力で取り組むことが出来ていた。

 

正月は少しばかりゆっくりと過ごしてほしい。

やるべきこと、必要なことを集中して行えばよい。

 

 

新型コロナ五類移行で節目を迎えた2023年であった。

 

本来の日常生活が取り戻される一方、凄まじい物価高騰、

気候変動による猛暑は、我々の生活に大きな打撃を与えた。

 

国際社会に目を移すと、ロシアによるウクライナ侵攻や

イスラエルとハマスの軍事衝突など、終わりが見えない。

 

2023年の一年間、士気の高い生徒さんへ向けて

無事、対面にて授業指導を行うことができた事をありがたく思う。

ご理解、ご協力頂いた保護者様、生徒さんには心より感謝申し上げる。

2023.12.30

『御祈祷』

石清尾八幡宮へ御祈祷を受けに行った。

高松の護り神ゆえ、毎年末にお願いしている。

一年間の無事を感謝すると共に今後の無事を願う。

 

今年も、石清尾さんにの由来を紹介する。

 

918年、八幡大神様が亀命山山上に現れたので、

当時の国司が祠を建ててお祀りしたと伝わっている。

 

石清尾八幡宮の由来は、当時社殿があった赤塔山が

亀ノ尾山塊の山裾にあたり、石清水八幡宮の石清水と

亀の尾を合わせて、石清尾になったと言われている。


古来、周辺は八幡宮近くまで海であり、

亀がたくさん這い上がって来ていたことから

亀命山、亀阜など亀とつく地名が多く見られる。

 

南北朝時代、讃岐を治めていた細川頼之公が

当宮への崇敬の念篤く、戦勝祈願を行う。


細川清氏を破り、河野氏征伐が成就したことより、

当宮の社殿を改修し、様々な武具を奉納された。

 

1588年には讃岐守、生駒親正公が高松城を

造営した際、当宮を城の鎮護、高松の産土神と定める。

 

江戸時代に入り、1642年高松藩主となった

松平頼重公も当宮を篤く崇拝し、1666年に

社殿を造営し、社領と多数の宝物を寄進された。


第二代藩主松平頼常公も頼重公の社領寄進を追認し、

以後、藩主は代替わり毎に当宮を参拝することになる。

 

以来、高松総鎮守・高松の護り神として現在に至る。

 

 

さて、一昨年、七五三でご祈祷の子と一緒になった。

「お母さん、神様、メガネかけてるねー」

「ご祈祷中は、お話ししてはいけませんよ」

 

私たちはくすりと笑ってしまった。

祝詞を上げる神職さんを神様と間違えたようだ。

若い神職さんは大きな黒いメガネを掛けておられた。

 

 

今年も、無事にご祈祷を受けて一年を締めくくることができた。

帰りには参道にあるおいしいパン屋さんでパンを買って帰った。

2023.12.29

『正月飾り』

注連縄を塾玄関の中央へ飾り付けた。

職人さん手作りのもので、心の温かみが感じられる。

 

お正月を迎えるにあたり、塾玄関に飾ることで年神様を

迎え入れる為の依り代として年神様が下りて来る目印となる。

 

家の内外を清め、幸福を願う飾り付けとして、

古来より日本の伝統文化として受け継がれている。

 

注連縄が張られていたら、

その場所や、ものは日常とは異なる

神聖性を帯びていることを表している。

 

注連縄の注連という言葉には占めの意味があり、

神霊が特定の場所を占めていることを示している。

 

佐藤進学塾では伝統文化を大切に生徒たちへ伝承していく。

2023.12.28

『新たなる挑戦』

冬休みは少し長い。

様々な事に挑戦できる。

 

挑戦と言っても、

大仰に考えることはない。

 

自分の良い所を伸ばすことに挑戦する。

今までの自分を変えることに挑戦する。

 

算数や数学が得意であれば、

様々な発展問題に挑戦すると良い。

 

社会が不得意であれば、

参考書の活用に挑戦すると良い。

 

じっくり、時間を掛けて取り組む。

「おもしろい」「たのしい」「すごい」など、

今迄は見過ごしていた大切なことに気付くはずだ。

 

そこから、流れやリズムが大きく変わる。

そういう大きなチャンスが冬休みにはある。

 

普段行っている小さな努力が、

冬休みの挑戦が大きな成長に繋がることもある。

 

それに気づくことが出来るかどうか、

思い切って挑戦するかどうかで人生はガラリと変わる。

2023.12.27

『師走』

冬期講習中はやるべきことがたくさんある。

しっかりと準備は整っているのだがそれでも慌ただしい。

 

「先生、よろしくお願いします」

熱心な小中学生が復習ノートを提出する。

期末テストの復習、或いは全国模試の復習だ。

 

「先生、オール5だったよ」

中学生が通知表の評価を伝えに来る。

二学期、九教科の通知表評価である。

 

一人ひとり、復習ノートに目を通す。

勿論、授業が終わってからのことに成る。

 

一人ひとりにメッセージを書いて、

「良く調べたね」など、一言添えて手渡す。

 

中二はいよいよ受験生となる。

その子たちとはしっかりと話をする。

復習内容の良い点と具体的な改善方法である。

 

気が付いたら、一人当たり十五分も話をしている。

途中、軽食を取る時間がなくなってしまう。

それでも、大切なことは伝えなければならない。

 

「今、変わってほしい」からだ。

私の本意が伝わると良いのだが…。

 

通知表は大切なので、その場で話をして直ぐに返す。

これも、「次回に向けてどうするか」具体的に話をする。

おっと、もう授業を始めなければならない時間が来ている。

 

 

小さな教室の中をあちらこちらへ移動して、

生徒一人ひとりと顔を見合わせて話をする。

授業も、いつも以上に力を入れて復習の指導を行う。

 

 

師走の意味、由来には諸説ある。

師匠である僧侶が、お経をあげる為に東西を馳せる

という意味の『師馳す』が最も有力な説である。

 

もうすぐ、私にとっての師走も終わりそうな気配である。

お正月は、少しゆっくりと過ごすことが出来そうである。

2023.12.26

『サンタクロース』

「サンタさん、来たかな」

「はい、来ました」

 

「プレゼントは何だったかな」

「大好きな本です」

 

 

本をプレゼントされた子が多かった。

 

 

私の子が小さい時も、サンタさんが来た。

京都のマンションの七階に届けてくれた。

その時も、本を届けてもらった。

 

『にじいろのさかな』

マーカス・フィスター著

谷川俊太郎 翻訳

 

「にじいろに輝くうろこをもった、世界でいちばん美しいさかな。

でも、彼はひとりぼっちでさみしい。

ある日彼は、かしこいタコに相談にいくことにしましたが……」

 

心温まる内容です。

虹色の魚の鱗もとても綺麗です。

2023.12.25

『すだまさし?』

「先生、友だちのお父さんが、

 『さだまさき』のファンなんです」

「???、『すだまさき』と違う」

 

「あっ、『すだまさし』です」

「???、『さだまさし』かな」

 

 

「あっ、そうです。『さだまさし』です」

「お前を嫁にもらう前に…♪、という

 しぶーい歌を歌うフォークソングの人やで」

 

「友達の家に行ったら、それが流れているんです」

「お父さんの年代やったら『すだまさき』と違うか」

 

「いえ『さだまさし』のファンでいつも流れてるんです」

「今時、珍しいな」

 

「友達が恥ずかしいからやめて、と言うのにやめないそうです」

「益々、珍しいな」

 

しばらく、話は続く。

 

 

三年前のことを思いだした。

「お母さん『すだまさき』すごくいいよ」

「あー、『すだまさし』いいね」

 

「『すだまさき』、大阪箕面の出身だって」

「『さだまさし』さん、歌も演技も上手いね」

 

「あれ、お母さん、『さだまさし』って言わんかった」

「言ってないよ、『すだまさし』って言ったよ」

 

「えっ!」

「???」

 

二人共、菅田将暉さんの話をしているのだが、

つい、『さだまさし』『すだまさし』と言ってしまう。

とても笑えるし、すこし分かる気がする楽しい話だ。

 

しかし、驚いた、

三年前『すだまさき』を変換すると誤変換された。

今は、スパッと『菅田将暉』と正しく変換される。

2023.12.24

『用意周到』

完璧な準備をして、

「質の高い指導」を行う。

 

冬期講習会の準備が整った。

 

完璧な準備を行うには、心の余裕が必要だ。

これは、生徒も指導者も同じである。

 

賢い子は心と体をうまく休ませている。

リフレッシュすることが上手なのである。

 

「少し、ゆっくり過ごしたかな」

 くらいでもいいのである。

 

 

さて、冬期講習会が始まる。

昼は中三、夕方は小学生、夜は中学生だ。

 

中三は診断230点を目標に対策を行う。

小学生は、算数と国語の総復習を行う。

中学生は、数学と英語の発展問題演習を行う。

 

昨年より、中学生は午後9時15分に終了している。

これにより、午後11時には就寝することが出来る。

 

集中して学習、睡眠時間はしっかり取る。

冬休みは規則正しい生活を送ることが大切だ。

 

新年からも、この体制は続く。

結果は、既にしっかり出ている。

成績優秀者一覧は各家庭に送付した。

 

安心して、「質の高い教育」を受けると良い。

2023.12.23

『ありがたい手紙』

また、心温まる手紙が届いた。

 

「子どもたちには幼いころから

 絵本を読み聞かせることを日課にして、

 想像力と創造力を使い遊ぶことを大切にしてきました。

 

 先生は、心を明るく保つこと、本の世界は楽しいこと、

 姿勢を正すこと、スマホに依存しないこと等、大切なことを

 繰り返し伝えながら、学ぶ意義を教えて下さいました。

 

 おかげで、親子で迷うことなく

 未来に向かって真っすぐ歩むことが出来ました」

 

親御さんの思いと私たちの思いが通じ合った時、

お子様にその思いがすべて気持ち良く通じることは間違いない。

2023.12.22

『うれしい手紙』

心温まる手紙が届いた。

 

「『言葉掛け』を大切に、

 併走していきたいと思っています」

 と書かれている。

 

「塾の皆様が笑顔で

 春を迎えられますことを

 心よりお祈りしております」

 と、最後にしめくくられていた。

 

 

みんなのことを思い遣る

温かい心の方とご家族の皆さまは、

すべてのことが不思議な位に上手くいく。

2023.12.21

『傾聴』

『聴』の漢字が意味すること。

 

言葉に「耳」を傾け、

表情に「目」で注意を払い、

感情に「心」を配り、話に共感することだ。

 

目、耳、心を使って話に耳を傾けると、

相手もこちらを理解してくれる様に成る。

 

友人間で傾聴を大切にすると、

その関係性は良好な状態が続く。

 

先生の側が傾聴を大切にすると、

生徒は先生の話を良く聴く様に成る。

 

親の側が傾聴を大切にすると、

親子の関係がとても良好になる。

なにより、お子様が親の話す事を良く聴く様に成る。

2023.12.20

『整理整頓』

整理整頓は大切である。

 

整理整頓が出来る子は、

頭の中も整理整頓出来ている。

 

だから、とても賢い。

 

整理整頓した状態は、

その子の心の状態も表している。

 

心がすっきりして美しい。

 

整理整頓を習慣化すると、

心の中も整理整頓されて心が輝く。

 

心が輝くと、みんなが集まって来る。

人気者と成り、みんなから大切にされる。

2023.12.19

『笑顔』

笑顔は大切である。

 

親が笑顔で接すると、

笑顔の素敵な子に成る。

 

その子は友達に笑顔で接する。

周りの友達も笑顔に成っていく。

 

やがて、

笑顔の友達に囲まれる様に成る。

 

そのうち、

笑顔が最高の素敵な子に成り、

みんなが応援してくれる様に成る。

2023.12.18

『言葉』

言葉は大切である。

 

みんなに明るい言葉を

掛けられているお子様は、

とても、明るい子に育つ。

 

みんなに優しい言葉を

掛けられているお子様は、

とても、優しい子に育つ。

 

みんなに穏やかな言葉を

掛けられているお子様は、

とても、穏やかな子に育つ。

2023.12.17

『夢つうしん』

一月号の書類を郵送した。

水曜日頃に届くことと思われる。

親子で内容についてご確認願いたい。

 

1.夢つうしん

2.生徒宛の手紙

3.期末テスト成績優秀者一覧

4.新年度生徒募集『御紹介状』

5.診断テスト・学年末テスト対策日程表(※中1・中2)

6.入試対策日程表(※中3)

 

以上である。

2023.12.16

『年間カリキュラム終了』

中学部の年間カリキュラムが終了した。

中一、中二、中三、全学年の話である。

 

佐藤進学塾では、

学校で一年間掛けて習う内容を

十二月までにすべて指導を終える。

 

数学であれば、

方程式の利用、関数、図形に力を入れて指導を行う。

特に、一次・二次関数、図形の証明には力を入れる。

 

 

さて、冬期講習では

『数英の「発展問題」演習』を行う。

 

新年一月からは、

『診断テスト対策』を実施する。

 

二月からは、

『学年末テスト対策』を実施する。

 

そして、三月からは、

『新学年の予習』について指導する。

 

だから、結果が出るのである。

先の先を見据えて指導を行っているのだ。

 

各学校の進度を気にすることはない。

佐藤進学塾独自カリキュラムで進行する。

 

「附属中学校の進度に合わせているのですか」

 と、時々、聞かれることがある。

 

「どの学校にも合わせていません。

 佐藤進学塾のカリキュラムに則り進めています」

 と、必ず、答える。

 

たまたま、附属中学校がうちの進度に近いだけである。

その理由は「推して知るべし」である。

 

さて、中一の子たちには、

診断テストと学年末テストの話をした。

診断テストは初めて受けることに成る。

 

範囲が広いこと、定期テストとは形式が異なることを話した。

上位成績を取っている先輩たちの学習内容についても伝えた。

 

まず、一つ目は、

冬休み中に平常授業の塾テキストを

復習して全問題を即答出来る様にしている。

 

そして、二つ目は、

学校のテストで間違ったところを、

教科書、ワークで復習して完全理解している。

 

最後に三つ目は、

冬期講習で使用する数学と英語の発展テキストと

普段使っている国語発展テキストを完全に仕上げている。

 

あとは、診断対策後に復習することで220点を超える。

仕上がりが非常に良いと230点を超えることに成る。

問題と相性がよくコンディションも良い時は240点を超える。

 

高松高校受験を考えるならば、220点を超える必要がある。

この様な話をすると、結果を出す子は真剣な眼差しで聴いている。

2023.12.15

『全国模試』

全国模試の受検が完了した。

解答用紙を模試会社へ発送する。

今回の成績表は一月下旬頃に届く。

 

それまでにやるべきことがある。

1.自己採点

2.問題の解き直し

3.弱点単元・分野の復習

 

自己採点で90点を超えていれば、

勉強は軌道に乗っていると言える。

自信を持って学習を続けると良い。

 

90点を下回っている様であれば注意が要る。

家庭学習を見直さなければならない。

勿論、間違った問題は直ぐに解き直す。

 

「凡ミスだった」

などと甘いことを言ってはいけない。

 

凡ミスと思っている問題は、

実は本質的な理解が出来ていないことが多い。

 

計算ミス、漢字間違いなどを侮ってはいけない。

そのままにしておくと、同じミスを何度も繰り返す。

 

間違った問題は教科書、辞書、参考書を調べる。

間違った原因について徹底的に調べ、深く考える。

 

丁寧に解法を書いて、筋道立てて考えていく。

それを三回繰り返して本質的な理解が得られる。

 

「一日後、三日後、七日後に行うと効果が高い」

と、脳科学の研究者が自身の著書に書いていた。

エビングハウスの忘却曲線を見ても分かることだ。

 

結果が出ない子はこれらをやっていないか軽く見ている。

結果が出る子はこれらを丁寧に時間を掛けて行っている。

 

「心の底から出来る様に成りたい」

という思いが、強いかどうかである。

 

テストが終わった今、やるべきことはたくさんある。

2023.12.14

『寒暖差』

明日、西日本では、

記録的な暖かさになる所がありそうだ。

 

週末は今季、最強の寒気が流れ込む為、

各地で気温が急降下する予想が出ている。

 

真冬の様な寒さになる所もあり、

寒さ対策を万全に行う必要がある。

 

さて、寒暖差疲労と言う言葉がある。

気温の変化に体がついていかない状態をいう。

 

ヒトの平熱は、36℃~37℃位に保たれている。

体を守る為に、体温を一定にコントロールする

ホメオスタシスの仕組みが備わっているからだ。

多少の温度変化であれば、

ホメオスタシスが機能する為、問題はない。

 

しかし、寒暖差が大きくなると、

体温を一定に保つ為、自律神経の働きが活発になる。

 

結果、エネルギーを過剰消費して、体に疲労が蓄積する。

その疲労は肉体的な不調もあれば、精神的な不調もある。

その両方の時もあるから、非常に厄介であるといえる。

 

不調を軽減する方法が書籍には示されている。

1.温度差をなくす

2.バランスのとれた食事を心がける

3.良質な睡眠をとる

4.適度な運動をする

5.お風呂にゆっくり浸かる

 

私たちが、協力できることもある。

1,3,4の三点である。

「1」教室内の温度をエアコンで調整出来る。

「3」授業時間を夜九時過ぎに設定している。

「4」塾の勉強と部活動の両立をすすめている。

気温の変化は体にとって大きなストレスとなる。

激しい寒暖差が続くと、自律神経のバランスがくずれる。

そして、疲労がたまり、様々な体調不良を引き起こす。

 

日頃から出来る限りの対策を行い、

寒暖差疲労をため込まないようにしよう。

2023.12.13

『以心伝心』

「文字や言葉を使わなくても

お互いの心が通じ合うこと」

 

もとは禅宗の語で、

「文字や言葉で表すことの出来ない

仏の神髄を師が弟子に伝えること」

 

さて、

小六の子たちが姿勢を正して模試を受験している。

 

その姿を見て、

「素晴らしいと思った」

 

昨年まで、何度も注意した。

姿勢の大切さを繰り返し伝えた。

そして、今、美しい姿勢で受けている。

 

 

新規入塾した子たちには、

最初に姿勢の大切さを伝える。

 

まず、テキストを真っすぐに置こう。

次に、おなかと背中にこぶし一つ分をあけよう。

そして、左ひじはつかず、背筋をスッと伸ばそう。

 

姿勢が美しく成れば、必ず結果が出る。

勉強の神様は、その子の心を見ている。

姿勢が美しい子は、心が美しいのである。

 

生徒たちに文字や言葉で大切なことを伝える。

手を替え、品を替え、一生懸命に伝え続ける。

 

以心伝心、

上級学年になると、多くを語らずとも

此方の意図することが殆ど伝わる様に成る。

 

時々、姿勢がくずれることはある。

その時は、そっと声を掛ける。

「姿勢に気をつけてね」

 

素直に受け入れて、直せばいいだけだ。

「はい、気をつけます」

2023.12.12

『全国模試週間』

今週の月曜日、

「小五」理科、社会からスタートだ。

 

全国模試で大切なことは、以下三点である。

 

問題が配られたら、問題全体を見渡す。

その後、問題をよく読んでリズム良く解く。

すべて解き終わったら、丁寧に見直しをする。

 

生徒たちはそれらを守る事が出来る様に成った。

何より素晴らしいのは、テスト前に

テキストや参考書を出して復習していることである。

 

「中一」は数学と英語である。

 

精鋭の生徒たちが集中して取り組んでいる。

制限時間いっぱい使って丁寧に解いている。

二、三問、気掛かりな問題を見直している。

 

「中三」も数学と英語である。

 

入試のプレテストとして本気で取り組んでいる。

テスト中、最初から最後まで最大限に集中している。

 

時計を見るのも、二、三回程度である。

本当に集中することが出来ているのだ。

 

「流石は『佐藤進学塾の受験生』、完璧である」

佐藤進学塾の素晴らしい伝統を受け継いでいる。

 

中学生はテスト前に塾テキストを最終確認している。

数学と英語の発展テキストに取り組んでいる子もいる。

素晴らしいかぎりである。

 

これからも、益々、頑張ってほしい。

一生懸命に取り組む子を本気で応援する。

 

保護者様のお気遣い、ご協力に心より感謝したい。

2023.12.11

『御手紙』

この時期、お礼の御手紙をよく頂く。

先日も、心温まる内容のものを頂いた。

その中で二箇所、心に残ったところがある。

 

まず、一つ目は

「佐藤先生の所へ通うようになって、以前とは打って

 変わって嬉々として机の前に向かう様になりました」

 

そして、二つ目は

「佐藤先生が仰る復習ノートをきちんと出来た部分は

 テストの時に出来て、詰め切れなかったところは

 出来ないという当たり前のことに気付きました」

 

私が一生懸命に指導していることが、

生徒さんと親御さんに伝わっている。

本当にうれしいことである。

 

私は家庭学習の大切さを常日頃から伝えている。

『塾で学習する部分』と『家で復習する部分』があること。

車の両輪の様なもので、両方が上手くいって初めて前進する。

 

その復習について、具体的にやるべきことも伝えている。

1.まず、問題を丁寧に書き写す

2.考え方、解法を詳しく書き表す

3.間違った原因について、調べたことをまとめる

4.間違った問題を、二三回反復する

5.よく似た問題を探し出して演習する

 

これらが出来たならば結果は出る。

復習ノートを見ると、補うべき部分が見えて来る。

そこは、塾長である私が具体的にアドバイスを行う。

 

親に言われて、作業の様にやっても徒労に終わる。

自分自身が出来るように成りたい一心でやれば力は付く。

私が言う通り、丁寧に復習する子は実力が飛躍的に伸びる。

2023.12.10

『テスト結果』

附属小学生の学力テスト結果が出た。

全員、成績表一番上の段に所属していた。

皆良く頑張った。ひと安心である。

 

一人ひとりを褒め称えて、学習の改善点を伝えた。

 

 

中学生の期末テスト結果もほぼ出揃った。

 

五科・九科『総合一位』をはじめ、

上位成績取得者が今回も多く出ている。

 

「よく、がんばったね」

 と声を掛ける。

 

「ありがとうございます」

 と笑顔でこたえてくれる。

 

結果は『上位者一覧』として教室に掲示する。

二十日頃、印刷したものを各家庭に郵送する。

 

素晴らしい結果が出ている子には共通することがある。

①塾と学校の平常授業の復習を、毎日必ず行っている。

②テスト三週間前から、テスト勉強を計画的に行っている。

③音読、書写、反復を徹底して行って理解後、暗記している。

 

結果に納得いかない子もいるだろう。

 

上記三点のいずれかが上手くいっていない。

ほとんどの場合『①平常授業の復習』である。

そこを徹底して見直せば、納得いく結果が出る。

 

上位10位内を継続的に取得している

子たちが行っている共通することがある。

 

数・英・国の『発展テキスト』である。

 

教科書、ワーク、ノート、プリント、

そして、実練は完璧に仕上げた後の話である。

 

最後に発展テキストの試験範囲に挑戦している。

矢張り、結果を出す子は、そこまでやっている。

 

かつて、愛光高校へ進学した子は

期末テスト、診断テストで附属中総合一位だった。

発展テキストをいつも楽しそうに解いていたことを思い出す。

 

誰もが真似しても出来る事ではない。

本気でトップを目指す子だけが行うべきことである。

2023.12.9

『入塾申し込み』

今年は入塾の問い合わせが多い。

例年は年が明けてから増えるのだが、

今年は十一月あたりから問い合わせが増えている。

 

なんと、

新中一が早くも定員に達した。

申し訳ないが、今後は予約待ちとなる。

 

三者面談は受け付けるが、

新中一の入塾は空きが出てからとなる。

 

新小五と新中二も、あと一名で定員に達する。

ご検討中の方は早めにご連絡願えるとありがたい。

 

年内は12月15日(金)まで『電話』を受け付ける。

その後は、講習準備と冬期講習会の為、電話には出られない。

 

『お問合せフォーム』は年内いっぱい受付を行う。

しかし、返事は少々遅くなること、ご了承願いたい。

2023.12.8

『佐藤進学塾の伝統』

私達、指導者は授業の前後で清掃を行う。

今でも、隅々まで消毒作業を実施している。

 

「先生、ぼく、手伝います」

「ありがとう」

 

「先生、わたしも手伝います」

「ありがとう」

 

生徒たちは人の気持ちのわかる子が多い。

 

その間、

塾長は自転車と靴を綺麗に並べていく。

副塾長はお手洗いを丁寧に掃除していく。

 

一足早く来て、手伝ってくれる。

本当にありがたい。

その気持ちがうれしい。

 

「あっ、小学生がテキスト忘れてる」

「私が追いかけます」

 

「あっ、水筒を忘れてる」

「ぼくが渡してくるわ」

 

色々、手伝ってくれる積極的な子がいる。

サッと済ますと、各自、復習に取り掛かっている。

 

授業が終わると、丁寧に消しゴムを集めている。

床や椅子の消しゴムまでも拾い集めてくれている。

そして、机と椅子をきちんと並べて帰って行く。

 

感謝の気持ちが伝わって来る。

こちらは、清々しい気持ちになる。

何も言ってないのに自主的に行ってくれる。

 

「ありがとう」

 と一人ひとりに声を掛ける。

 

「いつも、先生、教室、綺麗にしてくれてるから」

 とこたえてくれる。

 

「先生、一生懸命教えてくれるから」

 とこたえてくれる子もいる。

 

「先生、塾、集中して勉強出来るんです」

 と言ってくれる子もいる。

 

こういう伝統を大切にしていきたい。

勉強以前に大切なことはたくさんある。

佐藤進学塾は素直な子ばかりで本当にありがたい。

2023.12.7

『テスト結果』

附属小学生、附属中学生、そして、

公立中学生の期末テスト結果が出揃いつつある。

笑顔の子がいれば、悔しそうな表情の子もいる。

 

一つの事実がある。

やるべきことをやった子は結果が出ている。

 

初めて、上位10位内に入った子に感想を訊いてみた。

「嬉しいです。学校の先生の話を一生懸命に聞いて、

 塾の先生の言う通りに勉強したら結果が出ました」

 

矢張り、結果を出す子は当たり前の事を言う。

中学校三年目、最後の期末テストで結果を出した。

諦めることなく三年間本当に良く頑張ったと思う。

 

この子が一番良く頑張っていたのは中二の時だ。

その時、良い兆しはあったが結果は出なかった。

納得のいく結果が出たのは約一年後の今であった。

 

真剣に取り組んだにも関わらず、

納得いく結果が出なかったならば、

更に復習を重ねていくしかない。

 

納得いく結果が出た子は、

自信を持って勉強を続けると良い。

好循環の波に乗り続けることが出来る。

 

諦めることなく学習へ取り組めば、

いつか、良い結果が出る日が必ず来る。

 

まずは、全国模試一月号に全力で挑むと良い。

模試は入試に向けての練習ではある。

「練習を本番と思って取り組む子」は成功する。

 

成功する子はすでにこの勉強へ取り組んでいる。

2023.12.6

『傾聴』

傾聴の聴の漢字が意味すること.

 

言葉に「耳」を傾け、

表情に「目」で注意を払い、

感情に「心」を配り、話に共感することだ。

 

目、耳、心を使って話に耳を傾けると、

相手もこちらを理解してくれる様に成る。

 

友人間で傾聴を大切にすると、

その関係性は良好な状態が続く。

 

師弟間で傾聴を大切にすると、

生徒は先生の話を良く聴く様に成る。

 

親子間で傾聴を大切にすると、

親子関係がとても良好になる。

何より、子が親の話す事を良く聴く様に成る。

 

テストが終わった今、傾聴することを大切にするべきだ。

2023.12.5

『静謐』

佐藤進学塾は静謐な学習環境を維持している。

松縄町、熊野神社東側の閑静な住宅街の中に立地している。

 

開講以来、少人数定員制を貫く。

高松高校を第一志望校として、

静かな環境で頑張りたい子を応援している。

 

佐藤進学塾は凛とした雰囲気が漂っている。

教室に入った瞬間、気持ちが引き締まる。

 

先生と生徒、皆で話し合う時間は重要だ。

様々な学校の子が情報を共有する場としている。

佐藤進学塾は、小さな教室だが活気は溢れている。

 

一人ひとりに合った、効率の良い学習方法を教える。

それを習得するには時間が掛かることは事実である。

しかし、皆、諦めることなくその学習方法を習得する。

 

塾では二、三時間、集中して学習する体制を整える。

家でも二、三時間、復習する内容を具体的に伝える。

 

人間、集中力が維持出来るのは「五十分」である。

それを二セット、三セット行い、二三時間集中する。

人間の脳の習性に合わせて、学習時間を設定している。

 

あとの時間は、自由に使えばよい。

 

本当にやる気ある子の集団だから成り立つ。

二、三時間の学習で、最大限の結果を出す。

自分の力と私の指導を信じて努力する子を応援する。

2023.12.4

『全国模試』

中三の子たちは、

受験校を来年一月上旬に決定する。

 

①中一・中二・中三「内申点」の合計

②中三「診断テスト」第三~五回の推移

③中三「全国模試」の五科偏差値の推移

 

以上、三点の数値を見て決める。

 

① 200点以上/220点中

② 220点以上/250点中

③ 68ポイント以上

 

これら三点の数値が揃うと、

高松高校合格可能性は80%を超える。

 

学校では①②の数値で話し合いを行う。

塾では、それに③の数値を加えて話す。

 

模試の数値をあまり重視しない子もいる。

学校では、そのことが話題に出ないからだ。

 

ところが、合格者追跡調査の結果を見ると、

模試偏差値の数値と合格可能性の相関関係は高い。

 

全国模試を大切に考えてほしい。

一月テストを、来週に実施する。

模試実施予定表の通りに実施する。

 

学校のテスト同様に大切にしてほしい。

高校の実力テストや全国模試へも繋がる。

2023.12.3

『ていねいさ』

字を丁寧に書く子は勉強が出来る。

字の巧い、巧くないはあまり関係ない。

巧くなくても、字が丁寧な子は出来る様に成る。

 

テスト勉強も終盤になると、それが分かれる。

字を丁寧に書く子と、そうでない子に分かれる。

 

丁寧に書いていない子というのは焦っている。

覚えようと気持ちが必死になり過ぎている。

鉛筆の音もカチャカチャと大きくなる。

 

冷静さが大切だ。

 

丁寧に書いている子は自律神経が整っている。

交感神経と副交感神経のバランスが良い。

呼吸が深く、しっかりできている。

 

落ち着いて取り組んでいるのである。

心に余裕があるから出来る上に結果が出る。

 

脳科学者が言っていた。

「気持ちを落ち着ける方法は『呼吸を整える』しかない」と。

 

 

解答を丁寧に書いている子は高得点だ。

「△」かなという答えに「〇」がついている時がある。

先生も丁寧な字が心地良く、思わず〇をつけたのだろう。

2023.12.2

『「小五」算数』

小五の算数は『割合』を指導している。

数学に繋がる大切な単元である。

また、国語の読解力が必要になる。

 

「もとにする量、くらべる量、割合」

問題文を読んで、もとにする量とくらべる量を見つける。

「は」、「の」、「に」、「を」に気をつけて読んでいく。

 

それから、関係図に書き表す。

すばやく、正確に!

 

小五の基本的な割合は線分図より関係図がよく分かる。

左側にもとにする量、右側にくらべる量を書く。

その間に矢印を書いて割合を書き込む。

 

あとは三つの公式いずれかに当てはめるだけである。

中学数学ではすべてxを使い、方程式で解くことが出来る。

しかし、小五の間は関係図を書いて理解することが大切だ。

 

小五でも割合の応用問題に入ると、

線分図を書いて考える方法を指導する。

線分図は、一本、二本、三本と増えていく。

 

書く時と解く時は線分図の順番を逆に考える。

このあたりの具体的な解法は授業時に伝える。

先日、『小六発展演習「割合」』で多く当たった。

 

中学数学では方程式が使えるのは事実だ。

しかし、発展的な問題は問題文が非常に長い。

そこから、もとにする量とくらべる量を瞬時に見つけ出す必要がある。

 

その力は小学算数で身に付けておく必要がある。

時々、適当にかけたり、わったりする子がいる。

この様な子は直ぐに行き詰まる。

 

矢張り、関係図を書いてから式を立てることが大切だ。

関係図を書く時間は慣れると、15秒程度である。

その時間を大切にすると、正確に答えを出す事が出来る。

 

ノートに書かれた解法の過程を見ると、

その子の算数力、数学力が伸びるかどうか直ぐ分かる。

 

計算力に拘る親御さんは多い。

実際、計算力が高い子は算数が出来る。

 

ところが、数学が出来る子は、

問題文を図や絵に表す能力がずば抜けて高い。

計算力よりもそういった能力を大切に考えた方が良い。

2023.12.1

『「小四」算数』

小四の算数は『大きな面積』を指導した。

 

1.複雑な面積の求め方について、深く考える。

2.面積の単位の関係を理解して、換算する方法を習得する。

 

複雑な図形を書き写して、全体をイメージすることが重要だ。

全体からつけたした部分を計算して、順にひいていく。

ノートに筆算を行い、丁寧に計算して答を導き出していく。

 

その後、単位を換算する。

 

1a(アール)=10m×10m

      =100㎡

 

1ha(ヘクタール)=100m×100m

         =10000㎡

 

1㎢(平方km)=1000m×1000m

       =1000000㎡

 

これらの単位の関係は確実に覚える。

覚えるまでは、見ながら確認して換算すればよい。

 

①2500㎡=25a

②5000ha=0.5ha

③10ha=1000a

 の様な単位の換算が直ぐ出来るようにしよう。

 

小数点を右へ移して、10倍、100倍、…、とする。

小数点を左へ移して、1/10、1/100、…、とする。

授業中に伝えた具体的な方法を使うと、速く正確になる。

 

これら、単位の換算は良く出来る子でも間違う。

時々、まったく間違うことなく出来る様に成る子がいる。

 

かつえ、出来る子にそっと聞いてみた。

「なんで、こんなに素早く正確に出来るようになったの」

「お母さんと、毎朝、五分間いっしょに練習しています」

 

「どれくらい、続けているの」

「二か月くらい、続けました」

 

「良く頑張ったね」

「お母さんは、私がよく間違う所をプリントにまとめてくれました」

 

「お母さん、すごいね」

「はい、それを毎日練習すると間違う所はほとんどなくなりました」

 

その子は中学生になり、自分でノートにまとめる事がとてもうまくなった。

小学生の時、お母さんがまとめてくれたプリントが基になっている様だ。

私が「こうすると良くなるよ」というと、それも実行して更に力を伸ばした。

 

その後、この子が抜群に出来るようになったことは言うまでもない。

2023.11.30

『「小三」算数』 

小三の算数は『□を使った式』を指導した。

 

1.わからない数を□として式に表し、見当をつけて求める。

2.線分図を使い、四則の□に当てはまる計算方法を習得する。

 

小三の間は、線分図を書いて考えることが大切だ。

線分図を書くと、正しい計算方法が身に付く。

適当に暗算すると、計算ミスが多い子に成る。

 

少々面倒だが、線分図を書く習慣を付けよう。

 

且つて、こんなことをお子様に言う親御さんがいた。

「そのくらい、暗算でさっさとやりなさい」

 

その子は、無理して暗算で答を求めた。

結果、計算ミスが多い子に成った。

 

私が、「ゆっくり、計算すればいいよ」

と言っても、はやく暗算する癖は抜けなかった。

 

その後、その親御さんから、

「うちの子、計算ミスが多いんですけど、どうしたらいいですか」

という相談があった。

 

「ゆっくり計算するように、言葉掛けしてください」

と言ったが、聞く耳を持たれることはなかった。

 

その後は、…。

親の間違った言葉掛けが計算ミスの多い子に育ててしまった。

 

 

且つて、こんなことをお子様に言う親御さんもいた。

「先生が仰られたとおりにやればいいのよ」

 

その子はノートに線分図を書いて全問題を解いて来た。

私が指導した通り、大きく、丁寧に書かれていた。

毎週、ノート一冊使って、びっしりノートに書いて来た。

 

「すごいね、すごく時間が掛かるんじゃないかな」

 と私がいうと、

 

「そんなに時間はかかりません。とても、楽しいんです」

 とニコニコしながら生徒は答えてくれた。

 

その子は計算ミスが殆どない子に育った。

小六の後半からは算数の偏差値が常に65を超えた。

中学生では数学の偏差値が常に70を超える様に成った。

 

「先生、数学はおもしろいです」

と言って、いつも『「発展テキスト」数学』に取り組んでいた。

もちろん、今、高松高校でも理系へ進んで数学を愉しんでいる。

 

線分図を書いて考える子は算数・数学が出来る子に成る。

2023.11.30

『「小三」算数』 

小三の算数は『□を使った式』を指導した。

1.わからない数を□として式に表し、見当をつけて求める。

2.線分図を使い、四則の□に当てはまる計算方法を習得する。

 

小三の間は、線分図を書いて考えることが大切だ。

線分図を書くと、正しい計算方法が身に付く。

適当に暗算すると、計算ミスが多い子に成る。

 

少々面倒だが、線分図を書く習慣を付けよう。

且つて、こんなことを言う親がいた。

「そのくらい、暗算でさっさとやりなさい」

 

その子は、無理して暗算で答を求めた。

結果、計算ミスが多い子に成った。

 

私が、「ゆっくり、計算すればいいよ」

と言っても、はやく暗算する癖は抜けなかった。

 

その後、その親から、

「うちの子、計算ミスが多いんですけど、どうしたらいいですか」

という相談があった。

 

「ゆっくり計算するように、言葉掛けしてください」

と言ったが、聞く耳を持たれることはなかった。

 

その後は、…、である。

 

 

且つて、こんなことを言う親もいた。

「先生が仰られたとおりにやればいいのよ」

 

その子はノートに線分図を書いて全問題を解いて来た。

毎週、ノート一冊を使ってびっしりとノートに書いて来た。

 

「すごいね、すごく時間が掛かるんじゃないかな」

 私がというと、

 

「そんなに時間はかかりません。とても、楽しいんです」

 とニコニコしながら生徒は答えてくれた。

 

その子は計算ミスが殆どない子に育った。

小六の後半からは算数の偏差値が常に65を超えた。

中学生では数学の偏差値が常に70を超える様に成った。

 

「先生、数学はおもしろいですね」

と言って、いつも『「発展テキスト」数学』に取り組んでいた。

もちろん、今、高松高校でも理系へ進んで数学を愉しんでいる。

 

線分図を書いて考える子は算数・数学が出来る子に成る。

2023.11.29

『完成』

小学生の第二回学力テスト対策、

中学生の期末テスト対策が完成した。

 

中学生はいつもより早く終わった。

例年、水・木・金に実施される。

今年は、月・火・水であった。

 

ちょうど小中学生同時に終わった。

この様な日程は初めてである。

 

さて、生徒たちは

隅々まで思う存分学習出来た様である。

「本当に良く頑張った」と思う。

 

いつも、対策中に色々な話をする。

大切なことに気付いてほしいからだ。

琴線に触れるまでいろいろな話をする。

 

それ以外は、静かに見守った。

 

 

「本の続きが読みたい」

「テニスが思いきりしたい」

「栗林公園のライトアップへ行きたい」

 

テストが終わってやりたいことは色々ある様だ。

好きなことすきなだけやればいい。

 

ご理解頂いた保護者様にも感謝申し上げる。

2023.11.28

『テスト対策最終日』

本日、対策最終日だ。

生徒も、ここまで本当に良く頑張った。

あと一日、頑張って実力を発揮すると良い。

 

気を付けるべきことがある。

「『あと一日で終わり』と思ってはいけない」

 

「もうすぐ終わり」

と考えると、脳が緩むそうである。

脳のパフォーマンスが最大限に発揮出来ない。

 

スポーツドクターは

オリンピックを目指す水泳選手に

ゴールの先を考えるように伝えるという。

 

100mがゴールならば、120mをゴールと考える。

「ゴールを突き破る感じで行け」と言うそうだ。

また、「次の大会を意識せよ」とも言うそうだ。

 

佐藤進学塾の生徒は本当に良く頑張った。

テストは一旦、明日で終わる。

 

しかし、今週末に終わる位の意識でいくと良い。

次の診断テストを意識してテストに臨むと良い。

 

実際、テストが終わっても、

佐藤進学塾中三生は水曜日も木曜日も平常授業がある。

これからの入試に向けての勉強が真に大切なのは言うまでもない。

 

最後に、中三に訊いてみた。

「テストが終わったら何したい」

「とにかく、ゆっくりしたいです」

 

今週は少し、ゆっくりするといい。

2023.11.27

『意見交換』

中学生の子たちが昼一時過ぎにやって来る。

テスト第一日目が終了した。

テスト第二日目の学習を行う。

 

中三の子に今日のテストについて訊いていく。

「テスト、どうだった」

 

「わりと簡単でした」

「教科書、ワーク通りでした」

「学校の先生が仰った通りでした」

 

どの学校も以前の様に難しいテストでは無くなった様だ。

 

「なるほど」と思った。

それは、生徒にとっては良いことである。

 

中三の子は最後のテスト対策である。

テスト対策は毎年、より良い形に変えている。

そこで、中三の子たちに尋ねる。

 

「三年間、佐藤進学塾のテスト対策を受けてどうだった」

 

「塾で三時間、家で一時間、塾で二時間、家で一時間、

 塾では黙読により、深く考えて理解する学習、

 家では音読により、流れを掴み内容を覚える学習

 とうまく分けて学習することが出来、良い結果が出ました」

 

「塾で三時間集中して学習する。

 そのあと、家でゆっくり落ち着いて食事をする。

 再び、塾で集中して二時間学習するというのは最高でした」

 

「この塾はみんな高い集中力を維持する事が出来る。

 だから、みんなと一緒に自分も最高の集中力を発揮出来た」

 

「佐藤進学塾は受け身の子には向いていません。

 正しい学習方法を佐藤先生から学んで、それをもとに

 自分で計画を立てて、能動的に学習する人に向いています。

 それが、テスト前の対策では顕著に表れる様な気がしました」

 

「テスト前に、先生はあれこれ細かいことを言いません。

 しかし、私たちの言うことを冷静に聴いて下さいます。

 そのあと、的確なアドバイスを頂けることは有難かったです」

 

「中一の時は昼に三時間集中して学習できることが良かった。

 自分は、テスト前は夜の九時には寝るので、夕方家に帰り、

 食事をして、次の日の準備をして、安心して寝る事が出来た。

 さすがに今は違うが、それでも夜の十一時には寝ている。

 対策が九時過ぎに終わって頂けることはとても良かった」

 

能動的に学習する子、

正しい生活習慣が身に付いている子、

塾長、副塾長の教えを素直に守り頑張る子に

向いている進学塾であることが改めて良く分かった。

 

新年度、テスト対策も生徒にとってより良い形に改善していく。

2023.11.26

『塾長⇔お子様⇔保護者様』

卒業生の子たちで、

「この子、すごく頑張ったな。すごい結果を出したな」

 

 と言う子たちの保護者様と

 塾長である私や副塾長のやり取りには共通点がある。

 

電話でもメールでも手紙でも、

何かあった時のやり取りがスムーズである。

互いに感謝の気持ちがこめられていてひしひしと伝わる。

 

「お子様との関係性も良好なものが築かれているのだろうな」

 ということがよく分かる。

 

先日も、心温まる手紙を保護者様から頂いた。

テスト対策に対するお礼の言葉が多く書かれていた。

結果に対するお礼ではない、過程に対するお礼である。

 

私自身、テスト対策に益々力が入った。

そのお子様も益々頑張っていることが見て取れる。

そのお子様に限らず、頑張っている子は皆共通している。

 

『塾長⇔感謝⇔お子様⇔感謝⇔保護者様』

と言う関係性が築かれていることに気付かされる。

私が大切にしている笑顔、感謝、美装のうちの一つである。

2023.11.25

『テスト直前面談』

佐藤進学塾では、

一人ひとりと話す機会を多く設けている。

 

中学部の生徒たちとテストの最終確認を行った。

 

テスト範囲の仕上がり具合をまず聞く。

敢えて、アドバイスはしない。

ひたすら聞いて、時々、その言葉を繰り返す。

 

生徒「中理はすべて仕上がりました」

塾長「中理はすべて仕上がったんだね」

生徒「あっ、まだ完璧ではありません」

 

生徒「ワークシートはすべて理解しました」

塾長「ワークシートはすべて理解したんだね」

生徒「あっ、まだ理解出来ていないことがありました」

 

お子様の言葉をそのままオウム返しの様に繰り返す。

そうすると、自分が言ったことの中の矛盾に気付く。

 

「中理は本当にすべて仕上がっているのか」

 などと塾長や親がきつく聞いたならば、

 

「中理は本当にすべて仕上がっています」

 と不安を抱えつつ、子どもは言い返す。

 

お子様の思考回路は一瞬ストップするのだ。

 

これではいけない。

お子様に気付かせることが大切だ。

人にあれこれ言われてやったことは身に付かない。

 

 

次に、土日に集中して学習することを訊く。

 

「副教科を出来る限り仕上げていきます」

「それはいいことだね」

 

「学校のワーク類をもう一度丁寧に解き直します」

「とてもいいことだね」

 

「教科書とワークを照らし合わせて理解を深めておきます」

「すばらしいことだね」

 

すべてを肯定する。

気掛かりなことがあっても口にしない。

 

不思議だが、すべて肯定していると、

こちらが気に掛けていることにふと気が付く。

そして、言ったこと以上の勉強を行うようになる。

 

だから、佐藤進学塾の子たちは素晴らしい結果を出す。

平常授業の時は手取り足取り教える。

普段は私達が徹底的に指導、引っ張っていく。

 

テスト前はお子様を信じて必要以上のことは言わない。

本当の意味でのお子様の自主性に任せるのである。

進学塾の指導者とお子様との距離関係はとても大切である。

2023.11.24

『言葉掛け』

言葉一つで、ヤル気が出る事がある。

言葉一つで、やる気をなくすこともある。

 

テスト前、お子様が部屋で

ゆっくり過ごしているとする。

 

「まだ、勉強してないの。テストが近いのに大丈夫なの」

 などと言おうものなら、

 

「分かってるわ。今、勉強しようと思ったところや」

 と返って来る。

 

もう既に、子はやる気をなくしている。

一切、親の言うことは聞かなくなる。

 

 

「少しゆっくりするといいね。何か一緒に飲む」

 などと声を掛けたならば、

 

「ありがとう。先に勉強して、あとで一緒に何か飲むよ」

 と冷静な言葉が返ってくる。

 

 

お子様はヤル気を出して、もうひと頑張りする。

ちょっとした『言葉掛け』でお子様は大きく変わる。

お子様がやる気がないとしたら言葉掛けに問題がある。

 

 

「では、どうすればよいか」

 

お母様が発しようとした言葉を一旦のみこむ。

そして、自分が言われてうれしい言葉を考えて言う。

決して、嫌みな感じや不快な感じで言ってはいけない。

 

「いちいち、そんな『時間』はない」

 と言う声が聞こえてくる。

 

私はこう答える。

「そんな『時間』こそがお子様にとって大切なんですよ。

 出来る子の親はそういう『時間』を確実に取っているんですよ。

 驚く位にお忙しい方ほどその『時間』を大切にしておられます」と!

 

 

お子様が勉強せずにゴロゴロしているとする。

「ゆっくりしているのね。テストが近いから無理しないでね」

 と声を掛けてあげる。

 

お子様はゆっくりしていることに共感してくれたことに安心する。

テストのことを気遣ってくれている優しい気持ちをありがたく思う。

 

「さあ、がんばろう」とヤル気が出る。

実際、ものすごく頑張って素晴らしい結果を出す。

 

子どもとはそういうものなのである。

と言うか、大人でもいっしょである。

嫌な事を言われたら大人でもやる気をなくす。

 

 

卒業生の子たちで、

「この子、すごく頑張ったな。すごい結果を出したな」

 

 と言う子たちの保護者様と

 塾長である私や副塾長のやり取りには共通点がある。

 

電話でもメールでも手紙でも、

何かあった時のやり取りがとてもスムーズである。

互いに感謝の気持ちがこめられていてそれがひしひしと伝わる。

 

「お子様との関係性も良好なものが築かれているのだろうな」

 ということがよく分かる。

 

親の心の状態、即ち自律神経はお子様に伝播する。

交感神経と副交感神経のバランスが取れた

親の自律神経が良い状態はお子様に伝わるのである。

 

逆も、また然りである。

 

先日も、心温まる手紙を保護者様から頂いた。

テスト対策に対するお礼の言葉が多く書かれていた。

結果に対するお礼ではない、過程に対するお礼である。

 

私自身、テスト対策に益々力が入った。

そのお子様も益々頑張っていることが見て取れる。

親の自律神経の良い状態はお子様に間違いなく伝わる。

2023.11.23

『早く寝よう』

テストが三日後となった。

今迄頑張ってきたことに自信を持とう!

 

今日も九時過ぎに対策を終える。

集中して効率の良い学習を行った。

夜遅くまで塾に拘束することはしない。

 

「明日は寒くなりそうだから、

 暖かくして、早めに寝よう」

と伝えて生徒たちを一人ひとり見送る。

 

「ありがとうございました」

生徒たちは深々と頭を下げて、元気に帰って行く。

 

少し早めに寝るといい。

早く起きる必要もない。

ゆっくり、休むと良い。

 

今週の土日は冷え込む様だ。

体調管理に十分気をつけよう。

 

睡眠をたっぷり取って、

英気を養うことで実力を存分に発揮しよう。

2023.11.22

『イチローさんの名言』

結果が出ない時、どういう自分でいられるか。

 決して諦めない姿勢が何かを生み出すきっかけをつくる」

 

イチローさんの名言のうちの一つである。

 

先日、イチローさんがテレビに出ていた。

野球をやっている高校生からの質問を受けていた。

 

「イチローさんはピンチの時、どういう心の状態ですか」

 

「『ピンチはチャンス』とよく言うよね。

 でも、ピンチの時、そんなことを考える余裕はない。

 ピンチの時はピンチ、それを正面から受け止めるだけです。

 

 でもね、『あの時のピンチがチャンスに変わったんだな』

 と、あとから思うことはよくありますよ。

 だから、ピンチを切り抜けたことは良かったなと思います」

 

と言う感じのことを言っておられた。

 

後、50歳になってから「138㎞/h」の球速になったという。

それまでは「135㎞/h」の球速がマックスだったという。

心のどこかで無理だと壁をつくっていた気がすると言っていた。

 

「だから、みんなも自分の中に絶対に壁をつくらないでほしい。

 50歳になったおれが出来るんだから、みんなは必ず出来るよ」

 と最後に言っておられた。

 

流石は世界のイチロー、本当にいいことを言うなと思った。 

2023.11.22

『思い出』

昨日のブログを書いていて、

ふと、思い出した子がいる。

 

既に卒業して高松高校で頑張っている。

その子は中学二年生からグッと伸びた。

全国模試偏差値70超えの常連となった。

 

その子が卒業前に言ったことで驚いたことがある。

 

「部屋を片付けたら、昔の模試が出てきました」

「いつ頃の結果かな」

 

「小四の時のです」

「入塾して間もない頃のものだね」

 

「はい、そうです」

「久しぶりに見て、どうだった」

 

「国語の偏差値が『46』だったんです」

「えーっ、そんな数値だったかな」

 

「母とそれを見て、思わず大笑いしました」

「それは笑うしかないな」

 

「あれから、一生懸命頑張って本当に良かったです」

「本当に良く頑張ったと思うよ」

 

「お母さんも『良く頑張ったね』と言ってくれました」

「それは本当に良かったね」

 

小四で入塾してから中三の卒業まで、

私の言う学習方法を忠実に守ってくれた。

テストの復習を必ず行い、ノートを提出した。

 

私がそのノートにアドバイスを書き込むと、

その通りに学習方法を改善して再び提出してくれた。

 

それを繰り返すうちに最高に効率良い学習が出来るようになった。

その陰には保護者様の最大限のご協力が在ったことをひしひしと感じた。

 

ふだんは二、三時間集中して学習、

入試直前は四、五時間集中して学習、

午後十一時過ぎには必ず就寝していた。

 

それでしっかりと結果を出していた。

 

『塾長である私⇔生徒さん⇔保護者様』

この関係が構築出来たお子様は最高の結果が出る。

2023.11.21

『偏差値70突破』

今回の全国模試で、

偏差値70を突破した子が五名いる。

 

科目別の偏差値ではない。

「五科目の総合偏差値」である。

 

中二の後半から、

偏差値70を超える様に成った子がいる。

小学校の時には出来る子ではなかった。

 

入塾面談の時にいろいろと質問をした。

 

「得意教科は何かな」

「…」

 

「高松高校のことは知っているかな」

「…」

 

何か、答えようとするがうまく表現出来ない。

当然だが、入塾後は総合偏差値50辺りだった。

しかし、この子は素直で真っ直ぐな心の子であった。

 

私が言うことを、いつも耳を澄まして聴いていた。

私が言う通りに復習をする努力を続けた。

その間、保護者様も陰に陽にご協力頂いた。

 

結果が出なくても、その努力をやめなかった。

三年後、努力が実り遂に素晴らしい結果が出始めた。

 

伸び悩んでいた偏差値が一気に65を超えた。

それからは、その実力を維持している。

自信がついたことが大きな要因だろう。

 

その子に訊いてみた。

「数英国はとても安定しているね。

 最近難しい社会も確実に点を取っている。

 なぜ、こんなに社会が出来るようになったのかな」

 

「…」

矢張り、しばらく答えることはなかった。

 

少し待つと、ぽつりぽつりと語り始めた。

「中一の時に地理と歴史に強い興味を持ったんです。

 小学校の時に塾で習ったことを再び中学校で習う。

 その時、本当に面白いなと思ったからなんです」

 

佐藤進学塾は努力型の秀才が多い。

天賦の才能を持つ天才は諦めることがある。

努力型の秀才は途中で諦めることをしない。

 

諦めることなく努力を続けることで必ず勝者となる。

世界で活躍する製造業の創業社長は必ず同じことを言う。

 

「どんなに困難で挫けそうでも信じることを決してやめない」

あれっ、これは随分前に聞いた懐かしい曲の歌詞である。

2023.11.20

『全国模試の結果』

全国模試の結果が返って来た。

一人ひとりの結果にゆっくり目を通す。

 

全国『総合一位』の子はいなかった。

しかし、総合三位の子が三名いる。

上位一桁の子は、なんと七名もいる。

 

本当に良く頑張っている。

 

今回初めて上位者となった子が三名いる。

地道な努力を一生懸命に続けた結果である。

 

諦める事無く、正しい努力を続ける事で

必ず、偏差値は「65」に到達する。

それが三回位続くと、その後安定する。

 

自信がついてプライドが高くなり、

学習面においての好循環が始まる。

生活全般も驚く位に充実し始める。

 

偏差値「60」は、塾授業を真剣に受ける事で到達する。

偏差値「65」取得には、完璧な家庭学習が必要である。

 

「完璧な家庭学習とは、何か」

「『原則的学習』である」

 

1.音読、2.書写、3.反復、

調べて、深く考えることが大切だ。

最後には解法、解答を覚えて定着させる。

 

間違った問題は出題元を探し出す。

二度と間違わない様に根底から理解する。

 

浅い勉強をしている間は結果が出ない。

作業のように勉強している間も同じである。

深い勉強をする様に成って始めて結果が出る。

 

時々、こんなことを仰る保護者もいる。

「もっと、効率の良い勉強方法はないのですか」

 

ネット上の眉唾物の情報に振り回されている。

 

 

佐藤進学塾では、高松の聡明な子に向けて

今考えられる最も効率良い学習を伝えている。

実際に、最短の学習で最高の結果を出している。

 

ぜひ、家族で「成績表」に目を通して、話をしてほしい。

そして、親子で一緒に間違った問題を直して頂きたい。

私からも、一人ひとりへ向けて適切なアドバイスを行う。

2023.11.19

『「12月号」書類の郵送』

12月号の書類を各家庭へ送付した。

 

1.生徒宛の手紙

2.夢つうしん

3.塾長の独り言

4.『2024年度』進級のお知らせ

5.『2024年度』進級申込書

 

中三生

1.一月・二月受験対策

2.受験勉強について

 

小六生

◎『究極の「中一数・英」先取り学習』について

 

小六受験生

◎受験勉強について

 

等々の書類が入っている。

到着次第、ご確認願いたい。

2023.11.18

『俯瞰』

早い学校ではテスト範囲表が配布されている。

まだの学校でも、来週早々には配布される。

 

試験範囲表が配布されるまでに、

「教科書の書き写しと学校ワークの演習を

 一通りは終わらせておく必要がある」

 

 

テスト範囲全体を俯瞰しておくのである。

 

俯瞰とは、高い所から見渡すことを指す。

俯には下を向くという意味があり、

瞰には高いところから見るという意味がある。

物理的な使い方では、

高いところから見下ろすという意味である。

 

比喩的な使い方では、

高いところから全体見渡す様に

広い視野で物事を見るという意味になる。

 

 

教科書と学校ワークの学習が中途半端なまま

テスト勉強に入ると、学習に大きな偏りが出る。

 

教科間による学習時間の偏りが出る場合もある。

問題演習を作業の様に行い、考えていな場合もある。

暗記に時間を掛けて、思考に時間がたりない場合もある。

 

これでは、納得いく結果が出ない。

 

 

教科書と学校ワークを一通り終わらせておくと、

すべての教科において、テスト範囲全体が俯瞰できる。

あと一週間でやるべき学習内容が具体的に見えて来る。

 

だから、落ち着いて学習することが出来る。

教科間の学習時間をバランス良く配分して行う事が出来る。

 

深く考えて、丁寧に調べて、深く理解して、

学習内容を完全定着させることが出来るのだ。

 

 

教科書、学校ワーク、

『二回目』の学習からは深い部分が見えて来る。

 

「あっ、そういうことだったのか」

と根底から理解出来る場面が多くなってくる。

もっと知りたくなるから辞書、参考書まで調べる。

 

益々、理解は深まっていく。

 

教科書、学校ワーク、

『三回目』の学習からは内容の本質が見えてくる。

 

「あっ、わかった。なるほど」

と学習内容の面白さがじんわり感じられる様に成る。

 

教科書、学校ワーク、

『四回目』の学習からは出題者の意図が見えてくる。

 

「よしっ、解けた」

と少しばかり感動する場面も多くなってくる。

 

俯瞰して学習すると、テストというゴールも見えて来る。

そうなると、安心して勉強を仕上げていくことが出来る。

間に合わないかもしれない等、不安も消えてなくなる。

 

 

素晴らしい結果が出るわけである!

 

 

まだ、教科書と学校ワークが出来ていない子は

土曜と日曜に一通り、一気に仕上げてしまえばよい。

 

まずは、テスト範囲を冷静に俯瞰することが大切である。

2023.11.17

『第四回診断に潜む魔物』

第四回診断テストが終わった。

 

第四回診断テストは大変である。

中間、第三回、第四回、期末と

大切なテストが連続するからだ。

 

その重圧たるや半端ではない。

 

うまく乗り切る子がいれば、

少し息切れして失敗する子もいる。

 

毎年、二三名、第四回診断テストで

力を出し切れず、納得いかない結果の子がいる。

 

「気にしなくていいよ」

と私は言う。

 

「復習をしっかりすればいいよ」

と私は続ける。

 

「これが、入試でなくてよかった」

くらいに考えておけばいいのである。

 

 

第五回、総合一の前には冬休みがある。

ここで再び、しっかり復習することが出来る。

 

だから、気にしなくていいのである。

診断テストは所詮、入試の練習である。

 

第一回、第二回、第三回と

実力を順調に伸ばしていれば良い。

 

第四回は小休止、

一旦、すべてを見直すチャンスである。

 

現時点での実力、学習方法、メンタル、…。

 

期末テストと重なる範囲は、

チャンスとばかりにしっかりと学習すればいい。

 

諦めずにやり抜く人間が、必ず最後に勝利する!

2023.11.16

『「塾庭」樹木の剪定』

庭師さんが、塾の樹木を綺麗に整えてくれた。

塾の庭師さんはとても誠実な方である。

朝から夕方まで心を込めて剪定して下さった。

 

朝八時には準備を整えておられる。

十時に休憩、お茶を飲みながら話をする。

 

庭師さん「先日、高齢者教習へ行ってきたんですよ」

塾長の私「えっ、もう、そんなお年なんですか」

 

「69歳になったんです」

「すごい、体力ですね」

 

「最近は暑くて大変です」

「ご無理なさらないで下さい」

 

しばらく、話は続く。

その後、正午まで剪定作業を続けられる。

 

午後は一時から剪定を再び始められる。

午後三時に休憩、綺麗な庭を見ながら話をする。

 

塾長の私「綺麗になりましたね」

庭師さん「最近、これだけ木を植えている庭は少なくなりました」

 

「木があると、心が安らぎます」

「私もそう思います。木を植えている方は穏やかな人が多いですね」

 

「そうなんですか」

「『木を切ってくれ』という依頼が増えましたよ」

 

「それは残念なことですね」

「庭を大切にされていると、私も剪定に力が入ります」

 

「生徒たちも、気持ち良く勉強出来ます」

「では、あと、仕舞いをして終わりにします」

 

午後五時まで枝や葉を集めて作業は終了となる。

 

剪定後の塾の庭は、美しく凛としている。

テスト対策期間中、昼も塾で勉強する。

庭の緑を眺めながら勉強すると間違いなく捗る。

 

庭の木々も生徒たちを応援してくれている。

2023.11.15

『復習ノート』

復習ノートは、

佐藤進学塾の伝統を受け継いでいる。

 

学校のテストが、

『一番』の子が復習ノートを提出する。

 

それを、下の学年の子に見せる。

ノートの良い点について詳しく説明する。

 

食い入るようにノートを見ている子がいる。

他人事の様に、ちらりとだけ見る子もいる。

 

私の話を身を乗り出して聴いている子がいる。

あまり興味なさそうに聞いている子もいる。

 

この違いはどこから来るのか。

それは、私には分かっている。

 

 

さて、前者が復習ノートを提出した。

 

「すごい」

思わず声が出た。

 

テスト対策の復習について、先日詳しく伝えた。

その時、中学生の優秀な子のノートを見せて上げた。

 

それを見事に真似ている。

自分流に少しアレンジして復習している。

更に良く成る様、コメントを書きこんだ。

 

 

復習ノートを見れば、

結果が出るかどうか、すぐにわかる。

 

私が言ったことを忠実に守っている。

出来る子のノートを一生懸命に真似ている。

そして、丁寧に心を込めて字を書いている。

 

塾長である私の思いと、先輩塾生の思いと、

自分自身の思いが見事なまでに重なり合っている。

 

三者の『心』を通い合わせているのである。

 

 

高松高校や愛光校高校で活躍する子は

且つて、小中学校時分の復習ノートが凄かった。

その子たちの伝統をまた一人受け継いでその軌跡を辿る。

2023.11.14

『同期発火』

テスト対策、第二日目である。

生徒一丸と成り、演習へ取り組んでいる。

 

同期発火が起こっている。

 

脳科学の世界では、

「同期発火」という言葉がある。

 

「ある人が何かをしようと思い前向きに行動へ移す時、

 それに連動して他の人が無意識に同調した動きをする」

 

一人、二人本気で勉強を始めると、

他の子も本気で勉強し始めるのだ。

 

佐藤進学塾には飛び抜けた天才はいない。

しかし、生徒たちの心のつながりは強い。

 

互いに良い部分を認め、尊敬しあっている。

高松高校合格という共通の目標を持っている。

 

その結果、成績上位者が数多く出る。

チームワークに優れた進学塾なのである。

 

仮に、生徒10名が、一人「1」の学習をすると

そのクラスの学習量は合計で「10」となる。

 

しかし、10名の生徒が一人「1.5」の学習を

行うとクラスの学習量は合計「15」となる。

 

では、一人当たりの差「0.5」は何か。

 

クラスの仲間を互いに気遣い、教え合うことに拠り

「1」しか発揮しない学習が「1.5」を同期発火の

ために発揮して強固なチーム力が出来上がるのだ。

 

だから、佐藤進学塾では平常授業も

テスト対策も全員が同じカリキュラムで

仲間を思い遣る学習体制を貫いている。

 

塾長の方針であり、理念である。

勉強は一人でやっても行き詰まる。

皆と一緒にやるから面白いのである。

 

結果として、一人ひとり自分の限界も突破出来る。

2023.11.13

『期末テスト対策』

中学生の期末テスト対策が始まった。

全員でビシッと始めたいところだが、

この冷え込みゆえ、体調がよくない子もいる。

 

コロナ下三年間、体調の不安定化。

あまりにも暑過ぎた今年の夏の疲れ。

寒暖差が大きい為の自律神経の乱れ。

 

これらが、大きく影響している。

体調が思わしくない時は、体を休めよう。

 

 

ただ、今は、やるべき時である。

やるべきことはやらねばならない。

 

 

今日は絶好調の中一の子たちに話をした。

 

成績が順調に伸びて来ている。

二学期中間では総合一位が三人出た。

総合成績、上位十位内の子も多くいる。

 

改めて大切なことを話す。

大切なことは繰り返し話す。

耳にタコが出来て、それにタコが出来るまで話す。

 

1.教科書の音読・書写

2.学校ワーク類の反復練習

3.学校のノート・プリントの理解

 

教科書を、どれだけ深く理解するか。

ワーク類を、完璧に覚える迄反復するか。

ノート・プリントを、完全に理解出来るか。

 

これらの完成に拠り、結果は出る。

結果が出ない時は、いずれかが弱い。

 

ただ、それだけである。

 

「結果がうまく出ていないな」

と感じた時はどこが弱いのか、親も見てあげるべきである。

私達も常に見ているが、身近で見ている親が見ると子は心強い。

 

 

「これだけ、頑張った」

 と言う程度では頑張ったとは言えない。

 

「まだ、やるべきことがある」

 と言う言葉が出て始めて完成の域に近付く。

 

生徒たちに話した後は、

一人ひとりから質問を受ける。

それに対して丁寧に答えていく。

 

「計算間違いがどうしても出るんです。どうしたらいいですか」

「気にしなくていいよ。間違ったら直せばいいだけだよ」

 

「暗記したことをテストで書き間違えます。どうしたらいいですか」

「必ず、問題と答えを音読しながら書こう。絶対に書き間違えないよ」

 

 

集中してやるべきことをやったならば、後は早く寝よう。

出来る限り、夜の12時までには就寝することを心掛けよう。

スマホは親に預けて、テスト範囲に集中して全力で学習しよう。

2023.11.12

『紅葉狩り』

淡路島へお墓参りに行ってきた。

高松から洲本まであっと言う間である。

高松自動車道が四車線化して走りやすくなった。

 

昔は、高速道路も鳴門大橋も無かった。

 

国道11号線をひたすら走っていた。

鳴門から阿那賀、フェリーに乗った。

それから淡路島をのんびり走っていた。

 

昼過ぎ、洲本を出発する。

北部の淡路夢舞台まで足を延ばす。

以前は採石場であったところである。

 

建築家安藤忠雄氏、

グランドデザインに拠る

施設群が伸びやかに広がる。

 

高度経済成長期、

経済活動の為に山を削った。

 

人間が破壊した自然を本来の姿に戻し、

様々な動物や植物と人間が共生出来る

空間を創造して出来上がった淡路夢舞台だ。

 

どの角度から見ても、どこを切り取って見ても美しい。

山の緑、海、空、コンクリートが見事に融合している。

少しばかり、不思議な気持ちに成った紅葉狩りであった。

2023.11.11

『犬の日』

今日は、11月11日である。

ワンワン、ワンワン、犬の日だ。

 

「先生、塾のワンちゃんはどこにいるのですか」

新しく入塾した子や保護者様に時々、訊かれる。

 

「天国に旅立ったよ」

と答えると皆、驚く。

 

ホームページでは元気な姿の写真が見られるからだ。

 

「20歳まで生きたんだよ」

と言うと、さらに驚く。

 

 

かつて、

元気に「ワン」と挨拶をして生徒を迎え入れていた。

帰りはワンワンパトロールに出掛け生徒を見守っていた。

 

前向きな頑張る子が入塾面談に来ると、

その時はすやすやと静かに眠っていた。

 

そうではない子が来ると、

驚く位、終始、吠えていた。

 

三年前、静かに眠る様に天国へ旅立った。

その時は、たくさんのお花と手紙を頂いた。

その時、一人の子が書いた手紙が心に残っている。

 

心優しい、ユーモアあふれる子であった。

第一志望校受験に迷った末、初志貫徹した。

結果は、見事合格であった。

 

看板犬コロも天国で応援してくれたのだろう。

 

一周忌は私達のお花だけかなと思っていると、

姉妹の生徒が可愛いお花を持って来てくれた。

「先生、コロちゃんにお供えしてください」

 

その子も第一志望校受験に不安があった。

しかし、見事、第一志望校合格であった。

 

その姉妹のお姉さんの方も、その年、

第一志望校の国立大学医学部医学科へ合格した。

 

不思議な繋がりだが、姉妹がお花を購入した

お花屋さんのお子様も第一志望校へ見事合格した。

後日、姉妹とお母様へそれを伝えると驚いておられた。

 

佐藤進学塾の看板犬『コロちゃん』は

現役を退いた今も、天国で優しい素直な子を応援している。

2023.11.10

『受験勉強』

受験で勝利する子は、

受験前に命懸けで頑張るわけではない。

 

「えっ」と思うだろうが、

これはれっきとした事実である。

 

「では、勝利する子はどんな子か」

普段、丁寧に学習している子である。

受験前は涼しい顔で仕上げをしている。

 

テスト前ではない。

普段が大切なのである。

 

中三になって受験が始まるのではない。

夏休みになって受験が本格化するのでもない。

 

受験に成功する子は、

中三になっても、今まで通りに学習している。

夏休みはもちろん頑張るが、決して無理はしない。

 

一般的な塾では受験前、異常に力を入れる。

指導者は発破を掛けるが、生徒は空回りする。

だから、子どもは緊張して力を発揮できない。

 

佐藤進学塾の中三生はゆったりと勉強している。

よく言われるピリピリした雰囲気など微塵もない。

むしろ、温かく穏やかな優しい空気が漂っている。

 

そして、みんな、笑顔である。

 

しかし、学習空間は静謐で凛とした空気感がある。

みんな、普段から一生懸命に頑張っているからだ。

 

先輩達が頑張り抜いた空気感を引き継いでいる。

それは、輝かしい実績を見れば一目瞭然である。

 

 

小三、小四は、学習リズムをつくっている。

小五、小六は、高度な内容を学習している。

 

中一、中二は日々、入試を見据えて学習している。

中三は中間期末、診断、入試全て意識して学習している。

 

佐藤進学塾では、

受験勉強は小三から始めているのである。

中三はその集大成、総仕上げといった感じだ。

 

佐藤進学塾では効率の良い学習を行う。

正しい学習方法である『原則的学習』を伝え、

素直に学習する子を親切丁寧に指導していく。

 

「テスト前だから、しっかり勉強せよ」

 などと言うことはない。

 

「テスト前だから、早く寝なさい」

 と言うようにしている。

 

それで最高の結果が出ているのだから、

今現在、最高の指導が出来ていると言える。

 

ただ、これに満足することはない。

新年度から『新カリキュラム』にて指導を行う。

 

理系人材、グローバル人材の

ニーズの高まりを受けて、

小学部はカリキュラムを一新する。

 

国語は勿論、英語教育を充実させる。

数学教育を小学生時点から始めていく。

 

中学部では以前以上に余裕を持ち学習指導を行う。

佐藤進学塾の子たちの学習能力は益々高まっていく。

2023.11.9

『小四算数』

小四は『四則の間の関係』を指導した。

 

たし算とひき算の関係、

かけ算とわり算の関係は

小三で学習した内容である。

 

復習を兼ねて丁寧に説明した。

分からない時は線分図を書くとよい。

すぐに理解することが出来る。

 

その時に習った逆算を使い計算を行う。

 

例題 18×(108ー□÷16)=1800

     (108ー□÷16)=1800÷18

 

     (108ー□÷16)=100

                               □÷16   =108ー100

 

           □÷16   =8

                                 □ =8×16

             □=128

 

下線部は、先に計算をする部分である。

その部分を残しておいて、逆算を行う。

 

式が長くなっても、逆算の方法は同じである。

スムーズに計算出来る様に反復練習を行うこと。

中学部の成績上位者はこの様な計算が瞬時に出来る。

2023.11.8

『小三算数』

小三は『かけ算の筆算』を指導した。

二桁×二桁、三桁×二桁である。

 

かける数が一桁であれば簡単である。

九九がしっかりしていればミスも少ない。

 

かける数が二桁になると、少し難しくなる。

①かける数の一の位をかけられる数へ順番にかける。

②かける数の十の位をかけられる数へ順番にかける。

③①の答えと②の答えをたす。

 

左手にものさしを持ち、スライドさせながら線をひく。

右手に鉛筆を持ち、手から離すことは決してない。

 

九九は常に声に出しながら、答えを書いていく。

目、口、耳、手を連動させて計算を行う。

式はノート一枚に左右二つ、上下に三つの筆算を書く。

 

これらのことをしっかりと生徒たちに伝え、練習した。

 

「姿勢を正してやることも大切だよ」というと、

「なぜですか」と訊く子がいる。

 

姿勢が美しい子は正答率が高い。

これはれっきとした事実である。

美しい姿勢はリラックスした状態をもたらす。

 

頭も心もリラックスしているから正答率が高い。

頭よりも心がリラックスしているような気がする。

 

最後に一つ質問が出る。

「テストの時は声が出せません。どうすればいいですか」

 

「音読はしないけど、黙読で頭の中で声を出すんだよ」

みんな、分かったような分からない様な微妙な顔をしていた。

 

賢い子と言うのはテストの時に声を出しているのである。

それは音読を意味する声ではなく、頭の中で聞こえる声である。

聡明な子は皆それを当たり前に行っている。

 

子どもの能力の発達にとって、

内的発話(インナースピーチ)はとても重要な事である。

2023.11.7

『小六「学力テスト対策」』

小六は第二回学力テスト対策に入った。

第二回学力テストは範囲が広い。

まず、試験対策プリントを復習しよう。

 

1.間違った問題を解き直す

 ①問題文を書き写す

 ②考え方を詳しく書く

 ③答えを正確に書く

 

2.教科書から間違った原因を見つけ出す

 ①大切なことを書き写す

 ②間違った原因を詳しく書く

 

3.学校ワークで似た問題を探し出す

 ①類似問題を解く

 ②正しい解き方を覚える

 

※余裕があれば、辞書、参考書を調べる。

これを繰り返すことで必ず良い結果は出る。

公立小の子もこれを行えば、中学校でテスト勉強が上手くいく。

2023.11.6

『中一数学』

「球の表面積と体積」

公式を覚えると良い。

 

表面積は4πr²

体積は4/3πr³

 

3.14を計算に使わない。

拠って、計算は楽である。

文字式の計算に慣れると良い。

 

各問題、三回ずつ反復すればコツは掴める。

 

r²=r×r

r³=r×r×r

の形で式にして約分して計算するといい。 

2023.11.5

『北風と太陽』

イソップ物語の話である。

 

北風と太陽が言い争いをした。

「どちらが、強いか」

 

勝負をすることにした。

「旅人の上着をぬがせた方が勝ち」

 

北風は、力一杯、冷たい風を吹く。

旅人は上着を押さえ、ぬがせることはできない。

 

太陽が、さんさんと光を照らす。

旅人はあまりの暑さに上着を脱いでしまう。

 

太陽の勝ちである。

 

北風の厳しい態度と太陽の寛容な態度が対照的だ。

太陽の寛容な態度であることが人に求められている。

 

 

『北風と太陽』の物語には、

「北風が勝つ」パターンのストーリーがある。

 

「旅人の帽子を脱がせたほうが勝ち」

 という勝負もしていた。

 

北風が旅人に向かって強い風を吹いたところ、

帽子を飛ばすことに成功した。

太陽はそれに失敗する。

 

実は、北風と太陽の勝負は引き分けだった。

2023.11.4

『入塾面談』

毎週土曜日、新年度、入塾面談を行っている。

生徒さんには適性検査(30分)を受けていただく。

その間、保護者様には塾の理念・方針をお伝えする。

 

保護者様からは質問を受け付け、丁寧に答える。

適性検査終了後、漢字、文法、読解について、

現時点での実力を判定して課題をお話しする。

 

その後、保護者様、生徒さん、塾長の

三者でしっかりと話し合いを行う。

 

最後に事務手続きについて話して面談を終える。

適性検査の30分を合わせて70~80分の時間を掛ける。

疑問点、心配な点について、全て確認して安心して頂く。

 

それから、入塾するかどうかを決めていただく。

その場で決定する方が多いが、持ち帰られる方もおられる。

 

進学塾の授業は、一年間受けてはじめてその良さが分かる。

その事について、約80分間掛けてお子様、保護者様と話し合う。

三者にて話し合うので、深いところまで話を進める事が出来る。

 

本日も、気持ち良く話し合いが進んだ。

保護者様はホームページ、特にブログをよく読まれていた。

お子様は礼儀正しく元気に挨拶が出来る素直で前向きな子であった。

 

お子様は退室時、丁寧にスリッパを揃え、お礼の言葉を伝えて、挨拶して帰られた。

副塾長と共に誠心誠意指導にあたり、最大限サポートしていきたいと思う。

 

素直で前向きな子には最適な進学塾である。

ヤル気ある子の為に静謐な学習環境を守り抜く。

高松高校を目指す利他の心を大切にする子に来て頂きたい。

2023.11.4

『金剛力士像』

金曜日も修学旅行から帰ってきた子がいた。

「どこが良かった」

「金閣です」

 

矢張り、金閣は人気である。

 

「あなたは、どこが印象に残った」

「金剛力士像です」

 

「運慶、快慶作のものだね」

「そうです。とても、力強かったです。

 この様な精緻なものをどうやって作ったのかと思いました」

 

なかなか、目の付け所がいい。

こういう答えが出ると此方もハッとする。

 

東大寺南大門、金剛力士像は、

鎌倉時代、千二百三年に運慶、快慶ら仏師によって

わずか、六九日間で造像されたと伝えられている。

 

像高はいずれも、8.4m近くもあり、

二体で一対をなす阿形像と吽形増である。

 

阿形の「阿」は、ものごとの始まりの意味があり、

吽形の「吽」にはものごとの終わりの意味がある。

金剛力士像は世界の始まりと終わりを示しているとされる。

 

「阿吽の呼吸」は、金剛力士像の阿形像と吽形像が起源となっている。

2023.11.3

『仏の顔も三度まで』

どれだけ温厚な人でも、

無礼を繰り返せば怒るの意である。

 

「仏の顔も三度撫ずれば腹立つ」

という言葉が省略されて、

「仏の顔も三度まで」と使われる様に成った。

 

仏が温厚な人を、

三度までが無礼を繰り返す様子を意味する。

 

言い回しを見ると、

三回目までは許されると解釈する人も多いが、

正しくは三回目で怒られている様子を表している。

 

元の文章は「仏の顔も三度撫ずれば腹立つ」

とあり、三回目で腹を立てている様子が分かる。

 

「まで」が加えられ、

仏の顔も三度まで、と使われるようになった。

 

温厚な人も無礼を繰り返せば怒る

という意味のことわざなのである。

 

 

「どこから『三』という数字が出てきたか」

 

仏さま自身のエピソードが元になっている。

仏さまは釈迦国の王子として誕生した。

 

ある時、隣国のコーサラ国から

「王妃にふさわしい身分の高い女性を嫁がせて」

という要求が出される。

 

しかし、その要求を良く思わなかった釈迦国は、

身分の低い女性を、高い身分と偽って嫁がせる。

 

その後、釈迦国から王妃として嫁いできた女性が、

本当は身分の低い者だったと知ったコーサラ国は、

釈迦国を滅ぼそうと出兵するが、仏さまから説得され引き返す。

 

出兵しては引き返すを三回行い、

四回目の出兵では「悪いのは自国だ」と

仏さまは説得を行わなかった。

 

結果、釈迦国は滅びることになり、

仏さまが三回説得を行った事から

三という数字が使われるようになったという。

 

正しい意味とは少し異なるエピソードである。

2023.11.2

『小四算数』

『四則に関して成り立つ性質』

 について指導した。

計算の決まりと計算の工夫を理解するとよい。

 

「計算を速くするには、どうすればいいですか」

 

よくある質問である。

 

計算が速い子がすごいという一般常識があるからだ。

実際には、計算は正確な子が偉いのである。

拠って、無理して早くする必要などはない。

 

しかし、計算を速くする方法はある。

 

一つ目は、「反復練習」である。

二つ目は、「決まりと工夫を習得すること」である。

 

この時、速く解くことを意識してはいけない。

ゆっくり丁寧に計算することが大切である

 

① 58+65+35

 =58+100

 =158

 

➁ 125×7×8

 =125×8×7

 =1000×7

 =7000

 

③ 25×28

 =25×4×7

 =100×7

 =700

 

④ 75×12

 =3×25×4×3

 =9×100

 =900

 

⑤ 99×35

 =(100-1)×35

 =3500-35

 =3465

 

上記、計算の感覚をマスターすると良い。

生徒たちはよく理解出来ていた。

あとは、反復練習して習得すると良い。

 

一問、3秒程度で即答出来る様に成る。

 

以前指導した『かけ算の暗算』も利用しよう。

①12×12=(12+2)×10+2×2=140+4=144  

➁15×15=(15+5)×10+5×5=200+25=225

③17×18=250+56=306

④25×28=33×20+5×8=660+40=700

⑤52×58=3000+16=3016

 

小四に限らず、計算のきまりを習得すると、

計算のスピードは段違いに早くなる。

しかも、正答率は100%に限りなく近づく。

 

成績上位者はこれら計算手法を間違いなく習得している。

2023.11.1

『小五英語』

来年度から小五・小六で英語の授業を行う。

小中一貫教育でハイレベルな英語を指導する。

 

中間・期末・診断テストは勿論入試で満点を狙う。

英検にも、十分に対応出来る内容だ。

 

それに先駆けて、小五の子たちの英語授業を始めた。

最初はどうなるものかと少しばかり心配していた。

 

しかし、それは杞憂に終わった。

 

皆とても楽しそうに英語の授業を受けていた。

大きな声でしっかりと発音していた。

これからの成長が楽しみである。

 

来年度から始める、

小六『数学』の授業もこれから楽しみである。

来年度から、小学部の授業が大きく変わる。

 

ある調査によると、

今後十年以内に学習塾の

四割以上が閉鎖に追い込まれるとある。

 

本当であれば、おそろしい話である。

 

ダーウィンは、

「強い者が生き残るのではなく、

 賢い者が生き延びるのでもない。

 唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」

と言ったそうである。

 

佐藤進学塾は間違いなく生き残りそうである。

2023.10.31

『復習ノート』

復習ノートが提出されている。

提出は任意であり、義務付けていない。

 

「テスト直しが終わったら、提出してね」

 とライトな感じで伝えている。

 

やらされてやるのでは意味がない。

能動的に行うことが大切と考えている。

 

 

まず、提出しているだけで偉い。

毎回、必ず、提出する子もいる。

 

提出されたノートは丁寧に見ていく。

そして、最後にコメントを書き込む。

二、三行の時があれば、二、三ページの時もある。

 

今回も、「すごい」と思わず声が出たノートがある。

 

 

1.「間違い直し」を驚く位丁寧に行い、完全理解している。

2.出題元を徹底的に探し出して、「出題意図」を掴んでいる。

3.「類似問題」を様々なテキストから見付け出して、演習している。

4.「辞書、参考書」を調べ尽くして大切なことを書き出している。

5.自分が「間違った原因」について考えて、詳しく記述している。

 

「凄い」

 本当に凄いのである。

 

素晴らしい結果を出している子が殆どだ。

結果を出しているから、次に備えてここまでやる。

そのパワーが伝わって来る。

 

思う様に結果が出ていない子もいる。

近いうちに、必ず、素晴らしい結果が出る。

その意気込みが感じられる。

 

ノートという平面に鉛筆一本で勝負している。

強い気持ちとやる気がひしひしと伝わってくる。

それを、私も真摯に受け止めてしっかり見ていく。

 

以前のブログでも伝えたことである。

中学生は期末テストまであと一カ月である。

附属小学生も学力テストまであと一カ月である。

 

一人ひとりがやるべきことを考えて、

やるべきことをやっていってほしい。

2023.10.30

『原則的学習』

附属小六、中学生全学年は、

「テスト前、一カ月」となった。

 

まずは、『書き写し』を始めよう。

教科書のテスト範囲となりそうなところを

音読しながら、ゆっくりと書き写していく。

 

黙って書き写すと、作業になる。

それでは、深い理解を得られない。

 

大きい声を出して、耳で確認、

丁寧に書き写して、更に目で確認する。

五感をフルに使い、脳を刺激することが重要だ。

 

字は必ず、ゆっくり丁寧に書く。

丁寧に書く時、自律神経は安定している。

 

ゆっくりと呼吸しているからだ。

交感神経と副交感神経のバランスが

最高の状態に保たれているのである。

 

拠って、

「早くしなさい」と言ってはいけない。

「ゆっくり、やろうね」と言うとよい。

 

普段、ゆっくり勉強していても、

試験の時は緊張しているので早くなる。

 

人間の深層心理に、

嫌な事から早く逃げようとする部分があるからだ。

また、苦手なことは避けて通ろうとするからだ。

 

拠って、

普段は驚く位ゆっくり丁寧に勉強する必要がある。

それで、試験の時にはちょうど良い早さとなる。

 

実は、普段、

勉強する時、早く読んで、早く書くのは、

勉強が面白くないので逃げようとしている。

 

逆に、

ゆっくり丁寧に勉強している子は、

勉強を愉しんで行っているのである。

 

最初から、勉強が楽しくて仕方ないと言う子はいない。

ゆっくり丁寧に勉強している間に、少しずつ面白くなる。

丁寧に考えているから、本質的な面白さに気付くのだ。

 

さあ、テストまで一カ月となった。

『教科書の書写』からゆっくり始めよう。

テストがない小三から小五の子もやってみよう。

2023.10.29

『附属小期末テスト』

附属小期末テストの結果が出揃った。

みんな、本当に良く頑張ったと思う。

 

すごく良い成績が出ている子がいる。

前回に比べて大きく伸びている子もいる。

 

その中の保護者様からお礼の葉書を頂いた。

 

「いつも、激励頂きありがとうございます。先生のテスト対策のお陰で、わが子がとても頑張った感じがありました。私自身はサポートする側として反省する点もありましたので、努力し続けていきたいと思います。今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます」

 

この子は、とても丁寧に問題を解くようになった。

最初は時間配分が出来ず、後半は空白が目立った。

今はリズム良く解くことが出来る様に成り、最高の結果が出ている。

 

帰る時、

「先生、今日は月がとても綺麗ですね」

と言って自転車で帰って行った。

 

学力面はもちろん、

心の面でも、良く育っている。

 

 

さて、附属小の三年生から六年生一人ひとりには

テストの結果について、良い部分を褒めて伝えている。

そして、これから改善すべき点についても具体的に伝えた。

 

面白いことだが、

その話を公立小の子が聞いてメモしている子がいた。

なかなか、頼もしいことであり、今後が楽しみである。

2023.10.28

『修学旅行』

公立小学校の子が修学旅行から帰ってきた。

みんな、元気に来てくれている。

少し咳をしている子も見かけるが…。

 

「先生、おみやげです。どうぞ」

「ありがとう。みんなで分けるね」

 

お土産を渡してくれた。

みんなにお裾分けした。

そして、私たちも頂いた。

 

生徒たちにたずねてみる。

 

「どこが、印象に残った」

「金閣です」

 

毎年、人気第一位である。

煌びやかな金閣が印象に残ったようである。

 

「金閣」は「鹿苑寺」である。

京都市内の看板には金閣寺とある。

しかし、正式名称は鹿苑寺、金閣である。

 

「昔、先生は金閣小学校の子も指導していたよ」

と言うと、驚いて

 

「そんな名前の小学校があるんですか」

と聞いて来た。

 

「鹿苑寺のすぐそばにある小学校だよ」

「へーっ」

 

嵯峨小、嵐山小、広沢小、太秦小、梅津小、…。

右京の風光明媚な地にある小学校が多かった。

金閣小学校は北区である。

 

 

さて、「銀閣」は「慈照寺」である。

どちらも室町幕府の将軍が建てた別荘である。

単なる別荘ではなく政治的な機能をもっていた。

 

「金閣」は室町3代将軍の足利義満が、

「銀閣」は室町8代将軍の足利義政が

それぞれ建てたものと言われている。

 

死後、菩提を弔う為に鹿苑寺、慈照寺としたそうだ。

2023.10.27

『為替「円高・円安」』

為替市場では、「1ドル150円」を突破した。

少し前まで、「1ドル140円」台後半であった。

円安が進んでいるのである。

 

円とドルの関係で言えば、

「円高ドル安」「円安ドル高」

 はセットとして考える。

 

円の価値が上がるとドルの価値が下がり、

ドルの価値が上がると円の価値が下がる。

シーソーの様な関係である。

 

変動相場制ゆえに起こる。

かつては「1ドル=360円」と固定されていた。

1973年、固定相場制から変動相場制へと変わった。

 

例えば、「1ドル100円」を基に考えるとする。

「1ドル100円→1ドル90円」    円高ドル安
「1ドル100円→1ドル110円」  円安ドル高

 

1ドルが100円から90円になると、

「円が安くなっているのに、なぜ、円高?」

 生徒たちは混乱する。

 

ドルの視点に立つと、

1ドルが100円から1ドル90円になるので、

ドルが安くなっている。

 

即ち、「円が高くなっている」

ということになる。

 

今回、1ドル140円台から150円台まで上がった。

「円安」、円の価値が下がっているのである。

 

 

海外旅行をする事を考えてみよう。

 

「¥10,000円」をドルに換金する時、

「1ドル125円」の時は「80ドル」となる。

「1ドル100円」の時は「100ドル」となる。

 

125円>100円だが、80ドル<100ドルである。

 

1ドル125円→1ドル100円になった場合、

80ドル→100ドルと円の価値が高くなったので、「円高」である。


1ドル100円→1ドル125円になった場合、

100ドル→80ドルと円の価値が低くなったので、「円安」である。

 


「最後にもう一度、確認しよう」


1ドル125円→1ドル100円は、円安に感じる。

しかし、そうではない。


以前、1ドルは125円の価値があったのに

100円の価値しかなくなったということである。


つまり,ドルの価値は低くなり(ドル安)、

円の価値は高くなった(円高)ということになる。

 

 

佐藤進学塾では算数・数学の指導に最も力を入れている。

拠って、社会であっても為替の内容を指導するのは得意である。

 

生徒の皆には、ニュースに日頃より耳を傾けておいてほしい。

「1ドル148円が150円になった時、円安と報道している。なぜかな」

という疑問を常日頃より持っている子が勉強が出来る様に成る子である。

2023.10.26

『全国模試「11月テスト」終了』

「テストは終わってからが始まりである」

 いつも、私が言う言葉だ。

 

結果を出す子は、自分の解答が気になる。

「どの問題を間違ったのか」

 

試験後、すぐに自己採点を行う。

そして、間違った問題を見つけ出す。

解答を見て、間違った問題を解き直す。

 

「なぜ、間違えたのか」

 その原因がとても気になる。

 

結果が出るのは一か月後となる。

それまでに間違った問題は復習する。

 

出題元を探し出して根元を理解する。

問題を解き直して間違った原因を考える。

塾テキスト、参考書を活用して理解を深める。

 

結果が返却されたら、もう一度復習する。

その時には、スラスラと解くことが出来る。

既に復習しているから、点数が気にならない。

 

 

「一度間違った問題は、二度と間違わないことが大切だ」

 

 

少しばかり、話が逸れる。

元祖クイズ王の「ロザン」宇治原さんは

京大出身、天才集団メンサ会員であることは有名だ。

 

その宇治原さんが関西のテレビ番組で言っていた。

「クイズで間違うと悔しくて仕方がない。

二度と間違う事がないよう、家へ帰って何回も復習する」と。

 

世界レベルで天才と認められている人でも復習を大切にしている。

2023.10.25

『笑顔の続き』

「お母さん、結果が良かったよ」と子が親に言う。

ニッコリ笑って、「良かったね」と言えばいい。

 

「お母さん、結果が、…」と子が言う時もある。

ニッコリ笑って、「また頑張ろうね」と言えばいい。

 

 

「結果が、…」のお子様で、

抜群に出来る様に成った子がたくさんいる。

 

「もともと、出来る子だったんでしょ」

など、何も考えずに言う人がいる。

 

「とんでもない。どれだけ努力したことか」

と言いたいが、決して言う事はしない。

 

そんなことは、私と生徒とその保護者だけが知っていればいい。

生徒も私たちも、驚く位に努力していることを親御さんは知っている。

実は、その保護者様は私たちを上回る位に努力している事実がある。

 

皆、その努力を「努力とは思ってもいない」という共通点がある。

 

 

小さな進学塾ゆえ、最初から出来る子は来ない。

 

 

しかし、塾の方針に賛同して、

「出来る様に成りたい、高松高校へ行きたい」

という強い意欲を持った子は多く来てくれる。

 

今回、初めて紹介するお子様の事例である。

 

入塾後二年間、模試偏差値が65を超えなかった子がいる。

その間、私が言う勉強方法をひたすら守り抜いた。

少しずつ改善して、勉強方法は少しずつ良くなった。

 

小六で少し結果が出るようになった。

中学生になり、その努力が実った。

いきなり、中一で上位十位内に入った。

 

今現在、時々、総合一位を取る様に成っている。

 

今も、勉強方法の改善を続けている。

「私が、こうやるといいよ」

と言うと、すぐにそれを実行に移している。

 

それは復習ノートを見れば直ぐに分かる。

強く意識して改善している跡が見られるのである。

その様な子が、佐藤進学塾にはたくさん在籍する。

 

保護者様は、塾長である私を、

全面的に信頼して下さっている。

だから、驚く位に素晴らしい結果が出る。

 

「両親の心、子の心、私たちの心」が

 有機的に繋がった時、結果は必ず出る。

 最強、心のトライアングルである。

 

 

さて、私が尊敬する弁護士の中坊公平氏は

小中学校の時、母親からこう言われたと本に書いてあった。

 

「お母さん、テスト良かったよ」

母親は笑顔で、

「お前はやれば出来るんだよ」と言ったという。

 

「お母さん、テストあんまり出来なかった」

母親は笑顔で、

「人間は普通くらいがいいんだよ」と言ったという。

 

「お母さん、テストとても悪かった」

母親は笑顔で、

「そういう時もあるんだよ、気にしなくていいんだよ」と言ったという。

 

私が出会った聡明な子の親御さんも、皆、同じ感覚を持っておられる。

様々な事例を紹介するブログを読み、考え方を変えて成功した親御さんも結構おられる。

2023.10.24

『笑門来福』

笑顔が素敵な子は気持ちいい。

家族みんなが笑顔なのであろう。

まわりの皆を明るくしてくれる。

 

 

入塾面談で笑わない親子が増えた。

 

「少し笑った方がいいですよ」

 と笑顔で言うと、

 

「今日は緊張しているんです」

 と怒った顔で言われる。

 

 

入塾面談が笑顔で進む時もよくある。

 

「一緒に頑張ってみませんか」

 と笑顔で言うと、

 

「ぜひ、宜しくお願いします」

 と笑顔でこたえてくれる。

 

御縁を感じる。

とても、気持ちいいい。

入塾手続きも終始和やかに進む。

 

 

当初、笑顔が出ない子は多い。

本当の意味で緊張しているからである。

色々話しているうちに、素敵な笑顔が出る様に成る。

 

「笑うことはいいことだよ」と言うと、

「えーっ」と言い、そうなんだと言う表情に変わる。

 

そのうち、塾では終始笑顔になる。

笑顔が出ると、リラックスできる。

 

リラックス出来ると、勉強も楽に出来る様に成る。

笑顔で勉強に取り組むと、少しばかり楽しくなる。

そのうち、自分が納得出来る結果も少しずつ出始める。

 

そうなると、益々、笑顔に成る。

二年、三年と通塾するうちに笑顔が常と成る。

その頃には、成績もずいぶんと安定してくる。

 

周りの子もみんな笑顔に成る。

笑顔に囲まれた子は幸せに過ごすことが出来る。

 

私自身、笑顔を大切にしている。

笑顔溢れる塾で、指導することは楽しい。

2023.10.23

『全国模試週間』

都会の子は模試を大切にする。

模試の偏差値で実力を知り、志望校を決める。

志望校を決めて、その偏差値を目指す子も多い。

 

模試自体、多くの種類がある。

難易度も異なり、受験者層の学力も異なる。

同じ偏差値「60」でも、同じに扱うことは出来ない。

 

ものさしの目盛りが異なるのである。

 

高校になると、三社程度の模試を受験する。

そして、冷静に全国区で受験校を判断する。

 

さて、高松高校を受験する時、殆どの中学生が

診断テストの成績と通知表評価のみを基準に決める。

 

しかし、それだけでは合否が一致しない子がいる。

それを一致させる為に全国模試偏差値推移を加える。

 

うちが採用している模試では、

偏差値68で推移している子はほぼ100%合格する。

偏差値65で推移している子はほぼ80%合格する。

 

ところが、偏差値60前後だと合格率は一気に低下する。

診断テストと内申点が良くても、上手くいかない場合である。

その理由は此処では書かない事とする。

 

拠って、佐藤進学塾では全国模試を重要視している。

 

「本番は練習、練習は本番」

 私が良く言う言葉である。

 

練習の全国模試は本番のつもりで受けるべきである。

しかし、所詮、練習なので上手くいかない時は復習すれば良い。

何回、失敗しても、復習して改善し続ければいいのである。

 

その為に、全国模試は実施する。

高校入試は、厳しい一回勝負である。

こちらは力を抜いて、練習の感覚で受けなければならない。

 

言うは易し、行うは難しであるが…。

2023.10.22

『この時期に在る「相談」』

生徒「先生、結果があまりよくないんです。…」

塾長「それで」

 

「私、すごく頑張ったんです、でも、…」

「だから」

 

「これから、どうしたらいいんですか」

「んー」

 

 

「結果があまりよくない」

 と言う子には3タイプある。

 

 

まず、1タイプ目、自分の能力に対して、

目標点や目標順位が高すぎる子である。

 

スモールステップ、

少しずつ目標設定は上げていくことが大切になる。

 

 

次に、2タイプ目、結果が良い友人と比べて、

自分が出来ていないことを卑下する子である。

 

戦う相手は友人ではない。

戦う相手は自分自身であることに気付く必要がある。

 

 

最後に、3タイプ目、自分の努力を過大評価、

取れるはずのない結果を求めている子である。

 

結果が出ている子は見えないところで努力している。

「頑張った」という次元を超えて、初めて結果は出る。

 

 

これらを相談へ来た子に丁寧に話をする。

 

それを聞いて、奮起する子がいる。

とても残念だが、…、な子もいる。

 

前者となるか、後者となるか、

それは、その子の『心』の違いであると言える。

 

 

「ピンチはチャンスなのである」

この後、奮起した子で結果を出す子は多い。

 

昨年、『高松高校合格』を手にしたKさんもその一人だ。

中三の一年間、成績が上がることなくもがき苦しんだ。

合格を手にしたときは、いの一番に駆けつけて来てくれた。

 

そして、こう言った。

「先生、諦めずに頑張って本当に良かった。

 先生、いろいろと本当にありがとうございました」

 

 

昨年、『高松一高合格』を手にしたHさんもその一人だ。

相談の時、少し厳しく言うと涙を流しながら抗議してきた。

合格を手にしたときは最高の笑顔で駆けつけて来てくれた。

 

そして、こう言った。

「先生、あの時は辛かったけど、塾をやめずに頑張って良かった。

 先生、私に、はっきり言ってくれてありがとうございました」

 

 

結果を手にした子は、人の言葉に素直に耳を傾けている。

自分の努力を、決して人に見せることも自慢する事もない。

その陰で、家族がご協力して頂いていることも事実である。

 

このあたりのことについて私自身、『心』から感謝している。

2023.10.21

『「全国模試」実施週間』

来週月曜日より全国模試を実施する。

 

最初に問題用紙が配布される。

直ぐに問題を解いてはいけない。

 

まず、問題全てにゆっくり目を通す。

どの様な問題が出ているかを確認する。

その為に、「一、二分」は時間を使う。

 

見直しを前提に解いてはいけない。

見直しは出来なくてもかまわない。

 

ゆっくり丁寧に、リズム良く解き進める。

難しい問題は、印をして後で解く様にする。

五分考えて、わからない問題もあとに回す。

 

殆どの問題は解くことが出来る。

だから、あわてる必要は全くない。

 

二、三問、難しく感じる問題がある。

それらは、後に回せばいいのである。

ここで粘ると、時間配分がくずれる。

 

解けなかった問題は、あとで復習すれば良い。

それが、全国模試の大切な部分である。

所詮、模試は前哨戦、入試の練習である。

 

分からない問題がある事に意味がある。

見た事の無い問題に出会うから楽しい。

勿論、100点ならば自信を持つと良い。

 

普段、丁寧に勉強していれば、90点取得出来る。

全国模試は、良質な問題が大部分を占める。

安心して問題に取り組めばいいのである。

 

 

「最後に一つ、大切なことを伝える」

模試は緊張しているので解くスピードが速くなる。

 

「では、どうすればよいか」

自分の『音読』と『黙読』のスピードを合わせる。

 

一人ひとり、問題を解く最適なスピードは異なる。

他の人の問題を解くスピードを気にしてはいけない。

猛スピードで解いている人は多くのミスを誘発している。

 

模試受検中、実際に声を出すことは出来ない。

しかし、賢い子は頭の中で必ず声を出している。

音声は出ないが、声を出しながら文章を読んでいる。

 

そうすれば、実力を発揮することが出来る。

2023.10.20

『「2024」小学部カリキュラム一新』

子どもたちに対して、

時代が求めるものが変わっている。

 

単なる知識から

それをどの様に使って「具体的に表現する」か、

「論理的に記述・論述する」ことが出来ているか。

 

この様な事が評価の対象に成っている。

ただ、知識が多いだけではAIに取って変わられる。

 

知識を如何に活用していくか。

主体的に考えてそれを生かしていくか。

想像力を超えた豊かな創造力が必要になる。

 

 

この様な力を付けるには、

小学校低学年で基礎基本をしっかりと築いて、

小学校高学年で能力を最大限伸ばしておくことが大切だ。

 

中学生になるとやる事が多く、すべてに手が回らないからだ。

 

しかし、かつての進学塾の様に

旧態依然の中学入試過去問演習主体では、

世の中が新しく求めている力は身に付かない。

 

既に都会では、中学入試、高校入試は勿論

大学入試で求められることが大きく変わっている。

 

 

佐藤進学塾では2024年度より、

英語教育は小五より中三までの一貫教育とする。

 

小学生の間に「文法力と表現力の基本」を身に付ける。

小学生時点から中学校で学習する内容を見据えて指導する。

 

中学生では「高度な英文法、長文読解力」を伸ばす。

定期テスト、診断テスト、入試はすべて満点を狙う。

 

小学生時点から教科書を超えた内容を指導して、

中学生の時点では高いレベルの英語力を身に付ける。

 

 

算数・数学は「問題解決能力」を身に付ける為に行う。

 

小六で算数と数学を並行して指導を行い、

文字式・方程式を使った計算、文章題を習得する。

頭の柔らかい間に、関数と図形センスを磨き上げておく。

 

中学校では、方程式の利用、関数、図形について

高度な問題演習を行い、論理的且つシンプルな解法を身に付ける。

更に未知の問題に対しても、それらを解決する能力を伸ばしていく。

 

テストに出題される、されない、

という目先のことに拘ることなく、

「論理的な思考能力」を身に付ける為の指導を行う。

 

新しい、カリキュラムに則って受講することで

お子様の能力は新しい時代に合わせて伸長できる。

 

 

自分の能力を徹底的に伸ばしたい生徒諸君!

 

将来、国立大学へ進学して、

医学部、薬学部、理学部、工学部などで

活躍したい子の数学力を徹底的に磨き上げていく。

 

同時に英語はじめ、全科目をバランス良く指導する。

お子様の明るい将来を考えると、これからがとても楽しみである。

2023.10.19

『野鳥』

塾の庭に、野鳥が飛んでくる。

この時期、朝から様々な鳥がやって来る。

仕事をしていると、美しい鳴き声が聞こえて来る。

 

「どんな、鳥かな」

と思い、そっと近づいて見にいく。

窓の側から桜の木を見上げてみる。

 

鳥たちは桜から羽ばたいていく。

静かに見に行くのだが、気づかれる。

 

姿を見ることは諦める。

美しい鳴き声だけを愉しむことにする。

2023.10.18

『反復練習』

小三の授業は『小数』を指導した。

単位の変換を習得するには時間が掛かる。

 

  1㎏=1000g

0.1㎏=100g

 

2.5㎏=2500g

 

  1L=1000㎤

0.1L=100㎤

 

3.8L=3800㎤

 

単位の変換の問題を演習した。

授業の中で反復練習を行った。

四回、問題の音読をして答える。

 

一回目は時間が掛かる。

二回目も時間が掛かる。

 

三回目は早く出来たが、ミスがあった。

四回目は早く出来て、ミスはなかった。

 

「みんな、分かった」

「わかりました」

 

「四回目で早く正確に出来たね」

「はい、できました」

 

「どんな気持ち」

「うれしいです」

 

「反復は『四回』する必要があるんだよ」

「そうなんだ」

 

みんな、納得してくれた。

四回反復すると、理解が定着する。

2023.10.17

『寒暖差』

寒暖の差が激しい。

もう、十月中旬である。

先日まで、皆、半袖だった。

 

流石に半袖は寒い。

長袖を出して、ジャケットを羽織る。

 

コートを着ている子がいる。

セーターを着ている子もいる。

 

そんな中、半袖、短パンの子も多い。

 

この時期の不思議な光景である。

2023.10.16

『図形の証明』

中二は、『平行四辺形』に入った。

図形の証明の中でも難しい部分だ。

しかも、診断テスト頻出事項である。

 

平行四辺形の定義

 「2組の対辺が平行な四角形」

 

平行四辺形の性質

 ①2組の対辺は等しい

 ➁2組の対角は等しい

 ③対角線はそれぞれの中点で交わる

 

平行四辺形であるための条件

定義と三点の性質に加えて、

 ④1組の対辺が平行で等しい

 

これを理解する必要がある。

証明を繰り返し練習して、感覚的に掴もう。

図形の証明で最も頑張ってほしいところである。

2023.10.15

『復習ノートの提出』

中学生が二学期中間テストの復習ノートを提出している。

何も言わなくても、提出している時点でとても素晴らしい。

 

「間違った問題は完全に理解したい」

という思いから、復習を行う。

それを提出して塾長に見てもらう。

 

1.「正しい解法」で丁寧に解き直す

2.「出題元」を探し出して書き出す

3.「類似問題」を選び出して解き直す

 

これが、テスト直しの基本的な流れである。

 

1.解き直しについては、皆良く出来ている。

 

2.出題元~、3.類似問題~は、差が出る。

 

 

最高の結果が出ている子には、共通する点がある。

 

 

出題元を徹底的に探し出している。

自分が間違った原因を考え抜いている。

教科書、辞書、参考書などを調べ尽くしている。

 

問題の核心に触れることが出来ている。

真の理解を得ようとする気持ちが驚く位に強い。

 

類似問題もあらゆる所から探し出している。

学校のワーク、塾のテキスト、参考書、…。

少しでも関連する問題は徹底して演習している。

 

その結果、自分の実力を極限まで高めている。

一つの問題に対して、本質的な理解を追及している。

理解不十分な個所を完全に理解しようと努力している。

 

「次回、同様の問題が出た時は必ず解く」

 と言う思いが強い。

2023.10.14

『最高の結果』

二学期中間テストの結果がほぼ出揃った。

◎F中、総合一位、九位、…

◎K中、総合一位、二位、三位、…

◎R中、総合一位、二位、…

 

みんな、本当に良く頑張った!

 

テスト対策は三週間前から始めた。

宿題も、小テストも、一切無い。

対策期間の時間は二、三時間である。

 

佐藤進学塾の考え方

「大量の宿題は出しません」

「小テストはいたしません」

「長時間拘束は行いません」

 

生徒が嫌がることはしない。

最大限、効率的な学習を追及する。

結果を出す為に、これらを守る!

 

「超一流の指導」を行えば結果が出る。

平常授業の指導方法にはこだわりぬく。

精鋭少人数制、集団指導にて同期発火を起こす。

 

 

テスト対策時、

テスト勉強の具体的な方法を

一人ひとりに向けて丁寧に伝えた。

 

テストに向けてのメンタルについて

大切なことを繰り返し何度も伝えた。

 

密度の高い学習習慣が身に付いた。

能動的に学習する習慣が身に付いた。

平常心を保つメンタルが身に付いた。

 

 

毎回、九時過ぎには対策を終えた。

「早く帰って、早く寝なさい」と毎回伝えた。

「日曜日は少し、体も頭も休めなさい」とテスト前には伝えた。

2023.10.13

『「11月号」書類の郵送』

11月号のお知らせを郵送した。

来週、月曜日に各家庭へ届くものと思われる。

 

1.生徒宛の手紙

2.テスト対策完了のお知らせ

3.冬期講習会のお知らせ

4.新年度時間割のお知らせ※

5.期末テスト対策のお知らせ(※中学生)

 

新年度、小学生クラスは

カリキュラムを一新している。

 

新小五、小六共に英語の本格的な授業を開始する。

新小六は、算数中学数学の授業を並行して行う。

詳細はプリントに詳しく記載している。

 

現小五の生徒さんは、

先行して、英語の授業を近日中に始める。

 

現小六(新中一)の生徒さんは

2024年1月、附属中学校入試が終わり次第、

『「中学数学・中学英語」の予習講座』を開講する。

 

三か月間で、中一の教科書全範囲を丁寧に指導する。

中学校進学時、安心して学習へ取り組むことが出来る。

 

 

時代が大きく変化、必要とされる人材も大きく変わっている。

それに呼応するかのように大学入試の在り方が変わっている。

都会の中学入試、高校入試も出題内容が大きく変わっている。

 

地方都市、高松にもその流れは間違いなく伝わって来る。

遅れてくる分、その変わり方はうねりを伴うことだろう。

 

 

新しい時代のニーズに合わせて、

通いやすく、学習しやすいカリキュラムとする。

 

ぜひ、楽しみにしておいてほしい。

ホームページ上では十月下旬に発表する。

 

生徒さん、保護者様、ご確認をお願いしたい。

2023.10.12

『結果の見方』

テスト結果が、大体出揃った。

生徒たち、一人ひとりに声を掛ける。

 

「今回は、本気で『一位』を取りに行きます」

 と宣言した子がいた。

 

結果は97点、99点、98点、98点、91点だった。

「よくがんばったな」

 と私が言うと、

 

「先生、社会を失敗しました」

「いや、良く頑張ったで」

 

「えっ、そうですか」

「復習だけすればいいんや」

 

 順位は、まだ出ていない。

 

 

全教科、素晴らしい結果が出ている子には、

「本当に良く頑張った」

 と、ストレートに伝える。

 

教科別に素晴らしい結果が出ている子には、

「得意教科に自信を持つように」

 と、良い部分を伸ばす様に伝える。

 

一人ひとりの子が、秀でている部分がある。

その良いところは、徹底的に褒めてあげる。

 

例えば、数学が98点、国語が76点としよう。

 

ある親御さんは、

「数学、よく頑張ったね」と褒める。

 

また、ある親御さんは

「国語、なぜ、失敗したの」と責める。

 

前者のお子様は、

次回は数学は勿論、国語も頑張ろうと思う。

 

後者のお子様は、

国語が気になり、数学もうまくいかなくなる。

 

 

気持ち、即ちメンタルの部分は大きい。

 

 

また、ある親御さんは

「数学はいいけど、国語はだめね」と言う。

 

これでは、子供の脳は混乱する。

「良いのだろうか、悪いのだろうか」と、

 どうしたらいいのかわからなくなる。

 

 

親が点数を見て、一喜一憂すると、

お子様の大きく伸びる芽を摘むことになる。

 

一人ひとり、伸びる時期は異なる。

中学で伸びる子がいれば、高校で伸びる子もいる。

社会に出てから能力を伸ばし、その後活躍し続ける子もいる。

 

勿論、問題点をそのままにしてはいけない。

少しずつ、やり直して、改善していく必要がある。

 

しかし、やるだけのことを

やったならば、点数など気にならなくなる。

 

そこまでいって初めて、驚く位に良い結果が出る。

それは、その境地に達した親子にしか分からない。

そういった親子を、私はこの目でたくさん見ている。

2023.10.11

『理科・社会』

小学五・六年生、

中学生の理科・社会、

塾の平常授業が終盤を迎えている。

 

十二月までに、

教科書すべての内容は

塾テキストにて指導を終える。

 

その後、

小五は英語、小六は数・英予習を行う。

中学生は診断テスト対策に切り替える。

 

当然、学校より進度が早い。

 

「テストまでに忘れてしまう」

 という生徒がいる。

 

「忘れるからいいんだよ」

 とこたえる。

 

忘れるから、覚え直しをする。

テスト前に勉強しても、全て覚えられない。

 

塾授業後、一回目の復習を行う。

学校授業後、二回目の復習を行う。

定期テスト前、三回目の復習を行う。

 

そして、診断テスト前、四回目の復習を行う。

これで、ほぼ、100%、覚えることが出来る。

 

最後に、入試前、五回目の復習を行う。

これですべてが完成するのである。

 

十一月は、『期末テスト対策』を行う。

来年、一月は『診断テスト対策』を行う。

そして、二月は『学年末テスト対策』を行う。

 

平常授業カリキュラムは考え抜いて行っている。

それに合わせて復習する子は、最高の結果を出す。

結局は、テスト前ではなく『普段』が大切なのである。

2023.10.10

『三度目の「革新」』

「お子様の学力を飛躍的に向上させる為の新たなる挑戦」

一度目は小学部に発展演習講座算数・国語を導入したこと。

二度目は中学部に発展演習講座数学・英語を導入したこと。

 

今回は小五・小六に英語を導入、小中一貫教育を行うこと。

数学予習講座を小六に導入、算数授業と並行して行うこと。

 

時代のニーズを先読みして

生徒さん、保護者様のご要望に最大限応えていく。

 

 

佐藤進学塾、卒業生の進学先は多岐にわたる。

東大、京大、阪大、神大、九大、広大、…。

 

国立大学に多くの子が進学している。

中でも、「医学部医学科」に進学する子が多い。

 

卒業生は時々、塾へ遊びに来てくれる。

その子たちの話を、耳を澄まして聞いている。

すると、佐藤進学塾がやるべきこと、教えるべきことが見えて来る。

 

 

今回、『意識の高い子』に合わせて、学習カリキュラムを刷新する。

 

 

詳しい資料は今週末、郵送する。

来週、早々には届くことと思われる。

内容、カリキュラム等々詳しく書いている。

 

その後、ホームページ上でもお知らせしたい。

 

 

一部を抜粋してご紹介する。

 

小学6年生になると、ライバルに先行出来るよう先取り学習に取り組む子が出てきます。特に「算数」は「数学」になり、難しく感じられる為、先取り学習に力が入る傾向にあります。しかし、数学は積み重ねの教科で算数を理解しないまま学習を進めても躓いてしまいます。佐藤進学塾では、週一回、従来型の『小6算数』と週一回、先取り学習の『中学数学』を並行してそれらを段階的に組み合わせて行うことによって、効率的且つ最大限に数学力を伸ばす事が出来るよう一人ひとりに向き合い指導します。

2023.10.9

『全国模試』

全国模試「11月号」を再来週に実施する。

それに向けた問題集の冊子を火曜日より配布する。

 

まずは、ゆっくり丁寧に解いてほしい。 

その後は、以下を順番に行うと良い。

 

1.塾テキストの復習

2.教科書、参考書の学習

3.前回模試「8月号」の確認

 

「90点」以上取得を前提に学習しよう。

そうすれば、偏差値は「65」を超える。

高松高校の合格可能性が高くなる。

 

テスト前一週間は、全力で試験勉強を行うこと。

中学生は、期末テストの範囲と重なっている。

さらに、第四回診断テストの範囲とも重なっている。

 

集中して、試験勉強は行うと良い。

だらだらと長時間やる必要はない。

やるべきことを行ったならば、早めに就寝しよう。

2023.10.8

『不安を和らげる』

不安は動作を急がせる。

 

目の前のことから、

早く逃げようとして動作は速くなる。

本来、大切な動作の省略が起きるのだ。

 

自信がない子は、テストを速く解く。

テスト自体から早く逃げ出したいからだ。

 

意識下では、ゆっくり解こうと思っている。

 

しかし、無意識下では、

テストから逃れようとしているから速くなる。

 

自信がない子は、

『意識<無意識(潜在意識)』

 の状態となる。

 

「家でゆっくり考えたら、出来た」

 という言い訳はよく聞く。

 

では、どうすれば、実際のテストで

ゆっくり考えて解くことが出来るのか。

 

 

普段から、

ゆっくりと動作することを意識すればよい。

 

文章をゆっくり丁寧に読む。

字をゆっくり丁寧に書く。

 

鉛筆をゆっくり手に取る。

鉛筆をゆっくり机に置く。

 

テキストを丁寧に開く。

テキストを静かに閉じる。

 

人から見て、優雅に見える動作を行うのである。

エレガンスと言う言葉が適しているかもしれない。

エレガンスな人は一つ一つの動作を大切にしている。

 

昨日のブログの話にもつながる。

 

 

常に「ゆっくり」を意識すると、

『意識=無意識(潜在意識)』

 の状態にすることが出来る。

 

それが常態化して、

ゆっくり行動出来る様に成った時、

 

『意識>無意識(潜在意識)』

 の状態に変わっていく。

 

その時、学力は飛躍的に上がる。

傍から見ると、優雅でエレガントに見える。

 

意識と無意識は、

氷山の見えている部分と

海水中に隠れている部分の関係に似ている。

 

メンタルを鍛えることは大変だ。

しかし、正しい努力を行えば、

メンタルも鍛え上げることが出来る。

2023.10.7

『テスト結果』

遠目からだと、ゆったり見えるモノは多い。

遠目であるほど、その姿はとても優雅に見える。

 

「湖面をスイスイと泳ぐ『水鳥』」

 

傍目には、とても優雅である。

しかし、水中では、両足を動かして、

必死に水をかき分けて、進んでいる。

 

水鳥たちが懸命に足を動かしていても、

決して苦しそうな顔などすることはない。

 

 

さて、中学生のテストが返されている。

五科目すべて返ってきた子も多い。

 

最高の笑顔の子がいる。

「先生、『一位』でした」

「それは本当に良かったね」

 

明るい笑顔の子もいる。

「先生、『一桁』にはいりました」

「本当に、良く頑張ったね」

 

少し表情が暗い子もいる。

「あまり、よくなかったです」

「次に向けて、また頑張ろう」

 

 

最高の結果が出た子は笑顔である。

470点、480点、490点を超えている。

本当に良く頑張ったと思う。

 

軌道に乗っているので、このまま頑張ると良い。

『正しい努力』を続けて、ここまで来た子である。

最初から何もせず、出来た子は一人としていない。

 

涼しい顔をしていても、驚く位に努力している。

地道に見えないところで本当に良く頑張っている。

 

努力したことを当たり前の事と思っている。

「ものすごく、頑張ったのに」などと

言うことを口にすることはない。

 

 

傍から見ると、その姿はとても優雅に見える。

 

 

頑張ったのに結果が出なかった子もいる。

つらいと思うが、諦めずに頑張り続けよう。

 

諦めることなく取り組む子には、

諦めることなく全力で指導を続ける。

 

努力が結果に結びつかないのは、

気付いていない様々な要因がある。

 

テスト用紙を徹底的に見直そう。

間違った問題の原因について、

教科書、辞書を活用して探っていく。

 

1.勘違い、読み間違い

2.理解が浅い為の間違い、うろ覚え

3.本質的に理解出来ていない間違い

 

たぶん、1と2が、殆どである。

もし、3ならば徹底的に復習する。

テストの時、解けない問題は必ずある。

 

1と2の間違いは、軽視しがちである。

「家でもう一度やれば、出来た」

 と言って、そのままにしてはいけない。

 

音読をして、耳で確認するトレーニングを行う。

テスト時、音読と黙読のスピードを一致させる。

黙読のスピードが速いためにミスが生じるのだ。

 

 

結果が出ている子は、

音読が上手で、黙読のスピードがゆっくりである。

 

 

理解を深める為に、解法の過程を詳しく書く。

理科、社会であっても関連事項を詳しく書く。

文字で書いてもいいし、図表で表してもいい。

 

頭で考えていることをすべてノートに書く。

考えられる限りの事をこと細かく書き表す。

 

そうすれば、必ず、『真の理解』が得られる。

 

十月下旬には、全国模試(11月号)がある。

十一月下旬には、期末テスト九教科がある。

 

ここで結果が出る様、やるべきことをやろう。

 

上記をすべて実行して、

本質的な理解が得られたならば、

解法、解答を完璧に覚えることで結果は出る。

 

 

水鳥はとても優雅だが、

水中で足をばたばた動かしている。

 

優秀な子は、傍目には優雅に見えるが、

見えないところで努力を積み重ねている。

 

その大切さに気付いて、

努力を継続する子は、益々優雅に成っていく。

2023.10.6

『中一・中二』

中一は、『平面図形』二回目である。

今日は、作図である。

 

1.垂直二等分線

2.角の二等分線

3.垂線

 

上記、三点、コンパスを使い素早く書く。

難しい問題もこの三点の組み合わせである。

 

前回、指導した、

おうぎ形の弧の長さと面積の公式を復習する。

「円周」と「円の面積」の公式が基になっている。

 

円周=2πr

円の面積=πr²

 

これに中心角の割合を

かけると、「おうぎ形」になる。

 

45/360=1/8と瞬時に約分する。

135/360=3/8と瞬時に約分する。

これは覚えておくとよい。

 

こうすれば、暗算で処理できる。

計算ミスもない。

最後に、「π」を確認する。

 

πは、よく書き忘れるからである。

 

面積には、もう一つの公式がある。

其方を使えば、中心角は必要ない。

徹底的に計算演習してほしい。

 

中二は『二等辺三角形の証明問題』である。

仮定をもとに結論を導き出す。

 

概形を素早く書いて

三つの合同条件を的確に判断する。

 

全ての問題について、

私が正しい解法を丁寧に解説する。

 

それを真似て、

自分で解くことが出来るように復習する。

最初は自分で解法が瞬時に閃くことはない。

 

しばらくの間は正しい解法を学び、

その解法の通りに解くことが出来るようにする。

解法を一通り学び、習得してから自身で解いていくと良い。

 

その時には、

スラスラ解くことが出来る様になっている。

 

図形センスというのは、

生まれつきのセンスがなくても、

こうやって磨き上げていくことが出来る。

2023.10.5

『小四・小六』

木曜日は

小学部、小四・小六の授業である。

 

小六の算数は

『比例・反比例のまとめ』

 の発展問題演習である。

 

難しいので、解法を丁寧に説明する。

 

生徒はそれを基に解く。

難しい問題は解けなくていい。

復習して、解く努力を行えばよい。

 

殆どの子が大変良く理解出来ている。

出来ていない子には復習方法を伝える。

 

 

小四は最後のテスト対策を行う。

これで、「四回目」である。

 

一回目、二回目は

理解することで精一杯であった。

 

三回目で、理解が深まる。 

そして、四回目に完全定着する。

 

勿論、復習を

行っていることが前提である。

 

エビングハウスの忘却曲線を見ると、

理にかなっていることは、すぐにわかる。

佐藤進学塾では、そこまで考えて対策を行っている。

 

理科、社会は

覚えることで確実に得点出来る。

しかし、丸暗記するのは良くない。

 

時代の特徴や歴史的な流れ、様々な事件の経緯、

水溶液の性質、地球と月の位置関係、植物の生態など、

意味を考えてから理解すると、よく覚えられる。

 

しかも、忘れない。

思い出すことが出来る。

何より、勉強する楽しさが感じられる。

 

私が伝えたいのは、この部分である。

結果は、後からついてくる。

 

実は算数、国語も

暗記することで得点出来る。

国語、算数こそ試験前は暗記すべきだ。

 

詳しい理由については後日述べようと思う。

 

さて、「四回」、

復習すれば、必ず結果は出る。

 

もし、上手くいかない時は、

もう一回だけ頑張ってみるといい。

 

結果は、必ず出る。

諦めることなく、粘り強く

取り組むことで、必ず結果は出る。

2023.10.4

『小三・小五・中三』

水曜日は

小学部、小三・小五の授業である。

 

小三は最後のテスト対策日だ。

これで、四回目である。

 

一、二回目で慣れる。

三回目で理解が深まる。

四回目で完全定着する。

 

先週は「時間の使い方」を厳しく指導した。

今回はみんな、制限時間内は見直しをしている。

 

素晴らしいことである。

丁寧に復習すれば、良い結果は出る。

 

 

小五の算数は

『計算・図形』の発展問題演習である。

難しいので、解法を丁寧に説明する。

 

生徒はそれを基に解いていく。

難しい問題は解けなくてもいい。

復習して、解く努力を行えばよい。

 

集中して取り組むことが出来ている。

 

 

中三は診断テスト対策である。

『理科、社会』の対策プリントを演習する。

その後、重要事項について丁寧に解説する。

 

中間テストが終わったばかりだが、

みんな、気持ちを切り替えて集中している。

明日の試験も間違いなく上手くいくことだろう。

 

これから伸びていく小三と小五、

最後の仕上げに取り掛かっている中三、

いずれの学年の子たちも将来が楽しみである。

2023.10.3

『小・中テスト対策』

先週の土曜日も、

テスト対策を実施した。

 

土曜日の午後、

附属小学生と中三受験生がやって来る。

 

中三の子たちは

小四、小五から通塾している子が多い。

その時のことをいろいろと思い出す。

 

今では、とても聡明になっている。

集中して勉強出来る様になっている。

心の面でも本当に大きく成長している。

 

附属小学生は、期末テスト対策である。

中学三年生は、診断テスト対策である。

 

いずれも、対策プリントを行う。

小学生は副塾長が個別に指導した。

中学生は塾長が重要事項の解説を行った。

 

附属小学生は高学年が集中している。

それを見倣って、中学年も集中していた。

 

「とても、よく頑張っていた」

 と副塾長より伝え聞いた。

 

中学生は、金曜日まで中間テストであった。

今日も、最大限に集中して頑張っていた。

素晴らしいかぎりである!

 

結果を出すには、家での復習が必要だ。

塾で理解、家で定着という流れが大切だ。

 

1.間違った問題を解き直す

2.教科書から出題元を探してノートにまとめる

3.学校ワーク類から類似問題を見つけて解き直す

 

これらを、深く考えて丁寧に行う。

余裕のある子は辞書、参考書を活用する。

 

最後にもう一度、時間を計り解いてみる。

これで、100点が取れたならば完成だ。

そうでなければ、1.2.3.をもう一度繰り返す。

 

これが、家庭での復習方法である。

 

小学生も何年後かには、

立派な中学生になっていることだろう。

佐藤進学塾の良き伝統を垣間見た一日であった。

2023.10.2

『美しい姿勢』

中学生のテスト対策が終了した。

 

テストが明けて、

みんな、明るい表情で塾へやって来る。

 

テストが終わっても、

いつも通り授業へ真剣に取り組んでいる。

 

素晴らしいことである。

 

月曜日、中一数学は『平面図形』、

中三数学は『円周角』に入った。

 

中学生は高い集中力を

維持して学習出来るようになった。

 

皆、姿勢が美しくなっている。

中でも、格別、美しい子がいる。

その子たちは、素晴らしい結果を出す。

 

「姿勢と集中力」の相関関係は高い。

「集中力と試験結果」の相関関係も高い。

 

姿勢が良い子は

素晴らしい結果が出るということだ。

 

 

小学生にも、

その辺りの大切さを何度も言っている。

 

一、二回、伝えただけで直そうとする子がいる。

一年、二年言い続けなければいけない子もいる。

 

「この大きな差は、何か」

 

心の素直さである。

素直な子はすぐに直す。

 

 

「姿勢が美しくなったな」

 と思ったら、同時に学力が上がる。

 

「格段と姿勢が美しくなったな」

 と思ったら、一位、二位を取って来る。

 

「良く頑張ったね」と言うと、

「はい、ありがとうございます」

 と姿勢を正して、気持ちよくこたえる。

 

その時の姿勢は大変美しく、

声には元気があり、溌剌としている。

 

その後も、美しい姿勢は続く。

試験結果は高い状態で安定する。

 

 

良い結果を出したければ、

姿勢を美しくすれば良いのである。

 

1.テキストを机に真っ直ぐ置く

2.背筋をまっすぐに伸ばす

3.肘はつかず、お腹と背中にこぶし一つ分の隙間を作る。

 

1→2→3を順に意識すればいい。

たった、これだけのことである。

これだけで、成績はグンと上がるのである。

 

もちろん、

最高の指導者の下での話

であることは言うまでもない。

2023.10.1

 『全国模試のお知らせ』

約一か月前になると、

模試実施のお知らせを行う。

 

模試は試験範囲が広い。

ていねいに勉強する子は

その勉強に一か月位掛かる。

 

「先生、今回の模試は何月号ですか」

「11月号だよ」と塾長が答える。

 

この子は模試の結果、

上下の揺れ幅がとても大きい。

偏差値の幅が10近くある。

 

絶好調と絶不調を繰り返す。

二度、偏差値65を超えて上位者一覧に載った。

 

前回の模試結果、下に大きく振れた。

算数と理科は自信を持って続けること、

国語と社会は具体的な改善点を伝えた。

 

前回の結果が悔しかったようだ。

今回は、本気で取り組む気持ちが伝わってきた。

 

 

「先生、今回の模試は何月号ですか」

「11月号ですよ」と副塾長が伝える。

 

この子の模試の結果、

最近、63あたりで伸び悩んでいる。

 

国語は安定しているから自信を持つこと、

そして、もう一息頑張ることを以前伝えた。

 

一度、偏差値65を超えて上位者一覧に載った。

 

二人共、何とか頑張って

結果を出したい気持ちがひしひしと伝わってきた。

 

偶然、同じ学年の子である。

ほぼ、同じ時期にたずねて来た。

受験生ではないが、将来を見据えて頑張っている。

 

小学生のある学年である。

この学年も、同期発火が起こっている様だ。

これからの生徒たちの成長ががとても楽しみである。

2023.9.30

 『中秋の名月

「先生、月が綺麗です」

自転車で帰ろうとしていた

ぴったり仮面が私に話し掛ける。

 

「あっ、本当に綺麗だね」

と私が答えると、

他の子たちも空を見上げる。

 

「本当だ。綺麗だ」

皆が、口々に言う。

 

金曜日の出来事だから、十四夜である。

 

 

中国の風習である中秋節。

日本には、平安時代に伝わったとされる。

 
中秋は、旧暦の八月十五日を指す。

その日は丁度、秋の真ん中となる。

 

平安時代の貴族たちは、

中秋の名月に月を眺めて、

和歌を詠む観月の宴を楽しんだ。

 

 
「なぜ、秋の月は美しいのか」

それは、秋の空気と月の高さが関係している。

 

秋の空気は、春や夏に比べて乾燥している。

澄んだ空気が月をくっきり夜空に映し出す。

 

満月の高度は夏は低く、冬は高い。

春と秋の高度はちょうど良いのである。

 

今年の中秋の名月、九月二十九日、

夜空を見上げると、十五夜が美しい。

月の中ではうさぎが餅をついていた。

2023.9.29

 『タイムパフォーマンス』

費やした時間と、

それによって得られた効果や満足度の対比、

すなわち時間対効果で、タイパとも言われる。

 

短い時間で高い効果を得られたならば、

タイムパフォーマンスが高いという。

 

長い時間をかけたのに効果が低いときは、

タイムパフォーマンスが低いという。

 

仮に、短時間の集中した学習で

良い結果が出た時はタイパの良い学習になる。



Z世代の間では、

タイムパフォーマンスの高さが重視される。

 

限られた時間内に

どれだけの効果を得られるかが

強く意識されるようになっている。

近年、ビジネスの現場でも、

無駄な時間を掛けることなく効率良く

仕事をすることが非常に重視されてきている。

 

 

今、改めて、

「タイムパフォーマンスの高い学習」

 が注目を集めている事は間違いない。

 

 

しかし、地方の学習塾ではテスト前の長時間拘束や

自習室の開放など逆行する場面が多く見受けられる。

 

それを良しとする人は、それを選択すれば良い。

人の考え方は多様であるから、否定する気はない。

 

 

今回も、佐藤進学塾では

タイムパフォーマンスを重視して

中学生、二学期中間テスト対策を実施した。

 

「三週間」に亘る長い期間であったが、

一日、二、三時間、集中して学習を行い

最大限の効果が表れるように工夫している。

 

というよりも、

平常授業での指導内容の密度が高いから

テスト対策期間に短時間で十分に仕上がる。

 

テスト前も、午後9時10分には終了した。

「早く帰って、早く寝なさい」

 と生徒たちに伝えている。

 

さて、今回も、佐藤進学塾、

中学生の諸君は本当に良く頑張った。

一人ひとり、最高の結果が出る事は間違いない。

 

来週からは、予習授業を再開する。

私は、目先のテストのことではなく、

一人ひとりの将来を考えて授業指導を行っている。

2023.9.28

『ゆっくりリズム良く』

「ゆっくりリズム良く、解いて」

テスト前に生徒に良く掛ける言葉だ。

 

「はやく解きなさい」と、

 私たちが言うことはない。

 

テスト前はゆっくりであるが、

リズム良く解くことが大切だ。

 

決して、はやく解いてはいけない。

 

 

中学部の子たちはその大切さに気付いている。

結果を出す子と言うのは驚く位にゆっくり解く。

 

しかし、時間が足りないことはない。

50分のテストならば45分で解いて、

あとの5分間を見直しの時間に使う。

 

 

さて、小三のテスト対策で

「40分間、ゆっくり解いて、見直しをしてね」

 と伝えた。

 

全員、20分位で解いて、鉛筆を置いている。

「…」

 

少し早く切り上げて、

解説を行うが、多くの問題を間違っている。

「『ゆっくり解いて、見直しをして』と言ったでしょ」

 

生徒たちに言うと、不満そうな顔をしている。

「一生懸命に考えて、解いたんだからいいでしょ」と

 心の声が聞こえて来る。

 

ゆっくり解くことの大切さを少し厳しく伝えた。

 

尚も、生徒たちは不満そうな表情である。

「頑張って、はやく解いたんだから褒めてよ」と

 目が訴えている。

 

もう一度、ゆっくり解くことの大切さを伝える。

 

テストの大切さを伝えるには時間が掛かる。

それでも、粘り強く伝えていく。

大切なことは、「大切である」と!

 

佐藤進学塾の生徒には、

少しばかり時間が掛かっても、

それを理解して学力を飛躍的に伸ばす生徒が多くいる。

 

そういう素直な可能性のある子を佐藤進学塾は大切に育てていく。

2023.9.27

『同期発火』

人間の脳で起きる「同期発火」という現象がある。

「同期発火」は、自分の脳内で考えをまとめる時、

相手の発する情報に反応している時にも起きている。

 

コミュニケーションを考える上で重要な現象である。

 

脳の神経細胞群は、情報を受け取った時、

興味を持つ、感心する、前向きな心を持つ

ほど強い「同期発火」を起こす。

 

これに拠って人間の脳のパフォーマンスが高まり、

次々と凄い力、凄い能力が発揮出来る様になる。

 

 

自分の気持ちや考えは、

他の人にどのようにして伝わるのか。

 

脳と脳の間をつないで情報をやり取りする回路が

存在しているわけではないのに、不思議である。

 

例えば、泣いている人を見るだけで

悲しい気持ちになることがある。

 

それは、相手の発する情報、表情、身振り、

手振りなどを脳が受け取り、相手と同じ様に

脳神経細胞を「同期発火」させるからである。

 

 

佐藤進学塾クラスの皆が、試験や入試に向けて

同期発火すると、凄まじい力を発揮する。

 

一人ひとりの実力が「10」とすると、

同期発火が起こった時、「12」~「15」に跳ね上がる。

 

では、同期発火を起こすにはどうすれば良いか。

 

一人ひとりが、友人を尊敬する。

一人ひとりの良い所を互いに認め合う。

クラスの皆が、情報を積極的に共有する。

 

一人、二人、これに反する子がいれば同期発火は起きない。

「皆、仲よくしよう」などと言っているのではない。

同期発火が起こると、その集団に凄いフォースが発生する。

 

皆が、一心同体となり頑張り始める。

そうなると、皆が安心して勉強出来る。

 

中二の子たちには

「特に、『同期発火』に注目してほしい」と伝えた。

今回、中二は勝負の時を迎えているのである。

 

(医師、林成之先生の書籍の内容を基に記している)

2023.9.26

示唆』

示唆とは、

それとなく教えることを表した言葉だ。

 

「発言の中で、それとなく真実を伝える」

「遠回しに、大切な何かを教え示す」と

いった事を述べる場面において用いる。

 

テスト前、私は後者を使う。

決して、直接的に教える事はしない。

 

『September』を『Seftember』と書いている子がいる。

「発音してごらん」と言うと、

本人はハッとして、正しいスペル『P』に気付く。

 

『貯蓄』を『貯畜』と書いている子がいる。

「畜の漢字をよく見てごらん」と言うと、

本人はハッとして、『くさかんむり』に気付く。

 

『日本書紀、古事記、風土記』の

『き』の漢字を間違えている子がいる。

 

「教科書を調べて確認しよう」と言うと、

本人はハッとして、『記』と『紀』の違いに気付く。

 

すべて、中一のテスト対策での出来事だ。

中一はまだ三回目のテスト故こういう事はある。

中二、中三は対策を繰り返しているのでこういう事はない。

 

 

決して、私が正しい答えを言う事はしない。

必ず、本人に気付かせるように示唆する。

 

 

それにしても、『貯畜』は面白い。

「牛、豚、鶏をたくわえること」と言う意味になる。

「モーモー、ブーブー、コケコッコー」と賑やかである。

2023.9.25

『完全暗記』

結果を出す頭がいい子は、

必ず、解法と解答を完全暗記する。

 

いくら考えても理屈が分からないという時もある。

そういう時は取り敢えず、暗記すればいいのである。

 

しばらく経ってから、

次のセクションを学んでいる時に

「あの時の理屈はこういうことだったのか」とふと気づく。

 

それでいいのである。

 

少しばかり、冷たい事を言うが、

テスト前は「適度に諦める」ことの習慣化は大切だ。

 

賢い子というのは意外と諦めが早い。

 

普段の問題演習では「10分」考えてわからなかったら

諦めて、答えを見て覚えるというルーティーンに入る。

それから、気持ちを切り替えて次の問題に取り掛かる。

 

特に、テスト前は「3分」考えて分からない時、

すぐに解法と解答を見て取り敢えず覚える。

 

3分、5分、10分という数字を決めておき、

決めた時間を過ぎたら諦めるように習慣づける。

時間内は、かなりの集中力で問題に向き合うことができる。

 

先日も言ったが「人の集中力は『最大15分』」なのである。

 

諦める直前の短い時間ではあるが、その集中力は凄まじい。

15分を超えてだらだら考えても、はっきり言って無駄という事だ。

 

諦めると言う言葉は否定的に捉えられがちだが、

その『諦める』と言う言葉自体を肯定的に捉えるのだ。

 

テスト当日も、「もう少しで解けそう」など

曖昧なことは考えず、明確な基準を持って諦めることが出来る。

 

一般常識とはかけ離れているようだが、

結果を出す賢い子と言うのはそういうものである。

そういう真実というのは、真の進学塾でしか得られない。

 

しかし、テストが終わってからは違う。

間違った問題は、二時間でも三時間でも調べて考える。

そして、疑問点をノートに纏め上げて私に質問にやってくる。

 

ノートを開いて、

「この部分がどうしても納得いかないんです」と言う。

心の底から納得するまで私の傍を離れることはない。

 

私が説明をし尽くしたところで、

「なるほど」という表情を浮かべ、

お礼の言葉を述べて私のもとを去っていく。

 

私も説明には「10分」以上掛けない様に心掛けている。

生徒の集中力がマックスの時に一気に説明も佳境に入る。

そういった事をルール化して実際に私自身も実行している。

 

だから、佐藤進学塾の子たちの学力は飛躍的に伸びていく。

そういう素直な前向きな生徒たちの為に佐藤進学塾は存在する。

2023.9.24

『リスクヘッジ』

金融取引において使われていた言葉だ。

昨今、ビジネス全般に使われている。

 

リスクヘッジとは、

「危険を予測、それを避ける為の対策を練る」

 ということである。

 

これは学習にも応用できる。

 

様々な試験にはリスクはあり、

全てのテストにおいてリスクヘッジを行う

必要があることを頭においておくとよい。

 

 

では、具体的にリスクヘッジを考えてみる。

 

1.見た事のない難しい問題が出る

2.問題数が予想以上にとても多い

3.緊張し過ぎて普段の平常心を失う

 

 

1.難しい問題を徹底的に練習しておけばよい。

 解けない時は、他の子たちも解けない。

 それを除いて、目標の98点を取り切る。

 

2.問題数が多い時は、出来る問題から解くのが鉄則だ。

 普段から出来る問題から解く習慣を付けておこう。

 時間配分を考えて、95点以上取得する。

 

3.日頃から深呼吸の練習をしておくべきである。

 息をしっかり吐いてからゆっくり息を吸い込む。

 平常心を取り戻して、90点以上は必ず取る。

 

自分に合わせたリスクヘッジを考えておくといい。

しかし、テストについて過大に心配する必要はない。

やる事をやったならば、あとは運を天に任せよう。

2023.9.23

『直前テスト対策』

土曜日は中学生、期末テスト対策日である。

午前中、

1.教室の美装

2.塾庭の手入れ

3.自転車置き場の清掃

4.各種プリント類の準備

5.アプローチ、塾主庭の打ち水

 を行う。

 

最後に、

神棚へ水、塩、米、酒、榊を供える。

蝋燭に火を灯し、二礼二拍手一礼してお参りする。

 

伊勢神宮のお神札を中心に、

氏神様の熊野神社、石清尾八幡宮のお神札、

崇敬神社の今宮神社、疫神社のお神札を祀っている。

 

京都紫野、今宮神社さんには日供をお願いしている。

松縄町の氏神様、熊野神社さんは毎月お参りしている。

高松市の氏神様、石清尾さんは毎年末、お祓いに行く。

 

午後より、神聖な気持ちで生徒たちを迎え入れる。

教室には京都西本願寺前、薫玉堂の御香を焚いている。

創業四百二十年、日本最古の御香調進所の伝統が教室に薫る。

 

「こんにちは」

生徒たちが次々とやって来る。

 

「こんにちは」

一人ひとりの顔を見て挨拶を行う。

 

表情を見れば、その子の気持ちが分かる。

少しでも気掛かりな時は、そっと言葉を掛ける。

 

子たちは友人と一言、二言、言葉を交わす。

その後は、集中してテスト対策へ取り組む。

 

佐藤進学塾の生徒たちは

両親、先生、友人、万物から応援を受けている。

そして、神様の御加護も大いに受けている。

 

安心して、テストに向けて学習へ励むと良い。

2023.9.22

『大きな成長』

成長とは、

「受動的な学習」の域を超えて、

「能動的な学習」の域に入ることである。

 

成長には、

「学力の成長」と「精神力の成長」がある。

車の両輪のようなものでいずれも重要だ。

 

学力が成長すると勉強はある程度できるようになる。

練習を重ねた類似問題は確実に出来るようになるからだ。

 

ところが、ある期間経つと限界に達する。

難しい問題は解けないという壁にぶつかる。

学力的な成長だけでは次元の高い勉強はできない。

 

もう一方の精神的な成長が不可欠なのである。

 

「塾長は魔法を掛けた様に、

 難しい問題を一瞬で解きます。

 どうしたら、あの様に美しく解けるのですか」

 と言われることが時々ある。

 

「先生は算数、数学が好きで仕方ないんだよ。

 難しい問題でもあらゆる角度から考えて

 解法の道筋を考えることが楽しいんだよ」

 と答える。

 

「そうなんですね」

「がんばって、数学に取り組んでね」

 

問題を無機的に解くのではなく、

有機的に解法を創造するというイメージだ。

 

ある日、突然、それに気付くことはない。

毎日、地道に学習を続けているうちにふと気づく。

「もしかして、これかな」と。

 

難しい問題を三日掛かって解けた時、気づくこともある。

将来の夢が明確になり、本気で取り組んだ時、気づくこともある。

友人が頑張っている姿を見て、自分も頑張らねばと思い、気づく時もある。

 

きっかけは人それぞれである。

 

さて、精神的な成長で

問題になるのは学習の意味である。

 

その意味を見出したときに、

その子は作業的な学習から、創造的な学習に変わる。

自ら学習に向かう能動的な学習を楽しむようになる。

 

生徒たちが、小さいながらも

進歩している姿が時々、見られる。

 

勉強自体が楽しくなってきて

本気で取り組む姿を見ると本当にうれしい。

 

「よかったね」「頑張ったね」「すごいね」

 と声を掛ける。

 

子どもの方も嬉しそうに笑顔で、

「ありがとうございます」とこたえてくれる。

 

私達の授業を一日も休むことなく真剣に聴いて、

このブログを読み続けてその意味を見つけた子も多くいる。

だから、毎日真剣に一日も休むことなくブログを書き続けている。

 

塾長の私自身が学力面、精神面で成長し続けることが、

生徒たちの『大きな成長』を大いに支え、応援することに成る。

2023.9.21

『全国模試』

全国模試結果を返却している。

小四から中三まで配布した。

小三の子は来週に配布する。

 

さて、生徒たちに訊いていみた。

 

「お母さん、褒めてくれた」

「はい『よく頑張ったね』と褒めてくれました」

 

「お母さん、褒めてくれた」

「あまり、褒めてくれませんでした」

 

「お母さん、褒めてくれた」

「まだまだ、頑張りがたりないと言われました」

 

頑張ったことに対して、

 

褒めてくださる方がいる。

褒めてくださらない方もいる。

「まだまだ」と言われる方もいる。

 

 

一番伸びるのは、前者である。

頑張ったことは素直に褒めてあげると良い。

私たちも、頑張った事に対しては必ず褒める。

 

しかし、その後の対応が

大切であることは言うまでもない。

 

小学生は家の人と一緒に見直す。

中学生でも結果が出ていない子は同じくである。

 

その後、教科書、辞書、テキストを調べて

丁寧に復習したノートを提出する子は伸びる。

ただ、作業の様にやっている子は伸びない。

 

「なぜ、間違ったのだろう」

「次は、出来るようにしよう」

「必ず、良い結果を出そう」

という気持ちが強い子は結果が出る。

 

そのメンタルは親の言葉によって創られる。

「良く頑張ったね」と言う言葉に拠って。

2023.9.20

『レスポンス』

英語の「response」に

由来する「レスポンス」には

返答、応答、反応などの意味がある。

 

勉強ができる子はレスポンスが早い。

指導者や大切な友人の信頼を得たり、

学習をスムーズに進めたりできるメリットがある。

 

日頃から学習内容に優先順位をつける、

様々なプリントやノートを整理するなど、

レスポンスを早くするコツを身に付けると良い

 

さて、昨日、

「『6B』のえんぴつを使ってごらん」

 と中学生に伝えた話をした。

 

その子のノートを見ると字が濃くなっている。

あれほど薄かった字がしっかり濃くなっている。

手元を見ると、硬筆用の鉛筆6Bが握られている。

 

「オッ、鉛筆、変えたね」

「はい」

 

「濃くなった分、消しゴムが真っ黒になるから、

 予備を用意するか、大きいものを準備するといいよ」

「はい」

 

たぶん、近日中にそれも守っていることだろう。

レスポンスが早い子は直ぐに勉強出来るようになる。

何より、指導者としてはとても気持ちの良いことである。

2023.9.19

『筆圧』

筆圧が強い子は自信がある。

筆圧が弱い子は自信がない。

 

一概には言えないが、ほぼ間違いない。

 

「先生、数学の点が伸びません」

一人の中学生が相談に来た。

 

その子は勉強自体はよくやっている。

しかし、ノートも答案用紙も筆圧が弱い。

 

はっきり言って、字が薄いのである。

目を凝らして見ても、よく見えない。

 

筆圧を強くする方法はある。

1.鉛筆を正しく持つ

2.学習時の正しい姿勢

3.上質な文房具の使用

 

中学生は1.2.の矯正には時間が掛かる。

ところが、3.ならば簡単に出来る。

 

その子に「6B」を使う様に伝えた。

鉛筆自体、上質な製品を買うことも伝えた。

 

視認性が高まるので、計算ミスが大幅に減る。

自分の解法の見間違いがなくなるのである。

ミスが減ると、少しばかり自信もついてくる。

 

 

「字が薄い子はミスが多い」

さて、どうするか。

 

「鉛筆を変えれば良い」

上質な硬筆用鉛筆の6Bに変える。

 

芯が柔らかいので、自然と濃く書くことが出来る。

筆圧が弱いことを鉛筆でカバーできる。

 

一昨年、愛光高校へ合格した子は最後まで「5B」を使っていた。

一昨年、高松高校へ合格した子は最後まで「6B」を使っていた。

他の高高合格者も「2B」の濃く柔らかい芯の鉛筆を使っていた。

 

ほんの少しの工夫と気持ちで正答率は上げられるのである。

2023.9.18

『試験対策「第二週」』

中学部は、

中間テスト対策第二週目となる。

 

第一週目で

教科書の音読と書写、

ワーク類の一回目の演習が終わった。

 

絵に例えると、下書きが終わったところだ。

 

第二週目はワーク類の反復に入る。

間違った問題は教科書を調べる。

そして、大切なことをノートにまとめる。

 

理解を深めつつ、

徹底的に反復練習をする。

 

手が、解答・解法を

勝手に書く位になるまで練習する。

 

それが本当のテスト勉強である。

 

結果が出る子は当たり前に行っている。

たまに、読んだだけで覚える子もいる。

ギフテッドと呼ばれる類の人である。

 

間違っても、その真似をしてはいけない。

 

99%の優秀な出来る子は、

声を出して、手で書いて、調べて、…を

繰り返すことに拠り学習事項を定着させている。

 

それが出来る静謐な学習環境が佐藤進学塾にはある。

2023.9.17

『「お知らせ・10月号」郵送』

1.夢つうしん

2.診断テスト結果等

3.全国模試日程

 

一人ひとりに宛てた

直筆の手紙と共に送付している。

 

週末に投函しているので、

火曜日には、全員の自宅に届く予定だ。

 

内容について、確認しておくことを願う。

2023.9.16

『テスト結果』

中三、第二回診断テスト結果が出揃った。

佐藤進学塾の生徒全員が200点をクリヤーした。

220点を超えた子も多い。

 

昨年、240点を超えた子が二人いた。

今年はそこまでいく子は出なかった。

 

今年は秀才努力型の子が多い。

実際、第二回診断テストの復習を

「ノート二冊分」丁寧に行い提出している。

 

しかし、よく頑張った。

塾平均は、「218点」であった。

 

残念だが、220点に達しなかった子もいる。

今の努力を継続する事で、必ず突破できる。

 

諦めなければ、結果は出る。

やるべきことは一人ひとりに伝えた。

後はそれを愚直に実行するだけである。

 

 

全国模試8月テストの結果も、帰ってきた。

診断テスト高得点の子が偏差値70を超えている。

矢張り、テスト間の相関関係は高い。

 

小四~中三は、80%の生徒が偏差値65を超えた。

配布した『全国模試「成績上位者一覧」』の通りだ。

 

小三は最初のテストゆえ、今後に期待したい。

他学年、初受検の子も以降のテストで頑張ればいい。

家族で話し合いながら、真剣に復習すると良い。

 

木曜日から、成績表を一人ひとりに渡している。

学年ごとに、テスト結果について話している。

その後、一人ひとりに大切なことを伝えている。

 

保護者様は必ず確認して、後に精査してほしい。

小学生は、自分だけでは模試の復習は出来ない。

 

且つて、偏差値46から71まで伸ばした子がいた。

ものすごく負けん気が強い子であった。

いつも、私の話を食い入るように聴いていた。

 

五年間もの歳月が掛かった。

諦めなければ、結果は出る。

正しい努力は結果に繋がる。

 

小三、小四の子は来週、成績表を渡す。

家で、問題と解答を見比べて復習してほしい。

成績表には一人ひとりがやるべきことが多く記されている。

 

結果を出す子は、

偏差値、領域別学習正答率を見て、

教科書、塾テキスト、参考書を使って復習している。

 

(お詫び 全国模試成績上位者一覧の日付が誤っていました)

2023.9.15

『テスト対策期間』

小学生のテスト対策は、

1.問題演習(40分)

2.問題解説(15分)

3.間違い直し(5分)の順に行う。

 

実際の試験を想定した

オーソドックスな進学塾での指導である。

 

小学生には、

テスト勉強の『型』を身に付けてもらう。

ある意味、受動的に学習する必要がある。

 

中学生の対策は、毎回15分間、

塾長がテスト対策についての話を行う。

 

一つの話題について話し、生徒の意見を聴く。

そして、一人ひとりに的確なアドバイスを行う。

 

考えが甘い子には厳しくピシャリという事もある。

ほとんどの子たちには、筋道立てて穏やかに伝える。

成功した105名の先輩方の学習方法を伝えることも多い。

 

105名の成功事例には、

105通りの学習方法が存在する。

 

一人ひとりに合った学習方法がある。

それを見つけるまでには皆紆余曲折があった。

努力を重ねて、105名はそこへ辿り着いたのである。

 

そのヒントを現塾生に伝える。

105通りの学習方法にも共通点がある。

その共通点は一人ひとりが知っておくと良い。

 

その後、各自、対策問題中心に学習へ入る。

小学部から通塾の子は、原則的学習が身に付いている。

凄まじい集中力で能動的に学習する。

 

中学部から入塾の子はそれを見習う。

賢い子の勉強法を真似ると、それで結果は出る。

 

時々、難しい問題について友人同士で話している。

互いに教え合うことで、更に学力を高めている。

 

皆、高松高校を第一志望校として

学習しているので競い合って学習する。

佐藤進学塾の特別な学習環境である。

 

その後は家に帰り、環境を切り替えて学習する。

家では塾と比べると集中力は下がる。

しかし、それでも全然かまわない。

 

家ではリラックスして学習出来る。

佐藤進学塾の学習には高い緊張感が伴う。

その切り替えとバランスが大切なのである。

 

佐藤進学塾で仲間と三時間、完璧に集中して学習する。

普通にやるのと比べて、二倍も、三倍も学習効果は高い。

今回も、皆と一緒に頑張った生徒たちは最高の結果が出る。

2023.9.14

『サンドイッチ』

栗林駅の近くに、サンドイッチの

おいしい小さなパン屋さんがある。

パンと具材、マヨネーズのバランスが絶妙だ。

 

人気があるので、なかなかありつけない。

いつ行っても、売り切れていることが多い。

 

さて、集中力を持続させるためには、

サンドイッチ式学習法が有効だ。

得意教科にそうでない教科を挟み込む。

 

例えば、数学と理科が得意教科とする。

 

まず、数学から勉強を始める。

45分学習したところで、英語に切り替える。

 

30分学習したところで、理科に切り替える。

45分学習したところで、国語に切り替える。

 

30分学習したところで、再び数学に切り替える。

45分学習したところで、社会に切り替える。

 

30分学習したところで、再び理科に切り替える。

15分学習して、終わりとする。

 

これで「15分×16セット」集中して学習出来る。

何と「『四時間』も学習出来たことに成る」

テスト前なら可能である。

 

間違っても、苦手教科から学習してはいけない。

「苦手科目を克服せよ」

などと言う事をまともに聞いてはいけない。

 

「得意教科を徹底的に鍛え上げよ」

不思議だが、得意でない教科も上手く仕上がる。

2023.9.13

『集中力』

人間が集中して勉強するとき、

集中力の深さや持続時間には

リズムがあることがわかっている。

 

「15・45・90の法則」

 

人の体内には15分、45分、90分

というリズムが備わっていることを意味する。

深い集中が持続出来るのはたったの15分である。

 

但し、密度の高い集中時間なので、

計算練習を行う、漢字や英単語を覚えるなど、

短時間でも集中力が凄まじいので高い効果がある。

 

「15分」を侮ってはいけないのである。

 

数学の難問「一問」を考えることにも適している。

国語や英語の長文を読み込むことにも適している。

 

理想は15分ごとに、

気持ちをリラックス出来るようにすれば、

「15分×3=45分」集中力が最高のリズムになる。

 

さて、佐藤進学塾の

テスト対策時間は「三時間」である。

五時間も十時間も拘束することはしない。

 

「15分×3セット=45分」

「45分×2セット=90分」

「90分×2セット=180分」

 

180分、すなわち「三時間」である。

集中力が最大限に発揮出来る様に考えているのである。

佐藤進学塾の生徒たちは凄まじい集中力で三時間学習している。

 

「15分×18セット」

18セットの様々な学習を各自が工夫して行っているのである。

その工夫についてのヒントは、私が生徒一人ひとりに伝えている。

2023.9.12

『全学年「テスト対策」』

全学年、テスト対策を行っている。

テスト前は試験演習と解説となる。

 

小学部は、時間を計り一斉に行う。

中学部は、各自が考えて実施する。

 

小学部は、塾長である私が引っ張る。

中学部は、各自が考えて能動的に行う。

 

この期間、宿題は原則出さない。

塾でも、家でも、テスト勉強を行う。

一人ひとりが最高の結果を出す為だ。

 

塾である以上、結果を出す必要がある。

その為に、この期間は全力を使う。

 

少しばかり矛盾するが、

結果を出す子は結果に拘らない。

目の前の行うべき勉強を大切にする。

 

『原則的学習』を素直に行い、

その結果、最高の結果を勝ち取る。

 

テスト前もいつもと何ら変わらない。

塾の普段の学習の復習を行っている。

学校の先生の授業もしっかり聴いている。

 

塾の平常授業を受講することで、

テスト範囲の学習は一通り終わっている。

基本的な問題については即答出来る状態にある。

 

テスト前、丁寧に総復習を行う。

隅々まで、細やかに学習していく。

 

最高の結果が出る子は、

既に私の目に映っている。

普段の勉強の様子でそれは分かる。

 

ふだんは、もたもたしていても、

我武者羅に勉強して、結果を出す子も居る。

 

予想外のことが起こる。

そういう驚きも、時々ある。

 

良い意味で裏切られることもあり、

それは嬉しくもあり、面白くもある。

2023.9.11

『プレゼント』

夏期講習を頑張った

生徒たちにプレゼントを渡している。

もちろん、全員の生徒たちへである。

 

「先生、ありがとうございます。

 いつも楽しみにしています」

 一人の子がすかさず言う。

 

昨日、渡した子たちが言ってくれる。

「先生、おいしかったです」

「家族みんなで食べました」

「これで、テスト、頑張れます」

 

感想をくれると嬉しい。

次は、テストが終わった時、

頑張ったみんなに買ってこようと思う。

2023.9.10

『テスト勉強』

テストに向けてやるべきことを伝える。

 

1.教科書の音読と書き写し

2.学校のワーク類の反復練習

3.白テスト、対策プリントの復習

 

以上、三点である。

三点を完璧にすれば、90点を超える。

公立も、附属も、どこも同じである。

 

 

上記1.2.3.すべてについて、

音読、書写、反復を行う。

調べて、考えて、最後は覚える。

 

これを『原則的学習』と呼ぶ。

 

 

100点にする為には、他にやる事がある。

具体的な内容は後日、教室で直接伝える。

 

 

教科書は隅々まで理解する。

ワークは解法解答を覚える。

対策プリントは完全に復習する。

 

声を出し、手を動かし、理解後に暗記する。

 

「前回のテスト、家で解き直したら全部解けました」

 と本当は実力があるかのような事を言う子がいる。

 

家でやると、落ち着いて出来る。

暗記出来ていなくても解くことが出来る。

 

ところが、テストの時は学校で行う。

思いのほか、緊張している。

 

そうなると、完全理解していないと解けない。

完璧に暗記していないと、正解を答える事は出来ない。

 

「あとでやったら、出来た」

 と言うのは、理解不十分なのである。

 

目をつぶっていても、

解くことが出来る状態にする必要がある。

 

考えなくても、

即答出来る様にしなければならない。

 

そこまでやって初めて、納得出来る結果が出る。

 

「目をつぶったら、問題が見えません」

 と言った子がいる。

 

その通りである。

 

しかし、

目をつぶっても、心の中で読むことが

出来る位にするのが本当の勉強である。

 

あと一つ、付け加えておく。

「テスト前三週間、スマホは親に預けること!」

トップを取る生徒にとって、これは当たり前の事である。

2023.9.9

『テスト対策』

来週からテスト対策に入る。

小学部、中学部、全クラスである。

 

小学生は一学期期末テスト、

中学生は二学期中間テストの対策だ。

 

これから三週間、塾平常授業は

すべてテスト対策の時間にあてる。

 

学校の教科書を持って来てほしい。

学校のワーク類も持って来ると良い。

本気で取り組めば、成績上位者となることが出来る。

 

前回、良い結果が出た子は軌道に乗っている。

前の勉強を踏襲しつつ、改善していくと良い。

 

前回、納得いく結果が出なかった子は、

音読を増やし、書く量を増やし、調べる回数を増やすと良い。

 

要領の良い学習方法などない。

私が伝える『原則的学習』を愚直に行うと良い。

素直にやった子は素晴らしい結果が出ている。

 

在塾生の中には上位一桁の子が半数以上いる。

高高、愛光へ進んだ105名の先輩塾生がいる。

それらが、上記のことをしっかり証明している。

2023.9.8

『小五「算数発展演習」』

金曜日は、小学生発展演習の日である。

教科書指導要領外の内容を扱う。

 

指導する側としては、教え甲斐がある。

やる気ある子は、とても楽しい授業だ。

 

『整数に関する問題』である。

今日も、n進法を使って考えていく。

後半はかなり難しい問題があった。

 

それに対して果敢に

チャレンジしていく子がいる。

 

なかなか解くことは出来ない。

それでも、いいのである。

 

諦めずに考え抜くことが大切だ。

わからなければ、復習して出来るようにすればよい。

 

知恵の輪は、一度はずし方を覚えると、

何回やっても、すぐに外すことが出来る。

発展演習の算数は、それと似ているところがある。

2023.9.7

『小六算数「比例」』

小六は、比例の単元に入った。

算数の中でも重要な内容である。

 

比例の式:y=a×x

aは比例定数、決まった数である。

a=y÷xで求められる。

 

xが二倍、三倍、…となると、

yも二倍、三倍、…となる。

 

「y=5×x」が成り立つとき、

x=6のとき、y=30となる。

y=50のとき、x=10となる。

 

「おもりの重さが10gのとき、ばねの長さが25㎝、

 おもりの重さが15gのとき、ばねの長さが35㎝、

 となるばねがある」

 

おもりの重さ5gに対して、ばねののびは10㎝である。

おもりの重さ1gに対して、ばねののびは2㎝となる。

ばねののびは、おもりの重さに比例している。

 

おもりの重さ(xg)、ばねののび(y㎝)とすると、

y=2×xと表される。

 

おもりをつるさない時のばねの長さは、5㎝となる。

ばねののびはおもりの重さに比例しているのであり、

ばねの長さがおもりの重さに比例しているのではない。

 

このあたりは十分注意して考える必要がある。

理解出来ている子は中学の一次関数もすぐに分かる。

2023.9.6

『自分の口から伝える』

今日も生徒を出迎えに外で待つ。

一人の子が、元気なくやって来る。

 

「先生、風邪をひいて宿題が出来ませんでした」

「分かった。また、治ったらやっておこう」

 

涙を流しながら教室へ入っていった。

たぶん、出来ていないことが悔しかったのだろう。

また、怒られるのではないかと心配だったのだろう。

 

最近、この様に自分で伝える子が減った。

 

親が電話でその旨を伝える。

親が一緒に来て、事情を伝える。

こういうことがあると、がっかりする。

 

自分の言葉で先生にきちんと伝える。

それによって、指導者との信頼関係が生まれる。

心と心が繋がり合う感覚が身をもってわかるのだ。

 

親が余計な事をすると、

折角のお子様の成長機会を奪うことに成る。

 

今回、宿題が出来ていないことは良くない事である。

しかし、それを自分自身の口から

勇気をもって伝えたことは素晴らしいことである。

 

佐藤進学塾ではこういう小さなことを大切に考えている。

2023.9.5

『てこの原理』

アルキメデスの名言に、

「我に支点を与えよ。さらば地球も動かさん」

というのがある。

 

てこの原理に関する言葉だ。

丈夫で長い棒と支点があれば、

地球でも動かすことができる。

 

てこがあれば、

重いものでも楽に動かすことができる。

 

「せんぬき、知ってる」

「…」

 

「空き缶つぶし機、知ってる」

「…」

 

「ハサミは分かるよね」

「はい、分かります」

 

ハサミの

支点、作用点、力点について

ていねいに、詳しく教える。

 

「あっ」

「どうした、ぴったり仮面」

 

「だから、ハサミの根元で切る時、良く切れるんだ」

「おー、なかなか勘がいいね」

 

せんぬきと空き缶つぶし機についても

詳しく説明したが、それ自体知らない為、

なかなかうまく伝わらなかった。

 

私が子供の時、

ファンタオレンジやプラッシーを飲む時は

必ず、せんぬきを使って栓を抜いていた。

 

保護者の方も、

ファンタやプラッシーは知らないかもしれない。

 

昔、ファンタの自動販売機にはせんぬきがついていた。

プラッシーは何故か、お米屋さんに売っていた。

和食屋へ行くとバヤリースというジュースもあった。

2023.9.4

『ものさし』

佐藤進学塾では算数学習時、

必ず、ものさしを使って計算させる。

 

分数計算はものさしを

使うだけで正答率は大幅に上がる。

 

ものさしを使わない時に

70%の正答率であった子は

だいたい、90%まで上がる。

 

ものさしを使うと、

計算がとても丁寧になる。

数字がとても見やすくなる。

 

何より、

計算のリズムが良くなる。

 

右手に鉛筆、左手にものさしを持って

計算することで美しいリズムが生まれるのだ。

 

もしかしたら、私の指示を素直に聞く

素直な気持ちがあることが一番大きいのかもしれない。

2023.9.3

『真実』

「あれ、この子、おかしいな」

間違いなくスマホに振り回されている。

 

「あれ、この子、本当は出来るのに」

スマホ中心の生活になっている。

 

流石に、

「スマホを持つな」

とは言えない時代になってきた。

 

しかし、矢張り、

スマホを子供が所持すると成績は下がる。

 

昨年も紹介した書籍の内容だ。

『オンライン脳』川島隆太著

「東北大学の緊急実験からわかった大問題」

 

オンライン脳とは、スマホなどのデジタル機器を

オンラインで長時間使う事に拠って、脳にダメージが蓄積され、

脳本来のパフォーマンスを発揮出来なくなる状態の事を指す。

 

便利になった事と、脳が感じている事は全く関連性がない。

オンラインでは楽な分、脳の一部しか働かない。

情報伝達は可能だが、感情は『共感』していない。

 

更に心配なのは、子どもへの影響である。

オンライン教育が子供たちに良い影響を与えたことを示すデータは全くない。

 

むしろその逆で、OECDの学習到達度調査調査によると、

学校にコンピュータが配置されるほど、数学の成績は下がるデータがある。

国語の読解力でもオンライン使用が多いほど成績が下がっている。

 

 

ほんの一部の引用でも、これだけのことが書かれている。

あとはじっくり読んで頂けると、実験実証に基づいた事実であることが分かる。

 

最近では小児科医、精神科医が同様のことを

多くの書籍の中に具体的且つ詳細に書かれている。

聡明な保護者様はすでにお気づきのことと思う。

2023.9.2

『中三診断テスト対策』

中三は診断テスト対策を終えた。

生徒一人ひとりに感想を訊いてみた。

 

「試験範囲の内容がすべて明確に分かりました」

「理科、社会が復習できて自信が付きました」

「丁寧に学習することの大切さに気付きました」

「証明問題のパターンが見えてきました」

「古文は思っていたよりも簡単だなと感じました」

 

生徒も、私も、

やるだけのことはやった。

後は自信を持って受けると良い。

 

それでできない問題は、

再び復習すればいいだけである。

 

昨年、生徒が面白いことを言った。

「夏休み、毎日、復習しました。

 今までの勉強があまかったことに気付きました。

 時間を掛けて弱い単元を克服したと思ったら、

 また、気掛かりな内容が出て来る。

 そして、それをがんばって克服すると、

 さらに、気になる問題や単元が出て来る。

 本当に毎日が大変です」

 

この子も、今では高松高校の一年生である。

みんな、大変な思いをしていたのだ。

それを乗り越えた子が栄冠を手にしている。

2023.9.1

『マスク着用』

佐藤進学塾では、

今も、マスク着用をお願いしている。

教室に入る前に必ず着用して貰っている。

 

手指消毒も継続して行っている。

机、椅子等備品の消毒も行っている。

トイレの掃除、換気も必ず実施している。

 

「それはなぜか」

未だに、

コロナ、インフルエンザが流行っているからだ。

 

更に、学校の新学期が始まった。

また、再流行することも考えられる。

 

佐藤進学塾では、

あらゆるリスクを限りなくゼロに近付ける。

 

お陰で、塾クラスターは発生していない。

過去の中三生は全員、健康な状態で受験を終えた。

 

すべて、私たちの方針を

ご理解、ご協力して頂ける

保護者様の気持ちとご尽力に拠るものだ。

 

ありがたいかぎりである。

しばらく、まだ、この体制を続けていく。

お子様の安全、安心を第一に考えて運営を行う。

2023.8.31

『発展演習』

小学生は発展演習を楽しみにしている子が多い。

はっきり言って、内容はとても難しい。

 

答えが合うことよりも、

チャレンジすることを大切にしている。

 

生徒たちに、いつも言っている。

「間違えてもいい。答えが出なくてもいい。

 しかし、諦めることなく最後まで考え抜こう」

 

小六は『規則性』である。

難しい問題が多いが、皆頑張って考えている。

答えに辿り着いている子もいる。

 

少しばかり誇らしい顔をしている。

とてもいいことである。

 

最後に、一人の子に訊いてみた。

「難しいけど、どうだった」

「結構、ぼく、この問題は好きなんです」

 

「おっ、すごいね」

「難しいけど、解くのがとても楽しいんです」

 

「うれしいことを言うね」

「はい、これからも解けるまで頑張ります」

 

こういう答えを聞くと、此方もやる気が倍増する。

2023.8.30

『大きな進歩』

小六の生徒たちに訊いてみた。

「この夏、大きく伸びたことは」

 

「算数の計算が正確になりました」

「国語の記述が得意になりました」

「算数の発展問題が解けるようになりました」

「漢字がすぐに書けるようになりました」

「辞書を引くのがおもしろくなりました」

 

皆、頑張ったことが伝わって来る。

一人ひとり頑張った様子が思い出される。

とても、素晴らしいことである。

 

自信を持って勉強を続けると良い。

2023.8.29

『小五「算数」』

小五は図形の面積に入った。

平行四辺形の公式

底辺×高さである。

 

底辺と高さは『垂直』の関係にある。

底辺5㎝、高さ4㎝であれば、20㎠である。

別の辺が8㎝であれば、高さは2.5㎝となる。

 

三角形の面積の公式

底辺×高さ÷2である。

 

矢張り、底辺と高さは『垂直』の関係にある。

底辺5㎝、高さ4㎝であれば、10㎠である。

別の辺が8㎝であれば、高さは2.5㎝となる。

 

「底辺が8㎝、面積が20㎠の三角形の高さは」

 式 8×□÷2=20

       □=20×2÷8

       □=5

 答え 5㎝

 

このくらいは瞬時に答えられる様にしよう。 

2023.8.28

『美しい姿勢』

正しい姿勢で学習すると胸が開き、

空気を取りこみやすくなり呼吸が深くなる。

 

深い呼吸は脳に酸素を十分に

送り込んで活性化する効果がある。

 

長時間勉強を続けていても疲れを感じにく、

集中力がアップするというメリットがある。

 

テキストの字と目の距離が適度に保たれ

目の負担が減り、目も疲れにくくなる。

 

全て医学的に証明されていることだ。

だから、私は生徒たちに常に言っている。

「姿勢を正して勉強しよう」と。

 

 

「テキストを真っすぐ置こうね」

五分もしないうちに歪んでいる。

 

「テキストは真っ直ぐ置こうね」

繰り返し、何回でも伝える。

 

 

賢い子は間違いなく姿勢が良い。

更に、成績が良い子は姿勢が美しい。

 

1.テキストを真っすぐ置く。

2.背筋をまっすぐに伸ばす。

3.お腹と背中にこぶし一つ分をあける。

 

1.2.3.(いち、に、さん)

たった、これだけのことである。

しかし、出来る子と出来ない子がいる。

 

正確に言うと、

直そうとする子と直そうとするしない子である。

 

要は、気持ちの違いである。

 

だから、姿勢が良い子は出来るのである。

姿勢の美しさは心の美しさに比例している。

だから、抜群に出来る子は姿勢が美しいのである。

2023.8.27

『深海でのタコの繁殖』

米モントレー湾水族館研究所は

深海に生息するミズタコの仲間に

ついて繁殖に関する生体を解明した。

 

深海、海底の温かい場所に

集まるのは、卵を早く孵化させて

捕食者から守る為であるとみている。

 

水深3000mの海底では

熱水が湧き、水温11℃と暖かい。

タコの卵はおよそ二年で孵化する。

 

熱水の影響がないところは

水温2℃と低温のため孵化に

五年から八年かかると推定している。

 

時間が掛かると、

捕食者に狙われるリスクは高まる。

 

それにしても、

最低、孵化に二年もかかるとは驚きである

(日本経済新聞サイエンス欄より)

2023.8.26

『卒塾生の応援』

「先生、久しぶりです」

「元気そうだね。楽しくやってるかな」

 

東京大学へ進んだ卒業生が挨拶に来た。

日に焼けて、とても元気そうである。

 

「はい、大学生活は充実しています」

「それは良かったね」

 

「東京からは飛行機で帰って来たの」

「『青春18切符』で帰ってきました」

 

「先生、今年の中三の子も頑張ってますか」

「皆、高松高校に向けて全力で取り組んでいるよ」

 

「先生、大学のグッズを受験生に渡してください」

「ありがとう。あずかっておくよ」

 

しばらくの間、話をした。

東京大学は日々の課題が多いという。

それは自分の将来に役立つものばかりだそうだ。

 

大変であるが、とても充実しているという。

半数以上が地方出身者で、とても優秀で個性的らしい。

留学生も凄く勉強する上に自己主張が強いとのことだ。

 

話をしている時にちょうど小六の子たちが来た。

「東京大学へ進んだ卒業生だよ」

というと、皆、とても驚いていた。

 

「小学校の時、何の教科が得意でしたか」

「『社会』だよ」

 

社会についてはありとあらゆることを知っていた。

好きで好きで仕方がないという感じだった。

今でも、考古学に強い興味を持ち発掘活動に参加している。

 

この子は高一の冬休みにも、

同期の塾生を束ねて、受験生の応援にやってきた。

その後、ことあるごとに近況を手紙で知らせてくれた。

 

その手紙の最後には、

いつも、私達への感謝の気持ちと

後輩たちへの応援が書き綴られていた。

 

そして、今日も後輩塾生の応援にやってきた。

利他の心を持つ子は本当に素晴らしい。

高松高校在籍時は生徒会長として皆をまとめていた。

2023.8.25

『小さなプレゼント』

「先生、これ、どうぞ」

小四の生徒が小さな包みを渡してくれる。

 

「ありがとう。何かな」

「お香です。私が作りました」

 

「自分で作ったの」

「はい、色々な材料を調合して作りました」

 

「焚いてみるね。どんなにおいがするか楽しみだね」

「とてもいい香りですよ」

 

 

佐藤進学塾では集中力を高める為に

授業中は、いつもお香を焚いている。

 

京都西本願寺前、薫玉堂のものを使っている。

卒業生は気に入って、家で焚いている子もいる。

 

 

早速、生徒のお香を取り出してみた。

数本のお香が小さな試験管に入っている。

中から、一本取り出して焚いてみる。

 

優しい香りが部屋に漂った。

作り手の優しい心が感じられた。

心温まる夏休みのプレゼントであった。

2023.8.24

『厳しい言葉』

例年、夏休みは生徒に発破を掛ける。

「完璧に復習せよ」

「参考書を徹底的に調べよ」

「即答出来る様に仕上げよ」

 

以前は厳しいことを言っていた。

夏休みの過ごし方は大切だからである。

 

しかし、最近は違う。

「睡眠時間を確保すること」

「やるだけやったら、体を休めること」

「決して、無理をしないこと」

 

言葉掛けの内容が変わった。

コロナは一段落したが体調を崩す子が増えた。

夏の暑さも異常としか言いようがない状況だ。

 

あまり無理を言うことは出来ない。

この情勢を鑑みて、出来る事を言葉掛けする。

 

ただ、これだけは言っておく。

「スマホに時間を取られると成績は落ちる。

 スマホの扱いには十分すぎるほど気をつけること」

 

「私たちが伝えた復習は必ず行う様にして、

 塾テキストはスラスラ解けるようにしておくこと」

2023.8.23

『成功者の言葉』

京セラの創業者である稲盛氏、

私が尊敬する人の一人である。

 

稲盛氏の本は、殆ど読んでいる。

繰り返し、何十回も読んでいる。

 

一年ぶりに読むと、忘れていることも多い。

大切なことを、脳と心で再確認していく。

 

「勉強でも仕事でも少し

 努力をして上手くいかないと、

 そこで諦めてしまう人がいます。

 

 それでは、何も得られません。

 粘って、粘って、もうこれ以上は頑張れない。

 というところまでやってみるのです。

 

 上手くいかない人ほど、いい加減なところで妥協し、

 『もう少し頑張っていればよかったな』と、くよくよします。

 

 成功する人としない人の差は、実はここにあるのです」

 

矢張り、目先にとらわれない本質的なことが書かれている。

2023.8.22

『壁を超える』

2023年、夏期講習会が終わった。

どの学年も、発展テキストを演習した。

かなり難しい問題に多く挑戦した。

 

一生懸命に考えている子が多くいた。

答えに辿りついて、感動している子がいた。

答えが出ず、悔しそうにしている子もいた。

 

答えが出なくても、

復習して出来るようにして来る子がいた。

 

塾へ来るとすぐにテキストを開いている。

そして、ひたすら手を動かして勉強している。

兎に角、手を動かしているのである。

 

復習して出来る様に成る子は常に手を動かす。

字を書く量が莫大なのである。

字を書く量と成績の相関関係は高い。

 

字を書いた分だけ、成績が比例して上がるのではない。

相当量の字を書いて理解がピークに達した時、成績は上がる。

 

学力には個人差がある。

時間内に答えが出る子も出ない子も居る。

しかし、復習すれば時間内に出来るようになる。

 

さて、今週より、

平常授業に戻り、二学期予習事項を指導している。

 

すぐに、答えが見つかる様に成った子がいる。

難しい問題を諦める事無く考え抜く子がいる。

時間内に全ての学習事項を習得する子がいる。

 

 

『壁を超える』

ことが出来た生徒が多くいるのだ。

 

 

夏期講習会において全力で取り組んだ子である。

一生懸命に復習して出来るようになった子である。

暑い中、やるべきことを集中してやった子である。

 

 

この夏、大きく成長した子がたくさんいる。

 

 

指導者である私達には、すぐわかる。

本人も、たぶん、気付いていることだろう。

 

「あっ、出来る様に成った」

学習における好循環の始まりである。

2023.8.21

『中学生の理科』

中学生、二学期、

理科の学習内容は難しい。

特に、中一、中二は難しくなる。

 

中一の難しい単元は、

光、レンズ、音、力である。

理屈を考えてから覚えなければならない。

 

物理分野ゆえ、

ただ暗記と言うわけにはいかない。

深く考えて、深く理解する必要がある。

 

中二は電流である。

次から次へと、公式が出て来る。

直列、並列についてそれぞれ考えなければならない。

 

中三は仕事、エネルギー、天体である。

位置エネルギーが運動エネルギーに移り変わる。

力学的エネルギーの保存が成り立つ。

 

天体は、空間で起こることを

紙という平面で考える必要がある。

これがなかなか時間が掛かり大変だ。

 

 

かつて、こんなことを言った子がいた。

「『ユーチューブ』を見れば直ぐ分かりました」

 

その子の理科のテストは悲惨だった。

テスト後、顔を引きつらせながらやって来た。

 

「先生、分かっていたのに、出来ませんでした」

「本質的なことが、理解出来ていなかったからだよ」

 

最近の教育に関する動画は良く出来ている。

「なるほど」と思い、分かったつもりになる。

しかし、本質や理論、概念は分かっていない。

 

拠って、テストでは良い結果が出る事はない。

 

塾で予習したことは、三十分でいいから復習しよう。

塾の復習、学校の復習、テスト前の復習、

繰り返し復習することで、本質の理解は深まる。

 

結果を出す子はそれを当たり前にやっている。

長時間、だらだらとやっているのではない。

時間をきちんと決めて、必ずやっているのである。

2023.8.20

『ダイヤモンド半導体』

物質が電気を通せるかを基準として、

「導体」「半導体」「絶縁体」に区分される。

絶縁体は不導体ともいう。

 

電気を良く通す物質は導体、

通さない物質は絶縁体である。

半導体は導体と絶縁体の中間に位置する。

 

中二の理科で基本的なことは習う。

 

さて、

「合成ダイヤを基板に利用した半導体」

 

電気自動車の電力を変換する

パワー半導体での利用が想定されている。

 

合成ダイヤを使うと、

電力を変換する際の損失、

パワー半導体自体を小さく出来る。

 

パワー半導体は炭化ケイ素、窒化ガリウム、

酸化ガリウムなどの材料も利用されているが

それを凌ぐ潜在力があるという。

 

合成ダイヤは量子コンピューターが扱う情報を

記憶するメモリー材料としても研究が進んでいる。

(日経新聞サイエンス欄より)

2023.8.19

『夏期講習』

中三受験生の夏期講習が完成した。

前半は、第二回診断テスト対策、

後半は、第三回の対策を行った。

 

第二回の範囲だけを想定してはいけない。

第二回は中二迄の範囲が大半だからである。

 

入試はあくまで中三の範囲が中心と成る。

拠って、第三回以降を想定して勉強する必要がある。

 

そういう考えの学習が大切になる。

自転車に乗れない時、目の前ばかり見ている。

うまく乗れたと思っても、そのあとひっくり返る。

 

勉強も目の前だけ見ていると同じことが起きる。

 

少し先を見ると良い。

少しだけ先を見て勉強すると上手くいく。

 

 

さて、

目指すは、五教科「238点」である。

ここまでいけば、実力は十分であるといえる。

 

卒塾生も毎年、二、三人が取得した。

多い年では、五人前後が取得した。

その子たちの表情は至極明るかった。

 

塾では、来週より二学期内容を予習していく。

中三・二学期の内容が入試では大半を占める。

これから半年間は本当の勝負であると言える。

 

 

佐藤進学塾塾生全員が一丸と成り、頑張っていこう。

 

 

「高校受験は団体戦ですね」

且つて入試を終えて高高へ合格した子が言っていた。

 

「本当にその通りだね」

他の子たちも口を揃えて行っていた。

2023.8.18

『慈雨』

万物を潤し育てる雨のことである。

俳句では「夏の季語」だ。


旱天の慈雨と表現することがある。

旱は日照りを意味する。

日照り続きだったところへ降る恵みの雨だ。

 

派生して、困難な時に救われること、

待ち望んでいたものが叶えられることもいう。

 

塾庭の芝生と木々が元気になった。

葉がきらきらと輝いている。

 

水害に見舞われている方々は

本当に大変であると思う。

心よりお見舞い申し上げる。

2023.8.17

『通信書類の郵送』

本日、九月号の書類を郵送した。

近日中に到着すると思う。

 

1.夢つうしん

2.塾長の独り言

3.二学期の授業予定

※テスト対策のお知らせ

(附属小学校、附属・公立中学校)

 

内容をしっかり確認して頂きたい。

 

 

尚、今後も気象警報発令時は、

佐藤進学塾は臨時休校とする。

 

天候急変時等、

危険が感じられるときは

無理をせずに自宅待機をすること。

 

一人ひとりが身を守る行動を取ってほしい。

 

台風七号が通過して一安心である。

それにしても、未明の雷雨は少し怖かった。

2023.8.16

『五山の送り火』

京都市内を囲む山の中腹に

大文字の「大」、左大文字の「大」、

「妙・法」、船形、鳥居形が点火される。

 

これらを総称して、

五山の送り火と呼ぶ。

 

京都では八月に入ると、

各家庭で精霊迎えの行事が行われる。

 

十六日に行われる五山の送り火は、

この精霊を冥土に送り帰すという意味をもつ。

 

今日がお盆の最終日である。

御先祖様の精霊を御見送りする。

2023.8.15

『自宅待機のお願い』

「気象警報が発令された時、

 佐藤進学塾は休校とする」

 

1.小学生 「午後4時半」

2.中学生 「午後6時半」

時点で警報発令時、休校とする。

 

台風接近時、天候急変時は

警報が発令されていないか、

テレビやネットで確認を願う。

 

警報発令時は自宅待機をお願いしている。

自分の身を守る事を考えて行動してほしい。

 

佐藤進学塾では生徒さんとご家族様の

安心、安全を第一に考えて運営している。

 

2023.8.14

『感謝の言葉』

「お願いします」

教室へ入る時、生徒が私に声を掛ける。

 

「ありがとうございました」

授業が終わると、私が生徒に声を掛ける。

 

「ありがとうございました」

同時に生徒たちも、私に一斉に声を掛ける。

 

今日も、元気に塾へ来てくれてありがとう。

今日も、懸命に授業を聞いてくれてありがとう。

今日も、最後まで頑張ってくれてありがとう。

 

と言う気持ちを正直に伝えている。

 

「お子様、私達を信頼してくださって、ありがとう」

保護者様への感謝の想いも含んでいる。

 

「ありがとうございました」

間髪入れず、生徒たちが言ってくれるクラスも多い。

気持ちがいい上、心の底からうれしいと感じる。

2023.8.13

 『御盆』

先祖の御霊を偲び、

供養をする日として、

御盆は大切な行事である。

 

先祖の精霊を迎え、

供養する期間をお盆と呼ぶ。

 

お盆の期間は、

八月十三日より十六日までを指す。

 

お盆は、

先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、

成仏するようにと、子孫が報恩の供養をする時だ。

 

本日、十三日、

お墓参りに行き、御花を供えてきた。

2023.8.12

 『暑中見舞い』

毎年、年賀状はたくさん届く。

暑中見舞は、両手で足りる数だ。

 

毎年、暑中見舞いをくれる子がいる。

入塾以来、毎年必ずくれる子もいる。

 

「夏期講習、ありがとうございました」

「発展問題演習、とても楽しかったです」

「診断テストに向けて全力で取り組みます」

など様々なことが書かれている。

 

一人ひとりの気持ちを考えて返事を書く。

こちらの気持ちも必ず届くと考えている。

2023.8.11

『聞き間違い』

昨年の話である。

 

中学生の生徒から、

お盆に祖父母の家に行った時の出来事を聞いた。

記念写真を三世代で撮る時の話だ。

 

「マスク、取って」

 

なぜか、妹がマスクをしたまま、

背筋をピーンと伸ばしていたそうだ。

 

「なにをしてるんや」

とお兄ちゃんが訊くと、

 

「まっすぐ、立って」

ておじいちゃんが言ったからと言う。

 

「マスク、取って」

ておじいちゃんは言ったんやで。

 

「えっ、うそー」

と言って、妹は慌ててマスクをはずしたという。

 

記念写真は無事に撮影できたという。

皆、笑顔の素敵な写真が撮れたことだろう。

ほのぼのとした話で、心があたたかくなった。

2023.8.10

『敬語「尊敬・謙譲・丁寧」』

「もう少し丁寧な言葉を使おうね」

 と言う機会が年々増えている。

 

入塾直後の子は敬語を使わない。

知らない場合は仕方ないことだ。

こちらが一つひとつ教えていく。

 

賢い子は必ず、丁寧な言葉で話す。

先生、即ち目上の人に対して、

友達に話すような言い方はしない。

 

「先生、よろしくお願いします」

「先生、もう一度教えて下さい」

「先生、ありがとうございました」

 

入塾当初から丁寧な言葉遣いの子がいる。

勉強は飛躍的に出来る様に成る。

 

私たちに指導されて直す子もいる。

勉強は徐々に出来るように成る。

 

最近、高松の子が讃岐弁を話さなくなった。

食べまい、こっち来まい、○○しまい、…。

小さな子も丁寧な言葉を使っていた。

 

尊敬語、謙譲語、丁寧語を使うのは当たり前だ。

身近な友人であっても、丁寧に話すことは大切だ。

人として大切なことのうちの一つである。

2023.8.9

『色彩と心理』

佐藤進学塾の壁は、真っ白である。

机もすべて、真っ白である。

 

椅子はブルーとグリーンのファブリックだ。

ロールスクリーンも合わせて統一している。

バーチカルブラインドは明るいベージュだ。

 

その中に、美しい色彩の絵を八点飾ってある。

目から入って来る色彩と言うのは大切である。

 

そのうちの三点は世界で活躍する

絵本作家、谷口智則さんの作品だ。

今、京都駅ビル美術館で個展を開いている。

 

十五年前、神戸の百貨店で購入した。

その時は購入出来る価格であった。

 

「この作家さんは必ず人気が出ますよ」

と店員さんは自信を持って言った。

とても明るい服装をした方だった。

 

 

「先生、成績が上がりません」

一年前、中三生が相談にやって来た。

 

勉強方法と心の在り方について話をした。

その子は、それを素直に聞いて実行した。

しかし、成績はなかなか上がらなかった。

 

その子は、再び相談に来た。

真っ黒の服を着ている。

最近、黒い服ばかり着ていた。

 

その事には触れず、心理面について話をした。

その子は、素直にその話を受け止めた。

その後、成績が上がる兆しが見られた。

 

「先生、少し成績が上がり始めました」

その時、真っ白いシャツを着ていた。

 

「服装が明るくなったね」

この時、初めて服装について伝えた。

本人はハッとした表情に変わった。

 

心が明るいから、明るい服を着るのではない。

明るい服を着るから、心が明るくなるのである。

心が明るくなると同時に成績は上がり始める。

 

半年後、その子は見事に高松高校へ合格した。

2023.8.8

『マイボトル』 

皆、塾へ水筒を持って来て水分補給している。

熱中症予防の為にも、とてもいいことである。

水筒に冷たいお茶や水を入れて来ると良い。

 

ペットボトルを持ってくる子が少数いる。

それを飲む姿は予備校生を連想させる。

だらしなく、あまりいい感じはしない。

 

良く出来る子、

しっかりしている子は、

必ず、マイボトルを持参している。

 

「ペットボトルとマイボトル、

 水分補給にどちらが良いと思いますか。

 具体的な理由を含めて詳しく書きなさい」

 

この様な問題が中学受験で出題されそうだ。

「~。SDG’Sの観点からも水筒を使うべきだと思います」

この様な答えが模範解答となりそうだ。

 

塾へはお気に入りの水筒を持参してほしい。

ペットボトルは塾へ持って来るべきではない。

 

高校入試の時、弁当と水筒を持参する。

「各自、水筒を持参して構わない」とある。

ペットボトルの持参については記載がない。

2023.8.7

『早明浦ダム』

早明浦ダムの貯水率が「100%」になった。

今年は暑いが、水不足の心配はない様だ。

 

早明浦ダムは吉野川上流に位置する。

吉野川は徳島県に、早明浦ダムは高知県に所在する。

 

吉野川中流の徳島県池田地点から

香川県へ分水される2億5千万㎥/年

の用水のことを香川用水と呼ぶ。

 

農業用水、工業用水、生活用水として、

香川県内全域に導水されている。

 

香川県は干害に悩まされてきたが、

今ではほぼ解消することが出来ている。

 

こういう話を

佐藤進学塾では生徒たちに向けてよくする。

そして、生徒たちの意見を聞くようにしている。

2023.8.6

『文房具』

最近、様々な文房具が売られている。

昔は良質なモノしか売られていなかった。

選択肢も限られて、選ぶ余地はなかった。

 

学校の前に小さな文房具屋があった。

「消しゴム、ください」

「これとこれ、どっちにする」

 

「こっちにします」

「はい、50円ね」

 

学校へ行くと、

みんな同じ様な文具を使っていた。

 

今は消しゴム一つでも多くの選択肢がある。

筆箱に入らない巨大な消しゴムを持ってきた子がいた。

両手でごしごし消していた。

 

「もう少し、小さい消しゴムにしてね」

「塾の決まりに『大きい消しゴム』と書いてました」

 

常識がないのかと思い、唖然とした。

 

佐藤進学塾では、

「5ミリマスノート」を推奨している。

このノートも、各社様々なものがある。

 

表紙がブルー、グリーン、ホワイトが主流である。

可愛い動物などがプリントされたものもある。

 

たまに、『黒』の表紙のノートを使う子がいる。

最近はこの様な子はほとんどいないが、…。

 

なぜ、真っ黒のものを選ぶのだろう。

最初、見た時は心底ぞっとした。

 

小さな子が黒を選ぶというのはあり得ない。

いきがった中学生が選ぶことはある。

 

たいてい、勉強は出来ない。

 

以前、低学年の子が黒のノートを提出した。

黒は良くないと思い、此方の考えを伝えた。

 

「黒い表紙のノートは心理的に良くないよ。

 次からは明るい色のノートを買ってね」

 

「マスは同じだし、別にいいじゃないですか」

 

この様な事を言う子で

勉強が出来る様に成る子はいない。

進学塾での勉強も長続きすることはない。

 

私が言うことは、聞いた方がいいと思う。

勉強が出来るようになる為に、

たとえ、小さなことでも伝えているのである。

 

人の言うことを素直に聞く子が出来るようになる。

実行して納得いかないものは別に行わなくてもいい。

 

色彩一つとっても、

重要なことがあるということを感じる心が大切だ。

服装も文房具も、全て明るい子は勉強が良く出来る。

2023.8.5

『各学年』

夏休みの前半、七月下旬より

小五から中三は夏期講習を実施している。

 

小学生は「60分・2レッスン」

中一、中二は「70分・2レッスン」

中三受験生は「80分・3レッスン」

 

各学年において、二週間実施する。

中三は受験演習がある為、三週間実施する。

 

時間も期間も、短期集中で行う。

密度の高い学習で最大の効果を上げる。

 

どんなに賢い子であっても、

集中出来る時間は、二、三時間に限られる。

 

小三、小四は平常授業を続けている。

 

算数は問題演習を60分で「約20ページ」行う。

正確に解く『リズム』を掴む。

 

国語は「記述問題」に限定して60分間取り組む。

正しい記述の『型』を習得する。

 

算数は重要問題を瞬時に解ける様にする。

国語は解答の正しい記述方法を身に付ける。

 

各学年に応じて、

生徒さんが最大限に力を発揮出来る様指導した。

ご理解、ご協力頂いた保護者様には心より感謝する。

2023.8.4

『小六算数』

小六は『拡大図と縮図』を指導した。

「縮図の利用」が少し難しい。

 

中学校で習う相似の考え方を

使って解くと、すぐに解ける。

 

△ABC∽△DEF

AB:DE=BC:EF

外項の積は内項の積に等しいことを利用する。

詳しくは、授業中に教えた通りだ。

 

 

『資料の活用』を引き続き指導している。

「平均値」の計算を使う。

①かける②たす③わる の手順を覚える。

 

次に「中央値」「最頻値」について理解する。

それから、「代表値の活用」を深く理解する。

 

問題文をよく読んでから数値を確認する。

平均値、中央値、最頻値を表にするとよく分かる。

此方も、授業中に詳しく教えた通りである。

 

中学校でも、同じ内容が出て来る。

この単元は忘れている中学生が多い。

小学生の間に完全習得すると、有利である。

2023.8.3

『運動の効果』

中三の子が部活を引退した。

今年も暑い中、良く頑張ったと思う。

 

総体前は三時間以上、

屋外で練習する日もあったという。

 

中一、中二の子も真っ黒の子がいる。

矢張り、外で練習しているという。

暑いのに、本当に良く頑張っている。

 

熱中症にだけは気を付けてほしい。

体調が良くないと感じた時は休もう。

 

 

私達が中学生の時も部活はハードだった。

夏休みは一日、八時間の練習だった。

 

中一の時は本当にきつかった。

一日中、球拾いしかさせてもらえない。

 

「座るな、喋るな、水飲むな」

これが決まりであった。

 

中二の怖い先輩が見張っていた。

決まりを破った時、鉄拳が飛んできた。

今では考えられない昭和の時代の話だ。

 

最後に、15分だけ、中一の部員と

練習できることが唯一の楽しみであった。

 

夏休みが終わると部員は、

30人以上いたのが、10人位に減っていた。

 

 

さて、体を動かすとやる気が出る。

実際、体を動かしている人の方が

仕事のパフォーマンスが高いそうである。

 

子どもたちにおいても、

体を動かしている子は勉強が良く出来る。

 

カロリンスカ大学の実験で証明されている。

勉強前にたった五分間だけでも

体を動かすと、勉強の効率は上がる。

 

ウォーキングを少し行うだけでもいい。

ストレッチを少し行うだけでもいい。

体をほんの少し動かすだけでいいそうだ。

 

自転車、徒歩で来る子は

それ自体が運動になっている。

 

車で送迎の子も、

明るい時は少し長く歩いてくるといい。

 

しかし、激しい運動は

逆に学習効率が大幅に下がるという。

その辺りについては十分に気をつけてほしい。

2023.8.2

『中三受験生』

中三は、日中、夏期講習を行っている。

自転車で通塾する子がほとんどだ。

暑い中、みんな頑張って来てくれている。

 

一人ひとり、挨拶をして迎え入れる。

「こんにちは」

「今日も、頑張って」

 

教室内はエアコンが効いている。

友人と一言、二言、言葉を交わす。

その後、ウォーミングアップに入る。

 

 

診断テスト第二回、

「230点」突破を目標として、

夏期講習では総復習を行っている。

 

1.教科書を隅々まで理解後暗記する。

2.学校ワーク類を即答出来る様にする。

3.塾テキスト、参考書を使い知識を広げる。

 

受験生ゆえ、本気で学習している。

極めて、正答率の高い子がいる。

その子たちに共通することがある。

 

解法の過程を丁寧に書いている。

此方の目を見て説明を聞いている。

必ず、復習を行い理解を深めている。

 

もう一つ、気が付いたことがある。

中二の夏期講習も全力で取り組んでいた。

 

もっと、遡って考えてみる。

入塾したその日から、

集中して取り組み、復習を行っていた。

 

その地道な積み重ねが、

正答率の高さの礎と成っている。

 

 

さて、小三から中二の子たちも頑張っている。

『「今現在」の頑張り』が大切なのである。

 

今現在、全力で取り組む子が、

中三になって安定した結果を出すことに成る。

2023.8.1

『小五算数』

小五、『平均』を指導している。

平均の概念について詳しく教える。

 

「五回のテストの平均点が62点である。

 次のテストで、何点取れば平均点が65点になるか」

 

五回のテストの合計点 62×5=310点

六回のテストの合計点 65×6=390点

よって、次のテストで80点取ればよい。

 

こういう問題が瞬時に解けるようにすること。

 

平均は割り算をよく使う。

割り算の筆算には時間が掛かる。

 

「むずかしい」

と小学生の生徒はよく言う。

 

難しいのではない。

少し面倒なのである。

 

ノートに丁寧に筆算すると良い。

 

繰り返し練習した分だけ

必ず、できるようになる。

 

そして、中学校の方程式に繋がる。

一次、二次、連立、全ての方程式に!

 

中学生の夏期講習は、

発展テキストで数学を行っている。

 

『方程式の利用』の単元に入ると差が出る。

すばやく答えを出した子に訊いてみる。

かなり難しい問題である。

 

「もう、解けたの」

「はい、これ、小学校の時にやりました」

 

「それにしても、早く解けたね」

「小学校の時に何度も復習したので覚えてます」

 

「すごいね」

「方程式の公式にあてはめるとさらに簡単です」

 

出来る子と言うのは、

小学生の時にやるべきことをやっている。

2023.7.31

『七月最終日』

七月も早や晦日を迎えた。

 

夏期講習前半が終了した。

やるべきことをやった子も多くいる。

日々、生徒と接しているとよく分かる。

 

1.学校の『テスト』の復習

2.塾の『テキスト』の復習

3.『参考書』を活用した学習

 

夏休みは、まだ一箇月もある。

やるべきことを、一つ一つやれば良い。

気が付いたことから丁寧にやるといい。

 

今年も、兎に角暑い。

短時間で集中してやろう。

だらだら長時間やる必要はない。

 

時間を決めて学習すると良い。

睡眠時間はたっぷり取るようにしよう。

 

タイパと言う言葉が最近よく聞かれる。

言葉自体、はっきり言って好きではない。

 

しかし、

時間当たりの学習効率は最大限に上げる。

 

佐藤進学塾では、効率良く

学習出来る具体的な方法を指導していく。

2023.7.30

『夏期講習会』

夏期講習を無事に進めることが出来ている。

 

あまりの暑さの為に

少々体調をくずしている子もいるが、

ほとんど全員が元気に参加している。

 

みんな、楽しそうに授業を受けている。

問題を解く時は、真剣な表情に変わる。

すべての学年の子たちが良く頑張っている。

 

これもひとえに、

保護者様のご理解、ご協力

あってのこと、心より感謝申し上げたい。

 

 

小三・小四の子は平常授業を実施している。

テキストは特別なものを使い、総復習を行っている。

『本体』テキストと『ドリル』テキストの二冊である。

 

本体テキストは塾で一緒に勉強している。

ドリルテキストは家庭で完成させると良い。

 

算数は良質な問題に数多く当たる。

考えなくても即答出来る様にしていく。

「パッ」と答えられると気持ちいいい。

 

国語は記述・論述問題を鍛え上げる。

解答が正確に記述出来る様にしていく。

この頃、正しい記述方法を覚えると楽しい。

 

テキストの使い方は詳しく説明している。

家で丁寧に仕上げてから復習してほしい。

余裕がある子は参考書を使い、知識の幅を広げると良い。

2023.7.29

『肯定的な言葉』

佐藤進学塾では否定語を禁止している。

口から発する言葉は、本当に大切である。

それを脳が真実として受け止めるからだ。

 

入塾直後、すぐ「苦手」など言う子は多い。

やれば出来るのに、勉強と距離を置いている。

 

と言うよりも、

面倒なことをしない言い訳をしている。

 

 

私は、常に

『肯定的な言葉』を生徒に投げ掛ける。

 

「必ず出来る、絶対に分かる」

「ゆっくりでかまわないよ」

「間違っても直せばいいよ」

 

小さな進歩が見られた時、褒め言葉を掛ける。

少し大変そうな時、大丈夫である旨を伝える。

 

 

生徒も、次第に変わって来る。

少しずつだが、確実に変わる。

 

「分かるまで考えてみます」

「出来るまで頑張ってやります」

「理解した後、絶対に覚えます」

 

こういう言葉を自然と発する様になる。

年月を重ねるうちに勉強が出来るようになる。

 

 

少数だが、否定的な言葉のままの子もいる。

否定的な言葉を親が掛けている可能性がある。

 

『子は親の鏡である』

 

親が肯定的な言葉を発すると、

子も肯定的な言葉を発する様になる。

そして、驚く位に前向きな性格に変わる。

 

 

夏期講習を一週間終えた中一の子に感想を訊いた。

 

「発展問題は難しい分、遣り甲斐がありました」

「すごく考えて解けた時は気分が良かったです」

「まだまだ、復習する必要があることが分かりました」

「見たことのない問題を解くのはとても楽しかったです」

 

小四から通っている子たちの感想である。

肯定的な言葉が自然にたくさん出て来る。

心がすべてを肯定的に捉える様に成っている。

 

中一は『発展テキスト』を使っている。

最上位レベルの問題集である。

最高難度の問題で構成されている。

 

果敢に取り組むことに意味がある。

「出来たら、すごい」

「出来なければ、復習すればいい」

 ただ、それだけである。

 

難しい問題が出来た時、

「やったー、出来た!」と

素直に声に出せばいいのである。

 

来週も、密度の濃い夏期講習は続く。

頑張った子は実力が飛躍的に伸びていく。

2023.7.28

『小六算数』

小六は『円の面積』を指導した。

円周 直径×3.14

円の面積 半径×半径×3.14

 

塾テキスト内、問題の一例である。

「直径10㎝の円と直径6㎝の円の面積を

たして、直径4㎝の円の面積をひく(図)」

 

式 5×5×3.14+3×3×3.14-2×2×3.14

 =25×3.14+9×3.14+4×3.14

 =(25+9-4)×3.14

 =30×3.14

 =94.2

 

計算を工夫して、出来る限り暗算で計算すること。

計算が速い子は、様々な工夫をして計算している。

単に暗算を無理して行っているのではない。

 

拠って、正答率も高い。

2023.7.27

『安心安全』

最高の環境で夏期講習を行っている。

学習内容を考え抜いて指導している。

復習する事に拠り、実力は飛躍的に伸びる。

 

さて、コロナ感染症が再び広がっている。

細心の注意を払って、授業を行っている。

 

換気を適宜行い、

エアコンで適切に温度管理を行い

快適に学習出来る様、配慮している。

 

エタノール79.7%配合、

信頼出来る花王の製品で

生徒の手指消毒を引き続き実施している。

 

夏期講習中は、

1⃣中三受験生、2⃣小学生、3⃣中学生

時間帯を昼、夕、夜の三段階に区切って実施している。

 

毎回、机・いす、トイレの消毒を行っている。

教室内の換気をしっかりと行う様にしている。

生徒さんの様子については気を付けて見ている。

 

お子様の健康状態が良好であれば、安心して通塾して頂きたい。

出来る限りの事を行い、安心安全に学習できる体制を整えていく。

暑い中、申し訳ないが、今しばらくマスク着用をお願いする。

2023.7.26

『毎日の御参り』

神棚の榊をとりかえる。

塩、水、米、酒もかえる。

それから、蝋燭へ火を灯す。

 

「二礼、二拍手、一礼」

神様を敬い尊び、感謝の意を伝える。

令和五年、夏期講習の無事を祈願する。

 

「生徒たちが、健康で安全安心に

 夏期講習を受講できますように」

 

全力でやるべきことを行ったならば、

神様からのご加護を受けることが出来る。

 

 

神棚は三社造りの宮型である。

 

中央には

総氏神とされる伊勢神宮

 

右には

氏神である熊野神社、石清尾八幡宮

 

左には

崇敬神社である京都紫野の今宮神社、疫神社

の御札をお納めしている。

 

今宮神社さんには御日供をお願いしている。

神職さんに朝夕、お参りして戴いている。

 

本殿に入ると、御日供の木札が掲げられている。

そこに『佐藤進学塾』と墨で書かれている。

 

炙り餅で有名な『かざりや』『一和』もある。

鬼平犯科帳でもよく出て来る老舗の茶店だ。

 

神様に感謝して、心静かに夏期講習を進めていく。

2023.7.25

『通知表の評価』

中一の子たちに通知表評価の話をする。

 

九教科の評価合計「42㌽」

高松高校を安心して受験できる。

あくまでも合格するための目安である。

 

内申点は三年間で合計220㌽となる。

「近年『200㌽』以上で高高を受験できる」

と言っても、中一の子たちにはピンとこない。

 

では、どうやって考えるか。

 

今の評価合計を「40」とする。

五教科5,4,4,5,5、副教科4,5,4,4だとする。

 

中一は「40」、中二も「40」とする。

中三は五教科が二倍、副教科が三倍される。

五教科46、副教科68、合計「114㌽」となる。

 

三年間の合計は「194㌽」となる。

これでは200㌽に「6㌽」たりない。

 

では、どうすれば良いか。

 

五教科と副教科に各々「5」を増やせばよい。

五教科5,4,5,5,5、副教科4,5,5,4にする。

五教科48、副教科72、合計「120㌽」となる。

 

具体的に数値を計算して考える。

そうすると、やるべきことが見えて来る。

合格する為には戦略と戦術が大切になって来る。

 

生徒一人ひとりには、

やるべきことを具体的に伝えている。

それを素直にやっていけばいいだけである。

2023.7.24

『小六算数』

小六は『辺の比と面積の比』の単元を指導した。

図形と関数は時間を掛けて丁寧に指導している。

 

算数、数学で最重要単元であるからだ。

図形と関数ほど面白い単元はないからだ。

 

論理的思考能力を磨き上げるには最高だ。

 

「高さの等しい三角形は、

 底辺の比と面積の比が等しい」

 

この感覚を問題演習を行う中で身に付ける。

 

底辺が9cm、15cmであれば、

高さの等しい三角形の面積比は3:5である。

 

比例式を使えば、面積をすぐに求められる。

 

底辺の比から次のことが分かったとする。

△OAB:△OBC=3:1

△OBC:△OCA=2:3

 

連比の考え方を使うと、

△OAB:△OBC:△OCA=6:2:3

とすぐわかる。

 

図形の問題は、

小学生の頭が柔らかい間にやると良い。

直感的に解くことが出来る様になる。

 

中学生は、理屈で考える様になる。

筋道立てて、論理的に解く様に変わる。

 

直感と理屈の両方を合わせると、

あらゆる問題が瞬時に解けるようになる。

 

一度解けた知恵の輪は、

何年経っても瞬時に解ける感覚と似ている。

 

図形の問題を解くことは本当におもしろい。

2023.7.23

『心温まる手紙』

お礼の手紙を頂いた。

 

毎月送る生徒に宛てた手紙、

日々更新するブログについて

文面、最初の方に書かれている。

 

そこには本人、保護者様ともに

多くの学びや気づきがあるという。

 

感謝の気持ちが綴られていた。

 

 

本当にうれしく、ありがたく思った。

心をこめて、一人ひとりに手紙を書いている。

脳から汗が出る位考えて、ブログを書いている。

 

その気持ちが伝わったことに感動した。

手紙はアナログ、ブログはデジタルだ。

しかし、何れも手間と暇が大変掛かる。

 

インスタントな内容が流行る世の中である。

楽で安価ゆえ、其方が受ける場合が多い昨今だ。

 

教育までもがインスタント化、

即ち簡略化されている感がある。

 

文化と食、教育だけは簡略化してはいけない。

私は心の底からそう思って教育を行っている。

手間暇かけた教育理念が伝わると本当にうれしい。

2023.7.22

『小五算数』

小五は『分数、小数の計算』を指導した。

分数の計算は通分、約分を行う。

最後に約分を忘れてはいけない。

 

さて、小数は分数に直す。

次に、最小公倍数で通分する。

そして、最大公約数で約分する。

 

小数は出来る限り、暗算で分数に直す。

「0.6=10分の6=『5分の3』」

 

覚えておくといいものがある。

0.5=2分の1

0.25=4分の1

0.125=8分の1

 

これを覚えておいて活用すると便利である。

2023.7.21

『小四算数』

小四は『概数』の単元に入る。

概数の計算は慣れることが大切だ。

 

まず、四捨五入を理解する。

0,1,2,3,4は切り捨て、

5,6,7,8,9は切り上げだ。

 

「4」以下は切り捨て、

「5」以上は切り上げ、

拠って、四捨五入である。

 

「『千の位まで』の概数に表す」

12350ならば、

「3」を切り捨て、約12000となる。

 

12585ならば、

「5」を切り上げ、約13000となる。

 

この感覚がつかめるまで練習するとよい。

 

「百の位を四捨五入して1000となる数は□以上□未満か」

500以上1500未満である。

 

「千の位を四捨五入して25000となる数は□以上□未満か」

24500以上25500未満である。

 

これらが、感覚的に分かる様に

成るまでしっかりと復習しておくこと。

 

先天的に出来る子は直ぐにわかる。

復習して完全理解した子も絶対に出来る。

2023.7.20

『小三算数』

小三は『円と球』の単元に入る。

まず、中心、半径、直径の意味を理解しよう。

 

◎直径=半径×2

◎半径=直径÷2

これがパッと分かる様にしよう。

 

「縦16㎝、横24㎝、高さ12㎝の箱がある。

 半径2㎝の球はいくついれることができるか」

 

◎半径が2㎝だから、直径は4㎝である。

縦  16÷4=4

横  24÷4=6

高さ 12÷4=3

よって、4×6×3=72 答えは72個である。

 

これが直ぐ出来るようにしておくこと。

 

『球』に関するクイズである。

1.夏の夜空を彩る。

2.海、川などで見られることが多い。

3.とても涼やかで美しい。

 

もう、分かっただろうか。

 

4.大きい音がする。

5.「かぎや、たまや」

 

中学理科、『音と光』の説明にも使う。

 

もう、分かった事だろう。

2023.7.19

『通知表評価』

「『オール5』、よく頑張ったね」

「ありがとうございます。先生のお陰です」

 

中学生の通知表評価が出始めた。

ほぼ『オール5』の評価を頂いている子が多い。

 

中間・期末テスト、授業態度、

提出物すべて良好の子は「5」である。

 

さて、

「『5』を取る為にはどうするか」

 

まずは授業態度である。

そして、先生の話をしっかり聴く事だ。

 

テストを作るのも、評価をするのも

あなたたちの学校の先生なのだから。

 

次に教科書、ワーク、プリント、塾テキストを

原則的学習に基づいて学習、全て暗記すること。

完全に暗記すれば、高得点を必ず取得出来る。

 

頭で考えなくても、

手が勝手に答えを書く

くらいにしなければならない。

 

提出物は心を込めて丁寧に行う。

忙しい先生が見るのは、ほんの一瞬だ。

一瞬に全てをかけなければならない。

 

 

高評価の子は私の話を良く聴いている。

私の話を良く聴いている子は、

学校の先生の話も良く聴いている。

 

Aさん「佐藤先生、見た事のない難しい問題が出ました」

Bさん「えっ、学校の先生は『その問題を出す』と言ってたよ。

   佐藤先生も『その問題は大切だからやっておこう』と言ったよ」

Aさん「…」

 

こんな、具合である。

 

いつも言うことだが、

耳だけでなく、『心』で聴いている。

 

私は生徒たちにいつも言っている。

「学校の先生、両親、友人の話はよく聴くように」

 

『聴』には、耳、目、心、十と言う漢字が含まれる。

 

「相手の『目』をしっかりと見て、

 自分の『耳』で一言一句もらすことなく聞き、

 その内容を『心』の中で『十回』考えてみる事」

 

 と私は解釈している。

 

二回や三回、考えた位で結果は出ない。

しかし、十回考えたならば結果は出る。

 

「しまった」と思った子は、夏に頑張ればよい!

2023.7.18

『閉所恐怖症』

車のメンテナンスでディーラーを訪れた。

待ち時間が少しある。

 

入口の近くに、

最新の超高級車が展示されていた。

 

「乗ってみても、いいですか」

「もちろん、いいですよ」

 

そっと車へ乗りこむ。

流石は超高級車である。

エレガントな光の演出に驚かされる。

 

電子パネルに操作系統が集約されている。

ディスプレイの横幅がとても広く視認性が高い。

近未来のラグジュアリーカーといった感じである。

 

「さあ、降りよう」

と思い、ドアレバーを探す。

 

「ないっ」

ドアレバーがないのである。

 

ドアをあけることが出来ない。

ドアレバーのある位置にあるスイッチを押す。

「ウィーン」とシートが動く。

 

パネルのスイッチを次々にタッチする。

どれをタッチしても、ドアは開かない。

 

「閉じ込められた!」

 

あわてて中から両手を振る。

スタッフが気付いて近寄って来る。

 

スタッフはハンドルの横を指さしている。

あわてて顔を近づけて見てみる。

八ミリ角の正方形にドアマークがある。

 

かなり、顔を近づけなければ見えない。

慌てて、そのマークに軽くタッチする。

 

「ウィーン」

重厚感のある大きなドアが静かに外へ開いた。

 

「助かった」

 

無事に車から脱出する事が出来た。

思いがけない真夏の恐怖体験であった。

超高級車には気を付けなければいけない。

2023.7.17

『不思議なご縁』

「『チリン、チリン、…』

 とある時はお遍路さんの鈴、

 四国八十八箇所のことですね」

 

「へー」

 

遍路とは、弘法大師が修行した

 八十八の霊場をたどる巡礼のことです。

 遍路する人のことをお遍路さんと呼びます。…

 

初めて聞く話に、皆、興味津々である。

 

 

「『コンコンチキチンコンチキチン、…』

 とある時は京都祇園祭の祇園囃子、

 山鉾巡行を思い浮かべるといいですね。…」

 

「へー」

 

「祇園祭は平安時代の疫病退散を

 祈る祭礼を起源としています。

 疫病神をおびき寄せる為に

 山鉾巡行でお囃子を奏でて誘い出し、…

 

「へー」

 

「では、中心素材について考えていきます。…」

 

生徒、皆が真剣に聞いている。

私が小学生時代、広島市内の進学塾へ

通っていた時の国語の授業での話である。

 

1.中心素材を考える

2.起承転結を考える

3.主人公の心情をとらえる。

と言う流れで物語文は説明して頂いた。

 

幼少期、大阪、福岡、広島に住んでいた。

その時には四国、京都とは無縁であった。

進学塾の先生から聞く話は新鮮で驚きの連続だった。

 

その後、京都へ長く住むことになった。

八坂神社の祭礼、祇園祭のことを詳しく知った。

四条烏丸にて、山鉾巡行もこの目で見た。

 

「コンコンチキチンコンチキチン」

という音も耳に残っている。

 

 

そして、今、四国高松に住んでいる。

時々、お遍路さんに出会うことがある。

 

「チリンチリン」

と言う優しい鈴の音を耳にする。

 

四国八十八箇所のうち善通寺はじめ、

幾つかのお寺さんにはお詣りしている。

 

不思議なご縁を感じている。

そして、教わる側から教える側になっている。

しかし、教える側に成っても教わることの方が多い気がする。

2023.7.16

『エルニーニョ』

熱帯太平洋の海面水温が東側の

広範囲で高くなる現象のことである。

 

海から大気へ熱の供給が増える。

その結果、地球全体では高温と成る。

 

 

赤道上では貿易風が吹いている。

「東風」である。

 

この東風が弱まり、西風に変わる。

原因はよく分かっていない。

 

温かい水は西から東へ移動する。

海面水温が西側で低くなる。

そして、東側では高くなる。

 

これがエルニーニョである。

全容は解明できていない。

しかし、予測精度は向上している。

2023.7.15

『エルニーニョ現象』

干ばつや豪雨などの

異常気象が頻発している。

 

この春、世界的な異常気象の

原因となるエルニーニョ現象が発生した。

 

各地で農作物の不作が深刻化、

砂糖やカカオ豆などの価格は高値をつけた。

 

途上国を中心に食糧難のリスクが高まっている。

2023.7.14

『日経新聞朝刊』

日経新聞の記事である。

おかたい内容ではない。

 

大きな功績を挙げた演芸人を称える

第26回上方演芸の殿堂入りに、

「今いくよ・くるよ」が選ばれたとある。

 

「どやさ、どやさ」で有名な漫才コンビだ。

二人は京都出身、明徳商業高校の卒業だ。

当時、強豪のソフトボール部に所属していた。

 

「いくよちゃんは、

 ピッチャーで『エース』、

 私はキャッチャーで『ロース』」

 

「くるよちゃん、こんなとこから『足』出して」

「いくよちゃん、失礼やな。これ『腕』やがな」

 

太めのくるよさん、細めのいくよさんの

派手な衣装と軽快なやり取りが面白かった。

 

 

京都での塾講師時代のことを思い出す。

 

「ここは大切やから、線、引いとけよ」

「先生、ちょっと待ってください」

 

「待つけど、早よう、引けや」

「先生、ギャグを思いついたんです」

 

「えーから、早よう、線、引けや」

「いまー、…」

 

「頼むから、線、引けよ」

「今、ひくよ、くるよ」

 

教室内に爆笑が起こった。 

2023.7.13

『2022.7.13のブログ』

一年前のブログの内容である。

 

期末テストの復習ノートが提出されている。

生徒一人ひとりのノートを丁寧に見ていく。

そして、応援メッセージを書き込んでいく。

 

良い結果を出している子には共通点がある。

「字が濃く、大きく、心を込めている」

 

(途中省略)

 

さて、一人のノートから悲痛な叫びが聞こえてきた。

 

「一生懸命やっているんだけど、良い結果が出ない

 皆の恩に報いる為にも、高高へ絶対行きたい。

 先生、ぼくは一体どうしたらいいんですか」

 

確かに、その受験生は良く努力している。

中二の頃には最高の結果が出ていた。

 

原因について、ノートを見て考えていく。

深いところまで、とてもよく勉強出来ている。

難しい問題に対しても、深い理解が得られている。

 

問題文を書写した『モンペ「資」』という語句が引っ掛かった。

類推すると、本人は『モンペ「姿」』と書いたつもりだ。

この様なミスが、結構目立つ。

 

一生懸命になりすぎて、空回りしている。

結果、多くの勘違いを誘発している。

 

難しい問題は深く考えている。

しかし、簡単な所は軽く考えている。

簡単な所、即ち、基礎基本は重要だ。

 

此処を、無意識のうちに軽視していたのである。

本人には、そんな気持ちは全くないが…。

 

「では、どうしたらいいか」

 

「常に、音読しながら勉強すればいい」のである。

 

学習が作業化する子は「黙読」して勉強している。

本質的な学習を行う子は「音読」して勉強している。

 

音読→思考→書写→理解→反復→定着

これが、正しい学習の流れだ。

 

これは、絶対に言えることである。

「声を出して、耳で聞く」

 

結果を出したかったら、

「声を出して勉強せよ」

 

結果を出したかったら、

「体を動かして勉強せよ」

 

佐藤進学塾では当初から『音読』を重要視している。

 

(後半省略)

 

『悲痛な叫びを発した「生徒」』は高松高校へ合格した。

これは、奇跡でも何でもない。

中三の一年間も努力を続けたからである。

 

 

最後まで諦めることはなかった。

私を最後の最後まで信じてくれた。

私の言う通りに原則的学習を継続した。

 

その努力が結果に結びついたのである。

今、野球部の活動と両立して勉強を頑張っている。

2023.7.12

『テストは終わってからが始まり』

全国模試受験が全学年終わった。

結果は、九月初旬に送られてくる。

およそ、二か月後である。

 

模試受験者数が大変多い為である。

佐藤進学塾の受験日が早いからでもある。

 

それまでにやっておくべきことがある。

 

結果を出す子は、模試に本気で取り組む。

そして、間違い直しにも本気で取り組む。

 

間違った問題が、気になるからだ。

わからなかったことが悔しいからだ。

 

『この気持ち』が素晴らしい。

 

まず、間違った問題をもう一度解き直す。

すぐに解くことが出来たならば問題ない。

もし、分からなかった時は要注意だ。

 

1.塾テキスト、辞書、参考書を調べて出題元を探す。

2.正しい解法・解答を考えて、解き直しをする。

3.間違った原因を理解後、二、三回反復練習する。

 

九月に結果が返って来た時、もう一度解き直す。

その時、即答出来たならば、理解習得出来ている。

 

即答出来ない時は復習を繰り返す。

出来る子はこれを必ずやっている。

 

昨年の八月テストの結果を見直した。

 

「エーッ!」

 

この時点で偏差値65を超えている子は、

全員、一人残らず高松高校へ合格している。

 

全国模試偏差値と高松高校合格の相関関係は高い。

 

一人だけ、

偏差値65を超えていない子が高松高校へ合格していた。

 

「なぜ、その子は合格したのか」

この話は明日のブログで伝えたい。

2023.7.11

『相関関係』

香川県の高校入試は、

内申点と入試得点、面接で決まる。

内申点は220点、入試得点は250点満点だ。

 

その数値を合計するのではない。

相関表に記入して合否を決める。

 

「合計400点あれば合格する」

 などと言う人が昔は多くいた。

 

これは、今では当てにならない。

入学定員は280名に減った。

時代は大きく変わった。

 

入試得点は診断テスト推移を

細かく見ることで、予測できる。

 

模試偏差値との相関関係も高い。

偏差値『65~70』あたりで

安定している子は合格点を取る。

 

 

さて、全国模試で

高い偏差値を取る子には共通点がある。

 

1.テスト中、鉛筆を置くことはない。

(解く気持ちが強い)

 

2.テスト中、時計は二、三回しか見ない。

(完全に集中している)

 

3.解答用紙に心を込めて字を書いている。

(自律神経が安定している)

 

4.姿勢を正して、問題を解いている。

(良い意味でリラックスしている)

 

5.問題用紙に解法の過程を書いている

(答え以上に解法を大切にしている)

 

これらを実行する子は、結果が出る。

勿論、試験勉強をしている事が前提である。

 

いつも言うことだが、

ゆっくり、リズム良く、丁寧に解くことが大切だ。

2023.7.10

『成績上位者表彰』

期末テストの結果が出揃った。

総合一位をはじめ、上位一桁の子が多い。

中一の子たちの躍進が特に目立つ。

 

副賞を添えて表彰を行う。

一言添えて、副賞を贈る。

皆、とても嬉しそうである。

 

「ありがとうございます」

 大きな声で言う子もいる。

 

みんな、本当に良く頑張った。

副賞の中身はそれぞれ異なる。

全員頑張ったので、塾生全員に渡す。

 

最高の結果だった子は自信を持つと良い。

納得いかない結果の子は復習さえすればよい。

何れも、夏休みを大切に過ごしてほしい。

2023.7.9

『小四算数『四角形」』

小四『四角形』の単元を指導した。

 

①台形

一組の向かい合う辺が平行な四角形

➁平行四辺形

二組の向かい合う辺がそれぞれ平行な四角形

③ひし形

4つの辺の長さがすべて等しい四角形

④長方形

4つの角の大きさがすべて等しい四角形

⑤正方形

4つの辺、4つの角がすべて等しい四角形

※正しくは、教科書通りに覚えること!

 

次に、四角形の対角線の性質を理解しよう。

(1)2本の対角線の長さが等しい四角形

   長方形、正方形

(2)2本の対角線がそれぞれの真ん中で交わる四角形

   平行四辺形、ひし形、長方形、正方形

(3)2本の対角線が垂直に交わる四角形

   ひし形、正方形

図形のイメージを頭にうかべて即答できるようにすること。

頭の柔らかい小学生の間に図形のセンスを磨き上げておこう!

2023.7.8

『気温と湿度』

気温が高い。

おまけに湿度も高い。

 

湿度が高い時、

熱中症になりやすいので要注意だ。

 

気温32.5℃、湿度41%

「WBGT26.9℃」

暑さ指数ランク「警戒」となる。

 

気温32.5℃、湿度56%

「WBGT29.9℃」

暑さ指数ランク「厳重警戒」となる。

 

暑さ指数「WBGT」

Wet Bulb Globe Temperatureは、

熱中症を予防することを目的として

1954年にアメリカで提案された指標だ。

 

単位は気温と同じ摂氏度(℃)

で示されるが、その値は気温とは異なる。

 

暑さ指数(WBGT)は人体と

外気との熱のやりとりに着目した指標で、

①湿度 ②日射・輻射③気温を取り入れた指標である。

 

気温以上に、湿度には要注意だ。

「熱中症かな」

と思った時は直ぐに体を休めてほしい。

2023.7.7

『ピンチはチャンス』

「ピンチ」差し迫った事態、危機的状況など

     追い詰められた苦しい状態のこと

「チャンス」物事を行う上で絶好の機会の事

 

つまり、

「ピンチはチャンス」とはこう言える。

 

『危機的状況に対して絶好の機会と捉え、

それを乗り越えることで自分を大きく

成長させることが出来る』という意味になる。

 

英語で表記すると以下のようになる。

「tough times bring opportunity」

 

pinch・chanceの単語が含まれていない。

そのため、意外に思えるかもしれない。

 

『tough times=厳しい時期』『opportunity=好機』

 と訳す事が出来る。

「ピンチはチャンス」を理解していればイメージしやすい。

 

さて、良い結果が出た子は明るい。

更に得意科目を伸ばしていけばいい。

夏休みはチャンスである。

発展テキストに挑戦するのも面白い!

 

結果が思わしくなかった子もいる。

全力で取り組んだのに上手くいかなかった子もいる。

私達はその辺りは冷静に見ている。

 

時々、声を掛けてアドバイスをする。

小さなことでも参考にして実行すると良い。

 

「勉強時間」がたりなかったのか、

「集中力」が十分ではなかったのか、

隅々まで「覚える事」が出来なかったのか。

 

殆どの場合、いずれかの理由があてはまる。

期末テストはそんなに難しい問題は出ない。

たまに出たとしても、後で復習すれば良い。

 

9割以上の問題が教科書、ワークから出題される。

「本当に隅々まで理解して覚えたか」という事に尽きる。

 

「ピンチはチャンス」

夏休みを大切に過ごすことで、

自分を大きく成長させることが出来る。

 

時々、神様が大きな試練を与える子もいる。

甘んじて受け入れて素直に努力すればいいだけだ。

それを行う子たちは私達も最大限に応援していく!

2023.7.6

『小五算数「分数の加法・減法」』

小五『分数の加法・減法』の単元を指導した。

1.まず、通分する

2.次に、分子をたす・分子をひく

3.最後に約分する

 

通分は最小公倍数を使う。

10と15→30

12と18→36

 

約分は最大公約数を使う。

12と15→3

15と25→5

 

21と36→「?」

即答出来ない時は素因数分解を利用する。

3×7×12×=252

 

絶対に約分を忘れないこと。

10分の5=2分の1

15分の12=5分の4

35分の15=7分の3

この程度は覚えておこう!

2023.7.5

『小三算数「重さ」』

小三『重さ』の単元を指導した。

単位の換算を出来るようにしておこう。

1㎏=1000g,1t=1000㎏

 

3㎏50g=3050g,2085g=2㎏85g

 

 3㎏850g+2㎏580g

=5㎏1430g

=6㎏  430g

 

 5㎏  580g-2㎏850g

=4㎏1580g-2㎏850g

=2㎏  730g

 

筆算の方法も伝えた。

正確に計算できるようにしよう。

 

はかりの目盛りの読み取りが弱い。

大、中、小の目盛りに注目して考える。

説明するものの、なかなか伝わらない。

 

デジタルスケールが家庭に普及している。

アナログ目盛りの読み取りの感覚がない。

しかし、テストにはアナログ目盛りの問題が出る。

 

しっかり練習しておこう!

2023.7.4

『テスト間違い直し』

期末テストの復習ノートが提出されている。

いつものことであるが、成績上位者が殆どだ。

結果が良い子は、テスト後の復習を重んじる。

 

「ケアレスミスがあり、深い所まで復習しました」

「隅々まで勉強すべきだったなと反省しています」

「普段の塾の勉強の復習をもっと大切にします」

 

『上位10位内』の子たちが言った言葉だ。

 

「よく頑張ったね」と声を掛ける。

 皆、にっこりと笑う。

 

すると、この様な言葉が返ってくる。

だから、上位を維持できるのである。

 

私が言った勉強を素直にすべて行っている。

時間も内容も学習方法もすべて守っている。

メンタルが強くたくましく成長している。

 

私との信頼関係を築く上で出来上がったものだ。

私が伝える『メンタルを鍛える方法』を実行している。

詳細については、時々ブログにも書いている。

 

「周りの人々、万物に『感謝』しよう」

「『肯定』的な言葉を使う様にしよう」

「『笑顔』で人と接することを心掛けよう」

「結果ではなく、『過程』に目を向けよう」

「『ゆっくり』リズム良く、問題を解こう」

 

これらを守っている子は、メンタルが強い。

メンタルが強いから、私が言う原則的学習をやり抜く。

 

さて、復習ノートを一人ずつ見ていく。

字が大きく、濃く、心を込めて書いている。

私の心の中に、生徒の心が飛び込んで来る。

 

全てのノートに共通していることがある。

 

まず、間違った問題を丁寧に直している。

出題元を辞書、教科書、参考書から探し出している。

間違った原因を突き止めて、それを書き表している。

 

「学習内容を完全に理解する」

「次は絶対に間違わないようにする」

「自分自身の学力をさらに高める」

 という気持ちがひしひしと伝わってくる。

 

その気持ちを応援すべく、

丁寧にノートを見て、アドバイスを書き込む。

 

結果を出す子は、結果について拘らない。

結果の数値を驚く位、冷静に見ている。

間違った問題の内容には徹底的に拘る。

 

だから、結果が出る。

諦めずにやり抜けば、結果は出る。

結果が出ている子は驚く位に努力を重ねている。

 

ただ、その努力を大変なものと思っていない。

それ位はやって当たり前の事位に思っている。

2023.7.3

『全国模試に向けて』

小五・小六は、

全国模試に向けての勉強を行った。

 

1.生徒が「完成テストを解く」。

2.塾長が「答え合わせを行う」。

3.生徒が「間違った問題を解き直す」。

4.塾長が再び「答え合わせを行う」。

5.生徒が「わからない問題を質問する」。

6.塾長が「正しい解き方を教える」。

7.生徒が「解き直しをノートに行う」。

8.塾長が「復習ノートのまとめ方を教える」。

9.生徒が「テキストを調べて、もう一度考える」。

10.生徒が「二、三回反復して解き方を覚える」。

 

これが『模試の勉強の「基本の型」』である。

あくまで基本の型で、応用の型は別にある。

まずは、この基本の型を自分で出来るようにしよう。

 

ここまで、自分自身でやる必要がある。

やらなければ、結果は出ないのである。

結果が出ている子は必ず此処までやっている。

 

塾長である私が、二時間掛けて

一人ひとりに向けてかなり細かいことを伝えた。

それを基にしっかり復習すれば良い結果が出る。

2023.7.2

『隣の芝生は青く見える』

自分よりも他人が良く見える心理を指す。

 

他人が、自分よりよく思えてしまう反面、

自分の持っているものの良さに気が付かず、

悪い面ばかりが気になるという心理である。

 

この言葉「隣の芝生は青い」がもとである。

 

The grass is always greener on the other side of the fence.

日本語訳 フェンスの向こうの芝生はいつも青々としている。

 

さて、佐藤進学塾の芝生が青々としてきた。

 

生徒も真に元気で良く頑張る。

本当に頑張る子は、

入塾後、三年、五年、七年と頑張り抜く。

 

さて、芝生が青々としているのには理由がある。

 

一つ目は、芝を張り替える時に床土を施しているからだ。

土を取り除き、通気性、排水性の良い土壌に改良している。

 

二つ目は、毎日たっぷりと水をあげているからだ。

これだけ気温が高いとかなりの量の水が必要になる。

 

三つ目は、毎週、芝刈りを丁寧に行っているからだ。

通気性が良くなり、芝が良く張り、根も葉も健康になる。

 

他にも、施肥、雑草抜き、目土、穴あけ等を適宜行う。

何もしなくても、芝が青々としているわけではない。

 

これらは、学習にも通じる。

 

一つ目は、進学塾での正しい指導である。

二つ目は、日々の家庭学習の継続である。

三つ目は、学習内容の日々の改善である。

 

青々とした芝生を維持するにはそれ相応の努力がいる。

良い成績を維持するにもそれ相応以上の努力がいる。

芝生の成長に限らず、何事にも大切なことは共通している。

2023.7.1

『真夏日』

最高気温が25℃を超えると夏日、

最高気温が30℃を超えると真夏日、

最高気温が35℃を超えると猛暑日という。

 

35℃を超えなかったもののかなり暑い。

真夏日ではあるが、ほぼ、猛暑日である。

 

塾はエアコンで快適に過ごすことが出来る。

生徒たちがやって来る前に、

教室は快適な温度に設定している。

 

熱中症には気をつけてほしい。

「様子がおかしいな」

 と感じた時は、すぐに体を休めてほしい。

 

私たちも、生徒さんの様子を

いつも以上に細やかに気を付けて見ていく。

2023.6.30

『夏越の祓』

今年も、半年の歳月が過ぎ去った。

今日は、夏越の祓である。

 

近くの神社で、茅の輪を

くぐった人もいることだろう。

 

左へ一回、右へ一回、

左へもう一回まわって通り抜ける。

 

「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶと言うなり」

 と唱えながら。

 

六月晦日は夏越の祓の神事が行われる。

罪穢れを祓い清め、無病息災を祈願する。

茅の輪をくぐり、人形を水へ流したり火で燃やしたりする。

 

高松では馴染みのない人も多い。

京都の人々はこの日を大切にする。

 

「先生、神社に茅の輪が出てたよ」

「水無月、家族みんなで食べたよ」

「人形に自分の名前を書いて来たよ」

 

子たちはいろいろと話し掛けて来る。

地域に拠る文化の違いを感じさせられた。

 

私自身、馴染みのうすいものであった。

幾つに成っても新しいことを知るのは愉しい。

 

夏越の祓は、一年間前半の罪穢れを祓い、

無事に過ごすことが出来た事に感謝する。

 

そして、年後半も元気に過ごすことが

出来るよう心から祈る大切な神事である。

2023.6.29

『全国模試』

来週は全国模試、実施週間である。

 

1.問題が配られたら全体に目を通す。

 あわてて解き始めてはいけない。

 全体を確認後、ゆっくり解いていく。

 

2.難しい問題は印をつけて後に回す。

 時間配分を考え、リズム良く解く。

 余裕があれば、気になる問題を解き直す。

 

3.最後まで鉛筆を置いてはいけない。

 最後の最後まで、粘り強く取り組む。

 ラスト1分、答えが閃くこともある。

 

わからない問題があっても気にしなくていい。

その問題は、後でゆっくりと復習すれば良い。

模試で全科目満点を取ることは不可能である。

 

自分の実力を最大限に発揮しよう!

2023.6.28

『一日二十四時間』

時々、勉強について

ゆっくり考える時間が必要だ。

 

日々の勉強に関する

様々なルーティーンは大切である。

 

ところが、そのリズムが

なぜか合わなくなることもある。

 

一生懸命やっていても、

勉強は時に作業化してしまう。

それを断ち切る時間は大切だ。

 

最高のリズムで出来ている時もある。

その時でさえ、調整する必要はある。

それについて考える時間は大切だ。

 

今までの自分の勉強について考える。

テストが終わった後は結果を基に考える。

問題点を見つけ、改善する時間は大切だ。

 

結果に、良いも悪いもない。

そう思う心があるだけである。

客観的に見て対処する時間が大切だ。

 

スランプに陥ることもある。

抜け出すには時間が掛かる。

 

「神が与えた試練」

 としか考えられない時もある。

 

スランプを抜け出すべく徹底的に

努力した子は驚く位に大きく伸びる。

小さく屈むと大きくジャンプできる。

 

生徒さんも保護者様も、

その時間を待つ心の余裕が大切だ。

 

その時間が長引くこともある。

どの位掛かるかは分からない。

 

時間の使い方、時間に対する考え方は難しい。

しかし、時間を大切に扱う親子は学力が高い。

2023.6.27

『復習の重要性』

「テストは終わってからが始まり」

私がいつも言う言葉である。

 

テストが良かった子は直ぐ復習へ取り掛かる。

頑張った分、間違った問題が気になるからだ。

間違った原因を徹底的に調べて、考える。

 

ケアレスミスなのか、それとも

本質的な理解が出来ていないのか。

 

教科書、辞書、参考書を活用する。

そして、問題点を必ず見つけ出す。

それを詳しくノートに纏め上げる。

 

二度と間違う事の無い様、反復する。

類似問題を見つけてそれも解き直す。

一つの問題をあらゆる角度から考える。

 

勉強方法の改善点も見つけ出す。

学習方法をより良い形へ改善する。

 

その時、原則的学習の型である

音読・書写・反復を変える事はない。

2023.6.26

『算数「小三・小五」』

小三算数『距離と道のり』について

一人ひとりに家から塾へ来る道のりを説明してもらう。

「右へ曲がって、左へ曲がって、…」

それでは、塾に到着しないなと思いながら聞く。

 

自転車や徒歩、自動車で

移動する道筋が道のりである。

 

鳥になったとする。

飛んで一直線に来るのが距離である。

 

「タケコプターをつけて来てもいいよ」

と言うと、ニコニコしながら聞いている。

 

距離の筆算も素早く出来るようにしよう。

 2km 800m+3km500m

=5km1300m 

 (1000mを1㎞へ繰り上げる)

=6km 300m

 

 

小五算数『約分・通分』について

約分は、最大公約数を使う。

分母と分子を同じ数でわる。

 

通分は、最小公倍数を使う。

分母を同じ数にそろえる。

 

繰り返し練習することで速く正確になる。

これが出来れば、分数の加法・減法はすぐ出来る。

2023.6.25

『算数「小四」』

小四算数『垂直・平行と四角形』について

作図は三角定規、分度器、コンパスを使う。

すばやく作図出来る様に練習しておこう。

 

『角』について、以下の三点を指導している。

1.対頂角 

2.同位角 

3.錯角

 

中学生で習う内容だが、

習得すると角の計算が速い。

 

台形

向かい合った「一組の辺が平行」な四角形

 

平行四辺形

向かい合った「二組の辺が平行」な四角形

向かい合った辺の長さが等しく、

向かい合った角の大きさが等しい。

 

上記について、図形を書いて理解しよう。

2023.6.24

『全国模試』

七月中旬に全国模試を行う。

佐藤進学塾では年五回行っている。

結果推移を見て、実力を判断する。

 

佐藤進学塾では、

偏差値『65』以上を成績優秀者とする。

 

難易度にもよるが、

80点で60、90点で65あたりを示す。

 

この全国模試は、

偏差値68で附属中(外部受験)、

高松高校の合格可能性は80%を超える。

 

但し、高校受験は内申点も関係する。

診断テスト推移も見ておく必要がある。

 

都会では模試偏差値で受験校を決める。

全国模試偏差値の信頼度は高い。

ただ、一つのものさしで絶対ではない。

 

 

さて、全国模試の質問である。

 

「どのテキストを勉強したらいいですか」

「塾のテキストを復習するといいよ」

 

「何時間位、勉強するといいですか」

「一日、三時間、いつも通りでいいよ」

 

「どのような問題が出るのですか」

「平常の塾テキストと同じ形だよ」

 

 

一つ、確実に言えることがある。

 

普段、塾の授業を一生懸命に聴いて、

完璧に復習していれば、

それだけで、大丈夫である。

 

全国模試は、出題範囲が広い。

直前に全て勉強することは不可能だ。

 

では、具体的にどうするか。

 

テキストの間違った問題を解き直す。

理解不十分な単元を勉強し直す。

大切な解法や語句は完璧に覚える。

 

辞書、参考書を活用して学習する。

これらを実行している子は結果を出す。

 

1.平常時、塾授業の取り組み

2.平常時、家庭での丁寧な復習

3.テスト前、塾・家庭での総復習

 

上記、三点がポイントだ。

いずれも、当たり前の事である。

当たり前の事が習慣化している子が結果を出す。

2023.6.23

『最高の完成度』

中学生のテスト対策が完成した。

今回は九教科を隅々まで仕上げた。

生徒全員、本当に良く頑張った。

 

中一は集中してよく頑張った。

中二は本気で頑張りぬいた。

中三は完璧に仕上げる事が出来た。

 

佐藤進学塾の皆が最高の完成度だ。

最高の状態でテストに挑むことが出来る。

テスト後は、ゆっくりと過ごせばいい。

 

部活を楽しむのも良い。

趣味を楽しむのも良い。

友人と楽しく遊ぶのも良い。

 

オン、オフの切り替えは大事だ。

勉強ばかり、ではつまらない。

勉強を頑張る子は様々なことを楽しむ。

 

 

「昨日の夜に仕上げた問題がテストに出ました」

「最後まで諦めることなく頑張った成果だね」

 

「ワーク、プリントの問題が多く、全部できました」

「原則的学習をていねいに行っていて良かったね」

 

「塾テキストも復習したので、難しい問題が解けました」

「大変だけど、そこまでやった甲斐があったね」

 

皆、本当に良く頑張った。

対策中、寒暖差が大きく体調面が気になった。

それを、ものともせずに生徒たちは頑張り抜いた。

 

最後まで一生懸命に頑張った生徒たち、そして、

ご協力頂いた保護者の皆様には心より感謝申し上げる。

2023.6.22

『算数「小四・小六」』

小四算数『割り算と割合』について

二桁でわる時、仮の商がたてにくい。

しばらくは親子で一緒にやると良い。

 

「7かな、8かな」

「8でわってみよう」

 

「あれっ…」

「7だ」

 

と言う感じで、時間が掛かる。

しかし、二回、三回と繰り返し

練習するうちに即答できる様になる。

 

丁寧に復習すれば、

スムーズに計算出来る様に成る。

 

「わる→かける→ひく」

 のリズムの繰り返しである。

 

右手に鉛筆、左手にものさしを持つ。

数字はマスに合わせて大きく書く。

 

小六の子は手際良く計算する。

小四の時、丁寧に復習している。

私の指示通り、今も勉強している。

 

計算問題の正答率は100%に近い。

だから、楽しんで算数を解いている。

 

割合については、

関係図と線分図の書き方を教えた。

 

よく理解出来ている。

皆とても、勘がいい。

 

小四の子たちは頭の回転が速い。

復習すれば、抜群に出来る様に成る。

 

 

小六『比の利用』について

1.比例式を立てる

2.線分図を書いて、式を立てる

いずれかで解くことが出来る。

 

比例式は、

外項の積=内項の積も使うこと。

 

難しいのは連比である。

 

共通部分の最小公倍数を考える、

A:B=2:3、

        B:C=5:6ならば、

 

「3と5の最小公倍数15」を考える。

A:B=10:15、

  B:C=15:18となる。

 

答えはA:B:C=10:15:18である。

コツを掴めばすぐに出来る。

 

A:C=10:18=5:9である。

B:C=15:18=5:6である。

 

まずはしっかり復習しておこう。

応用問題の指導は、楽しくて仕方がない。

それを楽しむ子を育てるのが、私の楽しみである。

2023.6.21

『算数「利用の単元」』

小三算数『かけ算の利用』について

15×2×5=15×10=150

25×7×4=25×4×7=100×7=700

 

かけ算では

計算する順序を変えても答は同じになる。

 

25×12=25×4×3=100×3=300

「25×4=100」の形を見つけ出す。

 

135×6=600+180+30=810

①100×6=600

➁  30×6=180

③    5×6=  30

感覚を身に付け、暗算しよう。

 

小三、小四は頭が柔らかい。

この時期に練習すると習得は速い。

 

出来る様になった子に、

「計算、どうだった」と訊く。

「とても楽しかった」と答える。

 

小六に成ると、私のスピードに子たちが追いつく。

私が爆速で説明する高度な内容も完璧に理解する。

拠って、算数が得意で楽しくて仕方ない子が多い。

 

 

小五算数『公倍数・公約数の利用』について

「たて90m、横162mの長方形の土地がある~(略)。」

(1)くいの間隔 (2)くいの数 を求めよ。

 

「90と162の最大公約数」を求める。

もちろん、素因数分解を使う。

くいの間隔は18mだ。

 

(90+162)×2=504m

長方形の周りの長さ=(縦+横)×2

面積の公式と混同しないこと!

 

長方形は、間隔とくいの数が同じである。

504÷18=28(間隔の数)

くいの数は28本となる。

 

一直線ならば、28+1=29本となる。

『間の数』の考え方を使うと分かる。

 

この程度の問題は、

考える事なく解けるようにしておこう。

頭でなく、手が勝手に答えを導き出す感覚だ!

2023.6.20

『「二桁×二桁」の暗算』

18×17=(18+7)×10 + 8×7

   =25×10+56

   =250+56

   =306

 

慣れるとすぐに暗算できる。

筆算よりも格段に速い。

 

18×12=200+16

   =216

 

といった感じである。

 

18×12=180+36

   =216

 

これでも出来るが、

一回、繰り上がりがある。

 

 

25×28=33×20+40

   =700

 

これは計算の工夫でも出来る。

 

25×28=25×4×7

   =700

 

いろいろな考え方をすると計算もおもしろい。

中三には展開と因数分解を使って証明した。

「なるほど」と皆うなずいていた。

 

小学生には面積図を使い説明する。

後日、時間を見つけて一緒に考える。

 

小三の子たちに

「18×18=」と訊く。

「260+64で『324』です」と二人が同時に答える。

 

小三の子がたった『三秒』で答える。

 

頭が柔らかいうちは直ぐに習得できる。

勉強も運動もそして、音楽はじめ芸術も同じだ。

 

小三、小四から本格的に勉強を始めると

大きなアドバンテージとなることは間違いない。

 

 

小四の子が授業後、そっと私に近付いてくる。

「私の家にはその方法を書いた『本』があります」

流石は佐藤進学塾の子の家庭である。

 

中一の子が授業中、静かに私に言う。

「その計算が載っている『本』を立ち読みしました」

流石は佐藤進学塾の聡明な子である。

 

小六の子が感動して大きな声で言う。

「すごい。すぐに計算できますね」

流石は心が生き生きした佐藤進学塾の子である。

 

 

小五の子たちには、まだ教えていない。

『等差数列と文字式・方程式』

の説明に時間が掛かったからである。

 

今週、改めて教えようと思う。

 

また、他の計算方法も順番に教えていく。

「11×11、12×12、…19×19」は即答出来る。

卒業する頃には全て暗算出来る様に成るだろう。

2023.6.19

『集中からゾーンへ』

ゾーンというのは、

集中力が極限まで高まった状態のことをいう。

 

神経を研ぎ澄ませて集中するゾーンに入れば、

ハイレベルなパフォーマンスを発揮できる。

 

集中力を極限まで高めるために、

気が散る要因は排除するのが効果的だ。

 

あらかじめ、周囲を整理整頓しておけば、

目の前の学習に集中することが可能となる。

 

以下の三点は、ゾーンに入る条件と成る。

 

 

1.成功するイメージをもつ

 

自分が成功する様子を思い浮かべる。

自分の目標を紙に書き出して唱える。

 

ポジティブなイメージを思い浮かべて、

脳をわくわくさせ、集中力を高めていこう。

 

 

2.ルーティーンを意識する

 

ゾーンに入るために、

ルーティーンを意識するのは大切だ。

 

野球選手がバッティング前に

バットを動かすのはルーティーンの一種だ。

 

学習前に好きな音楽を聴いてから

机に向かうなどルーティーンを作るとよい。

 

 

3.深呼吸をおこなう

 

深い呼吸をすることによってセロトニンが

分泌されると、ゾーン状態に入りやすくなる。

 

まず、鼻からゆっくりと空気を吸い込む。

二倍の時間で、口からゆっくり息をはきだす。

呼吸が整うと、集中力が高まりやすくなる。

 

 

さて、中学生は試験対策最終週である。

 

「今日は、暑かったやろ」

「はい、今日は暑かったです」

 

「教室へすぐに入ろう」

「はい、分かりました」

 

日中は30℃を超えていた。

教室はエアコンで快適な環境にしている。

 

「涼しい!」

子たちの声が聞こえて来る。

 

生徒が指定時間にピシャリと揃う。

教室に入ると、黙々と鉛筆を走らせる。

究極に集中した状態でテスト勉強を行う。

 

教室内はペンを走らせる音が静かに響く。

時折、教科書をめくる紙の音が聞こえる。

木と紙、有機質の心に優しい音だけがする。

 

薫玉堂の御香に火をつける。

香りが教室内を満たしていく。

生徒の五感が研ぎ澄まされていく。

 

皆のヤル気が満ち溢れている。

緊張感が生徒たちにとって心地良い。

益々、集中力が上がっていく。

 

『ゾーン』である。

 

機能性の高い、綺麗な庭が見える

美しく整えられた教室はハードである。

 

優秀な教師陣と本当にやる気のある生徒が

創り上げる静謐な学習空間はソフトである。

 

ハード、ソフト両面が揃って始めて、

究極の集中状態『ゾーン』に入る事が出来る。

 

静謐な空間の中、本気で学習へ取り組む。

今年も庭師さんが塾庭を剪定してくれている。

庭の木々や芝生も生徒たちを応援してくれている。

2023.6.18

『土星の輪』

地球誕生から約46億年が経つ。

土星が誕生した時期も、

ほぼ同じ時期と考えられている。

 

「特徴的な輪が生まれたのは

わずか数億年かもしれない」

NASAの研究者が発表した。

 

輪はほぼすべてが氷の粒からなる。

一部含まれる不純物が増え続けている。

 

増加する速さから考えると、

数億年前に出来たと考えられる。

将来、消滅する可能性もあるという。

(2023.6.18 日経新聞サイエンス欄より)

2023.6.17

『「ぴったり仮面」の大逆転』

「先生、今日は4時40分ぴったりですか」

「おー、今日はぴったりや」

 

今日も、16時40分にぴったり仮面がやってきた。

自転車で颯爽とやって来る。

今度、マントを進呈しようと思う。

 

背中に大きく『ぴったり仮面』と書く。

『by佐藤進学塾』と小さく入れておく。

かっこいいはずだ、昭和っぽいが。

 

他の子は、全員入室して復習している。

みんな、本当に良くがんばっている。

 

「先生、学力テストの結果が出ました」

「そうか」

 

「先生、結果はすごく良かったんですよ」

「大失敗したのにか」

 

「そうなんです。でも、良かったんです」

「すごい。『上位10位』に入っているやないか」

 

「算数は平均を超えていたんです」

「理科、社会、副教科もすごくいいね」

 

「ありがとうございます」

「また、がんばれよ」

 

この様なことも起こる。

 

先日「大失敗した」と落ち込んでいたのに、

今日は「結果が良かった」と上機嫌である。

 

点数が悪くても、結果が良いこともある。

問題の難易度が高い時に、それは起こる。

だから、点数で一喜一憂してはいけない。

 

 

「おまけ」

どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている。

月光仮面のおじさんは、正義の味方よ良い人よ。

疾風のように現れて、疾風のように去っていく。

月光仮面は誰でしょう。月光仮面は誰でしょう。

 

このフレーズ、保護者様も知らないだろうな。

 

ぴったり仮面はアクション仮面から来ているのだろう。

私はぴったり仮面と聞くと『月光仮面』を思い出す。

 

こんな時には、ユーチューブが便利だ。

動画ですぐに見る事が出来る。

昭和色の濃い画面と曲が現れることだろう。

 

今は、それを「エモい」と言うそうだ。

「エモ」はemotional、エモーショナル。

品詞はたぶん、形容詞になるのであろう。

2023.6.16

『小五・小六「個人面談」』

小五・小六は個人面談を行っている。

一人ひとりと、じっくり話をする。

 

家庭での学習状況を聞く。

学校での学習の様子を聞く。

 

今年、入塾した子はまだ三カ月である。

いろいろ「大丈夫か」と聞いていく。

 

「塾の学習は理解出来ているかな」

「難しいけど、理解出来ています」

 

「宿題は大丈夫かな」

「時々、兄に訊いています」

 

「お兄ちゃん、もう高二やな」

「はい、そうです。いろいろ教えてくれます」

 

この子の兄が塾生の時、保護者様が大変協力してくれた。

ご理解、ご協力があったからこそ高松高校へ合格できた。

ご家族の全面的な協力なしに高松高校合格はありえない。

 

保護者様には感謝の気持ちでいっぱいである。

 

その妹さんに、今度はお兄さんが協力してくれている。

このパターンの子はとても勉強が上手くいく。

 

兄は同じ先生、同じ教材で学習している。

私の学習に対する信念が心に根付いている。

 

もちろん、妹の質問には即答出来る。

学習面で困っている事にもすぐ気づく。

 

自分が同じ経験をしているからだ。

困った時「こうすればいい」と具体的に伝えられる。

保護者様も安心である。

 

妹のことはお兄さんに任せられる。

家族自体がとても穏やかに過ごす事が出来る。

 

実際、妹さんはめきめきと力を付けている。

小六の間に偏差値65を超えることは間違いない。

 

 

このパターンの子は佐藤進学塾には多い。

その中に四人兄弟姉妹の卒塾生の子がいる。

何と、四人とも高松高校へ合格、進学した。

 

その後、二人の兄は国立大学医学部医学科へ進んだ。

姉は難関国立大学文学部へ進んだ。

末の子は大学受験を控えている。

 

二人の兄は、紆余曲折あった。

それはそれは大変なものだった。

頑張り抜いた末に医学部合格を手にした。

 

保護者様の多大なる協力があったことが感じられる。

やはり、保護者様には感謝の気持ちでいっぱいである。

2023.6.15

『「ぴったり仮面」の大失敗』

「先生、今日はぴったりですか」

「午後4時39分、ぴったり一分前です」

 

「ところで、先生、ごめんなさいっ」

「どうしたんや」

 

「学力テスト、大失敗しました」

「良くがんばってたやないか」

 

「先生、算数と国語が…」

「とにかく、復習しよう」

 

「はい、完ぺきに復習します」

「それが大事、結果は二の次」

 

「理科と社会は良かったです」

「それは良かったやないか」

 

「次のテストでは必ず結果を出します」

「まあ、出来ることからやっていこう」

 

あれっ、ぴったり仮面二号が来ていない。

その時、電話が掛かって来る。

途中、自転車がひっくり返ったそうだ。

 

しばらくして、とぼとぼ歩いて来た。

どうやら、ケガはなかったようだ。

ひと安心である。

 

「五分、早く、行動しようね」

「はい、ギリギリであわてました」

 

「少し早く行動すると、安心だよ」

「その通りです。次から気を付けます」

 

「どんな時も、あわてることなく行動しよう」

「はい、必ず、そうします」

 

今日も、

ぴったり仮面一号、二号は

いろいろとやらかしてくれた。

 

しかし、ゆっくり話をすると、

わかってくれるので安心する。

2023.6.14

『ユーチューブ』

小学六年生との会話である。

 

「附属中の面接は、…」

 と受験する子に説明する。

 

「あっ、知ってます」

 と言う。

 

「えっ、何で知ってるの」

 と訊く。

 

「ユーチューブで見ました」

 とすぐに答える。

 

驚いた。

その様な事まで配信しているとは…。

 

 

中学二年生との会話である。

 

「青ペンを使うと暗記力が上がるというのは本当ですか」

「どこから、その様な情報を得たの」

 

「ユーチューブです」

「賢い子は鉛筆と赤ペンしか使わないよ」

 

「えー、そうなんですか」

「本当に賢い子は、赤ペンも使わないよ」

 

「赤ペンも使わないのですか」

「塾の『上位10位内』の子は全て鉛筆で勉強しているよ」

 

そういえば、今年、東京大学へ合格したTくんも、

中学校も高校も、学習は鉛筆だけで勝負していた。

カラーペンなど持っているのを見たことがない。

 

 

他の、中二の子との会話である。

 

「罫線のない紙に書いて勉強すると成績が上がるのは本当ですか」

「どこで、その様な事を聞いたの」

 

「ユーチューブです」

「本当に賢い子は中三までマスノートを使うよ」

 

「えっ、そうなんですか」

「京都大、自治医科大、岡山大、熊本大、島根大、香川大、高知大、…

 の『医学部医学科』へ進んだ塾生は皆中三までマスノートを使ったよ」

 

ユーチューブの内容は玉石混交である。

石の情報の方が圧倒的に多く流されている。

見る側は無料だが配信する側は収入を得ているのだから…。

 

玉の情報は正当な対価を払う人だけが得られる。

それを得るルートはユーチューブからではない。

 

 

生徒たちに最高の学習方法を伝える為に、

私は書籍から知識を得る為に時間を使う。

今も書籍を三冊、同時並行して読んでいる。

 

それらには時間を惜しみなく使う。

そして、積極的に正当な対価を払う。

無料で情報を得るなどという考えはない。

 

 

昔の出来事を思い出す。

「先生、『天体』の内容が全てわかりました」

「どうやって、復習したの」

 

「ユーチューブの動画を見ると理解出来ました」

「あっ、そっ」

 

後日、テストの結果が出た。

 

私が伝えた通り、素直にノートに書いて

教科書を調べて復習した子は皆、90点以上取得した。

 

ユーチューブを見て勉強したその子は54点だった。

その時、顔面蒼白であったことを思い出す。

 

理解した気になるのと、本当に理解したのは異なる。

そういう大切なことが素直で聡明な子は分かっている。

だから、私が言った事を素直に実行へ移して学習する。

 

聡明な子はスマホに依存していない。

時間があれば、好きな本を読んでいる。

だから、賢いのである。

 

その理由も、今読んでいる本に書いてある。

後日、その辺りの詳細はブログで紹介する。

 

読書が好きな子は、高松高校へ進学していく。

その後も、華々しい結果を伝えに来てくれる。

 

話をしていると、

大量の情報から真の情報だけを選択して、

日々、有意義に過ごしていることが分かる。

2023.6.13

『全国模試』

「先生、偏差値が『8』上がりました」

「良かったね」

 

「志望校への合格が近付きました」

「本当に良くがんばったね」

 

「油断することなく復習して更に上げます」

「まだ少し、上がる余地があるよ」

 

京都の塾で教えていた時の会話だ。

高松の子は模試に興味があまりない。

「偏差値が…」といっても、ポカンとしている。

 

その子たちも、高松高校へ進むと変わる。

「先生、偏差値が『5』も上がったんですよ」

 と数値をとても気にするように変わる。

 

実テ、全国模試で大学進学を考えるからだ。

 

 

さて、佐藤進学塾では、毎年、

七月初旬に全国模試を実施する。

 

模試の勉強は一カ月間行う必要がある。

全国模試は範囲が広いからである。

テスト前、一週間では仕上がらない。

 

要領が良い子でも、二週間掛かる。

普通の子であれば、三週間掛かる。

時間が掛かる子は、四週間掛かる。

 

先週より、小五、小六の授業は、

理科、社会、模試の勉強に入った。

 

考えることが大切な事は事実である。

興味を持つことが大切な事も事実である。

しかし、それだけでは点が取れない。

 

最後に暗記してはじめて得点できる。

暗記しなければ、得点は出来ない。

 

復習して、覚え直しをする必要がある。

ふつう、三回反復すれば覚えられる。

しかし、なかなか覚えられない内容もある。

 

その場合、テキストや教科書に戻る。

大切な事を書き写して、理解を深める。

それから、再び、覚え直しを行う。

 

二、三回、反復すれば必ず覚えられる。

トレーニングは小学生の間に行う必要がある。

覚えるコツとタイミングがあるからだ。

 

それを小学生の時に肌感覚として習得する。

中学生で暗記事項が増えても十分対応出来る。

 

理科、社会などは中学生の内容に

小学生の内容がおよそ60%含まれている。

 

中一、中二に関して言えば、

それは、70%位であるとも言える。

 

残りを、暗記するだけなので楽である。

とはいっても、その残りの部分が難しい。

しかし、絞り込めば深いところまで学習出来る。

 

拠って、全て覚える事が出来る。

 

小学生の間は頭が柔らかい。

覚えることも、楽しく感じる。

 

 

各自、理解後、暗記することに時間を使う。

その期間は、私があれこれ言うことはしない。

時と場合により、静観する期間も大切である。

 

国語と算数はテキストにて単元を進めていく。

此方は家庭にて、模試の学習を行う必要がある。

半分は私が手伝うが、半分は生徒自身で行う。

 

そして、自立できる様に導いていく。

小学生時点の正しい学習方法の習得は本当に大事である。

もし、失敗しても、修正する事が出来る時間が十分にある。

2023.6.12

『時間を大切に考える』

佐藤進学塾の生徒は時間を守る。

授業開始「15分前」には全員集合する。

とても、気持ち良いことである。

 

時々、入塾説明の時に訊かれる。

「部活で遅れてもいいですか」

「時間は必ず、守って戴きます」

 

大切なことはきちんと線引きする。

「大丈夫ですよ」

 などとは決して言わない。

 

厳しい塾と言われる所以である。

ところが、在塾の生徒は

当たり前のことと感じている。

 

厳しいなど、微塵も感じていない。

寧ろ、心地良いと感じている。

時間を大切に考えているからである。

 

小学生は「午後4時40分~45分」集合だ。

授業開始までには「20分間」復習が出来る。

その間に、私たちが宿題や質問の対応も行う。

 

午後五時からは時間厳守で授業を開始する。

学年によっては準備が整い次第、授業を行う。

小五、小六は午後4時50分から始める日も多い。

 

毎回「20分」の復習も、

一週間では「1時間」となる。

一カ月では「4時間」となる。

 

一年間では「48時間」、

なんと「2日間」となる。

 

小さな積み重ねが大きな差と成る。

だから、佐藤進学塾の子は抜群に出来る様に成る。

 

中学生は部活をやっている子が殆どだ。

片道三十分以上、家から遠い子も多い。

それでも、みんな時間を守る。

 

中学生は「午後7時~7時5分」の集合指定である。

いの一番に入室している子は成績が安定している。

一分一秒を大切にする子は勉強が良く出来るのだ。

 

且つて、学校も家も遠い子がいた。

その子は、いつも一番に来ていた。

 

「いつも早くから来ているね」

「静かに勉強出来て気持ちいいんです」

 

「遠いのに、大丈夫なのかな」

「気持ち次第で、何とでもなります」

 

この子は小四から中三まで通い高松高校へ進んだ。

後に、教師となる為に東京の国立大学へ進学した。

時々、近況報告に来て、元気な姿を見せてくれる。

 

小四から中三までの六年間である。

毎回、20分早く来ていたので、六年間では、

「十二日間」も人より多く勉強したことになる。

 

一日三時間勉強するとして、

なんと、「96セット」である。

まさに『塵も積もれば山となる』である。

 

時間を大切にする子は、言うこともやる事も違う。

親も全面的に良く協力して戴いていることを感じる。

2023.6.11

『機密文書』

「先生、今日、マジックで名前を消しました」

「えっ、何のこと」

 

「学校にある書類の名前の所を皆で消したんです」

「そんなんで、個人情報は大丈夫なんか」

 

「あまり、大丈夫ではないと思います」

「消す前に、人の名前を見るんやろ」

 

「そうです。でも『やれ』と言われたので」

「そうか、ご苦労さんやったな」

 

生徒たちの話を聞いて唖然とした。

時代は令和だが、昭和の様な事が行われている。

 

 

佐藤進学塾では機密文書の扱いに気を付けている。

個人情報の保護には十分過ぎる位に留意している。

 

機密文書処理は松本光春商店に依頼している。

ご近隣に所在する総合リサイクル企業である。

シュレッダー搭載車が巡回、立ち寄って頂ける。

 

裁断・融解後、処理証明書が届く。

処理後の書類は再生紙となるそうだ。

その費用は意外にも安価である。

 

 

役目を終えた紙類は廃棄物をリデュース、

リサイクル、リユースする事が可能である。

 

現代社会において、必要不可欠な

廃棄物の適性処理の2大要素を含んでいる

 

まず一つ目は、

地球環境保全の為の二酸化炭素削減である

地球環境を考えた時、避けて通ることの出来ない課題だ。

融解処理する事は、CO₂排出削減、地球温暖化に貢献する

 

そして二つ目は、

個人情報保護法への有効性である。

機密文書も焼却する時代から細断、融解する事により

確実に抹消する時代へ変化、個人情報を守る必要がある

 

様々な要求が企業に求められる現代、

企業活動と地球環境の関係について取り組むべき課題は、

廃棄物である書類の適性処理もその一つであると考えている。 

2023.6.10

『テスト対策・第一週』

中学一、二、三年生

期末テスト対策の第一週が終わった。

 

教科書の音読と書き写しは終わった。

数学と英語の内容は一通り学習した。

絵で言うと、下書きが出来た状態である。

 

二週目は学校ワーク類を反復練習する。

理解不十分な所は必ず、教科書を調べる。

テストを想定、問題を解く感覚をマスターする。

 

国語の記述問題をひたすら練習する。

理科、社会の内容を完全暗記していく。

読んで、書いて、調べて覚える。

 

大きい声を出して読む。

ノートに書いてまとめる。

理解後、反復練習して覚える。

 

副教科も学習していく必要がある。

矢張り「音読、書写、反復」が重要だ。

 

一週目は教科書を深く理解する。

二週目は学校ワークの解法と解答を覚える。

三週目は学校ノート・プリントを暗記する。

 

この流れに従って学習したものは結果が出る。

来週、大切な事を生徒たちに直接話していく。

具体的な学習方法について様々な手法を紹介する。

2023.6.9

『算数「小四・わり算」』

小四はわり算の単元に入った。

60÷30=(6÷3=2)=2

170÷50=(17÷5=3あまり2)=3あまり20

 

「10」の2つ分だから、あまりは20である。

あまりを間違わないように気を付けよう。

 

わる数が2桁の時、

かりの商を立てるのに

少しばかり時間が掛かる。

 

かりの商が大きい時は「1」下げる。

かりの商が小さい時は「1」上げる。

 

しかし、三回位反復すると、

すぐに商が立つようになる。

慣れると感覚が研ぎ澄まされる。

 

「コツがつかめた」と感じる。

スラスラ解けるので、計算が楽しくなる。

 

一、二回目の反復は時間が掛かる。

しかし、三回目の反復は直ぐに出来る。

だから、頑張ったものが勝ちである。

 

出来る子というのは粘り強い。

三回目の反復まで頑張り、コツを掴む。

だから、凄く出来るようになるのである。

 

塾の『わり算プリント100』を練習すると良い。

毎日、朝、夕に「五分」ずつ行う。

一年続けると、驚く位に計算力が上がる。

 

更に、三年間続けると、

計算問題は全て暗算で出来るようになる。

2023.6.8

『算数「小三・かけ算」』

小三は『かけ算』の単元に入った。

かける数は、1桁である。

気を付けるべきは、繰り上がりだ。

 

暗算できなければ、数字を書いても良い。

574×7について考える。

 

7×4=28

 

一の位は8

『2』繰り上がる。

 

7×7=49

49+2=51

 

十の位は1

『5』繰り上がる。

 

7×5=35

35+5=40

 

百の位は0

『4』繰り上がる。

 

千の位は4となる。

 

拠って、答えは「4018」となる。

 

筆算の方法を詳しく伝えている。

あとは、繰り返し練習すれば身に付く。

三回反復すれば、暗算出来る様に成る。

 

 

小五は『公約数』の単元に入った。

約数は、かけ算の形で考えて答えを出す。

18の約数を考える。

18=1×18

  2×9

  3×6

拠って、1,2,3,6,9,18である。

 

約数が2つだけのものを素数という。

1とその数自身以外に約数をもたない数である。

2,3,5,7,11,13,17,19,23,…。

 

100までの素数は即答出来る様にしよう。

 

4,9,25,…。

約数が3つの数である。

これも覚えておくと良い。

 

最大公約数、最小公倍数については、

素因数分解による解き方を教えている。

練習を重ねることでマスターできる。

 

速く、正確に答えを出すことが出来る様に成る。

2023.6.7

『原則的学習』

1.教科書を音読して書き写す。

2.学校のワーク類を反復練習する。

3.学校のノート・ワークシートを覚える。

 

小中学生、テスト前の原則的学習である。

これらを丁寧に行う子は必ず結果が出る。

 

全てを丁寧に行うには、日々、

三時間の家庭学習を行う必要がある。

三時間、家庭学習を継続すると結果が出る。

 

勿論、テスト直前は、

それ以上、行うことは当然である。

 

一日、二十四時間、

時間は限られている。

上手に時間を使う必要がある。

 

だらだら長時間やっても無駄である。

学習は効率的にやることが大切だ。

 

小学生は算国二時間、理社一時間、

中学生は数英二時間、国理社一時間、

で合計三時間の家庭学習となる。

 

 

1.教科書を重視して学習した方が

上手くいくタイプの子がいる。

 

佐藤進学塾では『左脳』型と呼んでいる。

理論を深く理解してテストで点を取る子だ。

 

左脳型の子は教科書をじっくり学習すると良い。

学校ワーク類の反復は「一、二回」で定着する。

 

 

2.学校ワークを重視して学習した方が

上手くいくタイプの子がいる。

 

佐藤進学塾では『右脳』型と呼んでいる。

反復練習してコツを掴みテストで点を取る子だ。

 

右脳型の子は演習を徹底して行うと良い。

学校ワーク類の反復は「四、五回」で定着する。

 

 

小学生の間は、いずれのタイプかわからない。

脳に可塑性があり、柔軟であるからだ。

教科書、ワークをバランスよく行う必要がある。

 

「教科書の書き写しが間に合いません」

 と言ってくる子がいる。

 

「必ず、やらなければならない」

 と私は答える。

 

小学生の間はワークの演習だけで点を取る子もいる。

しかし中学生になると、教科書の深い理解が必要になる。

 

中一の間は簡単だが、中二後半から難しくなる。

中三になり、急に点数が伸びなくなる子がいる。

 

こうなると、いくら演習をやっても点が取れない。

『教科書』の学習は本当に大切なのである。

教科書を軽視すると、あとで伸びなくなる。

 

分からない時、間違った時は、

必ず、教科書を調べることが大事だ。

 

勿論、辞書、参考書を活用しても良い。

学校のテストは教科書から出題される。

テスト前は、教科書中心に学習してほしい。 

 

 

「先生、中三になってから成績が伸びません」

「復習ノートを見せてくれる」

 

「はい、分かりました」

「復習ノートの内容は完璧だ」

 

この後も、成績は伸び悩んだ。

入試前に勉強方法を話し合った。

教科書を軽視していることが分かった。

 

「兎に角、教科書を深い所まで理解しよう」

それからは『演習⇔教科書』の型で勉強した。

何とか、入試までに間に合った。

 

無事に高松高校へ合格できた。

内申点はあったが、診断テストが良くなかった。

最後の最後までひやひやしたが本当に良かった。

 

成績が伸び悩んだ時は、原点に戻り、

原則的学習を丁寧に繰り返し行うと良い。

手間も暇も掛かるが、丁寧に行うと結果が出る。

2023.6.6

『メンタルが強い子』

学力十分で、復習も完璧に行い

テストにて力を発揮出来る子がいる。

 

学力十分で、復習も頑張っているが

テストにて力を発揮出来ない子もいる。

 

この違いは『メンタル』である。

 

前者は、自分自身が頑張った事、

自分が出来る事に意識を向けている。

 

後者は、自分が出来ていない部分に

驚くくらいに強く意識が向いている。

 

出来る子でも、仕上げは完璧ではない。

学習が不十分なところはまだまだある。

しかし、意識を其方へ向ける事はない。

 

だから、実力を発揮することが出来る。

意識を出来る部分へ向ける努力をしている。

 

「よく、頑張ったね」と私が声を掛ける。

「ありがとうございます」と気持ちよく応える。

 

「次は期末テストへ向けて頑張ります」と続ける。

「学習方法を改善して、頑張れよ」と私も応援する。

 

こういう前向き且つ明るい受け答えが

出来る子は間違いなくメンタルが強い。

 

私の言うことを素直に受け止めて、

学習における問題点は改善して実行に移す。

 

やるべきことをやっていれば、

出来ていない部分も直に出来る様になる。

不思議なようだが、これは事実である。

 

テスト対策期間中、

生徒全員が真剣に頑張っている。

 

一人ひとりの学習しているノートを見ると、

間違っていたり、ポイントがずれていたりする。

 

しかし、それには敢えて触れない。

私がそこへ触れると意識が其方へ向く。

 

「出来ていない」と本人は焦る。

 

出来ていることを、静かに伝える。

そうすると出来ていないことにも気づく。

自分で気付くと、冷静に対処できる。

 

テスト前は『静かに見守ること』が一番大切である。

 

 

昔、テスト前に生徒へ「ガーガー」言っていた。

これで、良いことは一つもなかった。

且つて、私は煩いガチョウになっていた。

 

 

今は、穏やかに話しかける。

テスト前は、生徒本人が一番

「頑張らねばならない」ことを分かっている。

 

くれぐれも、親が言っていはいけない。

「大丈夫なの、もっと頑張らないと、失敗するわよ」

 

三点も、お子様を否定している。

大丈夫ではない、頑張りが足りない、失敗する。

これは、いけない!

 

だから、親もこう言うといい。

「頑張ってるね、大丈夫よ、きっとうまくいくよ」

 

実際に出来る子の親は、

このような声掛けを必ずしている。

 

私も肯定的な言葉を掛ける。

お子様の心は落ち着いて安定する。

 

メンタルは、指導者と家族と友人の

発する『言葉』にすべてが掛かっている。

2023.6.5

『副教科について』

中学生は今日からテスト対策に入る。

午前中に対策プリントを準備した。

今回は、九教科実施の為時間が掛かる。

 

今週はテストに向けて、

気を付けるべき点を具体的に話す。

 

生徒さん一人ひとりから質問を訊く。

それらに対して、的確なアドバイスを行う。

 

 

今回は副教科に関する質問が多く出た。

 

「副教科の勉強はいつ位から始めたらいいですか」

「今週の土曜日には始めよう」

 

「どこから出題されるのですか」

「やはり、教科書と学校のワークからです」

 

「どのあたりまで勉強したらいいですか」

「太字を中心に大切なことを覚えるといいです」

 

「細かいところはやらなくていいのですか」

「五教科ほど、隅の方からは出ません」

 

「記述が中心に出るのですか」

「記述、記号選択とバランス良く出題されています」

 

「五教科とどちらが大切ですか」

「敢えて言うなら副教科です。中三で内申点が四倍されるから」

 

 

今週から三週間、集中して学習を行う。

その為に、静謐な学習環境を守り維持する。

生徒さんと保護者様には、安心してご通塾戴く。

2023.6.4

『佐藤進学塾の課題』

佐藤進学塾には課題がある。

まず、宿題である。

当たり前だが、学習内容を定着させるものだ。

 

次に、復習である。

間違いを直し、辞書、参考書で深い理解を得る。

 

そして、参考書の活用だ。

関連する単元を学習して知識の幅を広げていく。

 

これで『課題』は完成である。

 

丁寧に行っている子は、

模試偏差値が『65』を超える。

中学校のテストで『上位一桁』を取得する。

 

まずは、宿題を完璧に仕上げよう。

復習は、必ずていねいに行おう。

佐藤進学塾、生徒の義務である。

 

トップを目指す子は参考書を活用しよう。

佐藤進学塾、生徒の権利である。

 

一学期中間テスト、多くの生徒が上位一桁を取得した。

『総合「一位」』も二名いる。

その子たちは、矢張り、すべて行っている。

 

『成績上位者一覧』は六月二十日頃、郵送する。

2023.6.3

『「小五」発展演習』

小五、発展演習授業を二か月終えた。

国語は最難関レベルの塾テキストである。

算数は発展問題を厳選したプリントである。

 

国語は解答解説書が有る。

拠って、復習がしやすい。

 

算数の復習は解説書がない。

拠って、復習が大変である。

 

塾テキストには解答解説書がある。

それらはすべてお子様に渡している。

発展算数はもともと解説書がない。

 

「では、どうやって復習するか」

 

解答は授業中に伝えている。

解説は授業中に行っている。

 

小五の子は、二日間位覚えている。

真剣にやれば、解説を思い出すことが出来る。

一生懸命、思い出しながら解いていけばいい。

 

どうしてもわからない時は、

保護者様が一緒に解くとよい。

進学塾では一般的な光景である。

 

どうしても解けない時もある。

 

「その時は、どうすれば良いか」

そのままにしておけばいいのである。

すべて、完璧にする必要などない。

 

暫くしてやってみると、解ける時もある。

学年が進んで実力が付いた時、解ける時もある。

 

時間の経過を待つことも大事である。

真面目にやっていけば実力は伸びる。

その時が来るまで、じっくりと待つ。

 

静観することも必要なのだ。

 

「先生、ここまで考えました。教えて下さい」

と言って、途中まで考えたノートを差し出す。

その時は、気持ちよく教えることが出来る。

 

お子様も、この様な質問をすれば力がつく。

考え抜いてから質問するのである。

それが本当の質問であると言える。

 

質問の殆どが、調べれば分かる。

しかし、調べて、考え抜いた末、

質問することには大きな意味がある。

 

2023.6.2

緊急のお知らせ

「警報」発令時は授業を休講とします。

小学生午後4時半、中学生午後7時、

警報が発令されている場合は休講です。

 

『大雨警報』

午前中の段階で大雨警報が出ている。

授業は警報が発令された時は休講とする。

家を出る前に気象警報について確認頂きたい。

 

少しでも危険を感じる時は自宅待機を願う。

お子様、保護者様の安全を第一に考えたい。

2023.6.1

『一学期中間テスト結果』

一学期中間テストは簡単である。

最初の単元が試験範囲だからだ。

近年、さらに簡単になっている。

 

これでは、実力が発揮出来ない。

一問のミスで順位が大きく下がる。

 

今回も、『総合一位』を

はじめ上位者は多く出ている。

五教科480点を超えている。

 

その子たちは、殆どミスがない。

ミスがなくパーフェクトな状態である。

メンタルが強くないと実現不可能だ。

 

実力があるのに、ミスが出ると…。

 

『90点』取得出来ていれば、大丈夫だ。

間違った問題を徹底的に復習すればよい。

 

出題元を教科書から探し出す。

学校ワークの類似問題を解き直す。

根底から理解出来るまで反復する。

 

そして、次のテストに繋げていく。

来週からは期末テスト対策に入る。

今回は副教科もあるので気を付けよう。

 

早めに取り掛かる必要がある。

皆が勉強しやすい様、私達も協力する。

 

あまりプレッシャーを掛けてはいけない。

リラックスして勉強することが大切だ。

 

今回も集中してゾーンに入り学習しよう。

時間よりも密度の濃い学習が大切である。

2023.5.31

『最重要学年』

佐藤進学塾では中学二年生を

最重要学年と位置付けている。

 

佐藤進学塾、中三の子は全力で勉強する。

受験生であることを認識しているからだ。

高松高校へ進学する強い意志があるからだ。

 

中二という時期は中途半端である。

まだ、受験は先のことと考えている。

高松高校受験の厳しさもわかっていない。

 

ここで、一足先に受験勉強へ

取り掛かった子が後に勝利する。

 

 

勿論、中二までにやるべきことがある。

それが出来て始めて、

受験勉強へ取り組むことが出来る。

 

小四までに「家庭学習習慣」を身に付ける。

小六までに「正しい学習方法」を身に付ける。

中一で試験勉強を集中して行い「結果」を出す。

 

定期テストの三回目までに必ず「結果」を出す。

一回目、二回目は上手くいかないこともある。

人間誰しも失敗はある、それは仕方がない。

 

その時は、問題点を見つけ出す。

「凡ミスだった」

 など、甘いことを言ってはいけない。

 

凡ミス、実は本質が理解出来ていない。

 

「おかしいな」

 と思った時は、親も一緒に考えた方がよい。

 

最初のうち、親が見ると問題点がすぐわかる。

その時に改善すると、上手くいく場合が多い。

 

例えば、数学が82点で英語が90点だったとする。

この時、英語に力を入れて95点を取りに行く。

 

まず、得意科目を徹底的に強化する。

そして、自信を持つことが先決だ。

それから、数学の改善に取り掛かる。

 

この辺りについては、

塾長である私が一人ひとりに

的確な指示を出すので従えばいい。

 

 

さて、中一で学習が軌道に乗れば安心だ。

中二になると、テスト前の授業を強化する。

 

週三回の試験対策に

特別授業を加えて、週四回となる。

更に、テスト前一週間は連続して仕上げる。

 

ただし、どの授業も二、三時間である。

集中して、ゾーンに入り学習を行う。

 

塾でも、家庭でも、集中して学習を行う。

夜は早めに就寝して、次の日に備える。

健康管理が重要であることは言うまでもない。

 

そして、中三では冷静に受験勉強を行う。

佐藤進学塾の中三生はいつもにこやかだ。

 

 

軌道に乗るまでは親のサポートが必要だ。

軌道に乗った後は健康管理のみ行えばいい。

お子様の体調管理を行い、応援すれば良いだけだ。

 

これらを素直に守る事で、

勉強は抜群に出来る様になる。

親も子も、感動するくらいに!

2023.5.30

『復習ノート』

中一の子が復習ノートを提出した。

二人の仲良しの子が同時に出した。

ライバルゆえ、互いに負けたくないのだろう。

 

ノートを見ると、一生懸命に直している。

二人とも!

 

教科書から出題元を探し出している。

学校ワーク類の類似問題を演習している。

辞書、参考書を調べて大切なことを書き出している。

 

私が言った通りの手順で直している。

まだ、中一、初めてのテスト直しだ。

内容は、まだまだ稚拙である。

 

しかし、これから伸びる気配が感じられる。

言われたことを忠実に行っているからだ。

二度と間違う事のないように考えているからだ。

 

これから、もっと調べるようになるだろう。

これから、もっと考えるようになるだろう。

これから、更に反復して定着させるだろう。

 

今回、復習ノートの作り方を、

中一に向けて詳しく説明した。

 

その後、一言つけ加えた。

「『時間を掛けて、丁寧に直した人』は提出して下さい」

 

まだ、今のところ提出者は少ない。

きっと、時間を掛けて丁寧に行っているからだろう。

2023.5.29

『素晴らしい伝統 続々編』

さらに、話の続きである。

三人は中二の二学期から頑張り始めた。

 

塾長「受験勉強は中三から始めたのでは遅い」

三人「その理由を教えて下さい」

 

「高高を受験する賢い子は中三から凄く頑張る」

「それは、そうやな」

 

「中二後半から本気にならなければ間に合わない」

「なるほど。わかりました」

 

それから、三人は真剣に取り組むようになった。

あっという間に月日は過ぎて、入試日を迎えた。

三人は、他の子以上に緊張していた。

 

「入試、がんばれよ」

「はい、頑張ります」

 

三人は大きく成長していた。

入試当日、力を出し切ったと言っていた。

 

周りの心配をよそに悪ガキ三人組は、

なんと、三人とも高松高校へ合格した。

 

三人は同じ中学校に通っていた。

その中学校の高松高校受験者の

うち、内申点、ワースト3であった。

 

内申点が低かったのに、

よくぞ合格したものである。

 

しかし、これは奇跡でも何でもない。

三人は診断テスト210点を超えるまで頑張った。

第五回は、三人とも220点を超えていた。

 

掃除は心を磨き上げる様である。

神様も、少し応援してくださる様だ。

2023.5.28

『素晴らしい伝統 続編』

昨日の話の続きである。

この伝統は八年前より続く。

 

当時、悪ガキ三人組がいた。

最初、言う事を全く聞かなかった。

私は随分と厳しい指導を行った。

 

平成の時代の話である。

今は、令和に変わった。

 

生徒たちに私の気持ちが少し伝わり始めた。

随分と時間は掛かったが、気持ちは伝わった。

大方、三年位掛かったと思う。

 

子たちも良くがんばったが、

親御さんも、私を信頼して辛抱して下さった。

 

ある日、三人が近寄って来た。

 

「先生、手伝います」

「それは、助かるわ」

 

その日から、清掃の手伝いは始まった。

三人が手分けして清掃する。

最初は要領が良くなかった。

 

しかし、机の下に潜り込んで

小さな消しかすまで拾っていた。

 

三カ月もすると、プロ並みになった。

 

机のホワイトの天板はピカピカである。

机と椅子は真っ直ぐに並べられている。

床までもが綺麗になっている。

 

驚くべきは、その時間である。

最初は十分位掛かっていた。

その頃、三分位で出来る様に成った。

 

「お前ら、新幹線の清掃員レベルやな」

「ありがとうございます。がんばります」

 

三人組はニコリと笑って答えてくれた。

入塾当初は、笑う事など無かった。

三年の歳月を経て表情が柔和になった。

(明日へ続く)

2023.5.27

『素晴らしい伝統』

「先生、お手伝いします」

中二の子が、私に声を掛けてくれた。

 

小学部、中学部の授業間に清掃を行う。

1.机と椅子のアルコール消毒

2.消しゴムのかす等の処理

3.トイレの清掃

 

塾長が自転車整理、副塾長が清掃を行う。

中三有志の子たちはすでに手伝っている。

だから、効率良く清掃が 出来る。

 

「ありがたいかぎりである」

 

中二の子にも早速、指示を出す。

皆、一生懸命に清掃してくれている。

 

しばらくして、部屋を見てみると、

皆、一様に困った表情をしている。

 

「どうしたんや」

「机が乾かないんです」

 

アルコールをスプレーし過ぎたようだ。

一カ月もすれば、上手に清掃出来る様に成る。

小さな失敗は、大きな成功へとつながる。

(明日へ続く)

2023.5.26

『ぴったり仮面』

「午後4時40分、ぴったり仮面や」

 

二人の小学生が自転車で塾へやって来る。

到着すると、二人が同時に言葉を発した。

 

「えっ、なんのこと」

と私が訊いてみる。

 

「…」

二人は何も言わずにニコニコしている。

小学生は時々、不思議な言葉を発する。

 

一人はいつも、午後4時35分頃に来る。

もう一人の子は、午後4時45分頃に来る。

 

今日に限って、途中で一緒になり、

同時に佐藤進学塾へ到着したという。

午後4時40分ちょうどに!

 

二人とも、小三から通っている。

最初は、二人とも車の送迎であった。

その頃二人は、特に仲良くなかった。

 

ところが、二人に共通することがあった。

とても、優しい心の持ち主であることだ。

 

小四から、二人は自転車で来る様になった。

いつも二人の来る時間は、十分位前後していた。

しかし、帰りは二人で仲良く帰るようになった。

 

学校は別々、家の方角も異なる。

それでも、一緒に帰るようになった。

自転車通塾に、お互い共感したのだろう。

 

子どもというのは、小さなきっかけで仲良くなる。

 

車で来ている時、二人の成績は安定しなかった。

自転車通塾を始めてから、今年で二年になる。

不思議な事だが、成績は今現在安定している。

 

時間のことを常に自分で考え、

危険から身を守る術を自身で考えて、

日々の天気や気温、風などを肌で感じているからだろう。

 

最近、全国模試『上位成績優秀者』の

常連として、二人は名を連ねている。

三年という時を経て、良きライバルと成った。

 

自転車で通塾する姿も誇らしげに感じられる。

2023.5.25

『肯定的な言葉』

「はやく、しなさい」

「なんで、できないの」

「何回言ったら、わかるの」

 

お母様がつい言ってしまう言葉である。

すべて、お子様を否定した言葉である。

 

残念だが、この言葉を掛ける限り、

お子様は出来る様に成ることはない。

自分は遅くて出来ない子だと思ってしまう。

 

では、どう言えばいいのか。

 

「ゆっくり、しようね」

「出来ない時は、もう一回やればいいよ」

「分からない時は、何回でも言うよ」

 

 

私は、生徒のすべてを肯定する。

決して、否定することはしない。

 

勿論、問題点は伝えて改善させる。

人として間違った事をした時は叱る。

 

 

「私は国語が苦手です」

「それは、丁寧に勉強していないだけだよ」

 

「ぼくは暗記が苦手です」

「何回も、書いて覚えていないからだよ」

 

苦手と言う言葉は、佐藤進学塾の辞書にない。

佐藤進学塾の辞書には肯定的な言葉が満載だ。

 

なぜ、否定的な事を子供が言うのか。

周りの大人が否定的な事を言うからである。

 

「あなたは、国語が出来ない」

と言われたら、子は国語が苦手と思いこむ。

 

「全然、覚えられんのやね」

と言われたら、子は暗記が苦手と思いこむ。

 

 

ところが、佐藤進学塾へ二、三年通うと、

生徒たちは否定的なことを言わなくなる。

 

今現在の状況を的確に判断して、

改善することを考えるようになる。

 

佐藤進学塾の中では、私達が

肯定的な言葉を使う様にしているからだ。

子というのは、親や先生の鏡なのである。

 

保護者様も、それに気付かれる方が多い。

それを受け止め、肯定的な言葉に代える。

 

徐々にお子様の心は美しくなる。

肯定的な言葉を掛け続けられると、

子の心は鏡のように光り輝く様に成る。

 

自分自身のことを肯定する様に成る。

自己肯定感の高い子に変わり始める。

 

 

「国語が納得いかないので、丁寧に勉強します」

「問題点を具体的に伝えるから、直してごらん」

 

「暗記が不十分なので、五回位反復してみます」

「時々、教科書や辞書を確認して覚えるといいよ」

 

生徒たちは、

「やってみます」「頑張ります」「挑戦します」

 と素直に答えることが多くなる。

 

 

かつての事を思い出す。

今迄にブログで何回も書いたことだ。

 

附属テストの社会が58点だった。

その子は、良く出来る子だった。

他の教科は、全て80点以上だ。

 

その年、極端に社会が難しかった。

丁度、面談の日を控えた頃だった。

私は、とても気が重かった。

 

面談当日を迎えた。

保護者様は私の気持ちを察しておられた。

 

「先生、この子と『正倉院展』に行ってきます。

 本物にたくさん触れてきたいと思います。

 この子から、感想を聞いてあげてください」

 

社会のテストについて、一切触れなかった。

私は勿論、お子様の気持ちを慮っていた。

 

親御さんはお子さんとテストを解き直していた。

一緒に考えて、ノートに丁寧に復習していた。

 

お母様はお子様に

「難しい問題で大変だったね。こういう時は

 いつも以上に復習をしておけばいいのよ」

と声を掛けられたことをお子様から聞いた。

 

後日、その子は、

正倉院展のことを明るく話してくれた。

奈良でおいしいものを食べてバスで帰ったという。

 

以降の附属テストではすべて80点以上であった。

お母様と家族のサポートをその後、更に感じた。

2023.5.24

『一学期中間・期末テスト』

佐藤進学塾では、

一学期「中間テスト、期末テスト」を

一つの大きなテストとして考えている。

 

中間テスト終了後、

期末テストに向けて、

引き続き学習することが重要だ。

 

中間テストが終わり、

一か月後に期末テストが実施される。

テスト終了後、直ぐ復習に取り掛かる。

 

テスト結果は学習過程を現している。

結果がすべてではない。

しかし、結果を見れば全てわかる。

 

「結果が良い」という事は、

「正しい努力」を行う事が出来ている。

 

中間テスト後の復習について改めて確認する。

 

間違った問題を丁寧に直していく。

1.問題を書き写す

2.教科書で出題元を探す

3.解法を出来る限り詳しく書く

 

間違った原因は次の三点に限られる

1.明らかな勉強不足、集中力不足

2.読み間違いや勘違い、ケアレスミス

3.難易度の高い問題や重箱の隅をつつく様な問題

 

1「勉強不足」は論外である。

日々、三時間、テスト前は六時間以上やるしかない。

 

2「読み間違い」は音読不足である。

教科書を調べて、考えて、音読して学習する必要がある。

 

3「難易度の高い問題」は復習すればよい。

難しい問題は、復習して出来るようにすればよい。

 

テスト後、二週間、平常授業を行う。

塾カリキュラムに基づいて予習を実施する。

その後、三週間は期末テスト対策となる。

 

 

小学生でも同様のことがいえる。

 

まず、『宿題』を丁寧に行う。

間違い直し、『復習』を徹底して行う。

 

「出来るようになりたい」と思って、

一生懸命勉強した子の復習ノートは凄い。

 

『飛び出す絵本』の様に、

字が飛び出て来る時がある。

 

鉛筆一本で仕上げたノートである。

カラーペンや蛍光ペンは使わない。

心のこもった字から気迫を感じる。

 

本気でやれば、それは指導者に伝わる。

指導者はその子に一生懸命アドバイスを行う。

それが、心に響いて勉強は出来るようになる。

2023.5.23

『ピンチはチャンス』

中間テストが終わった。

 

「テスト、どうだった」

中一の子に、一人ひとり聞いていく。

 

「すごく、よく出来ました」

「対策をがんばった甲斐がありました」

「五教科、90点以上取れてうれしいです」

「塾目標の480点を超える事が出来ました」

「数学が100点でとても良かったです」

 

みんな、にこやかに出来た事、

頑張ったことを伝えてくれる。

こちらも、うれしくなる。

 

「期末テストも頑張ろうね」

 と声を掛ける。

 

「はい、がんばります」

 と元気よく答えてくれる。

 

気になる事を言う子がいた。

「社会の問題が多くて、

 間に合いませんでした」

 

確かに問題量が多い試験はある。

 

「何問、あったの」

「80問くらい、ありました」

 

確かに、少し多い。

普通は、50問程度である。

それだと、30分程度で終わる。

 

1.6倍の問題量であるから、

48分位で終わることになる。

十分、間に合うではないか。

 

同じテストで、90点以上の子もいる。

厳しい事を言うが、単なる言い訳である。

 

中間テスト程度は、

教科書、ワーク類を全て覚えて挑む必要がある。

正しい答えを、手が勝手に書く位に覚えておく。

 

これだと80問程度ならば40分で終わり、

ゆっくりと10分間見直しすることが出来る。

 

高い集中力が必要だが、

それは佐藤進学塾の指導で養成している。

 

中三でも、テストについて聞いてみた。

「社会の問題量が、大変多いものでした」

「それは、大変だったね」

 

「先生が言われる通り、ゆっくり解きました」

「さすがだね」

 

「時間ギリギリですが、解き終える事が出来ました」

「相当、問題が多かったんだね」

 

「見直しは出来ませんでしたが、結果は98点でした」

「丁寧に解くと、ミスがほとんどないね」

 

「その通りです。丁寧に解いたので、ほぼ正解でした」

「ミスした二点分は復習するといいね」

 

「そうしようと思っています」

「がんばってね」

 

中三になると、冷静に対処する事が出来る。

やるべきことをやっているので、結果も出る。

 

中一の間は、失敗から学ぶことも多くある。

それを生かして学習することで、

実力を飛躍的に伸ばすことも出来る。

 

「ピンチはチャンスである」

2023.5.22

『理科・社会』

理科・社会は生活に密接している。

心豊かな生活を送っている子は、

理科・社会が出来るようになる。

 

豊かな生活とは少々異なる。

「『心』豊かな」生活である。

 

佐藤進学塾では理科社会を大切にしている。

とても、おもしろいし、大切だからである。

 

近年、補習塾小学部は英語を売りにしている。

かつては、算数、国語を重視した塾が多かった。

 

真の進学塾では、今もそれは変わらない。

算数、国語を軸に理科社会も重要視している。

 

現時点の学習内容だと、

英語は小六の一月からで間に合う。

国語力があれば、大丈夫である。

 

『ラジオ講座・基礎0』

(小学生向け)の受講は必須だ。

 

香川県公立高校入試は、

内申点220点と入試得点250点を

相関表に落とし込んで合否を判定する。

 

入試は数英国理社、各50点満点である。

実は、英語と理科、社会は簡単である。

数学と国語は極端に難しい。

 

だから、こういうことが起こる。

①数46,英50、国46,理48、社48

➁数45、英45、国42、理40、社40

③数35、英42、国35、理50、社50

 

①②③、入試得点210点以上で合格である。

 

①の子は高校でもトップになる。

国立大学医学部を目指す子が多い。

 

➁の子も高校で良く伸びる。

数英国が良く出来ているからである。

理科社会は選択科目として勉強する。

 

③の子も合格できる。

最近、最初からこれを狙う子が多い。

 

佐藤進学塾では①②の合格を目指す。

高松高校進学後の事まで考えているからだ。

 

高校は入って終わりではない。

入学してから、新たな始まりである。

自分の夢に向かって心新たに勉強する。

 

もちろん、理科、社会は大切である。

点数だけを取らすための授業はしない。

真に大切なことを指導して、高校へ繋げる。

 

佐藤進学塾のHPトップでも語っている。

『第一志望校合格、その先のお子様の

 将来を考えて責任を持って指導します。』

 

このスローガンを大切に指導を続けていく。

2023.5.21

『G7首脳宣言』

「社会が苦手です。どうしたらいいですか」

生徒からよく聞く言葉である。

 

「教科書をよく読んで理解して覚えたらよい」

とこたえる大人が多い。

 

その通りである。

 

しかし、興味関心のない子にとって

内容は呪文かお経にしか感じられない。

 

よく読んでいる間に眠くなる。

授業中もボーっと聞いている。

社会が出来る様にならない。

 

 

主要7カ国首脳会議、G7広島サミットは

20日、討議の成果をまとめた首脳宣言を発表した。

 

中国やロシアに対し「法の支配」に基づく

国際秩序を維持するため結束を強化すると明記した。

 

「核兵器のない世界」を究極的な目標と位置づけ、

現実的な方法で核軍縮を進めると強調した。

(日経新聞、21日朝刊記事より)

 

 

常日頃より、

こういう話題を生徒たちに投げ掛ける。

 

興味津々、話題にのって来る子がいる。

「なんだろう」と興味を持って聞く子がいる。

ほとんど興味関心を示さない子がいる。

 

この三タイプに分かれる。

大雑把だが、2:6:2という比になる。

 

この様なところでも、

パレートの法則が成り立つ。

少しばかり、こわい気がする。

 

興味津々の子は、間違いなく社会が出来る。

興味を持つ子は、やがて社会が出様る様に成る。

 

 

現在の学習指導要領では、

「広い視野に立って、社会に対する関心を高め、

資料に基づいて多面的・多角的に考察し、

国土と歴史に対する理解を育て、国際社会に

生きる平和的・民主的な国家の形成者として

必要な公民的資質の基礎を養う。」

 と述べている。

 

 

もう既に、今日のブログは

お経の様に感じているかもしれない。

 

しかし、社会が出来る様に成る親子は読み続ける。

「どういうことだろう」と気に成るからだ。

 

1.新聞を読む・書く

2.ニュースを見る・聞く

3.本を読む

4.授業を聴く

5.先生始め大人の話を聞く

(もちろん、小学生新聞でも構わない)

 

まず、この五点が社会の勉強の素養となる。

これなくして教科書を勉強しても無駄になる。

全科目の素養となると言っても過言ではない。

 

 

一昔前の子とは、こんな会話をよく交わしていた。

 

「なんで、そんなに社会の事を良く知っているの」

「父からいろいろと教えてもらっているからです」

 

「お父さんはどこから得た知識なの」

「いつも新聞、本を手放すことなく読んでいます。

 テレビもニュースを中心に見ています。

 新聞、本、ニュースから得ているのだと思います」

 

「すごいね」

「はい、わたしも見習う様にしています」

 

 

広告代理店の人と話して驚いた。

 

新聞購読率について、

30歳代は30%、40歳代は40%、50歳代は50%を

それぞれ切って、減少の一途だという。

 

「電子版があるから必要ない」という人もいる。

しかし、子にとって紙という媒体は大切である。

 

紙は神に通じる。

塾長の私見である。

 

佐藤進学塾長である私は今も日経新聞を購読している。

自分から積極的に興味を持って読み始めたのではない。

 

政府系金融機関勤務時代、

先輩に「必ず、読め」と言われた。

今、その先輩には感謝の気持ちしかない。

 

佐藤進学塾の大切な生徒たちに改めて言う。

「必ず、日々、新聞を読め。

 そして、ニュースを見よ。

 好きな本で良いから読め」

 

何十年か後に、感謝されることは間違いない。

2023.5.20

『素直な心』

「先生、昨日はすみませんでした」

「えっ」

 

「プリントをコピーして頂いたことです」

「あーっ、あのことね」

 

「先生、本当にありがとうございました」

「気にしなくていいよ」

 

昨日、この子はテキストを間違えた。

テスト対策と勘違いしていたのである。

私が正確に伝えきれていなかったことに拠る。

 

どちらとも取れる内容で伝えてしまった。

その子は対策用のテキストを準備していた。

普段、忘れ物などしたことのない子である。

 

私はそれが分かっていたので、

静かにコピーして、そっと渡した。

 

その子は申し訳なく思っていたようだ。

わざわざ、昨日のことを改めて詫びに来た。

 

実はこの子、昨年、宿題が間に合わなかったことがある。

とても丁寧に学習する子ゆえ、期限に間に合わなかった。

 

「先生、すいません。間に合いませんでした」

「大丈夫だよ、次までにやってくればいいよ」

 

この時も、帰り際に私のもとにやってきた。

「来週までには、必ず仕上げてきます」

「自分のペースを大切にしてね」

 

素直な心を持つ子は、やがて勉強が出来るようになる。

前回の全国模試で初めて成績優秀者に載ることが出来た。

2023.5.19

『「附属小六」学力テスト対策』

中学生の中間テスト対策が終了した。

生徒たちはホッとしていることと思う。

少しばかり、ゆっくりするといい。

 

佐藤進学塾では、今週から

小六学力テスト対策が始まっている。

 

平常授業では、

重要事項を説明してから問題演習に入る。

大切なことは生徒に『音読』してもらう。

 

テスト対策では、

試験対策問題の演習から入る。

制限時間を守り『黙読』で問題に取り組む。

 

しっかり音読して勉強する習慣があれば、

黙読した時にも、自分の声が聞こえて来る。

この感覚が大切なのである。

 

その後、解説を行う。

難しい問題は詳しく説明する。

 

対策問題が「8割」以上出来ていたら、

普段の復習は良く出来ていると言える。

それ以下の場合、復習が十分ではない。

 

さて、家庭での復習方法を再確認する。

1.間違った問題を解き直す

2.教科書より出題元を探してノートにまとめる

3.学校ワーク類の類題を見つけて再度解き直す

4.辞書、参考書を調べて理解を深める

5.間違った問題を2、3回解き直す

 

これで、完成と言える。

出来る子は、忠実にやっている。

それが結果に繋がっているのだ。

 

1.の解き直しでは考え方や間違った原因、

図や計算、筆算など詳しく書く必要がある。

答えだけを書くなど、論外である。

 

間違った原因についてじっくり考えて、

考えられる限りの事を書くことで理解は深まる。

 

点数など結果ばかり気にする子は、「答えしか」書かない。

親が「結果しか」見ていないので、子は「形しか」やらない。

 

 

「まちがったことが悔しいんです」

「出来ていない自分に腹が立ちます」

「何が何でも絶対に理解したいんです」

 

普段、授業をしっかり聴いて、

丁寧に復習している子はこういった言葉が出て来る。

切実な気持ちを私たちに伝えて来る。

 

その都度、アドバイスをする。

「ありがとうございます」

 と子たちの表情は一気に明るくなる。

 

結果云々よりも、大切なことを理解して

「出来る様になりたい」という気持ちが強いのである。

勉強を「心の底から頑張りたい」と思っているのだ。

 

結果だけを気にする子の勉強は浅い。

浅いから、結果はなかなか出ない。

 

言い訳をすることが増えて来て

自身に問題があることを棚に上げる。

 

大切なことを見据えて努力を続ける子は

どんなに時間が掛かっても、必ず結果が出る。

 

親が、そういった小さな努力を認めている。

日々の小さな気づきを親子で大切にしている。

 

結果は大事である。

 

しかし、結果に拘ることなく、

努力の仕方を改善する努力を行っている。

「親子、二人三脚で!」

 

それを塾長、副塾長が全力で支える。

2023.5.18

『初心に戻る』

小三の授業は、

一時間目、国語「副塾長」担当である。

二時間目、算数「塾長」が担当する。

 

佐藤進学塾では常勤の専任教員二名が

レベルの高い授業指導を全学年に行う。

塾長が理系、副塾長が文系担当である。

 

以前は、副塾長が太陽、

塾長が北風の役を担っていた。

 

今は二人とも、太陽である。

紆余曲折があって…。

 

たまに、北風が吹くこともある。

少しだけ、「ビューッ」と。

 

小三の子たちも、塾にだいぶ慣れてきた。

良い意味、リラックス出来ている。

わるい意味、緊張感が希薄化している。

 

 

今一度、大切なことを伝える。

 

1.正しい姿勢で学習すること

 テキストを真っすぐ置いて、

 背中とお腹にこぶし一つ分あけて、

 両ひじはつかずに背筋を伸ばす。

 

2.塾長、副塾長の話を真剣に聞くこと

 先生の目を見て、

 一言一句もらすことなく

 大切な話を聞くこと。

 

3.問題演習では集中しきること。

 他の子の事は気にせず、

 自分のペースで、深く考えて

 問題を解いていくこと。

 

この三点を守る事が出来たならば、

勉強は飛躍的に出来るようになる。

 

実際、それを守り勉強している

小学部高学年の子や中学部の子は

皆、偏差値65以上を取得している。

 

中三受験生は塾生全員が該当する。

それが、事実である。

 

各中学校でも、

総合『一位』をはじめ、

『上位一桁』の子が多く在籍している。

 

礼儀正しい成績優秀且つ聡明な子、

私達が一生懸命敷いたレールに乗った

結果の今のすばらしい生徒たちである。

 

私達の敷くレールに、

良い意味で、一日も早く乗ってほしい。 

 

『高松高校行き』の列車が走るレールに

乗らなければ、高松高校へは到着しない。

2023.5.17

『最後の仕上げ』

公立中の子たちが、最後の仕上げを行う。

昼から、テスト対策授業の予定である。

午前中、丁寧に心をこめて清掃を行う。

 

教室内は勿論、庭も綺麗に整える。

今日は、驚く位に暑い。

気温は30℃を超えそうな勢いだ。

 

一時間前には、エアコンのスイッチを入れる。

生徒たちが来た時、部屋は快適な状態である。

 

「先生、こんにちは」

「今日も、がんばってね」

 

生徒たちは挨拶して元気に教室へ入っていく。

「涼しい!」

 という声が教室から聞こえて来る。

 

「さあ、がんばろう」

 という声も聞こえて来る。

 

「○○ちゃん、ここ教えて」

 と友人に聞いている子もいる。

 

中二・中三は対策授業に慣れている。

サッと教材を出して、試験勉強を始める。

中一もそれに見習い、試験勉強を始める。

 

集中し始めると、教室内には凛とした雰囲気が漂う。

窓には、美しい樹々と花々、芝生が映りこんでいる。

少しつかれた時、眼と心を優しく癒してくれる。

 

中二・中三になると、手が動き続けている。

只管、ノートに問題を解いている。

三時間、手が止まることはない。

 

例年、中一の子は手が止まる子がいる。

初めてだから、仕方ないことである。

ところが、今年は皆、手が動いている。

 

中一・中二・中三、全員の子たちが、

最大限集中して、手を動かして勉強している。

三時間集中しきると、一旦帰宅する。

 

少しばかり、家でゆっくりと過ごす。

一人ひとりにあった気分転換も必要である。

 

再び、夜の対策に来て、最終仕上げを行う。

二時間集中した後、全員が気持ち良く帰った。

 

佐藤進学塾中学部の授業は、21時15分に終了する。

早い子であれば、午後10時過ぎには就寝出来る。

中三でも、午後11時には就寝すべきと考えている。

 

「明日の準備が終わったら、

 今日は、早く寝て下さい」

 

「はい」

 と全員が気持ち良くこたえる。

 

最高の結果が出ることは間違いない。

自信を持って、テスト二日目を受けて来ると良い。

もし、間違っても復習さえすればいいだけである。

2023.5.16

『大切なこと』

中一の子たちに大切なことを伝えた。

初めてのテストは緊張する。

パニックになることもある。

 

「では、どうすればよいか」

 

1.テストが配られたら全体を見渡す。

 ※問題量と難易度を確認する。

2.難しい問題は印をつけて後まわしにする。

 ※時間がない時は出来なくてもよい。

3.ゆっくり、リズム良く解いていく。

 ※見直しは気になる問題だけ行えばよい。

 

それでも、パニックになった時は、

一度、テストから目を離す。

目をつぶってもいい。

 

それから、ゆっくり深呼吸をする。

そうすれば、自律神経は安定を取り戻す。

 

長くても、40秒位である。

時間はそれでも十分にある。

自分のペースを大切にすると良い。

2023.5.15

『「六月号」書類の郵送』

六月号の書類を郵送した。

 

1.夢つうしん

2.保護者の皆様へ

3.夏期講習会のお知らせ(7月・8月の予定)

4.『ご感想』ご記入のお願い

5.中学生『期末テスト』対策のお知らせ

 

毎日発信する「塾長ブログ」、

毎月郵送する「各種プリント」、

お子様と一緒に読んで頂きたい。

 

しっかり読んで実行している子は、

二、三年後に実力が飛躍的に伸びている。

2023.5.14

『先輩への質問』

公立中テスト対策で質問タイムを設けた。

先生に質問するのではない。

塾生の先輩方に質問するのである。

 

質問する側は、テストが初めての中一である。

質問に答えるのは、中二の優秀な先輩である。

 

昨年の中一、一学期中間テストで、

『1位』『2位』『5位』を取った三名だ。

 

公立中二の生徒たちは

昨年、全員が上位一桁の成績を取得している。

 

「漢字を完璧に覚えるにはどうしたらいいですか」

「まずは、何回も書いて覚えることです。

 辞書を引くことも、もちろん大切です。

 最後に、私はパーツに分けて覚えていました」

 

「パーツとは何ですか」

「例えば、へんとつくりを分けて考えます」

 

「具体的にどういうことですか」

「『記』はごんべんとおのれと覚えます」

 

「ありがとうございます。すぐ、やってみます」

「どういたしまして」

 

他に、質問はないかな。

 

「参考書はどれくらい活用するといいですか」

「最初は教科書、ワーク、プリントから出題されます。

 参考書レベルが出されることはあまりありません」

 

「参考書を使う必要はないのですか」

「もちろん、参考書で勉強することはいい事です。

 気になることは、その都度調べるといいと思います」

 

「小学校の時、私は参考書を中心に勉強していたのですが…」

「中一の二学期あたりからは参考書を活用すべきです。

 一学期のテストは簡単な問題しか出ないのが事実です。

 今回は教科書、ワークを中心に学習するといいですよ」

 

「よくわかりました。ありがとうございます」

「がんばって、いい成績を取ってください」

 

中一の生徒たちは、先輩から他にも多くのことを聞いた。

佐藤進学塾では、時々、こういう機会を設ける。

佐藤進学塾の伝統のうちの一つである。

 

塾長・副塾長⇔上級学年塾生⇔下級学年塾生

という関係性をとても大切にしている。

 

先生に質問すれば、すぐにわかる。

しかし、分かっただけのことが多い。

テストで解けるかどうかは別次元だ。

 

塾の友人や先輩に聞くと、少し時間が掛かる。

だから、お互いに何回も聞き返して考える。

拠って、深く理解出来ていることが多い。

 

真に理解するには、手間暇が掛かるのである。

手間暇掛けて理解したことは一生記憶に残る。

教えた側も、教わった側も、両者共にである。

 

勿論、困った時は塾長・副塾長に質問するといい。

普段は、友人たちと話して解決すると上手くいく。

割合としては「2:8」くらいの感じがいい。

 

テスト勉強における

たくさんのヒントが得られたことだろう。

 

自分の考えを後輩へ真摯に伝えてくれた

中二の子たちには改めてお礼を言いたい。

2023.5.13

『時間厳守』

「こんにちは」

生徒たちが元気にやってくる。

 

「こんにちは、がんばってね」

一人ひとりとあいさつを交わす。

 

佐藤進学塾の生徒は時間を守る。

時間の大切さを皆よく分かっている。

素晴らしいことである。

 

今日、土曜日はテスト対策、

『午後一時半』集合である。

塾生全員、時間厳守で入室している。

 

「気持ちいい!」

 

 

開校当初、

いつも、開始10秒前に来る子がいた。

自転車をすっ飛ばしてやって来ていた。

 

いつも、10秒前ちょうどに入室する。

帰りも、すっ飛ばして帰っていた。

 

「少し、早く来てね」

「はい、分かりました」

 と応えるものの、変わりはなかった。

 

その頃、松縄は区画整理前だった。

街灯は少なく、道は曲がりくねっていた。

 

ある日、飛ばし過ぎて、

自転車ごと、側溝に落ちたらしい。

幸いにも、けがはなかったそうだ。

 

その日を境に、1分前に入室する様になった。

ほんの少し、早く来るようになった。

それから卒業するまで、それは続いた。

 

この子の中で時間を大切にする感覚があった。

他の子とは、少しずれた時間感覚ではあったが…。

広島大学工学部へ進学後、今は社会で活躍している。

 

 

さて、話を元に戻す。

 

一般的に集中力の持続時間は「一時間」である。

しかし、60分間、最大限集中してはいない。

 

集中力には、周期即ち20分ごとの波がある。

20分程度は高いレベルで集中出来る。

その後、少し落ちて、再び20分集中出来る。

 

塾で「三時間」集中して学習する。

これが、大切なのである。

理屈にかなっているのである。

 

「20分×3周期」×3セットである。

 

長時間、だらだら勉強しても

意味はないと、私は考えている。

 

普段の平常授業では「2セット」である。

テスト前の対策授業は「3セット」である。

これ位が、最も効率良く学習出来る。

 

決めた時間、集中して学習する。

集中力の持続時間「一時間」を基準とする。

それを、「3セット」行うのである。

 

家へ帰ってから、ひと休みする。

その後、再び「三時間」復習を行う。

家では声を出して、体を動かして勉強出来る。

 

自転車、徒歩の子は体を動かすので特に良い。

帰宅後、ストレッチしたり仮眠したりするのも良い。

 

空間を変えることで、気分が変わる。

学校、塾、家、それぞれの場所で集中する。

賢い子はバスや車の中でも、集中して勉強出来る。

 

 

佐藤進学塾には、

「家では、集中できない」

 などという子はいない。

 

佐藤進学塾での集中力を「10」とする。

家での集中力は「7~8」になる。

そのギャップが、いいのである。

 

塾での集中力を「10」といったが、

8時間位続けて勉強すると「3」位に落ちる。

高い集中力を維持することは本当に難しい。

 

8時間も集中出来るのは高三以降の話である。

中学生は「三時間」集中する事が重要だ。

あくまで、私の経験に基づいた考えである。

 

塾では、友人と競って学習する。

家では、一人集中して学習する。

この切り替えが大切であると考える。

 

土曜日の対策は公立中生徒全員が受講した。

みんな、本当に良く頑張った。

最大限に集中して、勉強出来た。

 

佐藤進学塾は連休中も対策を行った。

「一週間」のアドバンテージがある。

自信を持って、来週までに仕上げよう。

 

「きっと、最高の結果が出る!」

2023.5.12

『データとグラフ』

小四、順調に算数が進んでいる。

データとグラフの単元に入った。

 

グラフの目盛りに注意すること。

ひと目盛りが「1」とは限らない。

 

5目盛りで100gならば、1目盛りは20gである。

5目盛りで120gならば、1目盛りは24gである。

 

北半球と南半球の都市の気温のグラフが示された問題がある。

北半球は夏、南半球は冬、気温のグラフが山と谷になる。

このあたりの話をすると、皆、興味津々である。

 

「日本でサンタさんは何に乗って来るかな」

「トナカイです」

 

「トナカイがひくそりだね」

「あっ、そうか」

 

「オーストラリアのサンタさんは」

「ライオンかなー」

 

「ヒント、○に乗ってきます」

「???」

 

「正解は波です」

「えーっ」

 

「サンタさんはサーフィンで来ます」

「そうなんだ」

 

「さて、なぜ、季節が反対なのかな」

「北半球と南半球で太陽の光があたる角度がちがうからです」

 

こういったやり取りが出来る子は気持ちいい。

勉強は色々な事が有機的に繋がっている。

様々な事に興味を持つ子は、将来が楽しみである。

2023.5.11

『あまりのあるわり算』

小三、あまりのあるわり算を行う。

 

「38÷5」

五の段の九九を考える。

5×1=5、…、5×7=35、5×8=40

 

5×7=35

38-35=3

拠って「38÷5=7あまり3」である。

 

確かめは、5×7+3=38 

割られる数と等しいのであっている。

 

この感覚を磨き上げてほしい。

その為にオリジナルプリントを配布した。

 

最初は真面目にやると、一時間かかる。

だから、真面目に一枚やらないでほしい。

 

まず、「五分間」毎日実施してほしい。

半年間続けると、「15分」で解けるようになる。

一年間続けると、「5分」で解けるようになる。

 

計算スピードは驚く位に速くなる。

 

「私、毎日、練習する」

「お母さんとやってみる」

「よし、頑張ってみよう」

など、うれしい声が聞こえて来る。

 

継続することが大切である。

 

一年間続けた結果、

100題を58秒で解ける様になった子がいた。

 

計算が大変遅い中学生にすすめた結果、

算数、数学が抜群に出来る様になった子もいた。

 

計算が速くなる魔法のプリントである。

但し、一年間継続しないと魔法はかからない。

今から、一年後がとても楽しみである。

2023.5.10

『自己主張』

塾へ友達同士で来る子が多い。

途中、道中で一緒になるのだろう。

五人位が同時に来ることもある。

 

とても、楽しそうにやって来る。

見ていて、此方も嬉しくなる。

 

教室前で入室を譲り合うことが多い。

私としては、機敏に入室してほしい。

しかし、いつまでも譲り合っている。

 

「誰からでもいいから、入りなさい」

 と私がいうと、あわてて入り出す。

 

 

以前、京都の塾で指導していた。

自己主張の強い子が多かった。

 

「私が、先に入るわ」

「あんた後にし、私が先に入るわ」

 

入室時、譲り合いの精神など1ミリも無かった。

ある意味、見ていて気持ち良かった。

二人が入室すると、直ぐに話し掛けて来る。

 

「先生、聞いていさ」

「あんた後にし、先生、聞いていさ」

 

「二人とも聞くから、順番に話し」

 と私が言うと、やはり同時にしゃべりだす。

 

「先生、聖徳太子ちゃうし、一人ずつ話して」

 と言うと、やっと順番に話し始める。

 

「先生、塾来る途中、ゴリラに会ってん」

「わけ分からんこと、言うなや」

 

「ホンマやて、昭和通りにゴリラがおってん」

「なんか、ゴリラの着ぐるみでもおったんか」

 

「いや、先生、ほんまにゴリラがおってんて」

「もう、ええわ、授業始めるわ」

いつも、こんな調子で賑やかだった。

 

 

この子たちと、昔、滋賀に遠足へ行った。

嵯峨嵐山駅からJRに乗っていった。

 

その子たちは、席へ座って喋り始めた。

京都の子はものすごくよくしゃべる。

 

「あんた、聞いていさ」

「いや、私の話、聞いていさ」

 

と言って、二人が同時にしゃべり始める。

マシンガンの様なトークが展開される。

 

二人とも、相手の話は全く聞いていない。

好き勝手に自由に話しまくっている。

それなのに、なぜか会話が成り立っている。

 

次の駅で停車すると、お年寄りが乗ってきた。

気付いた二人は、すぐに立ち上がった。

そして、二人が同時に言った。

 

「おばあさん、ここへ座ってください」

 

「ありがとうございます」

 と言って、おばあさんは腰かけた。

 

その子たちに、私は声を掛けた。

「あんたら、えらいな」

 

「先生、当たり前の事やんか」

 と二人はまたしても同時に答えた。

 

友人同士では、全く譲り合わない。

しかし、お年寄りに対しては直ぐに譲り合う。

 

こういった気持ち良い行動は、

高松の子たちも見習うべきである。

 

「俺が」「私が」と自己中心な子はごめんだが、

仲良い友人の時は自己主張が強くてもいいと思う。

2023.5.9

『学力テスト』

附属小六は学力テストが年二回実施される。

入試を想定した出題範囲の広いテストである。

第一回学力テストは、六月に行われる。

 

試験範囲は小五までの学習内容である。

小五中心に小三、小四からも出題される。

 

佐藤進学塾では対策授業を行う。

まず、試験対策問題を実施する。

演習後、重要事項の解説を行う。

 

間違った問題は徹底してやり直す。

1.問題をノートに写す。

2.教科書を調べて出題元を探す。

3.解法を詳しく書いて解いていく。

 

理解出来た後に二、三回解き直す。

テスト前、もう一度解き直して完成する。

 

 

附属中へ合格後、高松高校へ合格、

進学したSさんが小学校六年生の時に

時間を掛けて、お母様と復習を重ねていた。

 

「よく頑張れるようになったね」

 と私から声を掛けたことがある。

 

「算数が絶対に出来るようになりたいんです」

 とこたえてくれたことを思い出す。

 

 

愛光高校へ合格、

進学したSくんが小学校六年生の時に、

毎週ノート一冊分、復習後に提出していた。

 

「なんで、こんなにがんばれるんや」

 と訊いたことがある。

 

「自分が出来ないことが悔しいんです」

 と言っていたことを思い出す。

 

 

二人に共通していることがある。

心の持ち方、気持ちの部分である。

 

「絶対、出来るようになりたい」

 という強い気持ちだ。

 

 

対策の時にがんばりぬいた子は、

中学部で素晴らしい成績を出している。

そして、高松高校へ余裕で合格していく。

 

高松高校へ合格する子は小学生の時に頑張っている。

中三受験生となる前段階で頑張っている事実がある。

中三時点では、既に大きなアドバンテージがある。

2023.5.8

『テスト対策二週目』

中間テスト対策、第二週目である。

連休中に第一週目の対策授業を行った。

 

教科書の音読と書写は、

一回通りは終わった事だろう。

今週は、学校のワークを徹底反復する。

 

「音読→書写→反復」の流れである。

 

一回目は、教科書を調べて丁寧に行う。

二回目以降は、リズム良く行うと良い。

 

漫然と行っていると作業化する。

作業化すると学習効率は下がる。

 

「では、作業化を防ぐにはどうするか」

気になることを、教科書で調べる。

国語や英語は辞書を活用して調べる。

 

調べて、考えることを挟むのである。

そうすると、作業化して覚える

という勉強には決してならない。

 

脳の多くの部分を使っているからだ。

作業化時は一部分しか使われていない。

 

参考書を活用する子は深く考えている。

考えて勉強している子は作業化しない。

 

ただ、定期テストに参考書レベルは出ない。

だから、そこまでやる必要がないともいえる。

しかし、出来る子はそこまでやっている。

 

考えずに反復すると、それは作業である。

何回も繰り返し間違える問題が必ずある。

それを調べて、考えて、理解を深める。

 

それから再び、反復練習を行う。

理解後、完璧に覚えることが重要だ。

塾のプリントも活用して完璧に仕上げる。

 

今週は教科書、ワーク類の答えを

一言一句違わず覚えることが大切だ。

 

「記述は、自分で考えて書いていいですか」

 と言う質問があった。

 

中学生の定期テストでは、

教科書通りに書かなければならない。

学校ワークの答通りに書かなければならない。

 

自分で考えて書いた曖昧な答えは×となる。

出題意図とは異なる解答だからである。

 

教科書、学校ワークを覚えるまで頑張ろう。

近年、覚えることは軽視されがちである。

しかし、テストは覚えなければ満点を取れない。

 

勿論、平常授業では教科書を超えた内容を指導する。

それは、テスト終了後に愉しみにしておいてほしい。

2023.5.7

『大型連休』

連休中、中学部の子たちは

いつも通り塾に来て学習している。

五月中旬に中間テストがあるからだ。

 

連休中が丁度テスト三週前であった。

この期間、教科書を音読して書き写す。

まずは、基礎基本事項を丁寧に確認する。

 

塾で対策問題を演習する。

テストの形式や難易度を知る。

時間配分についても身に付ける。

 

連休明けからは学校ワークを反復する。

演習を中心に行い、テストに備えていく。

連休中にも関わらず、皆、頑張っている。

 

今回、附属中は中間テストが行われない。

それでも、みんなテスト対策授業へ参加して

中間テストを想定して学習している。

 

とても、素晴らしいことである。

2023.5.6

『芝生と皐月』

芝生が青々としてきた。

サツキの花も咲き始めた。

緑と赤のグラデーションが美しい。

 

昨年、庭師さんが芝生を植え替えてくれた。

10㎝地面を掘り、新しい土を入れている。

心をこめて手入れをしてくれたお陰だ。

 

「芝生がきれいですね」

「庭がとても明るいですね」

「花がいっぱい咲いていますね」

 

生徒たちが言ってくれる。

 

昔、京都の塾でアンケートを取った。

「どのような塾がいいですか」

「芝生があって、木がある塾がいい」

 と言う意見が三人から出ていた。

 

当時は三条通りに面したビルの中にあった。

両隣は家具屋、コンビニ、裏は住宅であった。

三条通は狭いが、車の通りが大変多かった。

 

嵯峨嵐山と言う風光明媚な地だが、

塾自体は緑とは無縁なところにあった。

 

高松で塾を設立する時は、

一級建築士の大山先生にお願いした。

 

建物は安全な造りで、自然素材を多用したもの。

東面は全面ガラス張りで明るく、庭が見えること。

庭には煉瓦と枕木を据えて、芝生と木を植えること。

 

 

緑は、生徒たちの目に優しい。

自然は、生徒たちの心に優しい。

塾庭の木々は優しく生徒を迎え入れる。

 

「みんな、勉強、本当によく頑張ってるね」

こんな声が、シンボルツリーの桜から聞こえてくる。

2023.5.5

『ドリカム』

中学生のテスト対策を終えて家に帰る。

今年から、21時15分終了ゆえ少し早い。

ニュースを見ようと、テレビをつける。

 

ドリカムのスタジオライブをやっている。

ニュースではなくライブを見ることに決めた。

 

美しい澄んだ歌声が綺麗に出ている。

しかも、ダンスしながら歌っている。

全盛期ではなく、今現在の話である。

 

かなり、ボイストレーニングを行っているのだろう。

ジムでのトレーニングも、相当行っているのだろう。

そうでないと、あれだけのパフォーマンスは出来ない。

 

最近はビッケブランカばかり聴いていた。

しかし、やはり、昭和の名曲もいい。

ドリカムは、色あせていなかった。

 

 

且つて、京都の塾生との話を思い出す。

昭和後半、平成前半のことである。

 

「先生、ドリカム知ってる」

「おー、知ってるで」

 

「『ブレーキランプ、五回』の意味わかる」

「『あ・い・し・て・るのサイン』やろ」

 

「うわっ、先生、知ってるんや」

「そのくらい、知ってるわ」

 

こんなことで盛り上がっていた子たちも

みんな、中学生、高校生の親になっている。

 

あっ、ちょうどこのブログを見ている保護者様が、

ドリカムやモー娘、マイラバ世代なのではないだろうか。

2023.5.4

『一日、二十四時間』

佐藤進学塾にはルールがある。

年度初めに、その書類を郵送している。

気持ち良く勉強する学習環境を守る為だ。

 

時間については少し厳しい。

時間は最も大切であるからだ。

 

理由がない限り、遅刻は認めない。

十五分前には、全員が教室へ集合する。

そして、静かにウォーミングアップを行う。

 

友人と話して、リラックスしてもいい。

規定の時刻が来ると静かに授業を始める。

授業を完璧に行い、規定の時刻に終える。

 

生徒に、時間を厳守させる。

こちらも、時間を厳守する。

 

想定外の事が起きる時もある。

天候が急変する事もある。

 

それらを見越して、

小学部は十分前に、

中学部は五分前に授業を終える。

 

それから友達と話したり、

ゆっくり片付けしたりしても、

既定の時刻には帰途につくことが出来る。

 

これだと、お迎えの保護者様は安心である。

お子様の帰宅を待つ保護者様も安心である。

 

 

静謐な学習空間という最高の環境を作り上げる。

それには、塾生が時間を守ることが大切になる。

ここまでして初めて、静謐な学習環境が生まれる。

 

 

「佐藤進学塾へ来るとヤル気が出る」

「佐藤進学塾はみんなが時間を守る」

「佐藤進学塾は集中して勉強出来る」

 

生徒たちが、いつもこの様に言う。

ヤル気ある子が、いち早く塾へ来る。

 

「少しでも早く行って、勉強したい」

「佐藤進学塾は安心して勉強出来る」

「みんな頑張っているので集中出来る」

 

佐藤進学塾の塾生、皆が約束の時間を守る。

小学生などは、十分くらい早く授業を始める。

 

 

今日も、中三の子たちが早く塾へ来ている。

部活動に所属している子が殆どだ。

結構、厳しい部活の子もいる。

 

顔を真っ赤にして、来ている。

特に、今日は、日中暑かった。

まだ、汗が引いてない子もいる。

 

「部活との両立、だいじょうぶ」

 と訊いてみる。

 

「中一の頃は大変でした。

 球拾いばかりで面白くないし、塾の始まる時間は早いし、

 でも、頑張っているうちに部活も勉強も楽しくなりました」

 

「両立出来なければ、やめてもいい。

 でも、頑張れる範囲で頑張ってみようと

 思って頑張っている間に、両立できるようになりました」

 

「塾が早く始まるので、気持ちが引き締まります。

 部活もだらだらやるのではなく、集中して出来ます。

 何事も集中してやることが大事なことがよく分かります」

 

「実は訳あって、ぼくは帰宅部です。

 だからこそ、時間を大切に使っています。

 趣味に、読書に、勉強に、…。毎日が充実しています」

 

 

時間は全世界共通、一日二十四時間である。

全人に対して、平等に時間が与えられている。

一分一秒をどう使うかは、個人の自由である。

 

しかし、使い方に拠って人に迷惑をかけることがある。

上手に使う事に拠って周りの人に喜ばれることがある。

 

集団生活において、

時間は自分だけのものではなく、

みんなのものでもあるといえる。

 

塾生は、時間が来ると全員が揃っている。

心優しい、人の気持ちがわかる子である。

 

佐藤進学塾は、

「時間を大切にする塾」である。

 

将来、社会貢献出来る人間と成る為に

一生懸命勉強したいお子様の為の

『特別な塾』として存在している。

 

時間を大切にするお子様の為に、

これからも静謐な学習環境を守り抜く。

2023.5.3

『内申点について』

中一の生徒は初めてのテスト対策である。

中間テスト勉強の具体的な方法、

そして、内申点について話をする。

 

まず、原則的学習について話を行う。

1.教科書の音読と書き写し

2.学校のワークの反復練習

3.学校のノート・プリントの暗記

 

以上について、詳しく具体的に話を行う。

附属中の子は実練とワークシートもある。

具体的な事は生徒たちに丁寧に伝えている。

 

今年度、附属中は中間テストがない。

しかし、連休中も参加して学習している。

期末は範囲が広い為、前半は今、仕上げる。

 

次に、内申点の話を詳しく行う。

中1 45㌽ 5×9教科

中2 45㌽ 5×9教科

中3 130㌽ 10×5教科 20×副教科

 

内申点合計 220㌽である。

入試得点合計 250点である。

これらと面接で合格が決まる。

 

中一での内申点も反映される。

拠って、中一から受験は始まると言える。

その辺りの事実について丁寧に話をする。

 

高松高校、過去三年合格者の内申点も伝える。

皆、200ポイントを超えている。

殆どの子が210ポイントをクリアしている。

 

中三になってから急に上がる子はいない。

中一・中二・中三でバランス良く取っている。

 

中一41、中二42、中三130前後の子が多い。

中一・中二は少し「4」がある。

ところが、中三ではオール「5」にしている。

 

これが合格する子の典型である。

確かに、中三で本気で頑張っている。

中一、中二でもやるべきことをやっている。

 

かつては内申点200未満で合格した子がいた。

最近は、ほとんどいない事実を伝えておく。

また、中三で逆転など起こらない現実も伝える。

 

中一・中二は内申36であったとする。

オール4だから、結構頑張った結果と言える。

中三で本気で頑張って、120を取ったとする。

 

凄い頑張りである。

ところが、合計は192、内申200は越えない。

 

 

最後は、疑問・質問・ドラえもんコーナーだ。

生徒たちの疑問・質問に丁寧にこたえていく。

現時点で正しい事実を出来る限り正確に伝える。

 

本気で頑張る子が多く出ることを願っている。

 

高松高校へ合格する子は、中一最初のテストから

『原則的学習』を素直にそして真剣に行っている。

 

これは間違いのない事実であると事を伝えておく。

ご家庭の方のご理解とご協力もひしひしと感じる。

2023.5.2

『学校行事予定(年間・月間)』 

小中学校の行事予定表が提出された。

それを基に講習会、試験対策等の日程を決める。

佐藤進学塾、年間の日程詳細が決まった。

 

塾から講習、対策の予定は、いち早く知らせる。

二か月前、遅くとも一か月前にはお伝えする。

自宅への郵送で書類として封入している。

 

佐藤進学塾の保護者様に、

早めのお知らせはとても喜ばれる。

日程に合わせて家庭の予定を立てやすいからだ。

 

「佐藤先生は、予定の連絡がはやいですね」

 多くの方から言われる嬉しい言葉である。

 お稽古との両立がしやすいとよく聞く。

 

連休授業のお知らせだけは直近となる。

四月下旬に学校予定が分かるからだ。

毎年のことであるが、申し訳ない。

 

 

各学校、各種行事が行われる様に戻った。

学校では口頭による変更の伝達も多い。

私がすべてを把握することは出来ない。

 

学校行事により、塾を遅れたり休んだりする場合は、

必ず、メモに詳細を記載して副塾長へご提出頂きたい。

宿泊の場合、予定表の写しを添えて頂くとたすかる。

 

「分かった時点」と「近づいて来た時」の二回、

副塾長の方へ、直接お知らせ頂くとありがたい。

2023.5.1

『中間テスト対策』

中学生の中間テスト対策が始まった。

テスト日まで三週間実施する。

予定表通りに進めていく。

 

今週は実践テスト演習である。

数学と英語から順番に始める。

 

テストに向けて大切な事を再確認する。

1.教科書の音読と書き写し

2.学校ワーク類の演習と反復練習

3.学校のノート・プリントの理解と暗記

 

これらを行い実践演習の内容を丁寧に復習する。

そうすれば、100点満点を取ることも可能である。

当たり前の事を当たり前にやるだけである。

 

最近、国立中学校も定期テストは簡単になってきた。

中学校のテストはとにかく覚えなければならない。

理解することは当然、すべて覚える必要がある。

 

教科書を隅々まで覚える。

学校ワークを解法、解答とも覚える。

学校のノートとプリンををすべて覚える。

 

あとは、実践演習で問題構成を確認する。

時間配分を身に付ける。

問題の出題傾向を知る。

 

間違った問題は何回も教科書を調べる。

覚えて、理解して、そして。また覚える。

 

特別、注意すべきことは対策中に言う。

具体的な学習内容は生徒へ直接伝える。

 

全力で頑張って最高の結果を出そう。

暫く、学校のテスト範囲に専念するとよい。

2023.4.30

『音読の上達』 

1.スラスラと読む事が出来る。

2.心を込めて読む事が出来る。

3.内容を理解しながら読む事が出来る。

 

音読が上達すると、学習効果が出始める。

 

塾長「次のテストでは良い結果が出るよ」

生徒「えっ、本当ですか」

 

音読が上達する瞬間を、私は見逃さない。

 

「あっ、少しうまくなったな」

 と思う時がある。

 

「おっ、かなり上達したな」

 と思う日が来る。

 

グッと上達する日が来るのである。

日々、一ミリずつ上達していたのが

ある日、一メートルくらい上達する。

 

突き抜ける感じがするのである。

 

生徒「先生、成績が凄く上がりました」

塾長「よかったね」

 

「先生が言ったことが本当になりました」

「あなたが良くがんばったからだよ」

 

「ありがとうございます。これからも頑張ります」

「無理しないようにね」

 

 

では、具体的な上達の基準とは何か。

 

1.句読点で息継ぎをして、ゆっくりと読むことが出来る

2.漢字を正しく読み、助詞を正確に捉えることが出来る

3.心を込めて、感情を文章に乗せて読むことが出来る

 

まずは、技術的なことである。

漢字、助詞、句読点、等々である。

復習して真の学力を身に付けている。

 

そして、感情的なことである。

「心がこもっている」ということである。

心を込める気持ちの余裕が出てきている。

 

読み間違いをおそれないことが大切だ。

何よりも、ゆっくり読むことが大切だ。

最後に、自分の心を込めることが大切だ。

 

音読がうまくない子は慌てて読む。

読み間違いをおそれているのだ。

だから、なかなか上達しない。

 

まずは、間違ってもいいから丁寧に読む。

句読点で息継ぎをして、ゆっくりと読む。

 

「少しうまくなったな」

 と思ったら、心を込めて読む。

 

保護者様も、ご協力頂きたい。

一緒にお子様のペースで読んであげてほしい。

音読が出来ると、勉強が出来る様になるのだから!

 

 

音読に限った事ではない。

ゆっくり、ていねいに行う事は大切だ。

勉強、生活全般に共通することである。

 

「なぜ、お子様が慌てて早く読むのか」

 

「早くしなさい」と親が言うからだ。

出来る子は早い、と思い違いをしているからだ。

勿論、お子様の性格によるものも大きい。

 

「早くしなさい」を

「ゆっくりしようね」と言い換えると良い。

 

「出来る子は、ゆっくりリズム良く行う」

 という事実を強く認識すると良い。

 

教育に関する真実を、出来る限り正確に伝える。

佐藤進学塾が目指す教育に関しての真実である。

2023.4.29

『本当に勉強が出来る子』

「家では勉強する気がしない」

この様な事を言う子は、

なかなか勉強が出来るようにならない。

 

本当に勉強が出来る子は、

その様な事を決して口にしない。

 

本当に勉強が出来る子は、

家で、集中して復習をしている。

それも『三時間』集中して行っている。

 

「集中して、…」と言うと、

黙って、座って勉強している感じがする。

それは、ズバリ、間違いである。

 

三時間のうち、二時間は音読しながら勉強している。

問題、解法、教科書、辞書、参考書を音読している。

同時に、手をしっかりと動かして字を書いている。

 

大事な事を覚える時には『替え歌』をつくる。

それを歌いながら、覚えている。

歌に振付を考えて、ダンスしながら覚えることも多い。

 

出来る子と言うのは、こういう勉強をしているのだ。

手、目、耳、口、体、全身を使い勉強している。

これは、家でなければ出来ないことである。

 

流石に、これを塾でやられては困る。

うるさい上に、どんどん響く。

 

常に、座って勉強しても出来る様にならない。

新単元を習う時は、座って集中して聴く必要がある。

だから、佐藤進学塾では週三日の通塾を義務付けている。

 

それ以外は三日間、家で全身を使い復習するべきだ。

残りの一日は、思いっきり遊べばいい。

スポーツ、楽器、読書、絵画、…、好きな事をすればいい。

 

毎日、塾へ来て「勉強しろ」などと言う気はない。

テスト前は、ほぼ、毎日塾へ来てもらう。

それでも、三時間、頑張ったあとは家に帰らせる。

 

集中力は、『三時間』が限界だ。

三時間に命を懸けて勉強する。

夜も、九時を過ぎたら帰ってもらう。

 

最近、タイパと言う言葉をよく聞く。

ドラマなどを二倍速位で視聴するらしい。

それは、少し問題ありだなと感じる。

 

ところが、時代は間違いなく進んでいる。

長時間学習して成果を出す、という時代は終わった。

 

佐藤進学塾では

貴重な時間を最大限大切にして

最高、最良の指導を続けたいと考えている。

 

「あっ、こんな子もいたな」と思い出す。

「基礎英語のCDを送迎の車の中で聴いています」

その子は、国立大学医学部医学科で勉強真っ最中だ。

 

長時間、だらだら勉強することは無かった。

しかし、驚く位にスキマ時間を大切にしていた。

2023.4.28

『デジタルデトックス』

近年、スマホ、タブレットなど電子メディアが浸透した。

それと同時に、活字と接する機会が少ない子が増えた。

潜在能力は高いのに、十分な量の活字に接していない。

 

「声を出して、心を込めて読む」

 という大切な機会自体が少ない。

 

ただ、字をぼんやりと見たり、

写真や動画を眺めたりはしているようだが、…。

 

デジタルの普及は親子の結びつきも危うくしている。

大袈裟なようだが、それを最近強く感じる。

 

「だいじょうぶ」

「どうしたの」

「よくがんばったね」

 

と言う大切な言葉掛けの代わりにスマホを与えている。

「お母さん忙しいから、これでも見ていてね」

子どもはしばらくの間、見入っておとなしくなる。

 

実際、その様な場面を目の当たりにすることも増えた。

お子様の柔軟な心が脆弱になるのも当然の事と言える。

 

 

『デジタルデトックス』という言葉がある。

家族での会話、お絵かき、折り紙やあやとり、散歩、お手伝い、…。

こういう当たり前の事が、子にとっては心を高めていくことになる。

 

デジタルは親と子の心を遠ざける。

使い方には、気を付ける必要がある。

 

デジタルを否定しているのではない。

今の世の中、デジタル抜きに考えられない。

アナログだけだと、世の中はストップする。

 

しかし、それらは子にとって必要ないものが多い。

十六歳位まではデジタルメディアとは距離を置くべきだ。

書籍『スマホ脳』にその辺りのことは詳しく書かれている。

 

私自身も、再度読んで内容を深堀りしようと思っている。

2023.4.27

『音読の重要性』

佐藤進学塾では音読を重視している。

全ての教科において、私たちが音読を行う。

その後、生徒一人ひとりに音読してもらう。

 

音読が上手な子は、一回音読しただけで理解する。

音読しただけで重要語句を覚えてしまう子もいる。

音読による学習効果は驚く位に高いものがある。

 

音読の技術と学習能力は相関関係が高い。

入塾時より音読が上手い子は、必ず結果が出る。

 

実際、入塾時、音読が凄く上手な子が居た。

塾長「いずれ、良い成績が出るよ」

生徒「えっ、本当ですか」

 

本人は半信半疑であった。

今回の模試で五科偏差値「70」を超えた。

 

その子は、とても嬉しそうであった。

三年前に言ったことが現実となったからだ。

 

今年度、小学部の新入塾生は音読が上手い。

とても、喜ばしいことである。

この『ブログ』を読み込んで入塾を考えた親御様が多い。

 

入塾前、既に音読の重要性を感じている親子が殆どだ。

本当にありがたいことである

 

「いずれ、必ず、良い結果が出る」

 と言っておく。

 

 

しかし、現実問題としては、お世辞にも

音読が上手とは言えない子が最近は増えた。

 

その様な子の中でも、

半年、一年経つ間に上達する子がいる。

 

「それは、なぜなのか」

 

一生懸命練習して、音読が上手くなるからだ。

保護者様が音読の大切さに気付き、ご協力頂いているからだ。

 

その子たちも、

「必ず、勉強が出来る様に成る」

 と言っておく。

 

今回の模試において、五年掛かったが、

五科偏差値が『65』を超えた子が居る。

そういう子たちの可能性を大切に考えている。

 

最初、出来ないからと言って、私たちは諦めない。

指導者と生徒、保護者の三者が諦めなければ、必ず成功する。

2023.4.26

『読書』 

佐藤進学塾には、読書が大好きな子が多い。

だから、みんな、飛躍的に学力が伸びる。

読書は「心を高く押し上げている」と考える。

 

心と学習意欲は、車の両輪の様なものだ。

ヤル気がある子は、勉強が出来る様に成る。

そのヤル気は心から生じてくるものである。

 

生き生きした心の子は、話を素直に聞く。

聞いた話の内容をすぐさま実行へ移す。

その後、諦める事無くそれを継続する。

 

学習面においても、多くの恵みをもたらす。

語彙力、読解力、思考力等々である。

他にも、想像力、知的好奇心などがある。

 

早期教育を行っていても結果が出ない子がいる。

読み聞かせや読書を行っていないことが要因だ。

たいてい、作業の様に学習を行う習慣がついている。

 

お子様にとって、面白みがないわけである。

 

ところが、読書が好きな子は様子が違う。

最初は理解が遅くても、後々出来る様に成る。

 

連休中は、大いに読書を楽しむと良い。

そして、それを趣味にするといいと思う。

豊かな人生を送る事が出来ることは間違いない。

2023.4.25

『全国模試』

四月号の結果が返って来た。

「すごい」

思わず、声がもれる。

 

8割の子が偏差値65を超えている。

偏差値70を超えている子も五人いる。

 

偏差値40、50台スタートの子が殆どだ。

本当に良く努力を続けてきたと感動する。

 

毎年、思うことがある。

中三の子が集大成として、凄い結果を出す。

やがて、その子たちが巣立っていく。

 

「新年度の子は、大丈夫かな」

と思っていると、

新学年の子が素晴らしい結果を出す。

 

佐藤進学塾の伝統である。

 

凄い結果を出す子が卒業すると、

それに続く新たな子が出て来るのだ。

 

生徒たちには、

『成績優秀者一覧』『模試成績表』を渡している。

一人ひとりにメッセージとアドバイスを添えて。

 

「今回、初めて優秀者一覧に掲載されたよ」

「ありがとうございます」

笑顔で嬉しそうにこたえてくれる。

 

結果を出すまで、地道に頑張ったことを知っている。

家族の方も全面的に協力して頂いたことも知っている。

こちらとしては、感謝の気持ちしかない。

 

「偏差値70を超えているよ。良く頑張ったね」

「勉強の面白さが、少し分かってきました」

明るい表情で、力強い言葉を返してくれる。

 

一度、偏差値70を超えると自信がつく。

プライドも人一倍、高くなる。

凄まじく集中して学習して結果を出す。

 

佐藤進学塾の高度な授業を、

一言一句もらすことなく真剣に聴く。

 

塾がない日は各家庭で、

三時間、集中して復習する。

 

間違った問題は三回、復習する。

調べる、考える、書いて覚える。

音読、書写、反復を徹底して行う。

 

塾と家、気持ちの切り替えが大事だ。

特に、家で復習することが大切である。

佐藤進学塾の子は塾でも家でも頑張る子だ。

 

家ではリラックスして学習すれば良い。

ロケーションを変えることで集中力は高まる。

 

勿論、試験前は塾で最大限集中して学習する。

しかし、佐藤進学塾は長時間拘束をしない。

午後九時過ぎには全員、帰宅してもらう。

 

翌日のことを考えて、午後11時位には就寝する。

夜中まで、勉強する必要などないと考えている。

 

偏差値68に達するまでは驚く程努力している。

集中力と結果は、簡単に得られるものではない。

しかし、一度手にした子はそれを手放すことはない。

 

今回、残念ながら掲載されていない子も、

諦めることなく正しい努力を続けると良い。

成績表にやるべきことがたくさん書かれている。

 

塾長と副塾長はそれを手にするまで応援を続ける。

2023.4.24

『修学旅行』

中学生の修学旅行が再開された。

今年から沖縄や関西へ行っている。

無事、生徒が帰って来るとホッとする。

 

「先生、おみやげです」

「ありがとう、みんなに配るね」

 

昨年までは近場に行っていた。

それでも、生徒たちは楽しそうであった。

感染症も一段落した様子で、ひと安心である。

 

しかし、気を抜くことは出来ない。

また、感染症が流行る可能性もある。

リスク管理はしっかりと行うつもりだ。

 

さて、昨年度、中三受験生の子たちが

無事に受験できたことは幸いである。

 

「佐藤進学塾は飲食が禁止なのでとても安心でした」

「入試直前対策を土日に分けてくれて良かったです」

「教室内の備品をいつも消毒して下さって感謝です」

 

生徒も両親も、心がなかなか休まらない。

 

この様な中、頑張って通塾しているお子様、

佐藤進学塾を信頼して下さっている保護者様に

今まで以上に誠心誠意、丁寧な授業指導を行う。

 

決して、無理な生徒募集は実施せず、

本当にやる気のある生徒の事を考えて指導を行う。

築き上げてきた信頼関係をこれからも大切にしたい。

2023.4.23

『芝刈り』 

日曜日に塾庭の芝を刈った。

縦に刈り、横に刈る。

際を刈り、サッチを集める。

 

施肥をして、水をたっぷりと遣る。

眩しいくらいに芝生が青く輝く。

 

白と赤のツツジが満開である。

芝生の緑にツツジの白、赤が映える。

 

「芝生、きれいですね」

 と声を掛けてくれる子がいる。

 

「ツツジがたくさん咲きましたね」

 と声を掛けてくれる子もいる。

 

心があたたかくなるのを感じる。

生徒たちの心も温かくなるであろう。

2023.4.22

『天才と秀才』

秀才の才能は、後天的に得られたもの、

即ち自らの努力によって得た能力である。

 

天才は、文字通り天から授かった才能、

生まれつき備わっていた先天的な能力である。

 

秀才はテスト勉強で反復練習をして100点を取る。

天才は教科書を一、二回読むだけで100点を取る。

努力で得た才能と生まれつきの才能では大きな違いがある。

 

 

さて、佐藤進学塾には『秀才』の子が多い。

 

天才の子は短い学習時間で結果を出す。

発展問題に取り組む時間的余裕がある。

重要語句などは一回見ただけで覚える。

 

秀才の子は結果が出るまでに時間が掛かる。

時間的余裕がなく、発展演習が不十分である。

重要語句は三、四回書いてやっと覚えられる。

 

「では、天才型の子が良いのか」

 

そうとは言い切れない。

天才の子は内容をコピーする様に覚える。

辛い事、嫌なことも直ぐ覚えて忘れない。

 

秀才の子はすべての事を忘れる。

嫌な事など一晩で忘れてしまう。

必要な事だけ覚えていくことが出来る。

 

天才は地道な努力を嫌がる傾向がある。

拠って、中二、高二で伸び悩む子が多い。

 

秀才の子は努力を厭わない傾向にある。

拠って、中二、高二から伸びていく。

 

中二、高二は理屈で考える内容が急に増える。

単に暗記で押し切ってきた子が崩れていく。

考えて、調べて、理解する学習が必要となる。

 

理数系科目で、それは顕著である。

天才の子はセンスとひらめきで解き進む。

秀才の子は得た知識を組み合わせて解き進む。

 

メディアでは、天才が称賛される傾向にある。

しかし、受験に強いのは意外にも秀才である。

秀才の方が確実に点を取ることが出来るからだ。

 

どちらが良いとか、すごいとか、決められない。

たまに、天才型の子で努力を厭わない子が居る。

その子は、驚く位に良く出来る様に成る。

 

こればかりは、秀才の子が努力しても勝負にならない。

 

しかし、人生を長いスパンで考えてみる。

中高大あたりまでは、勝負にならないかもしれない。

 

二、三十年後と言う長いスパンで考えると、

この頃、努力を重ねている秀才が勝負に勝っている。

 

社会的に成功している人も良く言われる。

「能力の差などというものは意外に小さい。

 ところが、熱意の差は驚く位に大きい」と

 

正しい努力を続けるといい。

その努力は人の二倍行わなければならない。

大変だが、継続することで楽しみへと変わっていく。

 

佐藤進学塾はそういう子を最大限に応援していく。

2023.4.21

『春雷』

雷といえば、真夏のイメージが強い。

この季節にも、雷は鳴ることがある。

 

春雷とは春の訪れを伝える雷だ。

春雷は夏の雷とは成り立ちが異なる。

 

夏の雷は太陽に地面が暖められて発生する。

暖気は上昇気流となり、積乱雲が出来る。

 

春雷は寒冷前線に伴い発生する。

移動性の高気圧と低気圧が交互に訪れる。

この低気圧は暖気と寒気の境目を示す前線を伴う。

 

寒気の上を暖気がはいあがっていくのが温暖前線、

暖気の下に寒気がもぐりこむのが寒冷前線である。

寒冷前線付近では暖気が上昇して積乱雲が出来る。

 

積乱雲から夏の雷も春雷も発生する。

その点については共通していることだ。

 

 

さて、通塾中に天気が急変することがある。

先日は、16時過ぎに雷が鳴り始めた。

その様な時はしばらく様子を見ると良い。

 

塾には少し遅れてもかまわない。

危険から身を守ることが先決だ。

勿論、連絡などしなくてもよい。

 

安全に通塾することを第一に願っている。

2023.4.20

『計算問題』

どの学年も、算数・数学は計算から始まる。

 

中二・中三あたりは皆、計算が速い。

しかも、正答率が驚く位に高い。

100%に近い子もたくさんいる。

 

反復練習を繰り返してきたからだ。

単に速く解こうとしてもミスが出る。

ゆっくりで良いから反復練習を繰り返す。

 

そうすることで、徐々に適正な速さへと近付く。

半年、一年と経った頃にはかなりのスピードと成る。

反復練習を一生懸命に繰り返し行っている生徒は!

 

佐藤進学塾は意欲の高い子が多い。

高松高校受験専科の塾であるからだ。

 

しかし、以前の子とは「違うな」と感じる。

当たり前の事が、出来ていないことが多いからだ。

 

例えば、九九である。

昔の出来る子は、九九を間違うことはなかった。

ところが、最近は七の段、八の段を時々間違う。

 

あと、繰り上がり、繰り下がりである。

「7+9」は「…」、「17-8」は「…」、

正しい数値を即答できない。

 

練習するうちに出来る様に成るから安心ではある。

しかし、反復練習はしっかりしておいた方がよい。

 

風呂で家族で、九九や繰り下がりを言う、

という事もなくなっているのであろう。

風呂でテレビなどを見ているのかもしれない。

 

声を出して勉強する機会が激減していることを感じる。

小学生は「声を出している間が勉強している」時である。

タブレットなどをなぞっても、あまり役には立たない。

 

昔は「九九が合う」まで風呂を出させてくれなかった。

「…、七九=六十八」

「はい、残念、最初からやり直し」

出来る子の家というのは、みんなそうであった。

 

二桁×二桁の九九も覚えた方がよい。

「11×11、12×12、13×13、14×14、15×15」

 

この位は暗算で出来る様にしよう。

99×25=(100-1)×25=

105×18=(100+5)×18=

25×24=25×4×6=

 

現在、全学年、計算を指導している。

ここに時間を掛けるわけにはいかない。

図形、関数、文章題に時間を掛ける為である。

 

『計算』は家で復習して完全に定着させてほしい。

小学生の間は、保護者様も必ずご確認頂きたい。

 

『漢字』も同様であることを伝えておく。

国語辞典を引いた回数だけ偏差値は上がる。

2023.4.19

『とても楽しい』

小六の理科・社会の授業が三回目を迎えた。

 

理科は、人の体について説明する。

心臓、肝臓、腎臓について深く掘り下げる。

 

社会は、飛鳥時代について説明する。

聖徳太子、蘇我氏、中大兄皇子、中臣鎌足の話をする。

 

いずれも、たくさんの質問が出る。

 

「薬の成分は肝臓で解毒できるんですか」

「なんで、十二指腸って言うんですか」

「中国の名前はなぜ次々と変わるんですか」

 

一つひとつの質問に丁寧に答えていく。

生徒たちは、なるほどと言う表情に変わっていく。

 

お約束の小ネタ、

中臣鎌足を「なまごみのかたまり」と言うと、

今年も爆笑が起こる。

 

「先生、社会は楽しいですね」

「小五は地理、小六は歴史、本当におもしろいよ」

 

「楽しい」と言う言葉を

 聞くと、とても嬉しい。

 

中一の理科では『密度』について指導する。

密度、体積、質量の関係は小五『単位量』に通ずる。

小六『速さ』の考え方を応用しても解くことが出来る。

 

「わり算の計算は小五の時の計算を使うよ」

皆、サッと割り算の筆算をしている。

気持ち良い位に正しい答えを瞬時に出している。

 

密度は難しいと言う子が多い。

しかし、意外と簡単に解くことが出来る。

小学校の時に基本をしっかり学習しておけば!

2023.4.18

『「五月号」の郵送』

五月号の書類を郵送した。

水曜日あたりに届く予定である。

 

1.夢つうしん

2.春期講習会を終えて

3.連休授業について

4.「2023合格者」一覧

5.中間テスト対策のお知らせ(中学部)

6.小学生の勉強について(小学部)

7.宿題について(小学部新入塾生)

 

一人ひとりに宛てた手紙と共に同封している。

内容について、確認をお願いしたいと思う。

2023.4.17

『芝生の手入れ』

塾の庭を綺麗にした。

 

まず、全体を芝刈り機で刈り込む。

次に、際の部分をハサミで切っていく。

サッチをかきだして、ほうきで集める。

 

施肥を行い、水をたっぷりと遣る。

庭全体がすっきりして美しくなる。

 

教室からは芝生の緑がまぶしい。

ツツジと皐月が咲き始めている。

塾の庭全体がとても明るくなった。

2023.4.16

『姿勢を正す』

新入塾の生徒さんは、姿勢を正してほしい。

在塾生も、初心に戻り姿勢を正してほしい。

 

姿勢が美しい子は、勉強が抜群に出来る。

姿勢が良くない子でも勉強が出来る子はいる。

しかし、その様な子は必ず伸び悩む。

 

これは間違いのない事実である。

 

さて、姿勢が良いから勉強が出来るのか、

それとも、勉強が出来るから姿勢が良いのか、

未だに、どちらかは分かない。

 

「卵が先か、ニワトリが先か」

という因果性のジレンマに似ている。

 

二つの関連した事象において、

物事のどちらが原因か分からない、

という意味で使われる。

 

時々、鏡で姿勢を確認すると良い。

スマホで写真を撮ってもらうのも良い。

動画で撮って貰えば、更に良く分かる。

 

1.テキストを、真っすぐ机に置く。

2.椅子に深く腰掛ける。

3.背筋をまっすぐに伸ばす。

4.おなかと机の間に、こぶし一つ分の空間を作る。

5.両手を机の上に出し、左ひじは付かない。

 

これで、美しい姿勢を維持することが出来る。

たった、これだけのことである。

素直な心があれば、直ぐに出来ることである。

2023.4.15

『石の上にも三年』

辛くても、我慢強く耐えていれば、

いつかは成功するという意味である。

 

冷たい石の上でも、三年座っていれば

暖かくなってくることを表している。

 

そこから転じて、

「成功を願うなら一定の忍耐や辛抱が大切だ」

という意味の格言や教訓としても使用される。

 

実は『三年』は三年間という意味ではない。

三年とは、長い年月や期間の比喩である。

 

 

さて、入塾してから『三か月』が重要だ。

三か月間の取り組みで勝負が決まると言える。

塾長、副塾長の言う事を全て守る様にしよう。

 

新年度からの三カ月が重要である。

これは在塾生も同じであると言える。

三か月、本気でやれば全て上手くいく。

 

1.集中力が上がる。

2.学校の成績が上がる。

3.勉強自体が楽しく成る。

 

先に入塾している生徒を見れば分かる。

その子たちも、入塾当初は大変だった。

今は、みんな楽しそうに勉強している。

 

目に見える結果が出ているからだ。

多くの塾生が「模試偏差値65」を超えている。

65を超えると、頭が驚く位に回転する。

 

速い子は、半年位で結果が出る。

遅い子でも、三年位で結果が出る。

それまで、皆、一生懸命頑張った。

 

 

1.テキスト、ノートを机に真っすぐ置く。

2.背筋を伸ばし、肘をつかず、姿勢を正す。

3.先生の話を、一言一句もらすことなく聴く。

4.問題文を指でなぞりながら音読を行う。

5.深く考えて、ノートへ丁寧に字を書く。

 

まずは、この『五点』を遵守することである。

私が言う通りに直せばいいだけである。

何回でも、繰り返し穏やかに伝えていく。

 

これらを行えば、勉強は出来るようになる。

学習の技術的なことは、授業内で伝える。

その前に『心』を育てていくのである。

 

 

在塾生とのやり取りを見れば一目瞭然だ。

「姿勢を正そうね」

「ありがとうございます。気を付けます」

 

「ゆっくり考えようね」

「ありがとうございます。ゆっくり考えます」

 

「字をていねいに書こうね」

「ありがとうございます。ていねいに書きます」

 

佐藤進学塾はこの様な子ばかりである。

この様な子たちは抜群に勉強が出来る。

 

素直な気持ちを持つ子が出来る様に成る。

素直な子は、抜群に出来る様に成っている。

2023.4.14

『復習の方法』

小学生の算数について

1.テキストを仕上げる

式・考え方・答はノートに、答はテキストに書く。

2.答え合わせを行い、復習をする

間違った問題は解答解説書をよく読む。

 ①問題を書き写す

 ②式・筆算・考え方・線分図を書いて考える

 ③二、三回反復して解法を習得する

 (小三・小四の子は保護者様が答え合わせを行う)

3.参考書『自由自在』

小三・小四用(小三、小四)

高学年用  (小五・小六)

 ◎参考書を読み、問題演習を行う。

 

1、2は全員、必修とする。

3.参考書は余裕がある子は行うこと。

 

参考書を活用する子は、模試偏差値65を超える。

最初は無理のない範囲で少しずつ始めると良い。

 

国語の復習は副塾長が授業中に詳しく伝える。

基本的なやり方は算数と同様である。

国語辞典を活用することが大切になる。

 

細かい内容については授業中に伝えている。

2023.4.13

『大きな数』

新小4は、大きな数の計算に入る。

「100億の10倍は」

「1000億です」

 

「100億の100倍は」

「1兆です」

 

「325億の100倍は」

「3兆2500億です」

 

「10億の10分の1は」

「1億です」

 

「10億の100分の1は」

「1000万です」

 

全員が即座に答える。

素晴らしいことである。

 

位取りのセンスがある子は数字に強い。

これからが楽しみである。

 

しばらくは、万、億、兆の位に|を入れよう。 

数字はマスにピタリと入れて書く様にしよう。

答えが最速でピシャリと合うことは間違いない。

2023.4.12

『時間と時刻』

小三の算数は『時刻と時間』である。

普段の計算は「10進法」である。

時間と時刻は「60進法」を使う。

 

◎1時間=60分

◎1分 =60秒

拠って、60進法を使う。

60進法の計算は、少し時間がかかる。

 

習得すれば、「n進法」が理解出来る。

非常に大切な単元である。

説明に40分掛けて、20分演習している。

 

しっかりと家庭で演習する必要がある。

二時間も練習すれば、コツはを掴める。

その後、反復することで習得できる。

 

 

Q1「午前10時30分の5時間40分後は」

10:30+5:40=15:70=16:10

これを筆算で行えるようにする。

 

A1「午後4時10分」

 

Q2「午後2時15分の3時間50分前は」

14:15-3:50=13:75-3:50=10:25

これを筆算で行えるようにする。

 

A2「午前10時25分」

 

小三の段階で練習して習得した子は、

小五位になると、暗算で出来るようになる。

驚く位に早く、瞬時に答えが出せるようになる。

 

佐藤進学塾で『小三』から学ぶアドバンテージは大きい。

まだ、あと一人、受け付ける事が出来る。

本気で勉強したい子を待っている。

2023.4.11

『笑顔』

佐藤進学塾は笑顔が溢れている。

新たに入塾した子も笑顔で授業を受けている。

とても、全体の雰囲気が明るくなっている。

 

さて、小六理社、二回目の授業である。

理科は呼吸、消化を指導した。

社会は歴史の古代について指導した。

 

たくさんの質問が出るクラスである。

肺胞と柔毛の説明で表面積について説明する。

 

「肺胞と大砲の『ほう』の漢字が似ていますね」

「肺胞の方は部首が『にくづき』だからね」

 

この後、部首の『にくづき』と『つきへん』の違いに話が及ぶ。

こういった内容について、興味を持つ子は勉強が良く出来る。

 

 

中一は理社、二回目の授業である。

理科は生物を仕上げる。

双子葉類と単子葉類の違いは、小学校の時に指導している。

被子植物と裸子植物、シダ・コケ植物について説明する。

 

社会、地理は地図、歴史は古代を指導する。

80%以上の内容を小学校の時、既に指導している。

理科社会は殆ど小学校の時に習った内容がしばらく続く。

 

 

中二は連立方程式の利用のまとめである。

難易度の高い文章題に入っている。

題意を基に線分図や表に表す方法を指導する。

それが出来れば、式は直ぐに立てる事が出来る。

 

どのクラスの子たちも、楽しそうに授業を受けている。

指導するこちら側も本当に楽しい。

 

高松高校受験専科となり、高松高校合格者が『100名』を超えた。

佐藤進学塾の雰囲気が更に良くなっていることは間違いない。

2023.4.10

『二週目』

小五、理社授業二回目である。

理科は『植物の発芽と成長』を終えた。

 

温度、水、空気、日光、肥料の条件に

ついて、それぞれ深く理解しておこう。

 

社会は『国土』と『高い土地と低い土地』を終えた。

国土は山、平野、川を暗記しよう。

「おもしろい覚え方」を教えたので利用すればよい。

 

中一の数学は『正負の数の乗除』を終えた。

累乗、指数の計算を習得して定着させよう。

 

乗法・除法は「負の数の数」に着目するとよい。

偶数個ならば+、奇数個ならば-である。

 

中三は附属中の子が修学旅行中である。

数学は『展開と因数分解』を復習した。

証明系の文章問題を習得しておこう。

 

すべての学年、どの子もみんな明るい。

明るい子は勉強が必ず出来る様に成る。

佐藤進学塾の授業をみんなで愉しもう!

2023.4.9

『週末』

公立高校の受験が終わった。

新年度生徒募集も一段落した。

新年度平常授業も一週目が完了した。

 

ホッと一安心である。

 

週末はテニスを愉しむ。

気持ちが楽になったのか調子がいい。

力を抜いて、体でストロークを打つ事が出来ている。

 

「佐藤さん、過去一、ボールが速いですよ」

「ありがとう。今日は調子がいいみたいなんや」

 

何時もの仲間と最高の状態で愉しむことが出来た。

色々な年齢の様々な職業の人とテニスをするのは楽しい。

皆、忙しい合間をぬって、テニスを愉しみに来ている。

2023.4.8

『塾庭』

塾のシンボルツリーは桜である。

今年も美しい花を愉しむことが出来た。

佐藤進学塾の一体はパッと明るくなった。

 

今は、散り初めである。

芝生が青くなってきた。

その青と花びらの桃のコントラストが美しい。

 

マンサクも満開である。

見事なまでに深紅の花をつけている。

つつじ、皐月、霧島躑躅も直に咲く。

 

佐藤進学塾の生徒はみんな明るい。

塾の庭は樹木の花々でとても明るい。

全て明るいので、気持ち良く学習出来る。

 

塾庭を定期的に管理して戴いている庭師さんに感謝である。

とても明るく穏やかな庭師さんである。

その心が樹々を通して子たちにも伝わっている。

2023.4.7

『金曜日』

新年度、一週目が終了した。

無事に終えることができたこと、

保護者様、生徒諸君に感謝申し上げる。

 

小五は初めての発展演習を行った。

『線分図』を書いて考える文章題である。

1.問題文を音読する

2.題意を線分図に表す

3.線分図を基に式を立てる

4.筆算や考え方を書く

5.答えを出して吟味する

 

この流れを掴むことが出来るまで復習してほしい。

参考書の類題を、意欲ある子は演習すると良い。

 

小六は『分数計算』の復習である。

通分、約分を暗算で瞬時に行う練習を行う。

素早く出来ると、中一正負の数も完璧に出来る。

 

中一は『正負の数の加法・減法』を仕上げた。

中二は『連立方程式の利用』を仕上げた。

塾テキストを復習して、応用力を養成しよう。

 

さて、『高松高校合格体験記』は皆、読まれたことと思う。

一人の子が「佐藤進学塾『授業の良さ』」を描いてくれていた。

愛光高校へ合格して進学した子である。

 

公立小から国立中へ進み、有名私立高校へ進学した。

最後の期末テスト、診断テストでは、

堂々の『総合一位』で有終の美を飾った。

 

授業前のスピーチでは私たちと塾長のやり取りに

 大爆笑が起きるのに、授業が始まるとその途端、

 厳粛で緊張感あふれる教室。

  どれもこれも、少人数制集団授業の佐藤進学塾

 でしか体験できないことだと思います。」

 

流石に賢い子の意見である。

佐藤進学塾の姿を真摯に捉えて表現している。

佐藤進学塾とは、まさにこの通りなのである。

 

少人数制集団授業を貫く。

各クラス8名前後で塾長の目が行き届く。

入塾面談で合格した子が静謐な学習環境を守る。

 

新入塾の子はもちろん、在塾生も安心して

高いレベルの学習を続けていくことが出来る。

2023.4.6

『木曜日』

新年度、四日目の授業である。

新小四の子たちは、初めての子もいる。

皆、元気に明るい表情でやって来る。

 

明るい表情の子は勉強が出来るようになる。

とても良いことである。

 

授業が始まってからは、

大切な学習内容を指導しつつ、

美しい姿勢についても指導する。

 

どの学年も同じである。

詳しくは昨日のブログに書いている。

小三、小四、特に中学年は同じである。

 

小四の算数授業について伝える。

「1.大きな数」をゆっくりと指導した。

 

四桁ごとに | で句切る。

万、億、兆の位取りを確認する為だ。

声を出して、耳で聞いて、数を確認していく。

 

マス目に合わせて数字を書いていく。

そうすると、位取りを間違う事はない。

丁寧に数字を書くことが大切なのである。

 

皆、集中して真剣に取り組んでいた。

いつも言うことだが、速く解く必要はない。

ゆっくり、リズム良く解いていけばよい。

 

答よりも、途中の過程を重視するべきだ。

丁寧に解いて、正答率を上げることが重要である。

復習を重ねることで適正なスピードに落ち着く。

 

保護者様にお願いしたい。

「早くしなさい」は禁句である。

何故なら、雑になり、深く考えない子に成るからだ。

 

塾長は常に言う。

「ゆっくり落ち着いて解きなさい」

深く考えて、ていねいに解く子に育つからだ。

 

保護者様が「ゆっくりしようね」と声を掛ける。

塾長も「ゆっくりリズム良く解こうね」と声を掛ける。

そうやって育った子は自律神経が安定する。

 

交感神経と副交感神経のバランスが

整うことで、強いメンタルが養成される。

 

保護者様が「早くしなさい」と何度も言うと、

自律神経は崩れてしまい、勉強は出来るようにならない。

表情も次第に暗くなってしまう。

 

十分過ぎる位に気を付けてほしい。

親の言葉が、お子様の心の栄養分になっている。

良い言葉を掛けて育てられた子は、豊かな心に育つ。

 

 

宿題について

1.テキストの指定されたところまで仕上げる。

2.答え合わせをする(○、×だけつける)

3.間違った問題をノートに直す

 ①問題を書き写す

 ②式を書いて直す

 ③間違った原因を詳しく書く

 

小六の子たちは、『1.2.対称な図形』を行った。

詳しくは、生徒一人ひとりに伝えてある。

解法の過程を大切にする子は出来るようになる。

2023.4.4

『火曜日』

新年度、二日目の授業である。

今日が最初の授業である子もいる。

矢張り、新入塾の子はとても緊張している。

 

緊張感が和らぐ様、穏やかに話し掛ける。

 

一カ月もすれば、塾の学習に慣れる。

少しばかり大変であるかもしれない。

しかし、一生懸命に頑張ってほしい。

 

 

小六は初めての「理科、社会」の授業である。

1.テキストを音読する。

2.重要事項の説明を受ける。

3.問題演習を一緒に行う。

4.ドリル演習を各自行う。

5.間違い直しをノートに行う。

 

小六の理科、社会は少し進度が速い。

附属小学力テスト・期末テストが実施される為だ。

その試験対策を平常授業中、年内に三回実施する。

 

皆、とても集中して学習している。

授業を懸命に聞いて、良く理解している。

本当に素晴らしいことである。

 

家では復習して暗記していくとよい。

音読、書写、反復が大切である。

兎に角、手を動かすことが大切だ。

 

余裕が出てきたら、参考書の学習を行おう。

小学生新聞、歴史まんがは必須である。

 

 

中一は「国語、理科、社会」の授業である。

これら三科目は小学部の時、丁寧に指導している。

中学校で知識が新たに少し加わる程度である。

 

国語は辞書を活用して復習してほしい。

理科・社会は重要事項とポイントを伝えている。

各自、指定されたところを仕上げておくと良い。

 

 

中二は「数学、英語」の授業である。

『予習講座』でかなり先まで予習している。

中二は、予習講座の続きを行っていく。

 

数学は今週中に『連立方程式の利用』を終える。

来週は、『連立方程式のまとめ』を完成させる。

 

五月からは中間テスト対策へ入る。

中学生は連休中も塾の授業を行う。

 

これは、佐藤進学塾の伝統だ。

試験前だけ勉強して詰め込むのではない。

早くから、じっくり仕上げていくのである。

 

皆が遊んでいる間に丁寧に学習していく。

試験直前は完璧に仕上げて、早く寝る。

佐藤進学塾は健康面に最も気を付けている。

 

附属中の子は今年度、中間テストがない。

ということは、期末テストの範囲が広い。

拠って、連休中に中間テスト範囲を仕上げる。

 

いつも言うことだが、

『中二』で全力で頑張った子が高松高校へ合格する。

 

中三になってから慌てて勉強しても、

上位層に追いつくことは決して出来ない。

逆転など、絶対に起こらないという事である。

 

稀に、逆転に見える様な現象も起こる。

それをクローズアップして凄い事の様に紹介する人も多い。

日本人には、そういう逆転劇を好む人間が多い様である。

 

佐藤進学塾では、地に足を付けて丁寧に勉強をしていく。

中三では心の余裕をもって、笑顔で楽しんで勉強すればいい。

そうやって涼しい顔をして、中三を過ごす子が成功する。

 

般若の面の様な顔をして、寝る間を惜しんで

勉強している子が、栄冠を掴むことは意外にない。

残念なことだが、殆ど空回りばかりしているからだ。

 

佐藤進学塾の子は、中三でも普段通りに勉強している。

みんな、涼しい顔をして楽しそうに勉強している。

塾長も、副塾長も笑顔で穏やかに子たちへ声を掛ける。

 

私達も、その様な子たちに指導する事が楽しくて仕方がない。

2023.4.3

『緊張感』

新年度、最初の授業は緊張する。

生徒たちも、緊張していることが分かる。

特に、新入塾の子はすごく緊張している。

 

適度な緊張感は学習に良い影響をもたらす。

 

気が引き締まる思いとなり、

初心に立ちかえることが出来る上、

思いを新たに授業へ臨むことが出来るからだ。

 

 

小五は、初めての理科、社会の授業である。

1.テキストを音読する。

2.重要事項の説明を受ける。

3.問題演習を一緒に行う。

4.ドリル演習を各自行う。

5.間違い直しをノートに行う。

 

皆、集中して学習している。

授業を素直に聞いて、深く理解している。

素晴らしいことである。

 

家では復習して暗記してもらいたい。

余裕が出てきたら、参考書の学習を行うと良い。

地球儀、日本地図、世界地図は必須である。

 

 

中一は、数学、英語の授業である。

『究極の先取り講座』で既に一通り指導している。

平常授業ではレベルの高いテキストで応用問題演習を行う。

 

家では復習して理解を深めてもらいたい。

余裕が出てきたら、参考書の学習を行うと良い。

 

中一は、凄くレベルが高い。

今から、三年後がとても楽しみである。

楽しんで、塾の高度な学習へ取り組むと良い。

 

いつも通り、集中して授業を受けていた。

初めてのスピーチもなかなか上手だった。

 

 

中三は数学、英語の授業である。

『予習講座』でかなり先まで予習している。

中三は、その続きを行っていく。

 

数学は今週中に『平方根』を終える。

来週は、『二次方程式』を完成させる。

 

五月からは中間テスト対策へ入る。

中学生は連休中も塾の授業を行う。

 

これは、佐藤進学塾の伝統だ。

試験前だけ勉強して詰め込むのではない。

早くから、じっくり仕上げていくのである。

 

皆が遊んでいる間に丁寧に学習していく。

試験直前は完璧に仕上げて、早く寝る。

 

これだから、高松高校へ皆合格する事が出来るのだ。

 

来週より、修学旅行実施となる。

その期間は、少し変則で授業を行う。

 

さて、中三の子たちの通知表評価が出揃った。

「素晴らしい!!」

 

『5・5・5・5・5・5・5・5・5』

オール5を取って、笑顔の子も多くいる。

 

安心して受験に向けて学習を進めていくことが出来る。

2023.4.2

『体験記』

高松高校の合格体験記を更新した。

トップページから入って読む事が出来る。

親子でぜひ読んでほしいと思う。

 

生徒たちの正直な気持ちが書かれている。

高松高校合格までの一人ひとりの軌跡が描かれている。

栄冠を手にした子たちの真摯な想いが伝わって来ることだろう。

2023.4.1

『新年度』

新たに入塾する子は緊張していることだろう。

佐藤進学塾、一連の流れを伝えておく。

 

先生「こんにちは」

生徒「こんにちは」

笑顔で気持ちよく挨拶をする。

 

靴を並べてから教室へ入る。

生徒「お願いします」

先生「はい、どうぞ」

 

静かに荷物を置いて、筆記用具を準備する。

授業が始まるまでは、指示に従って学習する。

15分程ウォーミングアップして授業を開始する。

 

テキストを机に真っすぐ置いて、姿勢を正す。

テキストは左、ノートは右に並べる。(右利きの子)

先生の話を、先生の目を見てしっかりと聴く。

 

「ここは、こうしてくださいね」

指示を受けた時は、うなずいてから

「はい。ありがとうございます」と言う。

 

「ここまで、理解出来たかな」

と言われた時は、

「はい」と元気良く返事をする。

 

もし、分からない時は

「ここが、よく分かりません」

と遠慮なく聞けばいい。

 

授業終了時に、私たちが

「ありがとうございました」と言う。

生徒のみんなも、

「ありがとうございました」と元気にかえす。

 

在塾生はいつも通りに来ると良い。

もし、新入塾の子が困っていれば声を掛けてほしい。

また、初心に戻り、一生懸命頑張ってほしい。

 

では、みんな元気に通塾してくることを待っている。

前向きな優しい子ばかりだから、安心して勉強出来る。

静謐な学習環境を守っているので、集中して勉強出来る。

2023.3.31

『信頼』

成績が伸びる子は信頼関係を築く事が上手だ。

塾長⇔生徒⇔保護者様の形で信頼関係が出来ている。

 

「母が、こういう風に言っていました」

「『ありがとう』と伝えておいてね」

 

「父も、先生と同じことを言っていました」

「大切なことは誰が考えても同じだよ」

 

保護者様から手紙やメールを頂くことも多い。

「子どもがとても喜んでいて、私もうれしいです」

「勉強が楽しいと言っているので安心しています」

「先生の話がとても面白いそうで、少し羨ましいです」

 

信頼関係がうまく築けているな、と感じる。

 

この様なお子様は、とにかく表情が明るい。

勉強へ前向き且つ積極的に取り組んでくれる。

 

成績は上がる時があれば、少し下がる時もある。

 

その様な時に、

「先生を信じて、勉強を続けなさい」

 と自信を持って言って下さる。

 

成績が少し下がっても、親子共に一喜一憂する事はない。

 

正しい勉強を続けている間に、再び成績は上がり始める。

「諦めずに、良く頑張ったね」

 と笑顔で声を掛けてくださる。

 

信頼関係が出来ている証拠である。

 

今年も、多くの子が合格を手にした。

成績が安定せず、悩んだ子もいた。

 

「先生、合格しました」

「よかったね」

 

「最後まで、先生を信じていました」

「ありがとう」

 

「親も、『佐藤先生の言う通りにしなさい』と言っていました」

「親御さんにもお礼を言っておいてね」

 

「はい、わかりました」

「本当に良かったね」

 

十人いれば、十通りの悩みがある。

それに寄り添うことも、私の役目だと思っている。

 

一見、全てが順調に見える子でも悩みを抱えている。

それを乗り越えて成長していく子は信頼関係が出来ている。

保護者様が、私とお子様を心の底から信用して下さっている。

2023.3.30

『手伝い』

「毎日、お風呂掃除をしています」

「母と一緒に夕食を作っています」

「小さい弟の勉強を見てあげています」

 

勉強が出来る子は家の手伝いをしている。

それには、以下三つの理由があるからだ。

 

1.自立する力を養うことができるから

2.責任感や自己肯定感が育つから

3.段取り力や行動力が身につくから

 

逆に言うと、これらが身に付いていないと、

いくら勉強しても結果は出ないということだ。

 

「先のことを予測しながら行動する」

手伝いは意外と高度な思考が必要になる。

それが、手伝いをすることで自然と鍛えられる。

 

「夕食の準備の場面」で考えてみる。

料理の出来具合いを見て様々な準備をする。

 

1.テーブルの上を片付ける。

2.テーブルをふきんで拭く

3.家族の皿や箸を用意する

4.全員のご飯を茶碗によそう

5.皆の出来た料理を並べる

6.食事後の皿をきれいに洗う。

 

どの様に工夫すれば、効率良く出来るか。

どの様に行えば、早く正確に出来るのか。

 

考えながら、取り組む事に拠り、

先を見通す力や思考力が身に付く。

 

同時に、早く正確に作業を行う為の

コツや感覚を得ることが出来る。

 

何より、家族間のコミュニケーションを深められる。

「ありがとう」

感謝されることで、人に喜ばれることを知る。

 

こういう子たちは、段取り良く勉強出来る。

手伝いをする時、段取りを考えているからだ。

段取りがいいから、要領良く勉強を進める。

 

また、人の気持ちを察して行動する事が出来る。

困っている人がいると、すぐに手を差し伸べる。

相手が喜ぶことを、手伝いを通じて学んでいるからだ。

 

手伝いをする子は、ある行動で見抜く事が出来る。

 

塾へ来た時、気持ち良く挨拶をする。

脱いだ靴をていねいに並べてから教室へ入る。

鞄をそっと置いて、静かにテキストを取り出す。

 

一つひとつの所作が、静かで美しいのである。

全ての動作が、人のことを考えたもので優しい。

これらが出来ている子は、勉強が要領良く出来る。

2023.3.29

『掃除』

塾は常にピカピカである。

隅から隅までピカピカである。

庭も、教室もピカピカである。

 

東側は全面ガラス張りである。

庭の芝生が、光輝いて見える。

だから、気持ちよく勉強出来る。

 

塾の備品は上質なものを最小限配置している。

生徒は素直な美しい心の子たちの集団である。

だから、集中して勉強出来る。

 

永源寺の高僧が言っていた。

「掃除をすることは自身の心を磨くことである。

 無心になって掃除をすれば、心が美しくなる」

 

塾長は日々、心を磨く努力をしている。

生徒たちも、心を磨く努力をしている。

それを怠ると、謙虚さをなくしてしまう。

 

素晴らしい人間は間違いなく謙虚である。

謙虚さを大切に、日々問題点を解決していく。

そして、佐藤進学塾を最高の塾へと変えていく。

 

佐藤進学塾の教室は驚く位に明るい。

静謐と言う言葉があてはまる学習空間である。

2023.3.28

『笑顔』

笑顔の子は、心も表情も明るい。

こちらも、明るい気持ちになる。

笑顔の子は笑顔の友人にいつも囲まれている。

 

だから、益々、笑顔に成る。

 

笑顔の子は保護者様も必ず笑顔である。

だから、家庭がとても明るい。

家庭が明るいから、益々、笑顔に成る。

 

笑顔の子が発する言葉は肯定的である。

「がんばります」「やってみます」「挑戦します」

前向きかつ肯定的な言葉が飛び出してくる。

 

大変なことが有っても、

「ピンチはチャンス」と前へ進んでいく。

結果、以前よりも高いステージに上がっていく。

 

佐藤進学塾塾長は笑顔である。

「たまに、こわい顔をする時がある」という噂もあるが…。

たぶん、生徒さんの勘違いであると思われる。

 

笑顔の子は何をやっても上手くいく。

笑顔を意識するだけで、全てのことが上手くいくのである。

家族みんなも笑顔でなければならないことは言うまでもない。

2023.3.27

『姿勢』

テキストを机に真っ直ぐ置く。

机と自分、自分と椅子の間に、こぶし一つの空間をあける。

ひじはつかず、背筋をスッと伸ばす。

 

これを意識すると姿勢は美しくなる。

 

入塾時、姿勢が美しい子はあまりいない。

しかし、たった一回伝えるだけで美しく直す子がいる。

 

一ヶ月くらいで、美しく直っていく子がいる。

一年くらいかかるものの、美しく直る子もいる。

 

素直な気持ちがあれば、姿勢は必ず美しくなる。

姿勢が美しくなるまで、成績はあまり上がらない。

 

「あっ、この子、姿勢が綺麗になったな」

 と思った時、不思議な位に成績が上がりだす。

 

生徒の姿勢と成績の相関関係は高い。

 

「この子、姿勢が100点だな」

 と思う様な子はテストも100点を取って来る。

 

これは事実である。

 

 

実は、昨年度、国立中三年の子が、

最後の二学期期末テスト『総合一位』だった。

終始、学習時の姿勢が抜群に綺麗であった。

 

もう一人、良く頑張っていた子がいた。

同じく国立中三年の子で『総合四位』だった。

姿勢はお世辞にもきれいとは言えなかった。

 

一位と四位、いずれも素晴らしい。

しかし、その僅差が姿勢に表れる。

その理由については、またの機会に述べたい。

2023.3.26

『最初』

「最初が肝心である」

 

四月は新年度の始まりである。

学校が、新たに始まる。

塾も、新たに始まる。

 

すべての『最初』を大切にする子は、

これからの一年間を充実して過ごす事が出来る。

 

先生の話をしっかりと聞こう。

学校でも、塾でも、何処でも指導者の話を、

一言一句もらすことなく聞くことは大切だ。

 

各所から配布される書面はしっかりと読もう。

時間をはじめ、決まりごとを守る様にしよう。

書面の文面を正確に読み込むことは重要だ。

 

これからしばらくの間、このブログでは、

新年度の大切な心構えを書いて伝えていく。

真意を読み取り、素直に実行していくとよい。

 

素直に行う子は、勉強が必ず出来る様に成る。

2023.3.25

『教材』

新年度の教材が届いた。

十箱以上の箱が詰まれる。

早速、テキストの検品を行う。

 

まず、箱からすべての教材を取り出す。

学年、教科別に丁寧に並べていく。

本体、解答、単元テストをセットにする。

 

生徒数とテキスト数を照合していく。

テキスト類に不備がないかを確認する。

 

今年も、素直で前向きな生徒たちが

受講してくれることを心から嬉しく思う。

 

生徒の顔を思い浮かべながら、

一人ひとりのテキストを準備していく。

 

まっさらなテキストは気持ちいい。

これらが、子たちの脳と心の糧となっていく。

新年度の新たな指導が、とても楽しみである。

2023.3.24

『春休』

春休みにやるべきことがある。

 

1.前学年テキストの総復習

2.一年間の全テストの復習

3.春期講習学習内容の復習

 

これらをていねいに行うことで、

安心して新学年を迎える事が出来る。

 

特に、受験生はしっかりと行うべきだ。

上位層の受験生は夏休みに本気で勉強する。

ところが、春はそこまでやる子は少数派である。

 

ここで、差をつけるのである。

いつも言うことだが、あとで逆転はない。

 

先にやるべきことをやって、

問題点は改善しておくと良い。

学習に対して、自信を持つことが出来る。

 

この自信が勉強を継続する原動力となる。

春休みに復習することを大切にするとよい。

2023.3.20

『講習』

新年度、春期講習が始まった。

 

小五は『発展問題演習』に取り組む。

様々な発展問題に挑戦する。

同時に春期テキストで総復習を行う。

 

小六は『新中一予習』の終盤である。

数学は平面図形を演習している。

空間図形を行い、一通り終了する。

 

中一は『新中二予習』である。

数学は連立方程式の計算を終えた。

方程式の利用を行い、連立方程式を仕上げる。

 

中二は『新中三予習』である。

数学は平方根に入った。

平方根の計算をすべて完成させる。

 

さて、中学生は三学期通知表評価が出始めている。

高松高校入試の内申点となる大切な評価である。

 

学年末テストに向けて、皆全力で取り組んだ。

その結果、納得出来る結果が次々と出ている。

オール5に近い子もたくさんいる。

 

みんな、本当に良く頑張ったと思う。

これからも安心して勉強を続けることが出来る。

新年度がとても楽しみである。

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